「ドブルイニャ・ニキチッチ」の版間の差分

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:期間限定イベント『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として召喚される。
 
:期間限定イベント『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として召喚される。
 
;人物
 
;人物
:獣の耳と尻尾を備えた、銀髪碧眼の女性の姿をしているが、本人曰く「ニキチッチは男」。
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:獣の耳と尻尾を備えた、銀髪碧眼の若武者。女性に見える姿をしているが、本人曰く「ニキチッチは男」。
 
:言葉よりも行動、行動は言葉よりも雄弁を体現したような勇士であり、言葉のみの者に対してはその実力を確かめるために己との戦闘を強要する。その一方で、困難な状況を乗り越え勝利した者に対しては認め、慈愛を持って接する。
 
:言葉よりも行動、行動は言葉よりも雄弁を体現したような勇士であり、言葉のみの者に対してはその実力を確かめるために己との戦闘を強要する。その一方で、困難な状況を乗り越え勝利した者に対しては認め、慈愛を持って接する。
 
:自信に満ち、決断力が早く、まったくもって迷わないという性格から、一度判断するとすぐに行動を取るため集団行動にはあまり向かず、単独行動に向いた気性であり、集団行動をする際には王や指揮官にすべてを委ね、自分ではあまり考えないようにしている。
 
:自信に満ち、決断力が早く、まったくもって迷わないという性格から、一度判断するとすぐに行動を取るため集団行動にはあまり向かず、単独行動に向いた気性であり、集団行動をする際には王や指揮官にすべてを委ね、自分ではあまり考えないようにしている。
:「自身にできないことはさほどないだろう」「大概のことはできるぞ」と豪語する一方、自信過剰とは違い「できないことは、できない」と弁えており、それ故に「何でもできるぞ」とは決して口にしない<ref group="注">ニキチッチは己にできないものとして、「空想樹の切除」「子育て」を挙げている。</ref>。
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:口癖は「できるぞ」で、「自身にできないことはさほどないだろう」「大概のことはできるぞ」と豪語する一方、自信過剰とは違い「できないことは、できない」と弁える冷静さもあり、それ故に「何でもできるぞ」とは決して口にしない<ref group="注">ニキチッチは己にできないものとして、「空想樹の切除」「子育て」を挙げている。</ref>。
 
;能力
 
;能力
 
:愛馬(竜)を連れ、彼に乗ることが可能であるためか、最高ランクの騎乗スキルを有している。
 
:愛馬(竜)を連れ、彼に乗ることが可能であるためか、最高ランクの騎乗スキルを有している。
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:武装としては後述する第二宝具「白く輝ける竜殺武具」を使用。
 
:自身の[[幕間の物語]]では他の霊基だと槍を使えることが言及されているが、この霊基では「些か面倒」だとして使用していない。
 
:自身の[[幕間の物語]]では他の霊基だと槍を使えることが言及されているが、この霊基では「些か面倒」だとして使用していない。
  
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:その境遇については痛ましく思っており、バレンタインシナリオでは自分の武具とお揃いのダマスク鋼の短剣を贈り、勇士として「とある提案」をすることになる。
 
:その境遇については痛ましく思っており、バレンタインシナリオでは自分の武具とお揃いのダマスク鋼の短剣を贈り、勇士として「とある提案」をすることになる。
 
:一方で自身の幕間の物語ではコヤンスカヤへの贈り物とするのと同時に、彼/彼女への子に向けるような愛を示すため、ドラゴン鍋を作ろうとしていた。
 
:一方で自身の幕間の物語ではコヤンスカヤへの贈り物とするのと同時に、彼/彼女への子に向けるような愛を示すため、ドラゴン鍋を作ろうとしていた。
:『[[Fate/Grand_Order_藤丸立香はわからない]]』では「ドブ…~ニャ・ニキチッチさん」と名前をあまり覚えられていなかった。
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:『[[Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない]]』では「ドブ…~ニャ・ニキチッチさん」と名前をあまり覚えられていなかった。
 
;[[伊吹童子]]
 
;[[伊吹童子]]
 
:『ツングースカ・サンクチュアリ』イベントで共演。
 
:『ツングースカ・サンクチュアリ』イベントで共演。
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:聖人にして、自身と同じく竜退治の英雄。
 
:聖人にして、自身と同じく竜退治の英雄。
 
:カルデアで2人と出会った際には喜んでいた。
 
:カルデアで2人と出会った際には喜んでいた。
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:ゲオルギウスにはドラゴンスレイヤー仲間としての親近感を感じると共に憧れも抱いているようで、マルタの事は敬愛している。
 
;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
 
;[[アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ]]
:自身の故郷たるロシアの姫。
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:自身の故郷たるロシアの姫。彼女に親近感を持っている様子。
 
:北の大地のように美しいと称し、頭を撫でようとするなど慈愛を持って接する。
 
:北の大地のように美しいと称し、頭を撫でようとするなど慈愛を持って接する。
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 
;[[アルトリア・ペンドラゴン]]
 
:伝説の騎士王が女性であることに驚愕していた。
 
:伝説の騎士王が女性であることに驚愕していた。
 
:ちなみに、ニキチッチは生前は男性であったのに対して、アルトリアは生前から女性であった。
 
:ちなみに、ニキチッチは生前は男性であったのに対して、アルトリアは生前から女性であった。
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;[[アーサー・ペンドラゴン]]
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:彼の匂いがアルトリアと似ている事に困惑している。
 
;[[光のコヤンスカヤ]]、[[闇のコヤンスカヤ]]
 
;[[光のコヤンスカヤ]]、[[闇のコヤンスカヤ]]
:ロシアの地で誕生した「ヤースカヤ」。
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:ロシアの地で誕生した[[タマモヴィッチ・コヤンスカヤ|ビースト幼体]]が、[[ビーストⅣ:L]]として討伐された後にカルデアへ現界した姿。
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:ツングースカ爆発の発生の後に現地を訪れた可能性があり、そこで誕生したばかりの彼女に「ヤ―スカヤ」という名を授けた。
 
:「コヤンスカヤ」は「ヤースカヤ」を聞き間違えたコヤンスカヤ本人が名乗ったものであり、謂わば部分名付けの親。
 
:「コヤンスカヤ」は「ヤースカヤ」を聞き間違えたコヤンスカヤ本人が名乗ったものであり、謂わば部分名付けの親。
 
:双方のことを気にかけており、バレンタインでは2人への贈り物を準備しており、主人公に託していた。
 
:双方のことを気にかけており、バレンタインでは2人への贈り物を準備しており、主人公に託していた。
 
:自身の幕間の物語では彼女らのためにドラゴン鍋を作ろうと、竜退治をすることとなる。
 
:自身の幕間の物語では彼女らのためにドラゴン鍋を作ろうと、竜退治をすることとなる。
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:三度会えた事と、二人のヤ―スカヤに会えた事に感無量なようで、せめてこの短い時を愛で満たさねばと想っている。
 
;[[ロクスタ]]、[[セタンタ]]
 
;[[ロクスタ]]、[[セタンタ]]
 
:自身の幕間の物語にて、共に特異点へ出向いたメンバー。
 
:自身の幕間の物語にて、共に特異点へ出向いたメンバー。
 
:特異点の主であったマニトゥ・ミミクリーを協力して討伐し、ドラゴン鍋に使うドラゴン狩りを手伝ってもらった。
 
:特異点の主であったマニトゥ・ミミクリーを協力して討伐し、ドラゴン鍋に使うドラゴン狩りを手伝ってもらった。
 
:彼らが<del>いつものやり取りをする</del>元気いっぱいな様子を見た際は、「元気があるのはよいことだ」と好意的な反応をしている。
 
:彼らが<del>いつものやり取りをする</del>元気いっぱいな様子を見た際は、「元気があるのはよいことだ」と好意的な反応をしている。
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;[[オデュッセウス]]
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:自身がオデュッセウス伝説に由来する伝説を有しているからか、親近感があるらしい。
  
 
===生前===
 
===生前===
 
; 愛馬
 
; 愛馬
 
: 勇士たるニキチッチにとっての唯一無二の存在。
 
: 勇士たるニキチッチにとっての唯一無二の存在。
: 生前は馬だったようだが、サーヴァントとして召喚された際には白い竜の姿で現界しており、喋ることも飛ぶこともできる。
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: 生前は正真正銘の馬(ただし喋る)だったようだが、サーヴァントとして召喚された際には白い竜の姿で現界しており、生前と同じく喋る他に飛行が可能となっている。
: 厳つい竜の風貌に反して性格は軽いお調子者。かつて男であったはずのニキチッチが女性の身体で召喚された事については割りと好意的で、「俺に跨ってくれる」と大喜び。<del>もしかしなくても:スケベ。</del>
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: 厳つい竜の風貌に反して性格は軽いお調子者。かつて男であったはずのニキチッチが女性の身体で召喚された事については割りと好意的で、「俺に跨ってくれる」と大喜び。<del>もしかしなくても:スケベ。</del>
 
: あんまりお下品がすぎるとニキチッチから鉄拳制裁を受けるらしいが、ソレに対しても「ご褒美」と満面の笑顔で言う。
 
: あんまりお下品がすぎるとニキチッチから鉄拳制裁を受けるらしいが、ソレに対しても「ご褒美」と満面の笑顔で言う。
 
: 彼からは「大将」と呼ばれており、それなりの信頼関係が見える。
 
: 彼からは「大将」と呼ばれており、それなりの信頼関係が見える。
 
;ナスターシア
 
;ナスターシア
 
:最愛の妻。
 
:最愛の妻。
:ロシアの英雄にして巨人ミクラ・セリャニノビッチの娘『ナスターシア・ミクリシュナ』とも、ひたすらに夫の帰りを待ち続けた『ナスターシア・ニクリシュナ』とも言われている。
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:ロシアの英雄にして巨人ミクラ・セリャニノビッチの娘『ナスターシア・ミクリシュナ』とも、ひたすらに夫の帰りを待ち続けた『ナスターシア・ニクリシュナ』とも言われている。なお、『Grand Order』では双方の性質を有している。
 
:自身の獣耳の理由について、「ドブルイニャ・ニキチッチの妻は巨人の娘であった」「人間よりも自然の側の存在」「それ故の獣の特徴かもしれない」「伴侶はお互いよく似る」と、わからないながらも語っている。
 
:自身の獣耳の理由について、「ドブルイニャ・ニキチッチの妻は巨人の娘であった」「人間よりも自然の側の存在」「それ故の獣の特徴かもしれない」「伴侶はお互いよく似る」と、わからないながらも語っている。
 
;ウラジーミル
 
;ウラジーミル
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==メモ==
 
==メモ==
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*彼が女性の姿となっている事に関して、プロフィールでは「[[アルトリア・ペンドラゴン]]と同じく生前から女性であった」「ズメィ・ゴルィニシチェの呪詛の影響」「ナスターシアが真名を偽装し成りすましている」という三つの説があるカルデア職員によって唱えられている。
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*本来、特異点にしてコヤンスカヤの固有結界である『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』に英霊が現界する事はあり得ない<ref group ="注">太公望の場合は仙界から直接来ており、特異点内で現界した訳ではない。</ref>とされている。
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**そんな特異点に何故彼が現界していたのかは全くもって不明で、本人もそれについて語らない様子。『Grand Order material ⅩⅤ』では[[抑止力]]の干渉や奇跡、何らかの召喚儀式によるものかといくつかの仮説が立てられているが、どれも考察の域を出ておらず、やはり判然としていない。
  
 
==脚注==
 
==脚注==
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*[[サーヴァント]]
 
*[[サーヴァント]]
  
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[[category:登場人物た行]]
 
[[category:登場人物た行]]

2024年8月21日 (水) 16:49時点における版

ライダー
真名 ドブルイニャ・ニキチッチ
外国語表記 Dobrynya Nikitich
性別 女性?
身長 165cm(ミミ含む)
体重 50kg
好きな物 ナスターシア
苦手な物 待たされること
出典 ロシア英雄叙事詩(キエフ歌圏)
地域 ロシア、ウクライナ
属性 中立・善
副属性
一人称 オレ/自分
二人称 おまえ/○○(呼び捨て)/貴様/貴公/貴殿
三人称 ○○(呼び捨て)/○○殿/(役職など)
声優 峯田茉優
デザイン ろび〜な
設定作成 桜井光 
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
テンプレートを表示

概要

騎兵」のサーヴァント

略歴
期間限定イベント『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として召喚される。
人物
獣の耳と尻尾を備えた、銀髪碧眼の若武者。女性に見える姿をしているが、本人曰く「ニキチッチは男」。
言葉よりも行動、行動は言葉よりも雄弁を体現したような勇士であり、言葉のみの者に対してはその実力を確かめるために己との戦闘を強要する。その一方で、困難な状況を乗り越え勝利した者に対しては認め、慈愛を持って接する。
自信に満ち、決断力が早く、まったくもって迷わないという性格から、一度判断するとすぐに行動を取るため集団行動にはあまり向かず、単独行動に向いた気性であり、集団行動をする際には王や指揮官にすべてを委ね、自分ではあまり考えないようにしている。
口癖は「できるぞ」で、「自身にできないことはさほどないだろう」「大概のことはできるぞ」と豪語する一方、自信過剰とは違い「できないことは、できない」と弁える冷静さもあり、それ故に「何でもできるぞ」とは決して口にしない[注 1]
能力
愛馬(竜)を連れ、彼に乗ることが可能であるためか、最高ランクの騎乗スキルを有している。
武装としては後述する第二宝具「白く輝ける竜殺武具」を使用。
自身の幕間の物語では他の霊基だと槍を使えることが言及されているが、この霊基では「些か面倒」だとして使用していない。

別クラス/バリエーション

ランサー

水着霊基となったニキチッチ。
詳細はドブルイニャ・ニキチッチ〔ランサー〕を参照。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー 主人公 (Grand Order) A+ C B C A+ B 騎乗:EX
対魔力:A
永遠の若武者 :B+
ベルザ・ダマスク:A
ベルザ・ブルーク:EX

宝具

邪竜来りて罪を吐く(ズメイ・ゴルィニシチェ)
ランク:A
種別:対人/対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:1人/200人
第一宝具。
伝説の三頭竜ゴルィニシチェを一時的に召喚し、炎の吐息×3で対象を灼き尽くす。
更にそれだけでは飽き足らず、ドブルイニャ・ニキチッチ本人が「隙あり」とばかりに対象に接近、ダマスク鋼の塊を振りかざして襲いかかる。
たとえ三重連ドラゴンブレスに耐え切れたとしても、とどめに超重武器で打ち据えられては、如何な猛者でも無事では済まないだろう。
『Grand Order』では「自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な防御力無視攻撃[Lv]&やけど状態を付与(3ターン)&防御力をダウン(3ターン)」という効果のBuster宝具。
自身の幕間の物語クリア後はA+ランクに上昇し、宝具威力倍率が上がる他「味方全体のNPを少し増やす」という効果が追加される。
白く輝ける竜殺武具(ベルザ・ダマスク)
ランク:C+
種別:対竜宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
第二宝具。
ダマスク鋼の鎚矛(メイス)と、ダマスク鋼の胸当てのセット。
鎚矛は母から賜った大切な武器で、胸当てはキエフ大公ウラジミールから賜った竜殺し用装備の一つ。
胸当ては現界にあたり円形の飾り状に変化しているが、特に防御力が必要な場面では一時的に鎧の形状へ戻る模様。
宝具としてはひたすらに頑丈であり、常人には持ち上げる事すら叶わない。
『Grand Order』ではスキルとして使用する。
白く輝ける我が愛馬(ベルザ・ブルーク)
ランク:C+
種別:対竜宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
第三宝具。
ニキチッチのよく喋る愛馬(竜)。
本来は正真正銘の馬なのだが、邪竜の呪いを受けたのか外観は飛竜となっており、存在そのものも竜種に近しくなっている。
「乗る者を老いさせない」という力があるとされているが、愛馬由来の不老の力は既にニキチッチの特性になっているものとみなし、「永遠の若武者」スキルとして分離されている。
「邪竜来りて罪を吐く」使用時には、この馬(飛竜)を一種の依代としている模様。
『Grand Order』ではスキルとして使用する。

真名:ドブルイニャ・ニキチッチ

ロシアの英雄叙事詩ブィリーナに語られる勇士、ボガトゥイリの一人。
ドラゴンスレイヤー。
伝説の名君「太陽の君」キエフ大公ウラジーミルに仕えた勇士たちの中でも、最強の勇者ムーロメツに次ぐ第二の勇士と称される強壮の若武者である。
邪悪な三頭竜ズメイ・ゴルィニシチェを退治して、キエフの姫君を助け出した逸話や、妻ナスターシアにまつわる逸話などで知られる。

関連

ダマスク鋼
ダマスカス鋼とも呼ばれる、本人の武具の材料にもなっている鋼。
過去には西アジアやインドで主に生産されており、きめ細かい木目のような文様が特徴的だが、現在では正確な製法は失われている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』開催に伴い実装。

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
冒険の仲間にして、時には対話し、大切に扱うものという、勇士にとっての唯一無二の存在たる愛馬のようなもの。
その境遇については痛ましく思っており、バレンタインシナリオでは自分の武具とお揃いのダマスク鋼の短剣を贈り、勇士として「とある提案」をすることになる。
一方で自身の幕間の物語ではコヤンスカヤへの贈り物とするのと同時に、彼/彼女への子に向けるような愛を示すため、ドラゴン鍋を作ろうとしていた。
Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない』では「ドブ…~ニャ・ニキチッチさん」と名前をあまり覚えられていなかった。
伊吹童子
『ツングースカ・サンクチュアリ』イベントで共演。
互いに竜種に縁がある者同士で意気投合していた。
太公望
『ツングースカ・サンクチュアリ』イベントで共演。
マイペースな彼に呆れつつも、共に行動していた。
ゲオルギウスマルタ
聖人にして、自身と同じく竜退治の英雄。
カルデアで2人と出会った際には喜んでいた。
ゲオルギウスにはドラゴンスレイヤー仲間としての親近感を感じると共に憧れも抱いているようで、マルタの事は敬愛している。
アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
自身の故郷たるロシアの姫。彼女に親近感を持っている様子。
北の大地のように美しいと称し、頭を撫でようとするなど慈愛を持って接する。
アルトリア・ペンドラゴン
伝説の騎士王が女性であることに驚愕していた。
ちなみに、ニキチッチは生前は男性であったのに対して、アルトリアは生前から女性であった。
アーサー・ペンドラゴン
彼の匂いがアルトリアと似ている事に困惑している。
光のコヤンスカヤ闇のコヤンスカヤ
ロシアの地で誕生したビースト幼体が、ビーストⅣ:Lとして討伐された後にカルデアへ現界した姿。
ツングースカ爆発の発生の後に現地を訪れた可能性があり、そこで誕生したばかりの彼女に「ヤ―スカヤ」という名を授けた。
「コヤンスカヤ」は「ヤースカヤ」を聞き間違えたコヤンスカヤ本人が名乗ったものであり、謂わば部分名付けの親。
双方のことを気にかけており、バレンタインでは2人への贈り物を準備しており、主人公に託していた。
自身の幕間の物語では彼女らのためにドラゴン鍋を作ろうと、竜退治をすることとなる。
三度会えた事と、二人のヤ―スカヤに会えた事に感無量なようで、せめてこの短い時を愛で満たさねばと想っている。
ロクスタセタンタ
自身の幕間の物語にて、共に特異点へ出向いたメンバー。
特異点の主であったマニトゥ・ミミクリーを協力して討伐し、ドラゴン鍋に使うドラゴン狩りを手伝ってもらった。
彼らがいつものやり取りをする元気いっぱいな様子を見た際は、「元気があるのはよいことだ」と好意的な反応をしている。
オデュッセウス
自身がオデュッセウス伝説に由来する伝説を有しているからか、親近感があるらしい。

生前

愛馬
勇士たるニキチッチにとっての唯一無二の存在。
生前は正真正銘の馬(ただし喋る)だったようだが、サーヴァントとして召喚された際には白い竜の姿で現界しており、生前と同じく喋る他に飛行が可能となっている。
厳つい竜の風貌に反して性格は軽いお調子者。かつて男であったはずのニキチッチが女性の身体で召喚された事については割りと好意的で、「俺に跨ってくれる」と大喜び。もしかしなくても:スケベ。
あんまりお下品がすぎるとニキチッチから鉄拳制裁を受けるらしいが、ソレに対しても「ご褒美」と満面の笑顔で言う。
彼からは「大将」と呼ばれており、それなりの信頼関係が見える。
ナスターシア
最愛の妻。
ロシアの英雄にして巨人ミクラ・セリャニノビッチの娘『ナスターシア・ミクリシュナ』とも、ひたすらに夫の帰りを待ち続けた『ナスターシア・ニクリシュナ』とも言われている。なお、『Grand Order』では双方の性質を有している。
自身の獣耳の理由について、「ドブルイニャ・ニキチッチの妻は巨人の娘であった」「人間よりも自然の側の存在」「それ故の獣の特徴かもしれない」「伴侶はお互いよく似る」と、わからないながらも語っている。
ウラジーミル
生前仕えたキエフ大公。
イリヤー・ムーロメツ、アリョーシャ・ポポーヴィチ
自身と同じくロシアの英雄叙事詩ブィリーナに登場する英雄にして、ウラジーミル公に仕えていた勇士。
ニキチッチを入れて「三勇士」と呼ばれており、ムーロメツが第一の勇士、ニキチッチが第二の勇士、ポポーヴィチが第三の勇士と称されている。

名台詞

Fate/Grand Order

「だがな。無理に無理を重ねて、重ねすぎて―――」
「魂が……
 魂が裂けてしまうほどの痛みに……耐えられないと感じたならば、いつでも、」
「それで、心の臓を突け。」
バレンタインイベントにて、お揃いのダマスク鋼の短剣を贈っての「とある提案」。
無責任に頑張れと背中を押すだけではなく「いざという時に何もかも解決する方法」を示した重さに主人公(とプレイヤー)は戦慄するのであった。

メモ

  • 彼が女性の姿となっている事に関して、プロフィールでは「アルトリア・ペンドラゴンと同じく生前から女性であった」「ズメィ・ゴルィニシチェの呪詛の影響」「ナスターシアが真名を偽装し成りすましている」という三つの説があるカルデア職員によって唱えられている。
  • 本来、特異点にしてコヤンスカヤの固有結界である『非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ』に英霊が現界する事はあり得ない[注 2]とされている。
    • そんな特異点に何故彼が現界していたのかは全くもって不明で、本人もそれについて語らない様子。『Grand Order material ⅩⅤ』では抑止力の干渉や奇跡、何らかの召喚儀式によるものかといくつかの仮説が立てられているが、どれも考察の域を出ておらず、やはり判然としていない。

脚注

注釈

  1. ニキチッチは己にできないものとして、「空想樹の切除」「子育て」を挙げている。
  2. 太公望の場合は仙界から直接来ており、特異点内で現界した訳ではない。

出典


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