「ネタバレ/Fate/Grand Order」の版間の差分

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===[[魔術協会]]===
 
===[[魔術協会]]===
 
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;魔術協会
 
西暦初初頭に成立した組織。国籍・ジャンルを問わず[[魔術|魔術師]]たちによって二世紀頃作られた自衛・管理団体。[[魔術]]を管理し、隠匿し、その発展を使命とする。(無論、名目上ではある)<br>
 
外敵(教会、自分たち以外の魔術団体、禁忌に触れる人間を罰する怪異)に対抗するための武力と、魔術の更なる発展(衰退ともいう)のための研究機関を持ち、魔術犯罪の防止法律を敷く。<br>
 
一般社会で魔術がらみの事件を起こしたものは処刑されるが、「正義」「道徳」ではなく、「神秘の漏洩」を防ぐことがその最大の目的。<br>
 
[[アトラス院]]は特に徹底されているが、魔術師は己の研究を公表することはなく、魔術師同士の研究の交流などというものはない(交流などというものがあるとすれば、それは世俗的な権力闘争くらいである)。隣り合った研究室を持つ魔術師同士が、互いが何を研究しているのか知らないなんてことは当たり前。<br>
 
魔術の研究は一人でするものであり、協会による束縛を嫌う魔術師も勿論いるが、大半の教本と、魔術の実践に適した歪みを抱えている霊地は、協会が押さえている。魔術を学ぶには最高の環境であり、自分の研究こそが最優先の魔術師にとって、それらの魅力は何物にも代え難い。名目上、支配者ではないことを標榜する協会は辞めることは自由だが、そんなことを考える魔術師はそうそういない([[封印指定]]でも受ければしかたないが)。<br>
 
 
;時計塔
 
:クロックタワー。[[魔術協会]]における三大部門の一角。ロンドンに拠点を置き、時代に適応し、人類史と共に魔術を積み上げる事を是とした魔術師たち。<br>
 
[[魔術協会]]における三大部門の一角。『2015年の時計塔』によれば「ロンドン郊外に位置する中世と近代の入り混じった街、四十を超える学生寮(カレッジ)と百を超える学術棟と、そこに住む人々を潤す商業で成り立つ」という巨大な学園都市。以前は「大英博物館の地下に築かれたダンジョン」という説明であったが、最新のものとは食い違いが見られる。<br>
 
三大部門の中では最も新しく、設立は西暦元年。現在は魔術協会総本部とされ、魔術世界における最大勢力。21世紀において魔術協会と言えばロンドンの時計塔を示す。しかし、時計塔が本部となって以後、他の二つとの交流は途絶えているらしい。<br>
 
工房のほとんどは地下にあり、下へ行けばいくほど狂気度が増すダンジョンと化しているとか。博物館の最深部には封印指定をされた者を閉じ込める『橋の底』と呼ばれる特別区画があり、封印指定された魔術師たちが幽閉されている。
 
 
;アトラス院
 
[[魔術協会]]・三大部門の一角。別名「巨人の穴倉」。蓄積と計測の院。魔術世界における兵器倉庫。禁忌の穴倉。<br>
 
入る事は容易く、出ることは難しい、地下深くに広がる墓所のような学術棟。<br>
 
西暦以前から存在する、エジプト・アトラス山脈を根拠とする[[魔術|錬金術師]]を極める者たちの学舎。人類の滅びの未来を確定されたものとして、その滅びの到来を少しでも遅くすることを目的としており、人類が長く生き延びられるのならば種として変態・退行しても構わないと考えている粗織。地上のものとは比べものにならない魔術礼装の貯蔵庫だが、実際には廃棄場に近い。錬金術に特化し、独自の成長を遂げた学院。<br>
 
時計塔に所属しているような、中世を発祥とする西洋魔術に傾倒した現代錬金術とは別物で、魔術の祖と言われる、世界の理を解明する錬金術師の集まり。その発端はエジプト神話における魔術の祖、女神イシスの流れにある。<br>
 
錬金術として万物・物質の流転は共通のテーマだが、アトラス院ではそれに加えて事象の変換も研究している。また、アトラスの錬金術師は転生を実現した[[ミハイル・ロア・バルダムヨォン]]を軽視している。<br>
 
錬金術、その中でも思考分割、高速思考といった、人体を演算装置とする術に特化している。魔術回路数が少ないことも特徴で、単体では自然干渉系の術はまったく使えない。故に神秘を学ぶ過程において魔力に頼らず、多くの道具に頼った。その在り方は科学技術の発展による発展に近かった。<br>
 
しかし「自らが最強である必要はない。最強であるものを作ればいいのだから」との考えから、それをよしとしている。<br>
 
魔術師というよりは自らの肉体をマン・マシーンとして使う異能者たち。自身の肉体を『正しく、強く、速く』知性を働かせるための容れ物として扱っていた。
 
 
「人間とは運動機能(五感)をもった類い稀なる計算装置である。情報を収集し、解析し、生まれ出る数々の問題に、労働力としてダイレクトに対応できるよう進化した知性体が我々人間である」というのを信条としている。
 
 
中心部は500メートル地下に存在し、通路は折り重なり<ruby><rb>地下迷宮</rb><rt>ダンジョン</rt></ruby>の様相を呈しており、自立型の使い魔などの魔術的な防衛装置が備えられている。降りていく分には道は二つにしか分かれてないが、振り返ると三叉路になる、だまし絵のような作りになっており、外に出るものを迷わせる構造で、入るのは容易いが出る事が難しい作りになっている。魔術的なトラップも出ようとするものに多く反応する。ホームズ曰く外部からの呪いへの対策は完璧で魔術王の絵を描いても実害が無いほど。<br>
 
内部には作り物の空と、一つの街ほどもある空間が存在し、人間に必要なもの、生活に必要なものが揃っている。中心にはオベリスクの形をしたアトラス院最大の記録媒体、疑似霊子演算装置トライヘルメスが存在する。
 
 
他の二部門を始め外部との交流は基本的に無く、中でもプラハの協会とは致命的に仲が悪い。『[[まほうつかいの箱|2015年の時計塔]]』では「光さえ抜け出せないという『生きた奈落』」と表現されている。流石にロードと最低限の連絡は交わしていた模様。<br>
 
ただし、稀に他の協会や[[聖堂教会]]からの依頼で錬金術師を貸し出すことがある。そのためにはアトラス院創立時にアトラス院が発行した「契約書」が必要。七枚だけ発行されたこれを回収することも、アトラス院の目標の一つ。西暦2000年までに四枚は回収したが残りの三枚の行方はようとして知れないという。
 
 
「自らが最強である必要はない。我々は最強であるものを創り出すのだ」という格言から、多くの武器(兵器)の製造をしており、その最たるものが魔術世界で言う、七つの禁忌。「七大兵器」として展示されている。アトラス院は世界を滅ぼす兵器を七つまで作り上げ、その段階で自分たちの限界を認め、これを封印した。プラハの錬金術師からは「アトラスの封を解くな。世界を七度滅ぼすぞ」と言われており、初代院長が演算した世界の終末を回避するために兵器を作り続け、そしてその兵器は世界を滅ぼしうるがために廃棄され続ける。<br>
 
また、疑似霊子である魂を観測可能なエネルギーとして扱い、魔術回路を持つ生命、ホムンクルスを創造した。
 
 
魔術協会は基本的に全てそうだが、「自己の研究は自己にのみ公開する」という規律が、アトラス院では特に徹底されている。アトラス院は天才たちの集まりであり、それぞれ独立した工房で各々の研究に没頭し、何のタブーもないため非人道的な兵器を作っても咎めはないが、一つだけ条件があり、それは「ここで作られたものを、決して外に持ち出さない」というアトラス院の絶対原則。それを二千年以上、そのルールを頑なに守ってきた。<br>
 
だが、前述の“アトラスの誓約書”があれば、原則を免除して技術提供や魔術礼装の提供を受ける事が出来る。
 
 
[[ゴルドルフ・ムジーク]]からは「人の心のない兵器屋、技術屋の集団」と評されている。
 
 
;彷徨海
 
バルトアンデルス。[[魔術協会]]における三大部門の一角。北海に隠された神代の島。北海で彷徨い続ける“生きた海”。最古の魔術棟。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。別名「移動石柩」。真なる神秘の継承者を名乗る。<br>
 
『文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神秘───神代の魔術のみを魔術とする』というロンドンの時計塔と相反する理念・絶対原則が存在する。魔術の進歩を認めないという事は、人類の消費文明を認めないということ。今の人間社会とは相いれない学術棟。<br>
 
それ故、門は固く閉ざされ、新たな門弟は数えるほどしかいない。年に一度だけ門を開き、才能あるものを招き入れるというが、時計塔でも彷徨海に辿り着けた者は数えるほどしかいない。[[アトラス院]]とは違う意味で秘密主義の集まり。主に肉体改造を主軸としている。<br>
 
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。<br>
 
あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「[[時計塔]]」「[[アトラス院]]」「[[聖堂教会]]」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。<br>
 
[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の資料にも概要しか記されていない。
 
 
北海のただ中にある浮島とされているが、その実は全くの逆。一つの異世界として移動する“海”の中に、西暦以前に造られた魔術棟が存在する。<br>
 
神秘のテクスチャを貼り付けながら移動する土地。まさに“独立した特異点”と言える。これが21世紀においても発見されずに残っている理由とされる。
 
 
『[[Fate/Grand Order]]』のシナリオ「永久凍土帝国 アナスタシア」のラストシーンにて彷徨海からのラジオメッセージを傍受した。<br>
 
通信は時計塔基準ではないが、波長はアトラス院の魔力波形に近い。彷徨海のデータがないため、確証を得ることは出来ない。通信で届いた座標はノルウェーの西側の海だが、座標は大雑把で、常に変動している。移動、というよりはブレている。<br>
 
そのため座標へのペーパームーンによる虚数移動は危険が伴う。彷徨海に直接行って縁を結ばなければ、長距離移動虚数潜航は困難。
 
 
地球の地表の漂白化から逃れられた理由は、神秘のテクスチャを貼り付け移動する“独立した特異点”ともいえる場所だったから。<br>
 
 
[[ゴルドルフ・ムジーク]]からは「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評された。
 
 
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2018年8月18日 (土) 02:20時点における版

Fate/Grand Order』のネタバレ事項をまとめるページです。まだプレイをしていない方、自力で攻略したい方、まだ読んでいない方、そしてネタバレを好ましくない方はこのままお引き返しください。

なお、このページ以下に記載されている情報は未確認であり、正確性について一切の保証はいたしません。あらかじめご承知置きください。
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クラス

二つ名

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異聞帯

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