AI
概要
アーティフィシャル・インテリジェンス。思考能力と知性を備えた機械由来の存在。
物語的においては「自我を獲得した人工知性」という意味付けをされることが多い。
EXTRAシリーズ
物語の舞台が巨大演算機であるムーンセル・オートマトンであるため、地上から接続しているウィザード以外の存在はすべてAIであるともいえる。
基本的に行動理念をムーンセルに掌握されているが、人間と同レベルの精神を持つ上級AIになった場合はその軛からある程度外れて独自の裁量を持つことも可能。
『NPC』の項目も参照。
Grand Order
人理継続保障機関フィニス・カルデアの戦闘シミュレーションで登場する敵性存在もまたAIであるといえる。
それ以外のシナリオ中でも期間限定イベント『レディ・ライネスの事件簿』で登場したムネーモシュネーや奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』の登場人物達のようなAIも存在している。
奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』では西暦3010年の月面都市ムーンドバイを舞台にして「人類からAIへの霊長の座の継承」をテーマにした物語が展開されている。
Requiem
『Fate/Requiem』の舞台となっているモザイク市では街ごとに管理AIの端末たる人物「カレンシリーズ」が存在しており、秋葉原ではカレン・フジムラ、新宿ではカレン・ヒムロ、多摩ではカレン・ゴトゥーが管理を担当している。
関連人物
EXTRAシリーズ
- 主人公 (EXTRA)
- NPCが何らかの故障(エラー)によって自我を獲得した存在。他のNPC同様、過去の人物の「再現」。
- トワイス・H・ピースマン
- 「トワイス・ピースマン」という人物を模したNPCが、生前の記憶(正確に言えばデータのオリジナルの記憶)を取り戻してマスターとなったイレギュラーな存在。
- 言峰綺礼 (EXTRA)、間桐桜 (EXTRA)、藤村大河、カレン・オルテンシア
- ムーンセルが過去に生きた人間の中から再現した上級AI。
- BB
- 間桐桜 (EXTRA)のバックアップ。聖杯戦争を円滑に行うためのNPCなどではなく、ムーンセルの制御を離れ、自己の機能拡張のみを目的としている異質なプログラム。
- 『Fate/Grand Order』でもカルデアや特異点において高い演算能力を持つ人間からどこかずれたAIとして振舞うことも多い。
Grand Order
- ムネーモシュネー
- 期間限定イベント『レディ・ライネスの事件簿』で登場した、レオナルド・ダ・ヴィンチのカルデアでの発明品の一つを統括するAI。
- タカスギ
- 期間限定イベント『ぐだぐだ龍馬危機一髪!』で登場した、高杉晋作が黒幕が一人勝ちした時のために自分をコピーして作成したAI。
- ラニ=Ⅻ
- 奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で登場したペーパームーン全体の統括を行うAI。
- 彼女の明確な自意識が発生したのはペーパームーン内に聖杯が発生したことに由来する。
- アーユス、サクラ、ライノール・グシオン (AI)、セレシェイラ、マキリ・ゾォルケン (AI)
- 奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で登場したペーパームーンの機能の一部を統括する筆頭AI達。
- それぞれの部下にあたるラニシリーズもある程度の思考能力と自意識を持っている。
- BBドバイ
- 奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』で登場した、汎人類史とは異なる世界のBB。
- その世界における第二世代最後のAIにBBのデータをインストールしたもので、「ラストスロット」という通称を持つ。
- アンソニー、ハサラ、リュウダイ
- 奏章Ⅲ『新霊長後継戦 アーキタイプ・インセプション』で登場した、汎人類史とは異なる世界における第三世代のAIたち。
- 人間そのものとして人間のデータを基に生まれたAIであり、人型のフレームを組んでいる。
- 『
塔 』と呼ばれる建造物に本体であるデータが保管されているので、フレームが壊されてもそのうち復活できる。
- チャッカリム
- 汎人類史とは異なる世界における第二世代のAI。
- 人間のパートナーとなるべく作られたためか、友好的で料理が大好き。
- 基本非人間のフレームである第二世代の例に漏れず、体は人間だが頭部はラクダの形状をとっている。
Requiem
- カレン・フジムラ
- モザイク市の秋葉原担当の都市管理AI端末。
メモ
脚注
注釈