スパルタクス

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赤のバーサーカー
真名 スパルタクス
外国語表記 Spartacus
性別 男性
身長 221cm
体重 165kg
特技 受け
好きな物 逆転
苦手な物 一切の反撃を許さない波状攻撃
天敵 圧制者
出典 史実
地域 ローマ
属性 中立・中庸
一人称
二人称 お前 
三人称 彼/彼女
声優 鶴岡聡
デザイン 近衛乙嗣
寺田克也(原案)
設定作成
Apocrypha
虚淵玄
Grand Order
東出祐一郎
虚淵玄
イメージカラー 濃い灰色
レア度 ☆1
初登場作品 Fate/Apocrypha
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概念

狂戦士」のサーヴァント

略歴
Fate/Apocrypha』では「赤」のサーヴァントとして召喚されたが、赤のキャスターに唆され、ミレニア要塞に単独で突撃し、多くのゴーレムやホムンクルスを葬る。
だが黒のライダーの宝具によって足を潰され、ゴーレムに拘束された状態で黒のランサーの攻撃を受け、満身創痍の状態で「黒」の陣営に捕獲されてしまう。
その後黒のキャスターにマスター権を移し替えられ、特に何の葛藤もなく「黒」のサーヴァントとして戦場の中心地に突撃、赤のアーチャーに襲い掛かる。そして、前回の戦いのダメージ分も含めた宝具「疵獣の咆吼」の効果が暴走し始め、異形の姿となって猛威を振るった後、最大出力で宝具を解放。一撃で戦場を更地に変えミレニア城塞を半壊させるも、既に肉体は限界を迎えていた。
痛みに耐え続け、圧制者達に生涯最高の一撃を打ち込んだ事への幸福を感じながら、笑って息を引き取り、「赤のサーヴァント」最初の脱落者となった。
Fate/Grand Order』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』ではマスターを持たないはぐれサーヴァントとして西暦60年のローマに召喚される。
圧制者(皇帝)が山のように居る連合ローマ帝国、彼の習性(?)を理解している相方の存在等の諸々の事象がかみ合った結果、ネロの軍の客将として行動している。
最終盤では王宮近くで呂布と共に大暴れを繰り広げたが、聖杯を取り込んだアルテラの宝具を食らって前線離脱を余儀なくされた。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅡの座を統括する情報室フラウロスと交戦する。
人物
青白い全身に数え切れないほどの傷跡を持つ、筋骨隆々とした戦士。
相手の攻撃を全て受けきってから反撃するプロレスラーのような精神構造の男。彼のスキル『狂化』ランクEXであるが極めて高度な言葉を流暢に喋り、一見して理性があるかのように見える。しかし、文章ごとに切り抜いて見れば意味の通る文章を喋っていても、会話の文脈と何の関係もなく「圧制者への叛逆」に関する事のみを喋るため、全体的に見ると会話は成立しない。
ただ会話が成立しないだけで理性が無い訳ではなく、慣れた者ならその支離滅裂な会話からある程度スパルタクスの感情や思考を読み取る事ができるらしい。
しかし、彼の考えを読み取る事ができたとして、彼は”常に最も困難な選択をする”という思考で固定されているために、マスターの命令や周囲の指示を全く聞かず、令呪ですら2画消費しないと効果を発揮しない。つまり、一回しか命令を出せない。
また、信念のためならマスター殺しも辞さない上に、マスターが「高圧的」「居丈高」になったり、命令と称して強引な、彼にとって不満な行為を行ったのならば反逆をする事もある。
ただ、叛逆者を除けば、その態度は意外にも紳士的。戦闘に対する執着もなく、富や名誉にも一切に興味を持たない禁欲的な一面を持つ。
たとえ為政者の催しであったとしても、それを楽しむ人々がいるならば存在を否定しない。
虐げられる者たちのために戦い続けた紛れもない英雄だが、戦闘中もずっと微笑を絶やさないため、敵味方問わず不気味がられ、恐れられている。
聖杯を求める確かな動機はなく、ただ戦いの場に赴くことだけを悲願する。被虐者を救済し、加虐者に反逆することだけを志すに彼にとって、戦場こそ弱き者と強き者しかいない場所であり、常に求めてやまない苦痛と試練に満ちあふれた場所なのである。
『Grand Order』では、「風呂の湯に浸けておけばおとなしくなる」という驚愕な一面が語られた。
能力
武器は小剣(グラディウス)で、強烈な衝撃波を生み出すほどの重い斬撃を放つ。
また3メートル近いゴーレムを苦も無く放り投げ、素手で木っ端微塵に砕くほどの怪力を誇る。
だが彼の最大の武器はその驚異的なタフネスであり、斬られても、殴られても、相手の攻撃を必ず受けてから反撃に移る。
さらに複数の敵をまとめて抱え込み、スープレックスによって粉砕するなど、戦い方もプロレスラーそのものである。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー - A EX D E D C 狂化:EX 被虐の誉れ:B
主人公 (Grand Order) A EX D E D C 被虐の誉れ:B→B+
不屈の意志:A
剣の凱旋:B

宝具

疵獣の咆吼(クライング・ウォーモンガー)
ランク:A
種別:対人(自身)宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人
常時発動型の宝具。伝説が昇華されて宝具化したタイプ。バーサーカーのクラスで召喚された場合とセイバーのクラスで召喚された場合で宝具の使用法が異なる。
バーサーカーのクラスで召喚された場合は敵から負わされたダメージの一部を魔力に変換し、体内に蓄積して貯められた魔力はステータス強化と治癒能力の増幅などに転用され、傷つけられれば、傷つけられるほど強くなる。魔力への変換効率は彼の体力が減少するほどに上昇する。
『Fate/Apocrypha』で召喚された際は聖杯大戦という形態によって現世との繋がり、因果線が複雑だったためか変換効率が暴走している。
この場合、首を裂かれようが、全身を切り刻まれようが、即座に再生するので決して戦闘を止めず、痛みも全く意に介していない。もし瀕死まで傷めつけられたならば、眼前のすべてを破壊して余りあるほどの膨大な魔力を溜め込み、一撃で聖杯大戦に決着をつける可能性すら存在する。チャージが溜まってくると、巨大化し始め、傷ついた部分が腫瘍のように盛り上がるようになる。そして、最大まで高まると完全に異形化する。この状態となると三画も令呪を使用しても効果がなくなり、完全に制御不可能となる。
腕は8本に増え、内三本はまるで蛸足のように骨が無く、振るえば鞭のようにしなり岩盤を一撃で粉砕する。脚は自重が二本では最早支えきれないほどの重さとなっているので、昆虫のような副脚が大量に生え、重みを分散している。頭は首にめり込み、肩口からティラノサウルスの持つような上顎と下顎が突き出し、眼球も肩と首と腹部に存在し5つに増えている[1]
また凄まじい量の魔力を帯びているため、ただの物理攻撃によって砕けた大地の破片ですらサーヴァントへの殺傷力を帯びるレベルで魔力に侵され、回避が非常に困難となっている。チャージ量最大で力を解放した場合、地形を変えるほどの威力を持った光の奔流によって戦場を薙ぎ払い、一撃で周囲一帯が更地と化した。
セイバーのクラスで召喚された場合は、相手の攻撃に耐え抜くと体力や魔力を回復し、次以降の同じ攻撃を無効化するか、もしくは反射するというものになるらしい。
愛は爆発する(バレンタイン・トリーズナー)
『Grand Order』のバレンタインイベント『チョコレートレディの空騒ぎ』のストーリー中で敵として登場した際の宝具。
基本的な性能面は『疵獣の咆吼』と変わらない(どころか異様に威力が低い)のだが、この戦闘限定のスキル「フルチャージ」によって一ターン目からぶっ放してくる。

真名:スパルタクス

スパルタクス。トラキアの剣闘士にして、第三次奴隷戦争の実質的な指導者。紀元前二世紀~一世紀の人物。
仲間と共に剣闘士養成所から脱走した彼は叛乱軍を編成し、たちまち彼の下へ他の剣闘士や奴隷が集結し、大軍となった。
第三次奴隷戦争において彼は戦闘経験に乏しい奴隷や、子供と老人といった、ほぼ烏合の衆に過ぎない反乱軍を指揮し、強力なローマ軍に連戦連勝した。
その人望や戦争指揮能力は卓越したものであったが、それ以上に彼が人望を集めた要因は"必ず逆転によって勝利する"英雄だったこと。
反乱軍の兵士にとって戦況が絶望的であればあるほど、その先にある勝利は確かなものだったと信じていた。
その反乱もローマが大軍を編成したことで最終的に鎮圧され、スパルタクスも討たてしまった。
だが、反乱が鎮圧された時も死ぬまで戦い続けた戦士の名は虐げられた人間の希望として歴史に刻まれた。
なお、彼の遺体が戦場のどこにも残らなかったのは、一説によると戦いの激しさのあまりズタズタに切り刻まれたことによるが、定かではない。

関連

第三次奴隷戦争
共和政ローマ期に起こったローマ軍と反乱軍による戦争。三度起きた奴隷戦争の中で最後にして最大規模のものであった。
首謀者がスパルタクスであることから「スパルタクスの反乱」とも言われる。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Apocrypha
「赤」のサーヴァントとして登場。
Fate/Grand Order
低レアの☆1サーヴァントとして稼働初期から実装。生存力と火力に極振りしたスキル構成やそれなりに強力な全体宝具を持っているので鍛えると強い。
ストーリーでは第一章の第二特異点で登場。ネロの軍の客将として、ローマ連合帝国と戦っている。

Fate関連作品

カプセルさーばんと
さーばんとの一匹。
体力が高いが、移動しない上に本人からは攻撃しない。攻撃されて初めて威力の高い攻撃を返す。
コスト:600 / 戦闘力:A / 突破力:A+ / 移動力:- / 体力:A++ / 忍耐力:EX / リキャスト:B

その他

TMitter2015
インペリアルローマプロダクション所属のプロデューサー。
皇帝(しゃちょう)に叛逆するため、彼女以上のアイドルを探して町を徘徊する。
ちびちゅき!
陸上部所属。マッスルトリオの一人。

人間関係

Fate/Apocrypha

赤のアーチャー
「笑うていたな」
彼女の再三に渡る警告を無視し、敵地に突撃してしまう。見捨てずに説得しようとしていたが、戦闘中も微笑みを絶やさない彼にはドン引きしている。
赤のライダー
「……笑っていたな」
戦うことだけを思考している生物、とアーチャーと違い彼に早々に見切りを付けている。やはり微笑み続ける彼に不気味さを感じている。
赤のセイバー
ジークと戦っていた彼女に対して嬉々として襲いかかる。直前の「騎士王に対する不敬だ」という言葉で王認定したのだろうか。
黒のランサー
「圧制者」と見なして戦いを挑む。彼の気高い叛逆の精神に敬意を表し、満身創痍の状態に追い込み捕獲する。
黒のキャスター
捕縛された後、新たなマスターとなる。
……だが、自分が現界し続けるための隷属であり、ギブアンドテイクの関係に近い。
ルーラー
聖杯大戦における最高権力の圧制者と見なし、自らを現世に留めるための魔力まで注ぎ込んだ生涯最高の一撃を叩き込まんとする。
デムライト・ペンテル
漫画版で正式決定した本来の赤のバーサーカーのマスター。

Fate/Grand Order

ブーディカ
第二特異点において、共にネロの軍の客将としてコンビを組んでいる。時代は違えど、ローマに逆らった者同士。
ブーディカは彼の発する支離滅裂な言葉から彼の感情や思いを読み取れるらしく、それなりに良好な関係だった模様。
なお、あくまでローマ出身であるためゲーム的には彼女のローマ特攻の対象になる。

TMitter2015

ネロ・クラウディウス
所属するプロダクションの皇帝(しゃちょう)。彼女に叛逆すべく、対抗するアイドル候補を探している。
エリザベート=バートリー
街角で見かけたアイドル候補生。ネロに対抗できる逸材と見て勧誘するも、怪しさ大爆発な姿だった為にドン引きされた。

名台詞

Fate/Apocrypha

「―――さあ、圧制者よ。傲慢が潰え、強者の驕りが蹴散らされる刻が来たぞ!」
VS黒のライダーの際のセリフ。彼にとって「敵」とは、「圧制者」と同義らしい。
圧制者はおろか、執政者の要素が皆無なライダーにも言ってしまうあたり、やはり彼は狂っている。
「ははははは。これはいい、これは素晴らしい。
 雲霞の如き敵兵、そして我が身は満身創痍。
 ああ、これでこそ――勝利するときの凱歌はさぞや叫び甲斐があるだろう!」
足を潰され、全身をゴーレムが覆っていても彼は笑い続ける。
絶望的な戦況から逆転を繰り返してきた彼は如何なる苦痛を与えられても、勝利を信じて戦い続ける。
雄々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々オォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ———!!」
異形化し小山と同じ位の巨人となったスパルタクスが放つ、極大の咆哮。
「大丈夫。ほら傷口も笑ってる」
『Apocrypha』がオンラインゲームとして企画されていた時に考えられていたサンプル台詞の一つ。
キャラクター設定を担当した虚淵氏が最もお気に入りの台詞であり、「どんな声優さんが言ってくれるのだろうか」と非常に楽しみにしていたそうだが、企画自体がお蔵入りとなったことで残念ながら声がつくことはなかった。
また、彼にボイスがついた『Grand Order』でもこの台詞は採用されていない。

Fate/Grand Order

「バーサーカー、スパルタクス。さっそくで悪いが、君は圧制者かな?」
召喚時にいきなり吐くセリフ。彼の危険性が端的に表れている。
「マスター! 圧制者ではないが、いずれ圧制者となるべき宿命を持つ者よ!」
個別クエストにて。他のセリフにおいても、倒すべき圧制者がいる限りは運命共同体として従うが、最終的にはマスターにも反逆することを窺わせる。
「嫌いなもの? 圧制者とは永遠に相容れることはない 死ぬがよい」
マイルーム会話にて、嫌いなものを聞かれて。当然の返答だが、最後に憎しみを込めて「死ね」のダメ出し。果たして誰に向けたものであろうか?
「おお圧制者よ! 汝を抱擁せん!」
「さあ、愛を受け取り給え!」
戦闘時の攻撃台詞。この他自分の叛逆を圧制者への「愛」と表現している節があり、怪しさが『Apocrypha』時代より数段上がっている。
「チョコレートは圧制。」
『チョコレートレディの空騒ぎ』より。ティーチに召還されて主人公たちの前に立ち塞がる。バレンタインの起源はむしろ圧制への抵抗だったのだが、チョコは商業戦略の産物であるが故の圧制認定と考えられる。彼にそんな理屈を求めるだけ無駄かもしれないが。
「この手枷は圧政の象徴。されど圧政はいつか叛逆されるもの。即ち、この手枷を破壊することこそ、反逆への第一歩。私が共に叛逆しよう。さあその手枷を打ち壊し、共に叛逆を!」
スパルタクスからのチョコのお返しの際の台詞。マスターに手枷を付けながら叛逆を促してくる。なんとか手枷を壊した後はいつもの笑顔で足枷のおかわりを持ってくるのだった・・・

メモ

  • 虚淵氏曰く「ほがらか抱擁系マゾヒスト」。
  • 高潔な彼は圧制者からの略奪品を反乱軍に平等に分配し、金銀の個人的な所有を禁じていた。また市民への無用な暴行や略奪といった逸脱行為を禁じ、彼の軍は、反乱軍でありながら非常に規律正しかったという。
    • 財産を平等に分配した行為は、18世紀頃に拡大した啓蒙運動や社会主義運動の中で神格化され、とりわけカール・マルクスはスパルタクスを「古代社会主義運動の真の代表者」と評して絶賛している。
  • バーサーカーとして召喚された彼の思考は「叛逆」にのみ割かれており、なおかつ狂化によってマスターとの意思疎通も不可能。そのためマスター殺しも辞さないサーヴァントとなっており、『Fate/Apocrypha』の世界では「召喚したら敗北確定」のサーヴァントと呼ばれている。
    • 実際には、叛逆すべきマスターとは弱者を糧にする者であって、彼は積極的にマスターに反乱する訳ではない。マスターとの意思疎通こそ不可能なものの、マスターが圧制者かどうかの判断はできるため、まっとうな魔術師ではない、たまたま巻き込まれてしまったマスターであれば敗北するまで共に戦うことも十分可能。弱者として他のサーヴァントに挑む者や、何処ぞの赤毛の少年などとは常に格上との、そして自己との戦いを行う点で相性が良いらしい。
    • もちろん、叛逆されないからといって聖杯戦争を勝ち抜けるかどうかはまた別の話なのだが。なお、わずかでもマスターが「マスターらしい」態度を見せれば、途端に彼は喜び勇んで叛逆を企てるので、油断ならないことに変わりない。
  • 可能性は低いがセイバーとして召喚される場合もある。しかし、その場合はマスターに叛逆する可能性がバーサーカー時よりも更に高い。いっそこのこと、何も知らない子供がマスターに選ばれたほうがまだ勝ちの目が見えてくるかもしれないという。
  • オンラインゲーム版でのキャラ設定を行った虚淵玄は、
    「虐げられないと燃えない→窮地に陥らないと反撃しない→ゆえに勝ち目のある戦略を受け付けない→マスターの言う事を聞かない→故にバーサーカー、といった大変困ったサーヴァントとして彼を選んだプレイヤーを悪戦苦闘させる腹積もりだった」
    と発言している。だがその一方で、専守防衛&不殺を旨とする善玉主人公ライクな方針のマスターならば意外と相性が良いかもしれないとも分析している。
  • 「大帝国にほんの十数名で叛乱を引き起こし戦力を瓦解させること無く奮戦した指揮官」「闘技場と戦場で闘い抜いた熟練の剣士」「ぎりぎり神代にならないくらい古い史実の英霊」である為、経歴だけ見ると戦力や燃費等もそう悪くないように見える辺り、余計に質が悪いとも言える。
    • とはいえ、奴隷解放の先駆者である彼をサーヴァント(奴隷)として喚ぶと言うのが……。

脚注

  1. 完全に人間としての外見からは逸脱しており、アニメ版の次回予告でもアストルフォに「TとかGとか付くウイルス案件」とツッコまれていた。

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