「現代魔術科」の版間の差分
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ノーリッジの強力な後押しによって設立されたため、二つ名としてノーリッジを冠する。 | ノーリッジの強力な後押しによって設立されたため、二つ名としてノーリッジを冠する。 | ||
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かつては歴史を持つ家柄と潤沢な財力がなければ魔術師の門をくぐることすら叶わなかったが、この学部が創設されてからは野にくすぶっていた多くの新興魔術師が時計塔に流入することになり、衰退の途にあった魔術師社会にも往年の賑わいが戻って来た。とはいえ、古い血筋を誇りとする名門魔術師たちにとっては“遡ってもたかだか一世紀程度”の新世代は所詮下層の存在であり、当然そこには相当な軋轢が存在する。 | かつては歴史を持つ家柄と潤沢な財力がなければ魔術師の門をくぐることすら叶わなかったが、この学部が創設されてからは野にくすぶっていた多くの新興魔術師が時計塔に流入することになり、衰退の途にあった魔術師社会にも往年の賑わいが戻って来た。とはいえ、古い血筋を誇りとする名門魔術師たちにとっては“遡ってもたかだか一世紀程度”の新世代は所詮下層の存在であり、当然そこには相当な軋轢が存在する。 | ||
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− | : | + | :2003年時点で既に在籍している。オルグ・ラムはカウレスよりも後に加入している。 |
+ | :『[[Fate/Apocrypha]] 』の世界でも聖杯大戦後に加入することが示唆されている。 | ||
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− | : | + | :2003年7月にⅡ世の内弟子になった。2007年時点では最古参になりかけている。 |
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− | : | + | :2007年夏にⅡ世の弟子になった。 |
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+ | ==関連組織== | ||
+ | ;[[時計塔]] | ||
+ | :上位組織。 | ||
+ | ;[[ノーリッジ家]] | ||
+ | :ロードではないが現代魔術科の設立に関わって、最大の融資をした一族。多くの若者を支援し、養子にすることから「足長おじさん」の一族と呼ばれる。 | ||
+ | ;[[エルメロイ家]] | ||
+ | :現代魔術師科の君主の一族。元は[[鉱石科]]の君主。 | ||
+ | ;[[エルメロイ教室]] | ||
+ | :代理ロードであるロード・エルメロイⅡ世が直々に講師を勤める教室。詳細は個別のページを参照。 | ||
+ | ;スラー | ||
+ | :ロンドン近郊にある時計塔由来の学術都市の中で、現代魔術科系列の街。近代的なミラービルと古式ゆかしい建物が折り重なった、パッチワークのような街並み(通り1つか2つの空間)。ロンドン・ソーホー地区の近く。 | ||
+ | ;学生寮 | ||
+ | :スラーにある学生寮。事件簿時点ではフラット、スヴィン、カウレス、ペンテル姉妹などが暮らしている。また、ルヴィアが現代魔術科の寮を1フロア丸ごと貸し切って住もうとしているが、同じ寮なのかは明らかになっていない。グレイはスラーの外にある別の寮で暮らしており、バスで通っている。 | ||
==メモ== | ==メモ== | ||
− | エルメロイ教室は原則4年で卒業だが、フラットのように卒業できず、留年する者も居る。 | + | *エルメロイ教室は原則4年で卒業だが、フラットのように卒業できず、留年する者も居る。 |
==脚注== | ==脚注== | ||
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*[[時計塔]] | *[[時計塔]] | ||
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2024年10月8日 (火) 00:03時点における最新版
概要[編集 | ソースを編集]
魔術協会の三大部門の一つ、時計塔の第十二学部。別名「ノーリッジ」。
ノーリッジ家が設立した学科であり、当代のロードはエルメロイの一族。派閥は一応貴族主義。
ほかの学部に比べて歴史は浅く、また歴史のある魔術師が多く所属する時計塔の中、歴史の浅い魔術師が所属している。
設立経緯[編集 | ソースを編集]
「現代魔術論」科は十七世紀頃に在り方が問題視され学科扱いでなくなった法政科に代わり、カリオストロ伯爵の活動やそれに関連した一般社会でのオカルトブームの影響もあり十八世紀の産業革命時に設立されたため最も歴史が新しく、ここ百年ほどで興った魔術を研究し、広く浅く、より一般的な“使いやすい”魔術とすることを目的としている、家門の後ろ盾やロードたちの承認も要らずに自由に魔術を語り合い、評価し合い、時にはインターネットなどIT機器を介して情報を交換する、現代に適応した新世代(ニューエイジ)の魔術師たちのフィールドである。
ノーリッジの強力な後押しによって設立されたため、二つ名としてノーリッジを冠する。 十二家から軽んじられていたため、もともとロードは存在していなかったが、ちょうど学部長であったドクター・ハートレスが失踪したところに当主の急死によって順位が十二家中十二位まで下降したエルメロイ家が収まった。
かつては歴史を持つ家柄と潤沢な財力がなければ魔術師の門をくぐることすら叶わなかったが、この学部が創設されてからは野にくすぶっていた多くの新興魔術師が時計塔に流入することになり、衰退の途にあった魔術師社会にも往年の賑わいが戻って来た。とはいえ、古い血筋を誇りとする名門魔術師たちにとっては“遡ってもたかだか一世紀程度”の新世代は所詮下層の存在であり、当然そこには相当な軋轢が存在する。
所属者[編集 | ソースを編集]
ハートレス時代[編集 | ソースを編集]
- ドクター・ハートレス
- 先代の学科長。第四次聖杯戦争の少し後に失踪した。
- ロードではないが、ノーリッジの養子。
- クロウ
- ハートレスの弟子であり右腕。霊墓アルビオンからの生還者。ハートレスと同時期に消息不明となっている。
- キャルグ・イスレッド、ジョレク・クルダイス、ゲセルツ・トールマン、アシェアラ・ミストレス
- クロウと同じく、ハートレスの弟子であり、アルビオンからの生還者。この内、キャルグとアシェアラは秘骸解剖局の職員となり、他の二名も現代魔術科を離れた。
エルメロイⅡ世時代[編集 | ソースを編集]
- ロード・エルメロイⅡ世
- 元はエルメロイ一族の人間ではなく、鉱石科でケイネス・エルメロイ・アーチボルトの弟子だった。正当な後継者であるライネスが成人するまで[注 1]代理でロードを勤める。詳細は個別ページを参照。
- ライネス・エルメロイ・アーチゾルテ
- 次期ロード。エルメロイの正当な姫君。
- シャルダン
- エルメロイ教室の講師。
- ディンベルグ卿
- 元全体基礎科の重鎮。エルメロイ教室の客員講師。
- ガウリカ
- (おそらく)エルメロイ教室の講師。
以下のエルメロイ教室の生徒とⅡ世の弟子は、所属学科と在籍時期のみを記し、詳細は教室と各キャラクターの個別ぺージを参照。
- メアリ・リル・ファーゴ
- 天体科にも所属。フラットが入った年に卒業。
- スヴィン・グラシュエート
- 事件簿(2004年)時点で最古参。冒険(2007年)時点では卒業している。
- フラット・エスカルドス
- 降霊科を含む様々な学科を転々としてきた。スヴィンの1ヶ月後に加入。
- 『Fate/Apocrypha 』時点で既に加入しており、『Fate/strange Fake』時点で最古参。
- カウレス・フォルヴェッジ
- 2003年10月加入。2007年時点でも在籍。
- イヴェット・L・レーマン
- メルアステア派のスパイで鉱石科にも所属している。2003年11月加入。2007年時点でも在籍。
- ヴェルナー・シザームンド、ジェイムズ
- 2003年時点で既に在籍している。ヴェルナー・シザームンドはカウレスよりも後に加入している。
- ローランド・ベルジンスキー、オルグ・ラム、ラディア・ペンテル、ナジカ・ペンテル、フェズグラム・ヴォル・センベルン
- 2003年時点で既に在籍している。オルグ・ラムはカウレスよりも後に加入している。
- 『Fate/Apocrypha 』の世界でも聖杯大戦後に加入することが示唆されている。
- 沙条綾香 (氷室の天地)
- 在籍次期不明。植物科にも所属している。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト、遠坂凛
- 2005年正式加入。ルヴィアは2003年から聴講生になり、凛は2004年にも一時的に所属している。二人とも鉱石科に同時に在籍している。
- グレイ
- 2003年7月にⅡ世の内弟子になった。2007年時点では最古参になりかけている。
- エルゴ
- 2007年夏にⅡ世の弟子になった。
関連組織[編集 | ソースを編集]
- 時計塔
- 上位組織。
- ノーリッジ家
- ロードではないが現代魔術科の設立に関わって、最大の融資をした一族。多くの若者を支援し、養子にすることから「足長おじさん」の一族と呼ばれる。
- エルメロイ家
- 現代魔術師科の君主の一族。元は鉱石科の君主。
- エルメロイ教室
- 代理ロードであるロード・エルメロイⅡ世が直々に講師を勤める教室。詳細は個別のページを参照。
- スラー
- ロンドン近郊にある時計塔由来の学術都市の中で、現代魔術科系列の街。近代的なミラービルと古式ゆかしい建物が折り重なった、パッチワークのような街並み(通り1つか2つの空間)。ロンドン・ソーホー地区の近く。
- 学生寮
- スラーにある学生寮。事件簿時点ではフラット、スヴィン、カウレス、ペンテル姉妹などが暮らしている。また、ルヴィアが現代魔術科の寮を1フロア丸ごと貸し切って住もうとしているが、同じ寮なのかは明らかになっていない。グレイはスラーの外にある別の寮で暮らしており、バスで通っている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- エルメロイ教室は原則4年で卒業だが、フラットのように卒業できず、留年する者も居る。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 『ロード・エルメロイⅡ世の冒険』では大学を出る年齢にまで