謎のヒロインX
謎のヒロインX
- 真名:謎のヒロインX
- 身長:154cm / 体重:42kg
- 出典:2013年エイプリルフール
- 地域:サーヴァント界
- 属性:混沌・善 / 隠し属性:星
- 性別:女性
- 声優:川澄綾子
正体を隠している謎のヒロイン(のつもり)。
『Fate/Grand Order』では「暗殺者」のサーヴァントとして登場。(本人はセイバーであると断固主張している。)
- 略歴
- 初出は2013年エイプリルフール企画『路地裏さつき』でのアルトリアの扮装。本来はゴールドヒロインの一員だが、赤セイバーやジャンヌ・ダルク等セイバー系ヒロインを合法的に抹殺できると聞いて、路地裏同盟+αに協力。
- 『Grand Order』のイベント『セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行~』でサーヴァントとしてまさかの再登場。
- こちらの設定では、英霊の座とは異なる、原典という重力から解き放たれた宇宙的世界観の未来世界「サーヴァント界」(「サーヴァントユニヴァース」とも)からやってきた英霊である。コードネームはA-X。
- 愛機である宇宙船「ドゥ・スタリオンⅡ」が故障してしまったため、リリィに訓練をつけるという名目で、零れた機材の回収およびドゥ・スタリオンⅡの修理、そして群がる魔物達を撃退することで、たいていの無茶は何とかできるらしい超粒子「アルトリウム」の収集をリリィや主人公らに要求する。
- こちらでも使命としてセイバー(特にアルトリア系)の抹殺を掲げているが、その目的は「未来のサーヴァント界ではセイバーが氾濫してクラス価値が崩壊してしまったため、過去のセイバーを抹殺することでセイバーインフレの元を断つ」というもの。かと言って本当に全てのセイバーを抹殺すると自分が生まれなくなってしまうので、未熟なリリィであれば未来まで残しておくのに好都合と考えながら修行に付き合っていた。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、両儀式〔セイバー〕と共にⅩの座を統括する観測所アンドロマリウスと交戦する。
- また、過去へ跳んだ彼女を含めた全てのセイバーを抹殺するために現れたそっくりさんのアサシンセイバー・ヒロインZも登場する。
- 人物
- 黒い帽子に短パン、青いジャージの上着とマフラーが特徴的な姿。一人称は「私」。
- アルトリアから真面目さを全て抜いたかの如き性格をしており、生真面目、全力、悪を絶対に許さない、そしてブーストされた短慮さと、猪突猛進な委員長キャラとなっている。
- セイバーをこよなく愛し、憎しみ、悼む。故にこそ、セイバー顔を敵視しており、彼女達を打倒する為ならば容赦せず、手段も選ばない。そして多少の策略もやむを得ないと割り切っている。
- その一方でリリィの修行に付き合ってくれたり、長く会話していると第一抹殺対象の赤セイバーを殺したくなくなったりと、根本的な部分ではなんだかんだで善良であり、どう転んでも悪人にはなれない。
- 能力
- 前述の通り、セイバーを自称するにも関わらずクラスはアサシンである。それ故かセイバー抹殺のためなら手段を問わず、正々堂々と闇討ちを行う。
- 『路地裏さつき』時代から共通して、振るう宝具は約束された……もとい『無銘勝利剣』。『Grand Order』では振るうたびに明らかにライトセーバー的な音が鳴る。
ドゥ・スタリオンⅡ
愛機である宇宙船。また、謎の通信装置により自動的に援護射撃を行う。
- アルトリウム
- 動力源。夢のクリーンエネルギー。聖剣でのビーム乱発が原因の大気汚染で生まれた粒子という説がある。
- トランGスター
- ドゥ・スタリオンⅡのパーツ。
- バンノウレンズ
- ドゥ・スタリオンⅡのパーツ。
- シンクウカーン
- ドゥ・スタリオンⅡのパーツ。
- 謎の物質α
- 謎のヒロインXの宇宙船からこぼれ落ちた謎の物質。概念礼装を強化する不思議なエネルギーが満ちている。
- ノー・公害、ノー・リスク、ノー・テスラ。何かの燃料のようだが飲んでも美味しい。まさに夢の万能エネルギー。
- 謎の物質β
- 謎のヒロインXの宇宙船からこぼれ落ちた謎の物質。概念礼装を強化する不思議なエネルギーが満ちている。
- 中心の球状の物体を1液から5液まで順番にくぐらせることで何かが完成するらしい。見ようによってはわりとグロいかもしれない
セイバー忍法
何かの間違いで海を渡った騎士の王が葛城山に迷い込み、とある行者から教わった魔技。 そのことごとくが破格の性能を持つものの味方になると使えなくなるという呪われた技…らしい。 パーティーメンバーによって使える忍法が変化するという性質があり、下記のバリエーションが確認されている。
- セイバー忍法・無敵ランチ
- ネームレス・レッドが作ったランチを食べる。無敵付与。
- セイバー忍法・デスガッツ
- 尊敬する賢人バベジンの前では見栄を張る。HPを回復する。
- セイバー忍法・デスサミング
- 一人の時にしか使わない外道技。敵全体のスキルを1ターン封印。
- セイバー忍法・フグペイン
- 敵全体に毒を付与。
- セイバー忍法・タタミウォール
- 自身のダメージをカットする。
- セイバー忍法・ハンドブレーキ
- 手加減する。自身の攻撃力&防御力&弱体耐性ダウン。
また、上に挙げたもののほかに、謎のヒロインZも「セイバー忍法・3wave分身の術(またの名を「忍法セイバー無限地獄」)」なる独自のバリエーションを持っている。
バリエーション
謎のヒロインZ
イベント「セイバーウォーズ ~リリィのコスモ武者修行」に登場する敵専用サーヴァント。謎のヒロインXのパチモン。
詳細は「謎のヒロインZ」を参照。
謎のヒロインX〔オルタ〕
謎のヒロインXのライバルとして登場したヴィラン(悪役)。
他のサーヴァントで多く見られるような本人が黒化(オルタ化)したものと違い、最初から別人として登場している。
詳細は「謎のヒロインX〔オルタ〕」を参照。
ステータス
クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考 アサシン 主人公 (Grand Order) B C A+ B D A++ コスモリアクター:A
騎乗:EX
気配遮断:-支援砲撃:EX
直感:C+
セイバーの星:C++
銀河流星剣:C強化クエストクリアで直感→セイバーの星に変化。
宝具
- 無銘勝利剣(ひみつかりばー)
- ランク:A+
種別:対人宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1人 - 謎のヒロインXが使用する宝具。セイバーに対して絶大な威力を誇る聖剣。ビームは出ないがビームを纏う。
- 通常のエクスカリバーに加えて黒いエクスカリバーも使用して二刀流で敵を滅多斬りにした上、「エックス……カリバー!」の掛け声でXの字に切り裂いてトドメを刺す。相反する属性の二刀流という、トンデモないパワーの制御を行っているあたり、ヒロインXも只者ではない。光と闇が交わり最強にすら見える。
- 効果はやっぱりと言うべきか、〔アルトリア顔〕特攻攻撃。
我が麗しき父への叛逆 の「アーサー」特攻とは異なり、ジャンヌ、沖田、ネロ、モードレッドなどにも有効。 - モーションはどことなく、担当イラストレーターが描く「剣とかなんとかオンライン」の主人公の11連撃を彷彿とさせる。あと振るたびにブオンブオンと
どっかで聞いたような小気味よい重低音が響く。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- 〔アサシン〕キャラクターデザイン:BUNBUN、武内崇(原案) / 設定作成:奈須きのこ / レア度:☆5
- 『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
その他
- 路地裏さつき ヒロイン十二宮編
- 増殖してきた他のセイバー系ヒロインを討ち滅ぼすべく、ブロンズヒロインたちの一人として参戦する。
- ちびちゅき!
- 月へ向かうため宇宙船を提供するが、セイバーを自動探知して追尾する設定になっていたのでUターンする結果に。
人間関係
エイプリルフール企画
- アーサー・ペンドラゴン
- 『路地裏さつき』にて敵対。映像では初めてのエクスカリバー対決が展開される。
- 神風魔法少女ジャンヌ
- 『路地裏さつき』に登場したゴールドヒロインの一人。
- 直接的な恨みはないがかつてコンマテ4に「セイバーとの大きな違いは色気かな(笑)」と書かれた八つ当たりで攻撃を仕掛ける。ジャンヌからどれだけセイバー系ヒロインが増えてもあなたの価値が揺らぐことはないと説得され一旦は怒りを鎮めるが……。
Fate/Grand Order
- アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕
- 期間限定イベント「セイバーウォーズ~リリィのコスモ武者修行~」にて共演。
- まだ未熟な彼女を弟子として指導した。
- 主人公 (Grand Order)
- アルトリア・リリィと共に出会った"話のわかる"マスター。
- チョコの試供品や惑星ぐんたまの駅前のお土産を持ってきたり、主人公の周囲のセイバーを殺すために邪魔をしにきたりと、気安い間柄となる。
- また本編とは別ではあるが、契約して絆を深めると彼女のアイデンティティとも言えるセイバーへの強い執着心に大きな変化が現れる。
- ネロ・クラウディウス
- 抹殺対象のセイバー系ヒロインの一人。当然出会い頭に切り掛かろうとしている。
- が、しばらく付き合ってみた結果嫌いにはなれなかった様子。
- モードレッド
- やたらと反抗的な不良息子。モードレッドが起こした数々の所業によりかなり鬱憤が溜まっている。なお本家と違いここでは一応息子と認めている。
- 謎のヒロインZ
- ヒロインXを殺すために生まれたアサシンのセイバー。その良く分からない存在は玉藻の前から「ウロボロスみたいな関係性」と突っ込まれている。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- セイバーとは思えぬ体型に驚きを隠せなかったようだ。
- 両儀式(剣)
- 『空の境界』とのコラボイベントで敵対。宙の剣に惹かれて出てきた彼女に対して、ギャグ時空が通じそうにないとドン引きする。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』の冠位時間神殿も目を付けられた。
- 宮本武蔵
- 二刀流というヒロインXの最後の砦に踏み込んできたセイバー。
- 「あんなに斬ってみたいと思う相手は初めて」と笑顔で告白され、着物の辻斬りと同じ気配を感じとる。
- 織田信長〔バーサーカー〕
- イベント『デッドヒート・サマーレース』にてタッグを組んだ相手。
サーヴァントユニヴァース
- 賢人バベジン
- サーヴァントユニヴァースにおけるチャールズ・バベッジ。新円卓の一員。
- 『空の境界』とのコラボイベントでは彼女とチームを組んで登場した。
- コスモカルデア学園では教授。
- ネームレス・レッド
例の如く新円卓の一員。- 『空の境界』とのコラボイベントでは彼女とチームを組んで登場した。
- コスモカルデア学園では講師。
- ライオンヘッド
- 新円卓の一員。ブレスレット型の固有結界発生装置を作ってもらった。
- コスモカルデア学園での学園長でもある。
- キャプテン☆ニコラ
- 世界破壊を画策するヴィラン。ライバル関係にある。
- 謎のヒロインX〔オルタ〕
- 自分に対抗する為にダークラウンドのアグラヴェイン卿によって生み出された存在。
- コスモカルデア学園ではルームメイトとして記憶をなくした彼女と共同生活を過ごした。
名台詞
路地裏さつき ヒロイン十二宮編
- 「……もーどれっど?」
「……ふふ、ふふふ。モードレッド?
夜のキャメロット城の窓ガラスを壊して回り、盗んだ名馬で走り出し……。
私がこっそりマーリンから永遠に借りていった砂糖菓子のつまみ食いまでやらかし――――。
挙げ句に『この支配から卒業する』と言い出して叛逆した、あのモードレッドが? 外伝に出演? ふふ、ふふふふふ!」
(中略)
「ちょっとルーマニアに行ってきます。ええ、とっても大事な用事を思い出したので!
待っていろモードレッド。今度こそ致死に至る教育的指導を与えます……!」 - ジャンヌからモードレッドの名前を聞いての反応。
- 完全に地雷を踏み抜いてしまい、ルーマニアにすっ飛んでいくのであった。しかし、どんだけ尾崎豊的なグレ方をしたのかモードレッドは。
- が、モードレッドがグレた最大の要因は「憎んでさえ貰えなかった事」のため、案外あちらは喜んで殴り合いを始めるかもしれない。
- 『Grand Order』でもモードレッドに対するマイルーム会話で似たようなことを言っている。
Fate/Grand Order
- 「コードネームはヒロインX。昨今、社会的な問題となっているセイバー増加に対応するために召喚されたサーヴァントです。よろしくお願いします」
- 召喚時の台詞。カルデアには沢山のセイバーがいるが大丈夫なのだろうか……?
- 「私以外のセイバー死ね」
- 宝具選択時。ドスの利いた小声で言う為に相当に怖い。
- 「アサシンと思ったうぬが不覚よ!」
- もう一つの宝具選択時の台詞。
いや貴女のクラスはアサシンなんですが……。
- 「私以外のセイバーぶっ飛ばす!」
「嫌いなもの? 私以外のセイバーです」 - EXアタック時、並びにマイルーム「嫌いなこと」。(自分以外の)セイバーへの恨み溢れている。
- 「セイバーッ!」
- これだけ抜き出すと意味がわからないが、カード選択時の台詞の一つ。掛け声の如く叫ぶ。
- 「星光の剣よ……赤とか白とか黒とか消し去るべし! ミンナニハナイショダヨ! 『
無銘勝利剣 』!!」 - 宝具発動。星の光を宿した光と闇の双剣が敵を微塵に切り裂く。
- 「セイバーに遭えばセイバーを斬る…… 神に遭えば神を斬る…… 主にセイバーばっかり増やす神を!」
- 勝利時。無一物な悪鬼の如き有様である。というか、創造神の片割れに喧嘩を売っていいのか。
- 「正しい聖杯戦争。すなわちセイバーが最優であり、無敵で素敵に勝ち進む感じが、聖杯戦争の理想形ではないでしょうか」
- マイルームでの会話。確かにセイバーは最優のサーヴァントと呼ばれるが……。
- 「貴方がマスターである限り、私はセイバーとして仕えましょう。え、アサシン? なんのことですか?」
- マイルームでの会話。マスターへの忠誠の言葉……なのだが、残念ながら彼女はセイバーではない。本人が何と言おうと。
- 「私の願いはたった一つ。それまで、どんな相手にも敗北しません」
- マイルームでの会話。ヒロインXのたった一つの願い。それは、セイバーを殲滅すること。
- 「私以外のセイバーはいませんか?」
「見回りに行ってきます。セイバーが増えないよう厳重な管理をお願いします」 - マイルーム会話「絆LV1」「絆LV2」。この時点ではまだセイバーキラーとして他のセイバーの存在に過敏になっている。
- 「ここまでしてくれるなんて……。な、なんだか自分の動機に後ろめたくなるような……あはは……」
「例え、他のセイバーが居るにせよ、私がマスターにとって最強の剣であることに変わりはありません」 - 霊基再臨3回目とマイルーム会話「絆LV4」。良きマスターとの出会いと信頼により、他のセイバーへの強い執着に変化が出始める。
- 「見てくださいマスター、新しい私の姿を! もうアルトリア系のセイバーを倒す、なんて小さいことは言いません! 新しい目標は、最強のセイバーになって貴方の役に立つ事です!」
「ええ、他のセイバーなどどうでもいい。重要なのは、私が剣であること。マスターにとっての剣であれば」 - 霊基再臨4回目とマイルーム会話「絆LV5」。彼女の目には、もはや他のセイバーなど映っておらず、自信に満ちた眼差しはマスターに向けられている。
- 「貴方にはわかないでしょう。どんどん増える同じ顔の恐怖が……!!」
- キャラクエ『セイバースレイヤー』にて、暗黒のオーラをまといアルトリアを圧倒するヒロインX。彼女を掻き立てるものは何かと聞かれての魂の叫び。
- ロマニから「わかると思うけど」とツッコまれるも、実際に「セイバー顔が百人……セイバー顔が二百人……」と悪夢にうなされているシーンもあり本人は真剣である。
- 「…………。話のわかるマスター……いい……」
- 期間限定イベント『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』にて。アサシンではなくセイバーだと言い張る自身に対し、あっさりと納得する主人公を見て漏れた言葉。
- その長い沈黙には、彼女の生きた道や周囲の環境への思いが含まれているに違いない。
- 「○○君(主人公名)。あの喋るフナムシ、知り合いのようですが始末していいのですか?」
- 同上イベントにてティーチから『イモい青ジャージ』と呼ばれて。
- セイバーではないためか、あるいは人間扱いしていないためか、挑発されても落ち着いており、淡々と殺害許可を求める。
- なおティーチが雇ったセイバークラスのジルの方は見るや否や、条件反射で斬り倒している。例え紳士でもセイバーは我慢できないらしい。
- 「どうでもいいので一緒にカリバ―!」
「調子にのったなカリバ―――!」
「とりあえず廃嫡だよカリバ―!!」
「風評被害だよカリバ―!!」 - 聖剣脳の○○カリバーシリーズ。本来はXカリバーだがその場の状況とノリで名前を変えており、それぞれパラケルスス&沖田総司、メディア・リリィ&メディア&ジークフリート、モードレッド、ネロに放たれた。
- 「盾子……マシュさんとリリィはいまは楽しく対戦中。ふたりきりなのでキミにだけは話しておきましょうか。」
「ネロは言いました。今を生きる者のみが未来を変えられる、と。」
「それは間違いです。わたしやリリィのようにある結末から誕生したものに、その結末は変えられません。」
「リリィはこの先、立派に成長して王になったとしても、彼女の国は滅び去るでしょう。」 - 期間イベント『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』にて。ネロの言ったことを否定する。たとえイフの存在であっても、サーヴァントである以上その結末は変えられない。
- 「いいですか。リリィはどうあっても運命を変えられない。」
「でも、その過程だけは別だ。ゴール地点は同じでも、たどる道行きは選べるのです。」
「……ここに滅び去る国があるとして。」
「その滅びが惨いものであったのか、穏やかなものであったのかは当事者にしか分からない。」
「それは未来の人間では知りようのない、当事者たちだけが知る「在り方」です。」
「リリィの道行きにはその可能性が満ちている。本来のアーサー王では辿れなかった夢の終わり―――」
「歴史上には残る事のないイフの物語。それは彼女だけが持つ、花の旅路なのですから。」 - 期間イベント『SABER WARS ~リリィのコスモ武者修行~』にて。結末を変えられずとも、過程は変えられる。それは、セイバーリリィだけが持つ花の旅路。
- 「あれは何だ!? 鳥だ! 飛行機だ! いやセイバーだ!」
「そう、わたしこそはキラキラ光る蒼輝 宇宙を駆ける一筋のセイバーさん!」
「ヒロインX、大人気と聞いてまたも不時着いたしました! 皆さん、心臓は足りてますか―――!?」 - 期間限定イベント『空の境界/the Garden of Order』にて再登場。最初からネタ満載で相変わらずのテンション。
- 全てのセイバーと戦う
ノルマカルマのために、新しいセイバーの気配を感じてやってきたようだが……。
- 「コスモ時空の法則(コメディなので死なない)とか関係なしに殺される気配濃厚というか……」
「よし、ごめんなさい、人違いでした! わたし、帰っていいでしょうか!」 - 同上。新たなセイバーの正体は日本刀に着物というガチなお方。出てくること自体非常に稀な、呼んではいけない方を呼んでしまった。
- 宇宙人を見て「鮮度が落ちる前に切れ味を確かめましょう」などと嬉しそうな顔で語る彼女を見て、冗談にならない存在だと即座に気づいた。
- 「私以外のセイバーぶっとばす!」と豪語するXにしては珍しい光景である。アホ毛を切り落とされるところだったが、戦闘後は無事撤退した。
- 「真のセイバーたるもの、手にする愛剣はただ一本! 二刀流など邪道の極み、恥を知りなさい!」
- 宮本武蔵体験クエストにて、新入りセイバーの格好いいモーションについてのクレーム。
- ヒロインXの宝具とセイバーを自称して退かない彼女の言動を知る者からはツッコミをいれたくなる言いがかりだが、基本は剣一本で戦っており、奥の手による2刀流はどちらもエクスカリバーなので、愛剣はただ一本と言えなくもない。
- そんなお怒りの彼女に「二刀流はセイバーらしくないよね」と適当に同意すると「やはり違いがわかるマスター」と機嫌を直し、お土産の『惑星グンタマの駅前で配っているおはぎ』をくれる。もっとも、主人公のこの同意は「ヒロインXはそもそもセイバーじゃないしね」というものも含んでいるだろうが……。
- 「うにゃあーばるばるばるもーうっ!」
- 『謎のヒロインX(オルタ)体験クエスト』にて、寮の自室で謎の叫びを上げながらあらぶってる姿。
- お説教くさいネームレスレッドの特別強化講義が心底嫌らしい。学費倍増の方が百倍マシとのこと。
- 「アサシンであれバーサーカーであれ、セイバーであればそれは紛れもなくセイバー!」
- ヒロインX(オルタ)のクラスについて。
- 本当のクラスがなんであろうと、心がセイバーであればセイバーなのか。
- それともアルトリア系列であればセイバーなのか。
- ともかくアサシンであるヒロインXが日頃セイバーと言い張るだけの強い気持ちの表れである。
- 「なんで桜セイバーだかなんだかが☆5セイバーで私がアサ……げふんげふん。」
- 『ぐだぐだ明治維新』で謎のパチモノセイバーの量産型粗製乱造セイバー反応を受けて。
- セイバーだと思い込んでいるのではなく、やはり単に言い張っていただけであることがわかる。
- 「この流星剣がパチモノセイバーに後れを取るとは……やっぱりデシジョンとかしないから……」
- 同上イベントでパチモノセイバーに敗北して。
流星剣もパチモノっぽい。 - デシジョンは恐らくプロトアーサーの「
十三拘束解放 ───円卓議決開始 !」からの発言と思われる。 - デシジョンしない理由は承認してもらえないとわかっているからだろうか。
- 「ライダーだろうがキャスターだろうが本質はセイバー。斬りますとも。私は斬らざるを得ません。」
- 期間限定クエスト『デッドヒート・サマーレース!』でのアルトリア・オルタとネロについて。
- 代表的な適正クラスがセイバーであれば、クラスチェンジを行ったとしてもセイバー扱いという、ヒロインXの恐ろしき審査。そもそもアルトリア顔なので許されない。
- このブレない姿勢にはパートナーの信長から「心強いを通り越してぶっちゃけちょっと怖い」とまで言われてしまうほどである。
- 「……え? 誰ですかあなた? もしかしてエピソードⅡの方?」
- 『FGO material』における謎のセーラーXに対する因縁キャラへのコメント。
その他
- 「一歩武内、二歩きのこ、三歩セイバー!『無限セイバー突き』!」
- コンプティーク付属ドラマCD Fateぐだぐだオーダー 帰ってきたぐだぐだお得テクニックより。
- ぽっと出セイバーを葬る為に編み出した新必殺技という名の趣返し。沖田「私のパクりじゃないですか!やだー!」
メモ
- アルトリアとしては初の混沌属性。サーヴァント界の秩序など知ったことかと言わんばかりにセイバーを排除しにかかるためか。一方で善属性のままであるため、黒い時とは違って手段は選ぶ模様。
- 一部ファンからは霊基再臨第三段階の胸部に付いている装置が「どう見ても某光の巨人Xのタイマー」とか言われていたりする。実際かなり似ており、デザインの元ネタではないかと噂されている。
- アサシンクラスなのは、「全てのセイバーを殺す」という意思の表れであろうか。「セイバー忍法」なるスキルも多用していることから、本人的には忍者のつもりなのかもしれないが。
- サーヴァントの属性のうち、星属性は「人類史の中で大きな希望を残した人」「単に偉業を達成しただけではなくて、キラキラと光る星」という偉大な人物に与えられるものだが、彼女に関してはそういった概念的なものではなく単純に「宇宙からやってきたから星だよね!」という理由で星属性となっている。
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