「夜劫雪信」の版間の差分

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: 夜劫家の黒スーツの組織の中、唯一白いスーツを纏っている人物。そのスーツは夜劫家の神である[[オオナムチ]]が救った「因幡の白兎」を意味する。
 
: 夜劫家の黒スーツの組織の中、唯一白いスーツを纏っている人物。そのスーツは夜劫家の神である[[オオナムチ]]が救った「因幡の白兎」を意味する。
: <RUBY><RB>神體</RB><RT>がんたい</RT></RUBY>を保存していた右腕にはギプスがあてがわれている。<RUBY><RB>精気</RB><RT>オド</RT></RUBY>を消費することで拒絶反応を抑えているとはいえ、肌が爛れ、膿んでいるが、術式が刻まれた包帯で臭いを隠している。
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: <RUBY><RB>[[神體]]</RB><RT>がんたい</RT></RUBY>を保存していた右腕にはギプスがあてがわれている。<RUBY><RB>精気</RB><RT>オド</RT></RUBY>を消費することで拒絶反応を抑えているとはいえ、肌が爛れ、膿んでいるが、術式が刻まれた包帯で臭いを隠している。
 
: 源馬曰く、天才過ぎて自分ならできることが、他人には到底無理だと気付かない性格。
 
: 源馬曰く、天才過ぎて自分ならできることが、他人には到底無理だと気付かない性格。
 
: 彼の最大の目的は『特別』をやめること。彼は[[両儀式]]と[[黒桐幹也]]の『普通』の幸せに憧れ、自分にも同じ幸福を得るのに手段を選ばなかった。家族の生活は全員にとって幸せだったが、自分の思い通りにするために彼女達を騙してしまった。
 
: 彼の最大の目的は『特別』をやめること。彼は[[両儀式]]と[[黒桐幹也]]の『普通』の幸せに憧れ、自分にも同じ幸福を得るのに手段を選ばなかった。家族の生活は全員にとって幸せだったが、自分の思い通りにするために彼女達を騙してしまった。
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: 夜劫家の千年に一人の天才。六歳の頃、空中を歩いた。彼がギプスを外すと、夏であるにも関わらず、周りに雪が降る。
 
: 夜劫家の千年に一人の天才。六歳の頃、空中を歩いた。彼がギプスを外すと、夏であるにも関わらず、周りに雪が降る。
 
: 黒櫃として、夜劫家が魔術を使うために接続する神の内蔵である<RUBY><RB>神體</RB><RT>がんたい</RT></RUBY>をその身に保存するが、拒絶反応が激しく、<RUBY><RB>神體</RB><RT>がんたい</RT></RUBY>の八割を既に娘に移植した状態でも、自由に右腕を動かせない。拒絶反応のせいで、魔術回路が常に<RUBY><RB>精気</RB><RT>オド</RT></RUBY>を消費していなければ腐る状態にあり、必要な<RUBY><RB>精気</RB><RT>オド</RT></RUBY>を生み出すために肺の四分の三を魔術回路に変えた。
 
: 黒櫃として、夜劫家が魔術を使うために接続する神の内蔵である<RUBY><RB>神體</RB><RT>がんたい</RT></RUBY>をその身に保存するが、拒絶反応が激しく、<RUBY><RB>神體</RB><RT>がんたい</RT></RUBY>の八割を既に娘に移植した状態でも、自由に右腕を動かせない。拒絶反応のせいで、魔術回路が常に<RUBY><RB>精気</RB><RT>オド</RT></RUBY>を消費していなければ腐る状態にあり、必要な<RUBY><RB>精気</RB><RT>オド</RT></RUBY>を生み出すために肺の四分の三を魔術回路に変えた。
: 戦闘では村正の刀で敵の魔術を切りながら攻撃をする。両義の遠縁であるため、退魔の技を修得しており、本編で両義の「自己暗示に変体」を使用する剣術と、[[七夜貴理|蜘蛛のような妙な異形な構え]]で遠坂凛とグレイを圧倒する。集団魔術の強化を受けると、雄詰に似た大魔術を使える。
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: 戦闘では村正の刀で敵の魔術を切りながら攻撃をする。両儀の遠縁であるため、退魔の技を修得しており、本編で両儀の「自己暗示に変体」を使用する剣術と、[[七夜貴理|蜘蛛のような妙な異形な構え]]で遠坂凛とグレイを圧倒する。集団魔術の強化を受けると、雄詰に似た大魔術を使える。
 
: 兄の源馬からもらった面は「鬼哭」。名前の通り、鬼の面。面を被る時は、兎に似た動きで戦う。鬼は[[アラヤ|人]]と[[ガイア|自然]]の間に立つ存在であるため、鬼面が雪信の魔力と山の魔力を繋ぐ。
 
: 兄の源馬からもらった面は「鬼哭」。名前の通り、鬼の面。面を被る時は、兎に似た動きで戦う。鬼は[[アラヤ|人]]と[[ガイア|自然]]の間に立つ存在であるため、鬼面が雪信の魔力と山の魔力を繋ぐ。
  
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: 遠縁の[[両儀家]]の当主。美しい刃物。彼女の真似事で当主を務めるつもりだったが、幹也と一緒にいた『普通』の彼女を見てしまった。
 
: 遠縁の[[両儀家]]の当主。美しい刃物。彼女の真似事で当主を務めるつもりだったが、幹也と一緒にいた『普通』の彼女を見てしまった。
  
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: 人生を狂わせた致命的に『普通』な男。
 
: 人生を狂わせた致命的に『普通』な男。
  

2024年3月3日 (日) 08:31時点における最新版

夜劫雪信
読み やこうゆきのぶ
性別 男性
所属 夜劫家
魔術系統 日本の魔術、法術
一人称
デザイン 坂本みねぢ
初登場作品 ロード・エルメロイⅡ世の冒険
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概要[編集 | ソースを編集]

夜劫家のヤクザとしての頭で、魔術師としての次期当主。

略歴
兄の夜劫源馬が家の当主になるはずだったが、雪信が六歳で空中を歩けるぐらいの大天才[注 1]だったため、弟が次期当主になった。源馬は母の夜劫朱音に弟の補佐として山に残るように命じられたが、雪信が黒櫃の当主も務めることを約束し、兄を自由にした。お礼として、斗彫家に弟子入りした源馬は弟に最高の面を打った。
数十年後、拒絶反応で病んだ雪信が治療のために街に下っていたところ、ある女に一目惚れした。その女と結婚し、お山に近くに小さな家を作り、妻と生まれた二人の娘に魔術の存在を隠しながら幸せに暮らした。拒絶反応の悪化とともに魔術の隠蔽が難しくなり、やがて雪信が離婚することで妥協点を見出した。
離婚した雪信が長女のメイを預かり、元妻が次女のアキラを預かった。メイに神體がんたいを移植しようとしたが、失敗して娘は命を失った。その後、母に放棄されたアキラを山に引き戻した。
人物
夜劫家の黒スーツの組織の中、唯一白いスーツを纏っている人物。そのスーツは夜劫家の神であるオオナムチが救った「因幡の白兎」を意味する。
神體がんたいを保存していた右腕にはギプスがあてがわれている。精気オドを消費することで拒絶反応を抑えているとはいえ、肌が爛れ、膿んでいるが、術式が刻まれた包帯で臭いを隠している。
源馬曰く、天才過ぎて自分ならできることが、他人には到底無理だと気付かない性格。
彼の最大の目的は『特別』をやめること。彼は両儀式黒桐幹也の『普通』の幸せに憧れ、自分にも同じ幸福を得るのに手段を選ばなかった。家族の生活は全員にとって幸せだったが、自分の思い通りにするために彼女達を騙してしまった。
『特別』をやめたいという願望のため、自分の身体を回復するための儀式を放棄した。
能力
夜劫家の千年に一人の天才。六歳の頃、空中を歩いた。彼がギプスを外すと、夏であるにも関わらず、周りに雪が降る。
黒櫃として、夜劫家が魔術を使うために接続する神の内蔵である神體がんたいをその身に保存するが、拒絶反応が激しく、神體がんたいの八割を既に娘に移植した状態でも、自由に右腕を動かせない。拒絶反応のせいで、魔術回路が常に精気オドを消費していなければ腐る状態にあり、必要な精気オドを生み出すために肺の四分の三を魔術回路に変えた。
戦闘では村正の刀で敵の魔術を切りながら攻撃をする。両儀の遠縁であるため、退魔の技を修得しており、本編で両儀の「自己暗示に変体」を使用する剣術と、蜘蛛のような妙な異形な構えで遠坂凛とグレイを圧倒する。集団魔術の強化を受けると、雄詰に似た大魔術を使える。
兄の源馬からもらった面は「鬼哭」。名前の通り、鬼の面。面を被る時は、兎に似た動きで戦う。鬼は自然の間に立つ存在であるため、鬼面が雪信の魔力と山の魔力を繋ぐ。


登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

ロード・エルメロイⅡ世の冒険
「彷徨海の魔人」編に登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

夜劫朱音
母。雪信を治療するために儀式を準備したが、彼が回復を望まなかった。
斗彫源馬
子供の頃、雪信が自由にしてくれた兄。
元妻
一目惚れした一般人。『普通』になるための道具。魔術の存在を知らなかったため、夜劫家の闇を恐れ、離婚した。
彼女がアキラの周りの霊的現象を耐えられず精神の均衡を失ったことを知った上で、アキラが必要な道具になるまで何もしなかった。
夜劫アキラ、夜劫メイ
娘たち。『普通』になるための道具。最初はメイを黒櫃にするつもりだったが、彼女は拒絶反応で死んだ。その後、母と生きていたアキラを山に引き戻し、移植の八割を行った。
アキラが育児放棄されたことを知った上で、アキラが必要な道具になるまで何もしなかった。
両儀式
遠縁の両儀家の当主。美しい刃物。彼女の真似事で当主を務めるつもりだったが、幹也と一緒にいた『普通』の彼女を見てしまった。
両儀幹也
人生を狂わせた致命的に『普通』な男。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 日本の魔術師の間では、空を飛べる能力は仙人の証として捉えている。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]