「子ギル」の版間の差分
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2017年9月28日 (木) 20:27時点における版
アーチャー | |
---|---|
真名 | ギルガメッシュ |
性別 | 男性 |
身長 | 140cm |
体重 | 30kg |
出典 |
史実 ギルガメッシュ叙事詩 |
地域 | 西アジア |
属性 | 混沌・善 |
声優 | 遠藤綾 |
デザイン | 天空すふぃあ(FGO) |
設定作成 |
奈須きのこ 桜井光 |
レア度 | ☆3 |
初登場作品 | Fate/hollow ataraxia |
概要(Fate/hollow ataraxia)
若返りの薬を飲み、幼年体になったギルガメッシュ。明朗快活な美少年。
彼の名前は変わらず「ギルガメッシュ」であり、基本的に「子ギル」というのはファンが使う俗称。他にも「幼年体」などと注釈をつけて区別される。
- 略歴
- 繰り返す四日間の真実を他のサーヴァント達同様に看破しており、これを「茶番」として評し、精神的に引き籠るためこの姿になった。ただし、基本は子供モードにしているようだが、大人モードでも普通に登場しており、どういう基準で使い分けているのかは不明。
- 代理マスターであるカレン・オルテンシアの横暴っぷりに辟易させられながら日々を過ごす羽目になる。
- 人物
- 大人状態とは比べ物にならない位の聖人君子で、誰に対しても非常に礼儀正しく、謙虚に接する。この姿の時からウルクを治めており、彼の治世はとても優れたものだったらしい。
- この姿で大人の自分を評すると、「どうしてああなったのか自分でもわからないほど理解しがたいひどい人」となる。青年時のギルガメッシュはこの姿の頃の記憶が曖昧らしいが、客観的に分析した結果、「子供の頃の我が今の我を見たら成長を止めてしまう可能性すらある」と結論づけており、同一人物なのに互いに相性が悪い。
- ギルガメッシュが第四次聖杯戦争で受肉してから第五次聖杯戦争が始まるまでの10年間、あの性格で一切の問題が起きなかったのは、ほぼ常にこの状態でいたからである。それでも、本質的には同一人物であるためか、時折青年時の片鱗を覗かせることも。
- 女性の好みも大人状態とは異なり、セイバーのような金髪貧乳ではなく、「野に咲く花」のような大人しく女性らしい三枝由紀香が好みとなっている。
- 聖杯に対する認識は青年時とは意外なことにあまり変わっておらず、『Grand Order』ではさり気無く自分の物扱いしているが、それが願望機として他者に使われることを気にするほど執着している訳でもない節がある。
- 能力
- 基本的には戦闘シーンそのものが存在しないため、実力は未知数。戦闘が必要になった時には幼年体を止めて青年体に戻っている。「若返りの薬」が能力にどのような影響を与えているのか(あるいは何も与えていないのか)についても言及されていない。
- ただし油断と慢心がなくなっており、奈須きのこ氏から「大人状態より強いかも」と評されている。
- この状態でもスキル「黄金律」は健在らしく、冬木市のレジャー施設「わくわくざぶーん」のオーナーをしていたりする。
概要(Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ)
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』にてサーヴァントではない「クラスカード」という異なる拠り代によって現界・受肉した存在がイリヤの干渉によって分裂したモノ。
詳細は「子ギル (プリズマ☆イリヤ)」を参照。
概要 (Grand Order)
『Fate/Grand Order』では、「弓兵」のサーヴァントとして参戦。
- 略歴
- 人物
- 少年の姿を以て現界した「英雄王」。一人称は「ボク」。
- 『hollow』での子ギル同様、基本的には礼儀正しく謙虚であるが、若返りの霊薬を口にして幼くなったモノか、幼い時期の形態で最初から現界したモノなのか、定かではない。
- 精神性のモデルとなっているのは、過去に名君と呼ばれた頃とされており、酷薄にして無情、人の意見を聞き入らず、己の基準のみを絶対とする性質は当てはまらない。
- 「野に咲く花」のような大人しくて落ち着きのある女性が好みのタイプで、嫌いなものには青年期の自分自身を上げており、顔を合わせたら最悪殺し合いが始まるそうな。
- 能力
- 「王の財宝」をメインに、原典宝具を射出する戦法を得意とする。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アーチャー | 主人公 (Grand Order) | C | C | C | C | A | EX | 対魔力:E 単独行動:A 神性:B(A+) |
紅顔の美少年:C 黄金律:A カリスマ:A+ コレクター:EX |
宝具
基本的には「ギルガメッシュ」に準じる。ここでは子ギル時に使ったもののみを言及する。
- 王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
- ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:−
最大捕捉:− - 黄金の都へ繋がる鍵剣。
- 空間を繋げ、宝物庫の中にある道具を自由に取り出せるようになる。使用者の財があればあるほど協力な宝具となる。
- この宝具により、自分の近くの空間をバビロンと繋げることで、ギルガメッシュは剣や槍といった宝具の「原典」を無数に射出する。通常状態のギルガメッシュよりも射出量は低いが、相手をよく観察して「弱点を突く」ことを意図して射出宝具を選んでいる模様。
- 天の鎖(エルキドゥ)
- ランク:?
種別:対人宝具
レンジ:1~30
最大捕捉:1人 - 無二の友エルキドゥの名を冠する、「王の財宝」によって用いられる宝具のひとつ。
- 相手をたちまち束縛する無数の鎖。束縛による効果と持続ダメージを相手に与える。
- 「天の牡牛」を討伐した際に用いたとされる対神兵装であり、対象の神性適性が高いほどに威力を増す。
- 全知なるや全能の星(シャ・ナクパ・イルム)
- ランク:EX
種別:対人宝具
レンジ:−
最大捕捉:1人 - 星の輝きの如く地上の隅々へと行き渡り、万象を見通す、英雄王ギルガメッシュの精神性が昇華した常時発動型の宝具。
- その効果は凄まじく、相手の真名や宝具はおろか、幾重に隠された真実さえも一瞥で見通してみせる。常時発動しているような状態ではあるものの、意図的に制限している節も見受けられる。真名解放すれば最適戦術を導く「指示」として働き、自陣全体の攻撃力と防御力を引き上げるが、FGOでは使用しない。
「王の財宝」内にある宝具
- 占い手袋
- 五芒星があしらわれた右手用の手袋。これをはめて占いを行った場合、的中率が上がるらしい。
- 『アーネンエルベ狂騒曲』にて登場。
真名:ギルガメッシュ
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/hollow ataraxia
- 初登場作品。
- Fate/Grand Order
- 『天草四郎体験クエスト』の開催に伴い実装。天草四郎体験クエストにて一時敵対するほかNPCとしても参戦する。
- 通常攻撃で「王の財宝」を頻用するギルガメッシュに対して、こちらは通常攻撃のうちBuster以外が「天の鎖」を使ったもので、宝具として「王の財宝」が割り当てられている。
- いつになく、大人になった自分に対する嫌悪感が滲み出た発言が多い。
Fate関連作品
- トラぶる花札道中記EX
- 珍しくカレンが慰労を兼ねて旅行に招待してくれるとのことで、ランサー共々温泉へ向かう。
- Fate/Ace Royal
- 英霊カードの一枚として登場。ステータスは大人版と変わらず、打たれ弱いのもそのまま。だが大人版の「天地乖離す開闢の星」は大事な所で失敗する可能性のあったが、コストダウン・サイコロ判定の消失によってかなり使いやすくなっている。また極一部の相手にしか使えない「グラム」が消え、コストフリーでいつでも使える「わくわくざぶーん」に変わったため使い勝手は格段に違う。そのため大人版の上位互換と言える。
人間関係
- ギルガメッシュ
- 同一人物だが内面は180度異なる。そして大人ギルを本気で嫌っている。
- プリズマ☆イリヤでは若干近くなってはいるものの、夢幻召喚による融合によってアンジェリカに表層化した傲慢で慢心しがちな彼の人格を嫌っており、何も考えずにただ財宝を乱れ打ちする様を「贅沢で傲慢な戦い方」と評するなど、やっぱり相容れない存在らしい。
- 実際、共演時は死を願ったり殺し合いも辞さない旨を説明したりと、必ず本心から嫌悪感を露わにする。
- エルキドゥ
- 掛け替えのない友人。
- 彼の名を付けられた「天の鎖」が他者に使われれば激昂するほど親密な仲。
Fate/hollow ataraxia
- カレン・オルテンシア
- マスター。彼女から毎日不条理を味あわされる。
- ランサー
- 苦労人仲間。そういった点や自身の性格もあってか大人の時と違い、関係は凄く良好。
- 三枝由紀香
- 手に入らなければ潔く諦めるつもりではあるものの、かなり気に入っており「将来の伴侶にするなら由紀香みたいな人」とまで言っている。
まほうつかいの箱
- 日比乃ひびき
- 三枝由紀香とタイプが似ているためか、ドラマCDにて一目惚れする。
Fate/Grand Order
- 天草四郎時貞
- 天草四郎体験クエストで共演。発見した亜種聖杯の処遇をめぐって対立する。
- マシュ・キリエライト
- 彼女の人間性を鋭く分析し、それとなく導いていこうとする。……女性として好みのタイプなためか、若干セクハラ混じりではあるが。
- ロマニ・アーキマン
- 何か含む所があるが、理解しているならとあえて追求しない代わりに「その怠惰の贖いをいつかすることになる」と不吉な予言を語る。
- ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
- 2016年クリスマスイベントにて、深夜に叩き起こされて透明になれるアイテムを望まれたのに対して若返りの薬を渡す。
- 本人曰く寝ぼけて間違えたとのことだが、こういう用途に最適な「ハデスの隠れ兜」を貸さなかったことを考えるとわざと(深夜に起こされた仕返し)の可能性もある。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン (Grand Order)
- 彼女の幕間の物語にて登場。
- 「元の世界では乖離剣の一撃を打ち破った」という言葉に(若干大人げなく)興味を抱き、彼女の真価を引き出そうと一計を案じる。
- クロエ・フォン・アインツベルン
- 同上。
- 彼女の心臓になっているものに興味を抱いたのもあるが、イリヤの真価を引き出す為に彼女の命を奪い取ろうとする。
名台詞
Fate/hollow ataraxia
- 「うわっ、ひどい人ですね、そんな人ホントにいるんですか!?」
- ギルガメッシュの皮肉をさんざん言った挙句、「そんなやつをどう思う?」と振ったランサーと士郎に対して。
- 心底、本心からの反応。ランサー&士郎と一緒に「おまえだよ」と全力で主張したくなること請け合いの言動である。
- 「セイバーさんは悪くないんですけどね。蛇は趣味じゃありませんし、造花にも興味はありません。
魔術師のお姉さんたちは……まあ、時間があったらでしょうか」 - 女性の趣味について聞かれて。どれだけ性格が良くてもあの慢心王と同一人物なので、いい子に見えて女性の好みには結構うるさい。
- そして当人達に聞かれたらぶん殴られかねないような問題発言の連発である。
- 「うん、好きな人。言ったでしょ、友達でいるよりお姉さんがいいって。友紀香はどう?年下は初めて?」
- 思いを寄せる三枝由紀香に対しぎりぎりまで近づき強引に迫る。好みや性格が変わっても女性への強引なアプローチという点は変わらない。
- 「その時は切り捨てるだけですね。ボクには縁がなかったというコトで」
- 三枝のような素朴な花を素朴なままで見守りたいという考えに対し、士郎から「自分好みに実らなかったらどうするんだ」と問われた際の回答。やはり元は同じ人物だとよくわかる場面。
- 「まったく―――オマエたちは兵というより病気の類だ。
一ついれば際限なく増えるなんて、ボクの一番嫌いなモノじゃないか」
「……ああ。オマエたちが地獄を謳うというのなら――」 - 残骸の山に対して放った宣告。そして英雄王は一生一度の本気を披露する。
トラぶる花札道中記EX
- 「だってほら、客間のTVもランサーさんも、叩けばまだ使えるじゃないですか」
- 慰安旅行に行こうと言い出したカレンに対して「らしくない」と返事して。
- 天使のような笑顔でこの一言である。
- 「お疲れ様でした。あと、うちのマスターがたいへん失礼をしたコトをお詫びします」
- 汎用勝利セリフ。大人の時の唯我独尊っぷりが嘘のようである。
- 「あははははは。 本気で死んでくれませんかねあの人」
- カレンルート最終戦。全く空気を読まない、自分の大人の姿に対して。
- あの有様では、大人になりたくないと思うのも無理もない話である。
Fate/Grand Order
- 「しつけの時間ですね」
「野蛮ですがこれも戦法の一つ。財宝とはこう使う物です。『王の財宝 』!」 - 宝具選択&解放。子ギルが嫌う青年時のギルガメッシュの「贅沢で傲慢な戦い方」。子ギル当人も戦法として有効だから仕方なくやっているだけなのが、発言内容から分かる。
- 「あーすみません、ちょっと隠れますね。顔合わせたら、最悪本気の殺し合いが始まっちゃうかもしれませんし」
- マイルーム会話時、青年時のギルガメッシュが所属していると聞ける特殊台詞。まず間違いなく子ギルが先制攻撃をかける可能性が高い。