「繰丘夕鶴」の版間の差分

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| 初登場作品 = [[Fate/strange Fake]]
 
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: あまり特徴的な外見ではない中年男性。
 
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: 穏やかで人当たりのいい性格をしているが、その内実は非常に魔術師的。
 
: 穏やかで人当たりのいい性格をしているが、その内実は非常に魔術師的。
: 娘に愛情を注いでいるもののそれはあくまで「魔術師として」であり、苦痛を伴う魔術の鍛錬や魔術回路を変質させる細菌の移植にも躊躇いはなく、彼女の精神の健康よりも生殖機能を気にする等とても魔術師らしい人物である。
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: 娘に愛情を注いでいるもののそれはあくまで「魔術師として」であり、故に苦痛を伴う魔術の鍛錬や魔術回路を変質させる細菌の移植にも躊躇いはなく、彼女の健康よりも生殖機能の方をを気にする等とても魔術師らしい人物である。
: 娘のサーヴァントによって精神操作されていた事実ですら怒りより先に娘の能力に対する感嘆が先にくる程である。
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: 娘のサーヴァントによって精神操作されていた事実ですら、怒りや娘の心配より先に娘の能力に対する狂喜が先にくる程である。
 
; 能力
 
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: 直接の戦闘シーンはないので詳細は不明だが、少なくとも魔術工房の中ではシグマに対して負けるつもりはまったくない程度には心得はあると思われる。
 
: 直接の戦闘シーンはないので詳細は不明だが、少なくとも魔術工房の中ではシグマに対して負けるつもりはまったくない程度には心得はあると思われる。
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: 娘。
 
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: 「魔術師として」可愛がっており、苦痛を伴う魔術の鍛錬を強いているが、彼女が魔法使いに至る事を夢見る程度には愛情を注いでいる。
 
: 「魔術師として」可愛がっており、苦痛を伴う魔術の鍛錬を強いているが、彼女が魔法使いに至る事を夢見る程度には愛情を注いでいる。
: だが、彼女が意識不明になった際に何が何でも健康に戻そうとするより先に生殖機能の心配をするなど、親としては非常に歪である。
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: だが、彼女が意識不明になった際に何が何でも健康に戻そうとするより先に生殖機能の心配をするなど、親としては非常に歪。
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: 彼女の夢世界からの復帰後も、本来召喚しようとしたサーヴァントよりも遥かに格上、かつ最強クラスの[[ペイルライダー|ライダー]]を娘が引き当てた事にまず狂喜しており、彼女に対しては「手首を切ってマスター権を奪う」という行為を働こうとしていた。
  
 
;[[ペイルライダー|ライダー]]
 
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:娘のサーヴァント。
 
:娘のサーヴァント。
:真っ先に「彼」の犠牲者として精神操作されたが、それについてはまったく気にしておらず、正体を知ると娘からマスター権を奪おうと画策した。
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:真っ先に「彼」の犠牲者として精神操作されたが、それについてはまったく気にしておらず、むしろ彼の真の正体を知ると狂喜し娘からマスター権を奪おうと画策した。
  
 
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「ああ、大丈夫だ。どの道意識はないからな。悲鳴を上げられる心配はない。<br />もっとも、将来子孫を残す機能まで失われては困るから、心臓や神経には最大限の注意を払う必要がある。<br />その間の病院関係者への処理をするよう、ファルデウスとリーヴ署長に伝えてくれ。<br />フランチェスカには頼みたくないが、奴の魔術であれば、最悪、首を落としても生殖機能だけ残す事は可能だ」
 
;「ああ、大丈夫だ。どの道意識はないからな。悲鳴を上げられる心配はない。<br />もっとも、将来子孫を残す機能まで失われては困るから、心臓や神経には最大限の注意を払う必要がある。<br />その間の病院関係者への処理をするよう、ファルデウスとリーヴ署長に伝えてくれ。<br />フランチェスカには頼みたくないが、奴の魔術であれば、最悪、首を落としても生殖機能だけ残す事は可能だ」
:意識を取り戻した途端に娘からマスター権を奪うため、躊躇なくその右手を切断しようとするばかりか、娘の命や尊厳を凌辱する発言を悪趣味や皮肉などではなく淡々と何でもないことのようにのたまう典型的な魔術師。はっきり言って骨の髄まで魔術師である[[遠坂時臣|優雅な貴族]]さえ生温く思えるおぞましさ。
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:意識を取り戻した途端に娘からマスター権を奪うため、躊躇なくその右手を切断しようとするばかりか、娘の命や尊厳を凌辱する発言を露悪趣味や皮肉などではなく淡々と何でもないことのようにのたまう典型的な魔術師。はっきり言って骨の髄まで魔術師である[[遠坂時臣|優雅な貴族]]さえ生温く思えるおぞましさ。
:カルトゥーレを追ってこの場から消える直前まで椿にあのような選択を強いたことに怒り心頭であった[[アサシン (Fake)|アサシン]]は元より、今回同じく参戦している反転する以前の[[ヘラクレス|復讐者]]やその知己である[[ヒッポリュテ|女王]][[アタランテ|女狩人]]が聞けば即座に矢を射放つであろう暴言である。
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:カルトゥーレを追ってこの場から消える直前まで椿にあのような選択を強いたことに怒り心頭であった[[アサシン (Fake)|アサシン]]は元より、今回同じく参戦している[[ヘラクレス|反転する以前の復讐者]]やその知己である、これまた参戦者の[[ヒッポリュテ|女王]]に復讐者の過去夢に出ていた[[アタランテ|女狩人]]など子供たちを尊ぶ真っ当な英霊たちが聞けば、十中八九怒髪天を衝いて即座に矢を射放つであろう暴言である。
:ただ生憎とその場に残ったのは、それ以前の夕鶴の非人間性を目の当たりにしながら何の感慨も抱かなかった[[シグマ|兵士A]]のみであった。その筈だったが―――
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:ただ生憎とその場に残ったのは、それ以前の夕鶴の非人間性を目の当たりにしながら何の感慨も抱かなかった[[シグマ|兵士A]]のみであった――のだが、この発言が彼の無自覚なトラウマを刺激し呼び起した結果、名もなき兵士は生涯初めての怒りを目覚めさせ、己の首を絞めることに。
  
 
== メモ ==
 
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2024年5月27日 (月) 07:48時点における最新版

繰丘夕鶴
読み くるおか ゆうかく
性別 男性
声優 細川祥央
初登場作品 Fate/strange Fake
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概要[編集 | ソースを編集]

偽りの聖杯戦争において参加予定だった魔術師。

略歴
スノーフィールドのスノーヴェルクで表向き図書館を経営している人物であり、実際は聖杯戦争に参加する予定であった魔術師。
始皇帝を召喚できる筈の遺物である弩を準備していたが、娘の繰丘椿令呪が宿ってしまい、彼女が召喚したライダーに精神操作され、夢の世界で妻共々「理想的な両親」を演じるようになってしまった。
後に夢の世界を訪れたシグマらと出会い、椿の手によって精神操作と夢の世界から解放されるが、そのまま彼女の手首を切り取ってマスターとして参加する事を画策し、シグマの怒りを買って魔術刻印を一時的に破壊されて人事不省に落とされた。
人物
あまり特徴的な外見ではない中年男性。
穏やかで人当たりのいい性格をしているが、その内実は非常に魔術師的。
娘に愛情を注いでいるもののそれはあくまで「魔術師として」であり、故に苦痛を伴う魔術の鍛錬や魔術回路を変質させる細菌の移植にも躊躇いはなく、彼女の健康よりも生殖機能の方をを気にする等とても魔術師らしい人物である。
娘のサーヴァントによって精神操作されていた事実ですら、怒りや娘の心配より先に娘の能力に対する狂喜が先にくる程である。
能力
直接の戦闘シーンはないので詳細は不明だが、少なくとも魔術工房の中ではシグマに対して負けるつもりはまったくない程度には心得はあると思われる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/strange Fake
序盤に登場するが、娘が召喚したサーヴァントに精神操作されてしまう。

人間関係[編集 | ソースを編集]

名前は6巻時点では不明。ほぼ夫同様の思考をしている。
繰丘椿
娘。
「魔術師として」可愛がっており、苦痛を伴う魔術の鍛錬を強いているが、彼女が魔法使いに至る事を夢見る程度には愛情を注いでいる。
だが、彼女が意識不明になった際に何が何でも健康に戻そうとするより先に生殖機能の心配をするなど、親としては非常に歪。
彼女の夢世界からの復帰後も、本来召喚しようとしたサーヴァントよりも遥かに格上、かつ最強クラスのライダーを娘が引き当てた事にまず狂喜しており、彼女に対しては「手首を切ってマスター権を奪う」という行為を働こうとしていた。
ライダー
娘のサーヴァント。
真っ先に「彼」の犠牲者として精神操作されたが、それについてはまったく気にしておらず、むしろ彼の真の正体を知ると狂喜し娘からマスター権を奪おうと画策した。
オーランド・リーヴ
同じ聖杯戦争の参加者であり、同盟相手。
だが、ライダーに操られた事で彼との同盟関係も自然消滅してしまった。
シグマ
夢の世界を訪れた、娘の知り合いであり、同じ聖杯戦争の参加者。
自身の魔術師としての振る舞いが、図らずも彼の静かな逆鱗に触れ、椿の救出と聖杯戦争の破壊という望みを抱かせるに至った。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「ああ、大丈夫だ。どの道意識はないからな。悲鳴を上げられる心配はない。
もっとも、将来子孫を残す機能まで失われては困るから、心臓や神経には最大限の注意を払う必要がある。
その間の病院関係者への処理をするよう、ファルデウスとリーヴ署長に伝えてくれ。
フランチェスカには頼みたくないが、奴の魔術であれば、最悪、首を落としても生殖機能だけ残す事は可能だ」
意識を取り戻した途端に娘からマスター権を奪うため、躊躇なくその右手を切断しようとするばかりか、娘の命や尊厳を凌辱する発言を露悪趣味や皮肉などではなく淡々と何でもないことのようにのたまう典型的な魔術師。はっきり言って骨の髄まで魔術師である優雅な貴族さえ生温く思えるおぞましさ。
カルトゥーレを追ってこの場から消える直前まで椿にあのような選択を強いたことに怒り心頭であったアサシンは元より、今回同じく参戦している反転する以前の復讐者やその知己である、これまた参戦者の女王に復讐者の過去夢に出ていた女狩人など子供たちを尊ぶ真っ当な英霊たちが聞けば、十中八九怒髪天を衝いて即座に矢を射放つであろう暴言である。
ただ生憎とその場に残ったのは、それ以前の夕鶴の非人間性を目の当たりにしながら何の感慨も抱かなかった兵士Aのみであった――のだが、この発言が彼の無自覚なトラウマを刺激し呼び起した結果、名もなき兵士は生涯初めての怒りを目覚めさせ、己の首を絞めることに。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 典型的な魔術師なので、非道な実験にも平然と手を出していたが、それ故に聖杯戦争に参加することも出来ないまま退場する事になる。
    • 一方で意識を失った椿を普通の病院に入院させてしまうなど、神秘の秘匿には無頓着な一面もある。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]