アルゴナウタイ
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概要[編集 | ソースを編集]
ギリシャ神話における一大エピソード「アルゴー号の冒険」でアルゴー号に乗船したとされるメンバー。英語読みでは「アルゴノーツ」とも(ただし、『Grand Order』では専らこちらの読みが用いられる)。
イアソンの父であるアイソーン王が年老いた際、まだ若かったイアソンの代わりに弟にあたるペレアスが王となる。
イアソンの成人後に王位を要求した際にはコルキスにある金毛羊皮を王位を継ぐ条件として要求し、そのために船としてアルゴー号を建造。
冒険に同行するクルーを募り、遥かコルキスにまで出航して様々な冒険を繰り広げることになった。
メンバーは途中で入れ替わりもあり、正確な人数は伝えられていない。
全員が一流の英雄たちであり、アルケイデスが「誰もが自分を殺すことができた」と言い切るほど。
人物[編集 | ソースを編集]
リーダー[編集 | ソースを編集]
- イアソン
- アルゴ―号の船長にして、コルキスの金毛羊皮獲得の使命を授かった英雄。
- 本人の能力は低いがリーダーとしての素質は高く、危機的状況になると頭が冴えてくる。
- また、操船においては右に出る者はいない。
- 純粋に尊敬する者、調子に乗りやすい性格に苦言を呈する者、彼の掲げる夢に呆れる者など様々だが、全員が彼をリーダーとして認めている。
メンバー[編集 | ソースを編集]
- ヘラクレス
- ギリシャ神話最大の英雄にして、イアソンの親友。
- 実際にクルーの中でも最大戦力と見なされていた。
- 途中で彼の従者であるヒュラスがいなくなったために島を探索中に出航され、航海からは脱落した。
- アタランテ
- カリュドーンの猪狩りの逸話で知られた女狩人。
- イアソンの事はあまり好きではないが、それでも船長と認めてはいた。
- アスクレピオス
- 死者さえも蘇らせたと伝えられている医神。
- イアソンの事は性格には思うところはあるものの、リーダーとしての素質と面白い病気を経験させてくれることについては認めていた。
- カストロ、ポルクス
- 後に双子座となる旧き神の兄妹。
- ポルクス曰く「カストロはアルゴナウタイの人間達をいたく気に入っている」らしいが、カストロ本人は否定している。
- カイニス
- ポセイドンの手によって女性から男性に変性した僭王。
- サーヴァントとなった後は、かつてのアルゴー号の船員たちに対して仲間と口に出すことは無い。しかし、だからと言って他人扱いはしない。
- カライス、ゼーティス
- 「翼ある兄弟」と呼ばれた、羽で空を飛べる兄弟。
- ヘラクレスと仲が悪く、彼が島を探索中に置いていくように進言した張本人。
- 後にヘラクレスの手によって復讐されたとのこと。
- イダス、リュンケウス
- アパレーティダイ(アパレウス王の子)とも称される双子の兄弟。
- ディオスクロイと仲が悪く、後に対決してカストロが死ぬ原因となったとのこと。
- また、カリュドーンの猪狩りに参加したという伝承もある。
- アウトリュコス
- 盗賊神としての側面もあるヘルメスの息子であり、盗みの達人。
- メレアグロス
- カリュドーンの猪狩りで最終的に猪を打倒した英雄。
- アドメートス
- イアソンとは従兄弟にあたる英雄。彼同様に金髪だったとのこと。
- キュクロプス殺しの件で奴隷となることを強要されたアポロンが仕えていた相手でもある。
- ヒュラス
- ヘラクレスの従者であった少年。
- ペレウス
- アキレウスの父であり、アタランテのライバル。
- アタランテ曰く、癖の強いメンバーの中で唯一平穏を良しとした変わり者とのこと。
言及作品[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- イアソンの保有するスキル「友と征く遥かなる海路」は、アルゴナウタイのメンバーを含む「アルゴー号ゆかりの者」特性を持つサーヴァントに追加効果が付加される。
- 上記のように様々なメンバーを含むが、時代的には明らかに齟齬がある組み合わせもある。
- これについては、身も蓋もないことを言ってしまうなら「ギリシャ神話における英雄を片っ端からメンバーとして後付けで追加した事による齟齬」であると思われる。
- 『Fate/Grand Order』の物語中でも『神代巨神海洋 アトランティス』ではイアソンが率いた大西洋異聞帯の攻略チームが「新生アルゴノーツ」として登場している他、イアソンの幕間の物語『第二、あるいは三回アルゴノーツ乗員募集大会』でもタイトル通り新しいアルゴノーツのメンバーを集めようと画策している。
- 異聞帯ではシャルロット・コルデー他のメンバー、幕間の物語ではクリームヒルトや謎の存在が加わることになるが、残念ながら上記のイアソンのスキルのバフの対象にはならない。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]