ボイジャー (Grand Order)

提供: TYPE-MOON Wiki
2020年6月28日 (日) 17:00時点における (トーク | 投稿記録)による版 (→‎メモ)
ナビゲーションに移動 検索に移動
フォーリナー
真名 ボイジャー
外国語表記 Voyager
性別 男性
身長 127cm
148cm(第三再臨時)
体重 26kg
40kg(第三再臨時)
出典 Fate/Requiem、史実
地域 北米・アメリカ合衆国
属性 中立・善
声優 井口裕香
デザイン NOCO
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Requiem
テンプレートを表示

概要

「降臨者」サーヴァント

略歴
人物
能力

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
フォーリナー  主人公 (Grand Order) A+  B A 領域外の生命:C
単独航海:A
文明接触:D
星の航海者:A
スイングバイ:A
最果ての加護(宇宙):B

宝具

遥か青き星よ(ペイル・ブルー・ドット)
ランク:B
種別:対星宝具
レンジ:0~999
最大捕捉:―――人
1990年に探査機ボイジャー1号が地球から60億キロメートルの彼方から撮影して地球に送信した写真。
あまりの遠さに地球はほんの0.12ピクセルの青い点にしか映らなかったが、そのわずかな点の中に、彼を創造して送り出した全ての人々が生きている。
『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な〔天の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv]+味方全体のNPを増やす&味方全体の〔今を生きる人類〕(一部の疑似サーヴァント、デミ・サーヴァントなど)のNPを少し増やす」という効果を持つQuick属性の全体攻撃宝具。
第1~第2再臨と第3再臨以降とで宝具演出が変わる。第2再臨までは『星の王子様』をイメージした演出だが、第3臨以降ではボイジャーの旅路を辿る演出となっている。
「今を生きる人類」とは、ボイジャーの活動と同年代に生きて地上に存在している人間のこと。サーヴァントの中で言えば実際に生きる人間であるマシュの他、そういう人間を依り代にした疑似サーヴァントが該当するが、「今を生き」ていても人類でない存在は対象外だったり、同じ人間を依り代にしているサーヴァント同士で対象だったりそうでなかったりする。

真名:ボイジャー

探査機ボイジャー。1977年にアメリカ合衆国フロリダ州から打ち上げられた、NASAの無人惑星探査機。
火星・金星・水星の探査機計画「マリナー計画」の後継にして、木星以遠の惑星が特定の位置関係になる百数十年に一度の好機を利用しスイングバイを多用して冥王星付近まで到達することを目的とした「ボイジャー計画」で作られた探査機。
木星、土星、天王星、海王星[注 1]と言った惑星に実際に接近して様々な新発見をし、その後は太陽系を飛び出して星間空間を飛び続けている。
しかし彼は「一人の英雄」と見なされるに足る偉業を成し遂げたとは言え、元来は生き物ですらない無機物である。それがマスターとの意思疎通を図り聖杯戦争を勝ち抜くために人の姿を求めたところ、人の姿を得るという奇跡と引き換えに、本来聖杯から与えられるはずの様々な知識が欠落した無垢な状態で現界した。
様々な言語を解するが、その会話はたどたどしく語彙も少ない。肉体は8歳前後の何の変哲もない少年で頑強とは言えない。このようなアンバランスな存在として、彼は人の姿で召喚に応じる事ができた。
なお彼の外見は、彼が自己を確立するのに大きな影響を及ぼした最初のマスターの主観が大きく関わっている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『Fate/Requiem』コラボイベント「Fate/Requiem 盤上遊戯黙示録」開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係

Fate/Grand Order

宇津見エリセ (Grand Order)
『Fate/Requiem』におけるマスターがサーヴァントになった存在。
マスターとサーヴァントという関係ではなくなったものの彼女の事は相変わらず大切に思っている。……が、それはそれとして「手のかかる姉、いや自分が年上かもしれない」「棘だらけで水をあげるにも苦労する薔薇」と若干酷いことを思っていたことが明らかになった。
オリオン
「おらいおん」と英語読みで呼び掛けており、肩に乗せてほしいと頼んでいる。オリオン座関連の縁であろうか。
ケイローン
「せんとーる」と英語読みで呼び掛けており、打ち上げられたときに力を借りたような感覚を持っている[注 2]
イアソン
「じぇいそん」と英語読みで呼び掛けており、向こうからも「船なら良い船長を見つけろ」と言われる仲。
星座にはかつて、「アルゴー座」というイアソンが指揮した船を表す星座があったが、あまりにも巨大な星座となってしまったため「竜骨(キール)座」「艫(スターン)座」「帆(セイル)座」「羅針盤(コンパス)座[注 3]」に分割された。
それらのα星であるカノープスは、ボイジャー(に限らず多くの宇宙探査機)が地球への通信アンテナを向けるさい、太陽と合わせた三角測量で座標を割り出すための目印になっているため、ボイジャーにとってはもはや見ること叶わぬ故郷の場所を伝えてくれる大切な道標であり、全天の星たちの中でもとりわけ縁深い。[注 4]
トーマス・エジソン
敬意を払う相手。カルデアでは見かけたら必ず敬礼し、ゲーム内秋葉原でも最初に出会った時から主人公以外で駒を触る事を拒否しない等、非常に懐いている。
エジソン個人に対してなのか、歴代大統領を含めた「アメリカの体現」に対してなのかは明言されていないが、「あのひとの負けん気・冒険心・見栄から僕は生まれたようなもの」「そしてそれらを最後まで捨てなかった人だから僕は敬意を払う」と、彼の人格の全てに対して強くリスペクトしている。
ちなみにボイジャーは原子力電池を電源とした『直流』で動作しており、エジソンにとってはまさに我が子とも言えるだろう。
イヴァン雷帝
象のサーヴァントというのは珍しかったのか「ぞうはつまなきゃ」と「星の王子様」ネタを振っていた。
セミラミス
『Fate/Requiem』とのコラボイベントでは毒を使う彼女に目を輝かせて懐きまくっていた。
坂田金時
『Fate/Requiem』とのコラボイベントでは「ゴールデン」な彼に対してエリセが嫉妬する勢いで非常に懐いていた。
ゴールデンがもともと子どもたちのヒーローであることを前提としている英霊であるため子供の姿と精神性であるボイジャーとは相性がいいのもあるが、「金髪碧眼」「金色の装備を身に着けている」などの共通点も多いため「ちょっぴり、おそろい?」とボイジャーも発言した。
エミヤ〔オルタ〕
『Fate/Requiem』とのコラボイベントでの同行者の一人。彼を「いいひと」と見なし、彼相手では珍しく良い間柄であった。

名台詞

「あい、あすく、ゆー。」
「あー、ゆー、まい、ふれんど?」
『『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録』より。主人公達を不可思議な遊戯へと誘う星の航海者の問いかけ。その言葉に、主人公は躊躇うことなく「もちろんシュア!」と応えを返す。

メモ

  • 『Fate/Grand Order』では、最初は『Fate/Requiem』の時の衣装と同一だが、霊基再臨すると衣装が「王子さま」によく似たものに変化し、第三再臨で宇宙服姿に変化してボイスも抽象的だったものが確固としたものになる。
    • 後の情報で、『Fate/Requiem』におけるマスターの宇津見エリセが「『星の王子さま』に非常に思い入れが強く、父親の形見としてサン=テグジュペリの飛行機の模型を大切にしていることが明らかになったので、第二再臨の衣装は彼女の影響と思われる。
  • フォーリナークラスで召喚されているが、初の完全な地球由来かつ男性初のフォーリナーと何から何まで初物尽くしである。
    • なお、別の場所で召喚された際にはクラスは「ボイジャー」になるとのこと。

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 天王星と海王星は2号機のみ。
  2. 打ち上げ時に使用したロケットが「セントール型」であるからと思われる。
  3. 同じ読みの「コンパス座」という星座も存在するが、あちらは製図に使用する両脚規と呼ばれる道具であり、此方とは別物。
  4. カノープスは全天21の一等星のうち一つであり、シリウスに次いで夜空で二番目に明るい星。この明るさと太陽との近さが宇宙探査機の三角測量に適しているのが目印になっている理由。その名の由来はトロイア戦争に参加していた水先案内人、操舵手の名であり、なにかと『船』に縁のある星である。

出典


リンク