ギルガメッシュ〔アルターエゴ〕
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| アルターエゴ | |
|---|---|
| 真名 | ギルガメッシュ |
| 性別 | 男性 |
| 初登場作品 | Fate/strange Fake |
概要[編集 | ソースを編集]
偽りの聖杯戦争に召喚されたアーチャーが「再起動」によって変性した「アルターエゴ」のサーヴァント。
- 略歴
- ティーネ・チェルクによって召喚されたアーチャーが敗北し、霊基が失われながらも令呪や若返りの霊薬などで維持された肉体が「再起動」した存在。
- アーチャーの頃の英雄王とは似ても似つかない言動でティーネの周りの厄介事を一方的に片づけた後、真アーチャーと真ライダーの戦闘に介入しに行った。
- 人物
- アーチャーの頃と比べて若返りの霊薬で年齢が下がり、少年と青年の間くらいになっている。
- 昆虫が幼虫と蛹の時期を経て、蛹より羽化した瞬間、いわば何一つ余計なもののない完成されたその瞬間を切り取ったフォルムであるギルガメッシュ。地の文では少年と表現され、外見は「純白と黄金の花を想起させる」と語られている。
- 一人称は「我(ボク)」となっており、ティーネやその部下に対しても丁寧に応対し、一見は穏やかで物腰が非常に柔らかく、常に相手を安心させるかのごとく鏡のように微笑みかけるようになっている。
- その一方で行動は「不要」と感じたら「排除」する事に一切の躊躇いがない。
- この点に関しては青年形態を筆頭に全てのギルガメッシュに同じくして共通する性質ではあるものの、あとがきの解説曰く「善意はただの善意というだけであり、情や慈しみに沿った意味合いというのは欠片もない。」、言わば「優しさだけがない」。「天使の笑顔でケイネス・エルメロイ・アーチボルトの工房を爆破するタイプ」などと形容されるような人格でもある。
- 神性がイシュタルによって奪われたために人間として純化しており[注 1]、「人間をそのまま神の座に押し上げる」事を願って行動する装置と化している。
- その一方でティーネへの態度を見ていると人間たちへの「期待・愉しみ」という感情がなくなってしまっているようにも見える。
- 能力
- アーチャーの時同様「王の財宝」をメインとした戦い方をする。
- 武具以外の原典もテクニカルに使用するようになった反面、一斉掃射の際には指輪や薬などの使用に適さない宝物まで十把一絡げで地面に投げ付けるようになり、あまつさえ「壊れた幻想」としての使用まで行う。総じて「道具」としての使用が目立ち、宝具に対する敬意や矜持のようなものは見られない。
- 無数の原典を固めて天から巨大な腕を形成するような使い方もしている。
- また、瑠璃色と黄金の装飾が施された卵、宙に浮かぶ巨大な天体らしきモノをスノーフィールドの土地ごと切り抜いて形成しているようだが、これについては現段階でギルガメッシュが製造したモノなのかは不明。
ステータス[編集 | ソースを編集]
宝具[編集 | ソースを編集]
- 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
- アーチャークラスと同様に引き続き使用可能。
真名:ギルガメッシュ[編集 | ソースを編集]
- バビロニア神話にその名を刻まれた英雄王。
- 人とはどのようなものかを見極めんとしていた少年時代、傲慢な英雄王として親友と共に数多くの偉業を成した青年時代、不老不死の探求から帰還して叡智を以て民を治める賢王となった老年時代、その「狭間」として歴史に刻まれなかった存在。
- 肉体から神性が全て失われた、いわば「ギルガメッシュの人間としての部分のみを抽出したアルターエゴ」。さらに言うなら「エルキドゥと出会うことがなく完全に人間側として成立したイフ」である。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/strange Fake
- アーチャーとして参戦していたが死亡し、肉体だけが残って神性が抜けた状態で「再起動」して登場した。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/strange Fake[編集 | ソースを編集]
- ティーネ・チェルク
- マスター。
- 彼女を大切に思っている事は変わらないが、アーチャーの時に彼女の成長を考えて泳がせていた裏切者を彼女の前で躊躇なく公開して殺害したり、戦いに同行させずに部下任せにしたりと、アーチャーがしていた「期待」からは一歩外れてしまっている。
生前[編集 | ソースを編集]
- エルキドゥ
- 本来の歴史であれば出会っていたはずの英雄王の親友。
- 彼に出会わなかったというイフが「アルターエゴ」を形成する最大の要因になっている。
- なお、彼はFakeの聖杯戦争で偽ランサーとして参戦しているが、彼との邂逅がどうなるのかは9巻時点では不明である。
名台詞[編集 | ソースを編集]
メモ[編集 | ソースを編集]
- 「子供らしく丁寧な物腰だが優しさが欠けている」という在り方に一番近いギルガメッシュとして、既存の物では『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場した子ギルが一番近い。
- あちらが「ギルガメッシュの理性のみが不完全に受肉した存在」であるため性質としても似通っており、財宝で巨大な腕をびっしり覆う運用なども類似が見られる。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ ただし、その姿については
人間 と表現されていた。
出典[編集 | ソースを編集]