コハル・F・ライデンフロース
ナビゲーションに移動
検索に移動
コハル・F・ライデンフロース | |
---|---|
性別 | 女性 |
デザイン | NOCO |
イメージカラー | ペパーミントグリーン |
初登場作品 | Fate/Requiem |
概要[編集 | ソースを編集]
新世代の幼き魔術師。スポーツとなった聖杯戦争「聖杯トーナメント」のスター選手。セイバー・ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。
- 略歴
- 帽子をかぶり、「ハルコ」の偽名を使ってカレン・フジムラの講義に参加していた。
- そこでひと悶着あった後に宇津見エリセと再会して友人となり、コロッセウムでの騒動の際には共闘した。
- コロッセウム襲撃の後療養として孤島に送られるが、実はンザンビの攻撃により魔術回路の一部を損傷しており、危うく廃棄処分されるところだった。
- その後、チトセの図らいによりエリセのフユキ探索に事実上同行することとなるが、その前に発生したンザンビとの再戦の際にさらに重傷を負ってしまう。
- 人物
- 聖杯トーナメントのプロモーターであるライデンフロース家の少女ホムンクルス。
- 肉体年齢は10代前半だが、後述のギャラハッド〔オルタ〕との英霊憑依を行うと10代後半に肉体年齢が変化する。
- 宇津見エリセの祖母真鶴チトセをリスペクトしている。
- 少女騎士然とした人物であり、謙遜はするが卑屈さはない。
- エリセは聖杯の破壊を目的としているのではないかとカリンの口から語られた際には必死になって止めようとするなど正義感も併せ持っている。
- 同年代との交流はあまりなかったようで、エリセやカリンとのやり取りの中で顔を赤らめたりと初々しい反応が目立つ。
- 能力
-
- 英霊憑依(ポゼッション)
- ギャラハッド〔オルタ〕との融合。肉体年齢も10代後半に成長する。
- そのSF的なボディスーツ姿に鎧を足したような姿はコハルと同じくギャラハッドの力を借りたデミ・サーヴァントに類似している。
- ダビデの剣
- ギャラハッドが有している二振りの剣の一つ。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- Fate/Requiem
- 主要人物。
人間関係[編集 | ソースを編集]
- ギャラハッド〔オルタ〕
- 契約したサーヴァント。彼の軽口に子供らしく反応するが、力を貸してくれている。
- 憎まれ口を叩いたり好き勝手に行動している彼に呆れているようで、もはや諦念さえ見てとれる。
- エリセを侮辱した彼に対して激しく叱咤しビンタまでしてみせる等基本的に彼に対しては当たりが強い。
- 宇津見エリセ
- チトセの孫。「聖杯トーナメント」を襲ったンザンビ相手に共闘する。
- 非常に敬愛しており、彼女が療養中のコハルのもとを訪れた後は行動を共にしている。
- 戦闘時には心強いパートナーとなる。
- 真鶴チトセ
- 憧れの存在。
- カレン・フジムラ
- ハルコとして彼女の講義に潜り込み、占星術の話を聞こうとしていた。
- カリン
- 無理を押してンザンビを追撃しようとするコハルを止める。
- 療養中のコハルのもとを訪れた際にはあまり上手くいってはいなかったが、とある一件をきっかけに和解。コハルに深く肩入れしている様子。
- ハンニバル・バルカ
- 聖杯トーナメントで同じチームだったサーヴァントだが、ンザンビの魔の手にかかりゾンビにされてしまう。その場でとどめを刺せなかった結果、被害が増大してしまった。
- ンザンビ
- 仇敵。ホムンクルスであること、ハンニバルにとどめを刺せなかった事を煽ったのち、コハルを追い詰める。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「――ただギャラハッドに命じてやらせるわけにはいかないと。この手で仕留めることが……彼らの……手向けに――」
- 「……なるでしょう、と」
- 暴走するサーヴァント達相手に、自ら英霊憑依によって剣を振るって介錯する。
- 「さあ、来るがいいです、ハンニバルの盟友! その女はあなた方の主人などではありません! 操られさぞかし無念でしょう。せめて私が引導を渡します!」
- ハンニバルと共に戦うはずだったゾンビ戦象たちに向けて。「来るがいいです」の言い回しに幼さが残っている。
- 「見過ごせない暴言です。あなたには、エリセさんにそんな無礼な口を利く資格はありません。聖杯を知らないあなたが、その何たるかを講釈する資格など。ましてやエリセさんの生き様を愚弄するなど過ぎた真似を!」
- 確証もないまま聖杯はあると断言するエリセを戒めるギャラハッド〔オルタ〕に対して。彼女のエリセへの敬愛ぶりやギャラハッド〔オルタ〕への当たりのキツさが伺える(この時の彼の台詞は暴言や皮肉というより忠告に近いものだった)。
- 「カリンさん……どうか泣かないでください」
- 「聖痕(スティグマ―タ)も、ライデンフローズ家も、すべてはあなた方、市民の未来を思って成したことなんです。この街に暮らす人々の平和のために、誰かのために生きられるなら、私は幸せです」
- 「でも……私のために泣いてくださるのですね」
- コハルの処遇に涙ながらに憤るカリンに向けて、彼女を抱きしめながら。例えその涙が同情から出たものであっても、自分を思って泣いてくれる誰かの存在は彼女にとってかけがえのないものである。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 一言で説明すると普段はイリヤのようなロリホムンクルスだが、戦闘時にはマシュのようなボディになるっ子。
- ホムンクルスキャラとしてはアインツベルン系列(イリヤスフィール・フォン・アインツベルン、ジークなど)とラニ=Ⅷに次ぐ登場となる。登場はしているものの、名無しのホムンクルスならば、オルロック・シザームンドの従者、ヴァン・ホーエンハイム・パラケルススの侍女達なども居る。元になった魔術師は不明であり今後の展開が待たれる。
- 英霊の力を借りて戦う所は「クラスカード」に通じる設定だが、あちらの魔法少女と違って彼女は10代後半に肉体年齢が変化する。
- 余談だがコハルと同じくギャラハッドと融合して戦う少女マシュ・キリエライトは遺伝子操作で生み出されたデザイナーベビーであって、ホムンクルスではない[出 1]。
- カレンの講義で「大航海時代の占星術」について興味を示していたが、マシュの生みの親であるアニムスフィア一族が元々は星読みの魔術師一族であった事を暗喩しているのであろうか。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- ライデンフロース
- コハルの実家。聖杯トーナメントのプロモーターである一族。
- 元々は時計塔の降霊科の一派だったが、数世紀の伝統しか持たない貴族主義の末席として冷遇されていた模様。人工生命「ホムンクルス」の創造を修めていた。
- エリセは「神秘の隠匿を率先して破壊しようとしている」「コロッセオの観客の熱気から魔力を得て宝具を撃つ仕組みにしている」と予想しているが、ライデンフロース家及びコハルがどこまで認識しているか不明。
- 2代目なすびちゃん
- オルタ化してるとはいえギャラハッドと融合して戦うというあり方は「Fate/Grand Order」のメインヒロイン、マシュ・キリエライトを彷彿させる。
- 更にいうと、デザインベビーかホムンクルスかの細かな違いはあれど、同じ「人工的に造られた命」という点も酷似している。
- 英霊憑依モードでの鎧スーツはマシュのそれに近いものである事から、「ギャラハッドは何を考えているのか」とエリセや某騎士王のような気持ちになった人も多いとか居ないとか。
- なお「Requiem」世界におけるマシュの生死およびカルデアが成立していたか否かは現在不明である。
- ンザンビとの初戦では英霊憑依したまま引っ込んでいたが、ンザンビの魔術からコハルがゾンビにならないよう守っていた可能性もある。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]
- ↑ 『Fate/Grand Order』第1部第6章『神聖円卓領域キャメロット』「アバンタイトル」