「ルキウス・ロンギヌス」の版間の差分

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:[[宇津見エリセ|エリセ]]にとっては戦う術と心構えを教えてくれた師匠。
 
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:性格は理知的かつ穏やかで気さくな人物。軍人として堅固な鉄の信念を持ち、やり遂げる事の大切さ、敗北の価値、勝利の脆さをエリセに教えていた。
 
:性格は理知的かつ穏やかで気さくな人物。軍人として堅固な鉄の信念を持ち、やり遂げる事の大切さ、敗北の価値、勝利の脆さをエリセに教えていた。
:一方でマスターであるチトセには一貫して彼女のサーヴァントであると言う態度を保ち続け、彼女の命令ならば命を奪うことにも躊躇わない冷徹さも持ち合わせる。しかし内心ではその行為を止めてくれることを期待するなど決して非情な人物とは言えない聖人らしい側面も持つ
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:一方でマスターであるチトセには一貫して彼女のサーヴァントであると言う態度を保ち続け、彼女の命令ならば命を奪うことにも躊躇わない冷徹さも持ち合わせる。しかし内心ではその行為を止めてくれることを期待するなど決して非情な人物とは言えない聖人らしい側面も持つ。
  
 
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== 真名:ルキウス・ロンギヌス ==
 
== 真名:ルキウス・ロンギヌス ==
:聖ロンギヌス。ローマ帝国の百人隊長。ゴルゴダの丘で磔刑に処せられたイエスの生死を確かめるために槍で突いたとされる兵士。
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:聖ロンギヌス。ゴルゴダの丘で磔刑に処せられたイエスの生死を確かめるために槍で突いたとされる兵士。
:盲目だった彼は、その時流れたイエスの血が目に入ったことで視力を取り戻したという。心打たれて改心したロンギヌスは洗礼を受けて後に聖人となり、その時使われた槍は最も有名な聖遺物の一つ、『聖槍』として伝説に刻まれた。
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:ローマ帝国第二皇帝ティベリウスの治世の軍人で、槍の達人として百人隊長に出世し、ゲルマニアに遠征。敵のスパイの女ドルイドを処刑しようとした際に呪いのルーンで傷つけられ、失明した。
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:その後、ユダヤ属州総督ピラト配下の衛士となった彼は「救世主」の処刑に立ち会うこととなるのだが、その時流れたイエスの血が目に入ったことで視力を取り戻した。心打たれて改心したロンギヌスは洗礼を受けて後に聖人となり、その時使われた槍は最も有名な聖遺物の一つ、『聖槍』として伝説に刻まれた。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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;[[宇津見エリセ]]
 
;[[宇津見エリセ]]
:赤ん坊の頃から知る相手。彼女からは尊敬する師として慕われている。
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:赤ん坊の頃から知る相手。幼い彼女に厳しい戦闘訓練を行い、尊敬する師として慕われている。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
  
 
== メモ ==
 
== メモ ==
*名前は「ルキウス」となっているが、聖ロンギヌスの名がルキウスであるという出典はよく分からない。ローマ帝国にはルキウス・カッシウス・ロンギヌスという名の人物はいるが全くの別人。『Requiem』の創作なのだろうか。
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*名前は「ルキウス」となっているが、厳密には彼の実名…というよりもその名で生涯を生きた特定の個人が居るわけではない。というもの彼自身はエリセの考察では「'''架空の英雄'''」である可能性が高く、「ロンギヌス」と言う名自体もラテン語でランケア、ギリシャ語でロンヒ、つまり「槍」を表す言葉から産まれた者であり、「ルキウス」も古代ローマではありふれた名前で特定の個人を表す用途で使用されてはいない。要するにルキウス・ロンギヌスという名前は「'''聖槍ありきで後から付けられた名前'''」という紹介が二巻でなされている。意味合い的には「槍を持つとある兵士」といった具合か。無論聖槍が存在する以上「ロンギヌスの元となった処刑人の兵」は存在したのだろうが、その兵と伝説として作られたロンギヌスは≒の存在というわけではないのだろう。
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*数あるランサーの候補の中でも非常に多くのファンから名が挙げられた英雄の一人。近年では[[グランドクラス]]のランサーに候補になり得る人物といえばといった話題にもほぼ名が挙げられるほど知名度を誇る。
 
*数あるランサーの候補の中でも非常に多くのファンから名が挙げられた英雄の一人。近年では[[グランドクラス]]のランサーに候補になり得る人物といえばといった話題にもほぼ名が挙げられるほど知名度を誇る。
**その高い知名度の由来となるのはやはりその「聖槍」の伝説の名高さが影響してると言えるだろう。所有者の名をとって「ロンギヌスの槍」とも称されるその槍は「かの人」の最後に深く関わった聖遺物として、宗教のシンボルである「聖十字架」、そして最後の晩餐でかの人が使ったとされる方の「[[聖杯]]」に並ぶ信仰の対象として世界的な認知度を誇る。
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**その高い知名度の由来となるのはやはりその「聖槍」の伝説の名高さが影響してると言えるだろう。所有者の名をとって「ロンギヌスの槍」とも称されるその槍は「かの人」の最期に深く関わった聖遺物として、宗教のシンボルである「聖十字架」、そして最後の晩餐でかの人が使ったとされる方の「[[聖杯]]」に並ぶ信仰の対象として世界的な認知度を誇る。
***一方でオカルト伝説やゲーム等でも高い知名度を誇る、かのアルドルフ・ヒトラーが世界征服の為に欲したというまことしやかな伝説や、那須きのこも影響を受けたと語った「新世紀エヴァンゲリオン」において重要な役割を果たした「ロンギヌスの槍」は宗教的な意味合いよりも知名度が高いだろう。「かの人」の最後に関わったためか「神殺しの槍」としての属性を持つことが多い。
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***一方でオカルト伝説やゲーム等でも高い知名度を誇る、かのアルドルフ・ヒトラーが世界征服の為に欲したというまことしやかな伝説や、奈須きのこも影響を受けたと語った「新世紀エヴァンゲリオン」において重要な役割を果たした「ロンギヌスの槍」は宗教的な意味合いよりも知名度が高いだろう。「かの人」の最期に関わったためか「神殺しの槍」としての属性を持つことが多い。
***ちなみに新世紀エヴァンゲリオンに「カシウスの槍」というものがあり、聖ロンギヌスの本名にカシウスが付いてるためロンギヌスの槍と表裏一体の扱いなのではないかと考察されている。ちなみに歴史上に名前が出る「カッシウス・ロンギヌス」は上記のルキウスか[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]暗殺の首謀者であるガイウスのみであり、聖ロンギヌスにカッシウスの名がついたかどうかは定かでない。本作とのルキウス・ロンギヌスを彷彿とさせる話でありどうやらロンギヌスの本当の名はかなりの間違いを引き起こすようだ。
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***ちなみに新世紀エヴァンゲリオンに'''「カシウスの槍」'''というものがあり、聖ロンギヌスの本名にカシウスが付いてるためロンギヌスの槍と表裏一体の扱いなのではないかと考察されている。ちなみに歴史上に名前が出る「カッシウス・ロンギヌス」は上記のルキウスか[[ガイウス・ユリウス・カエサル]]暗殺の首謀者であるガイウスのみであり、聖ロンギヌスにカッシウスの名がついたかどうかは定かでない。
 
*本作以前にも[[聖槍]]の名を冠する槍が登場しているが、ロンギヌスの所有する槍との関係性は不明。一説にはアーサー王伝説に登場する[[女神ロンゴミニアド|ロンゴミ二アドの槍]]自体がこのロンギヌスの所有する聖槍なのではないかという説もあるが信憑性は薄いとされている。なぜかと言えば同じくアーサー王伝説の聖杯探索のエピソードに既に登場し、[[ギャラハッド]]が昇天する際に聖杯と一緒に持って行ったとされる逸話があるため基本的にこちらのエピソードと矛盾するからであろう。
 
*本作以前にも[[聖槍]]の名を冠する槍が登場しているが、ロンギヌスの所有する槍との関係性は不明。一説にはアーサー王伝説に登場する[[女神ロンゴミニアド|ロンゴミ二アドの槍]]自体がこのロンギヌスの所有する聖槍なのではないかという説もあるが信憑性は薄いとされている。なぜかと言えば同じくアーサー王伝説の聖杯探索のエピソードに既に登場し、[[ギャラハッド]]が昇天する際に聖杯と一緒に持って行ったとされる逸話があるため基本的にこちらのエピソードと矛盾するからであろう。
 
**ちなみにルキウスの聖槍は全形は見られないが一般的な槍の形をしており、ロンゴミニアドは全体のビジュアルが存在しいわゆる突撃槍の形をしているため、今のところ両者を見比べて似ているところは見受けられない。
 
**ちなみにルキウスの聖槍は全形は見られないが一般的な槍の形をしており、ロンゴミニアドは全体のビジュアルが存在しいわゆる突撃槍の形をしているため、今のところ両者を見比べて似ているところは見受けられない。
 
*上記の通りアーサー王伝説にも「血を流す聖槍」として登場しており、アーサー王伝説における円卓の騎士が結成される前の騎士である「ベイリン卿」が後の漁夫王を倒す際に使用したとされ、その槍から流れる血はあらゆる傷を癒し、同時にその流れる血でしか決して治癒できない永遠の傷を与えると言う能力を持っている。ベイリン卿はこの槍で漁夫王に永遠の傷をつけたが、ベイリン卿が私的に槍を使ったため「嘆きの一撃」と言う天罰を与え周囲の土地と城ごと荒れ果てた地に変えたと言うエピソードが残っている。
 
*上記の通りアーサー王伝説にも「血を流す聖槍」として登場しており、アーサー王伝説における円卓の騎士が結成される前の騎士である「ベイリン卿」が後の漁夫王を倒す際に使用したとされ、その槍から流れる血はあらゆる傷を癒し、同時にその流れる血でしか決して治癒できない永遠の傷を与えると言う能力を持っている。ベイリン卿はこの槍で漁夫王に永遠の傷をつけたが、ベイリン卿が私的に槍を使ったため「嘆きの一撃」と言う天罰を与え周囲の土地と城ごと荒れ果てた地に変えたと言うエピソードが残っている。
**その後聖杯探索に向かった[[ギャラハッド]]達の手に渡り漁夫王の傷を流れる血で癒したとされるが、[[ギャラハッド#ギャラハッド〔オルタ〕|ギャラハッド〔オルタ〕]]がとっさに「[[ダビデ|ダビデ王]]の剣」でロンギヌスの放つ槍を対処出来たのも実際にこの聖槍を所有していた経験から来ていると思われる。
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**その後聖杯探索に向かった[[ギャラハッド]]達の手に渡り漁夫王の傷を流れる血で癒したとされるが、[[ギャラハッド#ギャラハッド〔オルタ〕|ギャラハッド〔オルタ〕]]がとっさに「[[ダビデ|ダビデ王]]の剣」でロンギヌスの放つ槍を対処出来たのも実際にこの聖槍を所有していた経験から来ていると思われる。だか、実際に二巻でその言及がなされたギャラハッドが聖杯探索を放棄したオルタである為に、実際に所有してたかどうかは不確かになっている。
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**それからしばらく後『Fate/Grand Order』にギャラハッドと同じく聖杯探索に赴いた騎士・[[パーシヴァル]]が実装。ロンギヌスの槍は彼が持ち帰ったという設定が追加された。
  
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
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2024年3月3日 (日) 23:38時点における最新版

ランサー
真名 ルキウス・ロンギヌス
性別 男性
初登場作品 Fate/Requiem
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概要[編集 | ソースを編集]

槍兵」のサーヴァント

略歴
真鶴チトセの契約したサーヴァント。過去の聖杯戦争で勝利を掴み、彼女に《聖杯》をもたらした英雄。
戦後もチトセと共に有事の切り札として活動している。
人物
エルサレムの丘で自らの運命を悟った百人隊長(ケントゥリオ)。
左頬に十字傷のある落ち着いた雰囲気の男性。普段はベストにジャケットのスーツ姿だが、戦闘時にはローマ風の鎧姿を取る。
コード・クリムゾン―――マルス神の象徴であるローマの“赤”の名を冠する指令によりマスターのチトセと共に招集され、圧倒的な戦闘力で敵を殲滅する。
エリセにとっては戦う術と心構えを教えてくれた師匠。
性格は理知的かつ穏やかで気さくな人物。軍人として堅固な鉄の信念を持ち、やり遂げる事の大切さ、敗北の価値、勝利の脆さをエリセに教えていた。
一方でマスターであるチトセには一貫して彼女のサーヴァントであると言う態度を保ち続け、彼女の命令ならば命を奪うことにも躊躇わない冷徹さも持ち合わせる。しかし内心ではその行為を止めてくれることを期待するなど決して非情な人物とは言えない聖人らしい側面も持つ。
能力
真紅の聖槍と大楯を武器としている。その聖槍はあらゆる護りを貫くという。
かつての聖杯戦争を勝ち抜いた実力は顕在で、ンザンビに暴走させられたサーヴァントの集団を一方的に掃討するほど。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ランサー 真鶴チトセ  

宝具[編集 | ソースを編集]

不明

真名:ルキウス・ロンギヌス[編集 | ソースを編集]

聖ロンギヌス。ゴルゴダの丘で磔刑に処せられたイエスの生死を確かめるために槍で突いたとされる兵士。
ローマ帝国第二皇帝ティベリウスの治世の軍人で、槍の達人として百人隊長に出世し、ゲルマニアに遠征。敵のスパイの女ドルイドを処刑しようとした際に呪いのルーンで傷つけられ、失明した。
その後、ユダヤ属州総督ピラト配下の衛士となった彼は「救世主」の処刑に立ち会うこととなるのだが、その時流れたイエスの血が目に入ったことで視力を取り戻した。心打たれて改心したロンギヌスは洗礼を受けて後に聖人となり、その時使われた槍は最も有名な聖遺物の一つ、『聖槍』として伝説に刻まれた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Requiem
真鶴チトセのサーヴァント。かつての聖杯戦争の勝者。

人間関係[編集 | ソースを編集]

真鶴チトセ
マスター。コンビとして長い付き合い。
息は合っているが、チトセの冷徹にも見える指示に複雑そうな顔を見せることもしばしば。
宇津見エリセ
赤ん坊の頃から知る相手。幼い彼女に厳しい戦闘訓練を行い、尊敬する師として慕われている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 名前は「ルキウス」となっているが、厳密には彼の実名…というよりもその名で生涯を生きた特定の個人が居るわけではない。というもの彼自身はエリセの考察では「架空の英雄」である可能性が高く、「ロンギヌス」と言う名自体もラテン語でランケア、ギリシャ語でロンヒ、つまり「槍」を表す言葉から産まれた者であり、「ルキウス」も古代ローマではありふれた名前で特定の個人を表す用途で使用されてはいない。要するにルキウス・ロンギヌスという名前は「聖槍ありきで後から付けられた名前」という紹介が二巻でなされている。意味合い的には「槍を持つとある兵士」といった具合か。無論聖槍が存在する以上「ロンギヌスの元となった処刑人の兵」は存在したのだろうが、その兵と伝説として作られたロンギヌスは≒の存在というわけではないのだろう。
  • 数あるランサーの候補の中でも非常に多くのファンから名が挙げられた英雄の一人。近年ではグランドクラスのランサーに候補になり得る人物といえばといった話題にもほぼ名が挙げられるほど知名度を誇る。
    • その高い知名度の由来となるのはやはりその「聖槍」の伝説の名高さが影響してると言えるだろう。所有者の名をとって「ロンギヌスの槍」とも称されるその槍は「かの人」の最期に深く関わった聖遺物として、宗教のシンボルである「聖十字架」、そして最後の晩餐でかの人が使ったとされる方の「聖杯」に並ぶ信仰の対象として世界的な認知度を誇る。
      • 一方でオカルト伝説やゲーム等でも高い知名度を誇る、かのアルドルフ・ヒトラーが世界征服の為に欲したというまことしやかな伝説や、奈須きのこも影響を受けたと語った「新世紀エヴァンゲリオン」において重要な役割を果たした「ロンギヌスの槍」は宗教的な意味合いよりも知名度が高いだろう。「かの人」の最期に関わったためか「神殺しの槍」としての属性を持つことが多い。
      • ちなみに新世紀エヴァンゲリオンに「カシウスの槍」というものがあり、聖ロンギヌスの本名にカシウスが付いてるためロンギヌスの槍と表裏一体の扱いなのではないかと考察されている。ちなみに歴史上に名前が出る「カッシウス・ロンギヌス」は上記のルキウスかガイウス・ユリウス・カエサル暗殺の首謀者であるガイウスのみであり、聖ロンギヌスにカッシウスの名がついたかどうかは定かでない。
  • 本作以前にも聖槍の名を冠する槍が登場しているが、ロンギヌスの所有する槍との関係性は不明。一説にはアーサー王伝説に登場するロンゴミ二アドの槍自体がこのロンギヌスの所有する聖槍なのではないかという説もあるが信憑性は薄いとされている。なぜかと言えば同じくアーサー王伝説の聖杯探索のエピソードに既に登場し、ギャラハッドが昇天する際に聖杯と一緒に持って行ったとされる逸話があるため基本的にこちらのエピソードと矛盾するからであろう。
    • ちなみにルキウスの聖槍は全形は見られないが一般的な槍の形をしており、ロンゴミニアドは全体のビジュアルが存在しいわゆる突撃槍の形をしているため、今のところ両者を見比べて似ているところは見受けられない。
  • 上記の通りアーサー王伝説にも「血を流す聖槍」として登場しており、アーサー王伝説における円卓の騎士が結成される前の騎士である「ベイリン卿」が後の漁夫王を倒す際に使用したとされ、その槍から流れる血はあらゆる傷を癒し、同時にその流れる血でしか決して治癒できない永遠の傷を与えると言う能力を持っている。ベイリン卿はこの槍で漁夫王に永遠の傷をつけたが、ベイリン卿が私的に槍を使ったため「嘆きの一撃」と言う天罰を与え周囲の土地と城ごと荒れ果てた地に変えたと言うエピソードが残っている。
    • その後聖杯探索に向かったギャラハッド達の手に渡り漁夫王の傷を流れる血で癒したとされるが、ギャラハッド〔オルタ〕がとっさに「ダビデ王の剣」でロンギヌスの放つ槍を対処出来たのも実際にこの聖槍を所有していた経験から来ていると思われる。だか、実際に二巻でその言及がなされたギャラハッドが聖杯探索を放棄したオルタである為に、実際に所有してたかどうかは不確かになっている。
    • それからしばらく後『Fate/Grand Order』にギャラハッドと同じく聖杯探索に赴いた騎士・パーシヴァルが実装。ロンギヌスの槍は彼が持ち帰ったという設定が追加された。


脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


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