「真月譚 月姫」の版間の差分
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: 作画の佐々木氏は月姫のアンソロジーを書いていた経験もあるなどかなりの原作好き。設定に忠実かつそれを壊さない独自解釈でストーリーを展開し、アニメ版通りアルクェイドTRUEエンドを元にしながらも複数のルートの要素を織り交ぜている。原作スタッフから絶賛されており、原作ファンからの評価も概ね好評。しかし、アニメのみの視聴者を含む原作未プレイ者からは「展開が遅い」「暗黙の了解的な描写が多くて不愉快」など不評である。連載は7年程続いた。 | : 作画の佐々木氏は月姫のアンソロジーを書いていた経験もあるなどかなりの原作好き。設定に忠実かつそれを壊さない独自解釈でストーリーを展開し、アニメ版通りアルクェイドTRUEエンドを元にしながらも複数のルートの要素を織り交ぜている。原作スタッフから絶賛されており、原作ファンからの評価も概ね好評。しかし、アニメのみの視聴者を含む原作未プレイ者からは「展開が遅い」「暗黙の了解的な描写が多くて不愉快」など不評である。連載は7年程続いた。 | ||
+ | : なお島﨑信長氏が声優をやる上で影響を受けた作品として佐々木氏の『真月譚 月姫』を挙げている。 | ||
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: このパスタ食事件は漫画版9巻の巻末おまけ4コマ漫画でもネタとなり、[[コハエース]]の匿名座談会でも彼女の呼び方が「パスタ」となっている。 | : このパスタ食事件は漫画版9巻の巻末おまけ4コマ漫画でもネタとなり、[[コハエース]]の匿名座談会でも彼女の呼び方が「パスタ」となっている。 | ||
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2024年8月9日 (金) 13:45時点における最新版
真月譚 月姫(アニメ版) | |
---|---|
放送期間 | 2003年10月 - 12月 |
放送局 | BS-i |
話数 | 全12話 |
真月譚 月姫(漫画版) | |
---|---|
原作 | TYPE-MOON |
作画 | 佐々木少年 |
掲載誌 | 月刊コミック電撃大王[注 1] |
連載期間 | 2003年10月号 - 2010年9月号 |
単行本 | 全10巻 |
発売元 | アスキー・メディアワークス |
概要[編集 | ソースを編集]
TYPE-MOONの同人ゲーム『月姫』をテレビアニメ化した作品。およびそのコミカライズ作品。
アニメ版はアルクェイドルートTRUEエンドを元にしているが、原作のストーリー及び設定を大きく改編しており原作ファンからは不評。対して漫画版はかなりの好評である。詳細は後述。
登場人物・用語[編集 | ソースを編集]
『月姫』の項目を参照。
スタッフ[編集 | ソースを編集]
- 監督
- 桜美かつし
- 監督補佐
- 阿保孝雄
- シリーズ構成・脚本
- ときたひろこ
- キャラクターデザイン
- 小澤郁
- 美術
- イースター姫組
- 色彩設定
- 安藤智美
- 撮影監督
- 田沢二朗
- 編集
- 西山茂
- 音響監督
- 明田川仁
- 音楽
- 大森俊之
- プロデューサー
- 関戸雄一、神宮司剛史、松倉友二
- アニメーション制作
- J.C.STAFF
- 製作
- 「真月譚 月姫」製作委員会(ジェネオンエンタテインメント、TBS、ムービック、J.C.STAFF)
主題歌[編集 | ソースを編集]
- オープニングテーマ
-
- 「The Sacred Moon」
- 作曲・編曲:大森俊之
- ヴォーカルの無いインストゥルメンタル曲。
- エンディングテーマ
-
- 「輪廻の果てに…」
- 作詞:入山誠 / 作曲・編曲:上野洋子 / 歌:折笠富美子
- シエル役の折笠氏が歌っている。
各話リスト[編集 | ソースを編集]
アニメ[編集 | ソースを編集]
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
episode 1 | 反転衝動 | 桜美かつし | 浅見松雄 | 小澤郁 | 小澤郁 |
episode 2 | 黒い獣 | 桜美かつし | 浅見松雄 | 清水博幸 | 川嶋恵子 小澤郁 |
episode 3 | 直死の魔眼 | 阿保孝雄 | 阿保孝雄 | 音地正行 高石和三 |
小澤郁 |
episode 4 | 揺籠の庭 | 小川浩司 | 小川浩司 | 山元浩 | 川嶋恵子 和田崇 |
episode 5 | 空の弓 | 桜美かつし | 浅見松雄 | はっとりますみ 佐野英敏 |
小澤郁 |
episode 6 | 白い夢 | 桜美かつし | 浅見松雄 | 清水博幸 杉山了蔵 |
和田崇 川嶋恵子 |
episode 7 | 蒼い咎跡 | 又野弘道 | 又野弘道 | 小山知洋 | 小澤郁 |
episode 8 | 檻髪 | 島津裕行 | 鈴木行 | 川田剛 杉山了蔵 |
和田崇 |
episode 9 | 死。 | 細田雅弘 | 阿保孝雄 | 山元浩 清水博幸 杉山了蔵 川田剛 高石和三 小澤郁 |
小澤郁 |
episode 10 | 朱の紅月 | 渡部高志 | 浅見松雄 | 佐野英敏 柴田志朗 |
和田崇 |
episode 11 | 凶つ夜 | 下田正美 | まつもとよしひさ | 阿保孝雄 川田剛 杉山了蔵 和田崇 高石和三 片岡英之 |
和田崇 |
episode 12 | 月世界 | 山本英世 桜美かつし |
桜美かつし | 小澤郁 | - |
外伝[編集 | ソースを編集]
tale[編集 | ソースを編集]
特報映像DVD『真月譚 月姫 prologue』に付属している絵本。本編に至るまでの世界観設定および幼き日の主人公と魔法使いたちの出会いが描かれた。『月姫読本 Plus Period』に再録されている。
登場人物[編集 | ソースを編集]
- ガイア
- 星。自らの行く末を案じ、月の王様の提案を受け入れる。
- 朱い月のブリュンスタッド
- 月の王様。きれいな世界を手に入れようと星に取り入る。
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- 真祖の白い姫。星の代弁者、月の民。誰もいない城で一人ユメを見る。
- キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
- 魔法使い。アルクェイドの成人の儀に立ち会う。
- 遠野志貴
- 男の子。草原で魔法使いと出会う。
- 蒼崎青子
- 魔法使い。草原で男の子と出会う。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 原作タイトルの『月姫』でないのは、「月姫」という名称が既に他で商標登録されていたため、らしい。
- アニメ化時点で既に発表されていた『MELTY BLOOD』とはキャストが大きく異なり、生天目氏、伊藤氏、植田氏、鈴村氏など、当時の若手(現在の売れっ子)を多く起用している。基本的にはメルブラ版キャストが型月公式キャストであり、アニメ以降の関連作品でもメルブラキャストが起用されている。ただし、アニメ版のキャストは型月関連作品で主要キャストとして起用されていたりもする。
- 生天目氏(アルクェイド)→バゼット・フラガ・マクレミッツ、伊藤氏(遠野秋葉)→ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト、植田氏(琥珀)→遠坂凛、鈴村氏(遠野志貴)→黒桐幹也、夏樹氏(有間啓子)→シオン・エルトナム・アトラシア、本田氏(ロア幼少期(遠野四季))→蒼崎橙子。
- ただし乾有彦の櫻井氏のみはカーニバル・ファンタズムでもキャストが変更されていない(なお設定のみでカーニバル・ファンタズムで有彦に台詞はない)。
- …まあ櫻井氏については今は型月ではプロトセイバーの人というイメージの方が強いかもしれない。
- 翡翠を本作で演じたかかずゆみ氏はそれっきり型月に縁がなかったが、のちの翡翠の声優にして『プリズマ☆イリヤ』にてマジカルサファイアも担当していた松来未祐氏が闘病に入り、ファンの願いも空しく急逝した結果、マジカルサファイアの後任声優となった。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 作品の評価
- テレビアニメ版
- アニメ版はアルクェイドルートTRUEエンドを元にしているが、原作のストーリー及び設定を大きく改編している(主に省略や変更など)。元々全12話で原作の内容を全て収録することは不可能ではあるが、監督の桜美氏の原作付きアニメに独自路線を採りがちなスタンスもあり、賛否両論な作品となっている。
- 原作未プレイ者や海外のコミュニティなどでは、単体アニメとして良質なBGMなどで好評だが、原作ユーザーからは「黒歴史」や「アニメ化なんてしていない」などの酷評である。
- 漫画版
- 作画の佐々木氏は月姫のアンソロジーを書いていた経験もあるなどかなりの原作好き。設定に忠実かつそれを壊さない独自解釈でストーリーを展開し、アニメ版通りアルクェイドTRUEエンドを元にしながらも複数のルートの要素を織り交ぜている。原作スタッフから絶賛されており、原作ファンからの評価も概ね好評。しかし、アニメのみの視聴者を含む原作未プレイ者からは「展開が遅い」「暗黙の了解的な描写が多くて不愉快」など不評である。連載は7年程続いた。
- なお島﨑信長氏が声優をやる上で影響を受けた作品として佐々木氏の『真月譚 月姫』を挙げている。
- シエルのスパゲティ
- アニメ版にてシエルがスパゲティを食べているシーンが存在し、物議をかもした。
- シエルのカレー好きはもはや欠かすことの出来ない当たり前のものであり、このシーンがアニメ版の批判の要員にもなっている。一部のファンはカレー味のパスタという半ば現実逃避気味な形で正当性を持たせようともしている。
彼女ならそれぐらいやりそうではあるが。 - このパスタ食事件は漫画版9巻の巻末おまけ4コマ漫画でもネタとなり、コハエースの匿名座談会でも彼女の呼び方が「パスタ」となっている。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ KADOKAWA / アスキー・メディアワークスブランドカンパニー
出典[編集 | ソースを編集]