キザイア・メイスン

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キザイア・メイスン
読み キザイア・メイスン
性別 女性
デザイン 不明
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

亜種特異点Ⅳとして現れた『マサチューセッツ州セイレム村』に住む女性。
セイレム村の波止場にある酒場の店主。
略歴
魔神柱ラウムによって特異点と化した「六度目のセイレム」に登場。
『Fate/Grand Order』ゲーム本編ではアブサラム・ウェイトリーによって「既にセイレムから逃れただろうから頼れない」と言及されるのみで直接の出番はなかったが、コミカライズ版でキャラクターとして登場。
酒場でトラブルを起こした主人公一行の前に現れ、店主として仲裁を買って出た。
実はこの特異点の黒幕から「特異点から逃げ出そうとする者の監視・妨害」という役割を割り振られていたが、本人としてはこの役割にもうんざりしており、どうにか逃げ出す方法として主人公一行を利用するつもりであった。
そのために物語中盤でマーシュと組んでアビゲイルを誘拐して主人公一行を魔女として陥れようとしていたが、マタ・ハリの宝具の効果で村人たちの前で自分の企みを自白させられてしまい、魔女として処刑された。
人物
腰まで届くほどの長い黒髪を持つ、どこか陰気そうな女性。
挑発に弱く、激昂しやすい性格で、いろいろと根に持つ陰険な部分もある。
能力
アブサラムが「頼る相手」として勘定に入れていることと、「原典」の設定から、何らかの能力を持っていると思われるが、実態は不明。
コミカライズ版では「グールの一部を操る」「不定形の使い魔を行使する[注 1]」「藤丸の姿に変身する」と魔術を行使していた。
なお、上記の「不定形の使い魔」についてはセイレムに召喚されたことでラウムから「キザイア・メイスン」の役を与えられた為に行使する術を身に着けたようで、本来は鼠の使い魔を使っていたものと思われる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
亜種特異点Ⅳ『異端なるセイレム』の登場人物の一人。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

アビゲイル・ウィリアムズ
村に住まう少女。
コミカライズ版では彼女の特別な役割に気づいており、彼女を利用することで舞台をひっくり返そうと画策していた。
アブサラム・ウェイトリー
村に住まう魔術師。
互いに素性をある程度把握してたのか、あちらからは「頼れる人物」としてカウントされていたようである。
マーシュ
村に住まう「船長」。酒場が波止場にあるため、彼と船員たちはわりとお得意様。
上記のアビゲイルを攫った際には共謀関係にあったのか、彼の船の中に隠していたが、彼からは「アブサラムには義理はあるがキザイアにはない」と思われており、正体がバレかかった際にはあっさり主人公らに協力した。
藤丸立香
旅芸人一座の女座長。
コミカライズ版では彼女の姿を借りて悪事を働こうとしたが、彼女とサーヴァント達の奮戦に一杯食わされ、野望は頓挫することとなった。
マタ・ハリ
旅芸人一座の一人。
コミカライズ版では主人公一行と対立していた際も「小娘」と馬鹿にしていたが、彼女の宝具で思惑を外されて窮地に立たされる羽目になってしまった。
ロビンフッド
旅芸人一座の一人。
コミカライズ版ではいろいろとしてやられた為かなり根に持っている。
ラウム
自分を村に連れてきて「キザイア・メイスン」の役を与えた張本人。
最後の方では役にうんざりして彼を出し抜くためにアビゲイルを拉致したが、その事も彼の織り込み済みであった。

原典[編集 | ソースを編集]

ブラウン・ジェンキン
『魔女の家の夢』で連れていたとされている鼠のような使い魔。
コミカライズ版の牢獄での独白からすると「鼠の使い魔を連れていた」事がこれと重ね合わされ「キザイア・メイスン」の役を被せられていたものと思われる。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 「キザイア・メイスン」の出展元は、ラブクラフトのクトゥルフ神話シリーズの一つ『魔女の家の夢』と思われる。
    • 作品中ではキザイアは特殊な図形を描くことで空間を跳躍する能力を持っている魔女とされており、「史実」のセイレム魔女裁判の際には魔女として投獄されるもこの能力によって獄中から脱走したとのこと。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 「テケリ・リ」と鳴いていたため、おそらくはクトゥルフ神話における生物「ショゴス」。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]