「翡翠」の版間の差分
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2018年4月25日 (水) 16:01時点における版
翡翠 | |
---|---|
読み | ひすい |
誕生日 | 3月12日 |
血液型 | B型 |
身長 | 156cm |
体重 | 43kg |
スリーサイズ | B76/W58/H82 |
声優 |
松来未祐(MELTY BLOOD) かかずゆみ(真月譚 月姫) |
デザイン | 武内崇 |
初登場作品 | 月姫 |
概要
遠野家で働く双子のメイド姉妹の妹の方。琥珀は姉。専ら遠野志貴付きで清掃を担当するメイド服姿の少女。
- 略歴
- 感応能力を持つ一族の孤児(もともとの出自は巫女を多く輩出する巫浄家の分家筋)。志貴と前後する時期に遠野家に引き取られた。姉の琥珀、同年代の遠野シキや遠野秋葉、志貴と幼子相応に過ごしていたが、シキによる志貴の惨殺未遂で現在の性格に変わる。
戻ってきた志貴の世話を担当し、朝寝ている彼を起こしにきたりする。
- 人物
- 寡黙で無表情。だが、よく見たら表情が硬いだけで感情表現ははっきりしており、芯の通った女性である。過去の影響で極度の潔癖症&男性恐怖症だが、志貴は例外的に大丈夫。その分、志貴への依存度は高い。
幼少時は今の琥珀と足して二で割ったような明るい少女であったが、琥珀が自分の代わりに犠牲になったことへの罪悪感と、シキによって志貴が殺された際、何もできない自分がまるで人形のようだと思ったことから現在の性格が構築された。
幼少期の琥珀とのトラブルから、屋敷の外に出ることを自らに禁じている。
- 能力
- 姉同様感応能力を持つ。自らの体力を分け与え、対象の生命力を増幅させる能力。素直な意味での「分け」て「与える」能力であり、他者と生命を同一化する「共感」とは異なる。感応対象が傷を負うなどしても何のフィードバックも無いというところが「共感」とは異なる強み。
琥珀・翡翠の姉妹が持つ能力は特に優れていて、生命力だけでなく精神面も強化・補助する。能力を発揮するための儀式(スイッチ)は家系によって異なるが、琥珀・翡翠姉妹の場合、対象との体液交換を以て成立する。
メイドとしては有能ながら、料理だけはまるでダメ。味覚が破滅的におかしいことになっており、当人もそれを自覚してはいるのだが、しかし、その酷さは翡翠自身の認識を軽く上回っている。それを象徴するのが伝説の「梅サンド」である。このため、厨房への立ち入りは基本許されてない。
破壊癖のある琥珀に代わって、邸内の掃除などの家事を担当している。
洗脳探偵・翡翠
「あなたを犯人です」
もともとは初期版の月姫で「お部屋をお連れします」などの誤植が頻発したことから、スタッフが悪のりして生まれた企画。
- 略歴
- 人知を超えた難事件とともに現れるさすらいの名探偵。密室探偵ともいい、その意味は密室専門の探偵ではなく密室で事件を解決する探偵という意味。メイドという概念が失われた絶望世界・トオノシティの住人。
深い青色の眼はあらゆる隠し事を射抜き、冷徹な一指はどのような言い逃れも許さない。「推理に完璧です」「アリバイから動機です」等々、妙に説得力のあるキメ台詞で多くの犯罪者たちを打ち破ってきた。
- 能力
- 精神改革、虚言訂正、自供強制がメインスキル。
ロックドルーム・ディティクティブという特殊能力を持ち、ロックドルーム・ディティクティブ中は椅子に腰掛けて理の支配者の如き姿を見せるとか。
- 人物
- 解決率100%でありながら、加害者はおろか被害者にすら恐れられる冷徹な法の執行人。ある意味怪人そのものだが、さもありなん、狂った悪逆を制するのは狂った正義のみなのだ。
言うまでも無いが、正体は誰も知らない。
登場作品と役柄
- 月姫
- ヒロインの一人。同作品中で唯一死と関わらない人物。
- 歌月十夜
- 梅サンド。志貴の為に料理を作ったり、苦手なはずの屋敷の外に出たりと頑張っている。
- MELTY BLOOD
- とある少女のイメージがタタリに利用されたことで参戦(格ゲー補正)。姉が作った自分型ロボットなんかも登場する。
- アーネンエルベの一日
- 志貴のバイト手伝いであるウェイター。隠し味で客を恐怖のどん底に叩き落す。アルクいわく「毒手のような概念武装」
- ちびちゅき!
- 琥珀同様、学校へ通えなかった本編と異なり生徒として通っている。
人間関係
月姫
- 琥珀
- 双子の姉。とても仲の良い姉妹ではあるが、「MELTY BLOOD」ではトラブルメーカーとしても認識しており、「いい加減報いを受けてください」と突き放すことも。
- 遠野秋葉
- 雇用主。
- 遠野志貴
- 身の回りの世話をする相手で男性が苦手な彼女が唯一普通に接することの出来る男性。ルートによっては恋人に。
- 七夜志貴
- 場合によっては白レンすら殺す事を辞さない七夜がただ一人「殺したくない」と思っている相手が翡翠だったりする。「初恋の相手だから」との事だが、肝心の翡翠からは完璧に嫌われているのであった。
- メカヒスイ
- 翡翠の形をしたロボット兵器。制作者は琥珀。『MELTY BLOOD X』では存在をきっちり認知しており、メカヒスイの軍勢を指揮して情報封鎖を行っていた。
ちびちゅき!
- 桂木千鍵
- グルメグランプリで共同で料理を作る。案の定、赤と緑が合わさった暗黒物質が生まれてしまった。
- 両儀未那
- 探偵としてのライバル。
- アルトリア・ペンドラゴン
- グルメグランプリで黒化して暴走した彼女を、千鍵と共同で作った暗黒サンドイッチで撃沈した。
名台詞
月姫
- 「シキちゃん、遊ぼ」
- 幼少期の翡翠の快活さが現れている一言。翡翠からなぜこの明るさが失われ、琥珀が入れ替わるような性格になったのかが明らかになる時、志貴は「遠野」の家の闇の深さを知る。
歌月十夜
- 「志貴様がなんとおっしゃられようと翡翠には志貴様が必要なのです」
- 「卒業後、家を出る」と言った志貴に対して。顔を赤くして下を向きながら言った言葉に、志貴はおろか画面の向こうのプレイヤーまで骨抜きになったとか。
MELTY BLOOD
- 「あなたを犯人です」
- 洗脳探偵翡翠の決め台詞。
- 「たかがハタキ、されどモップとお覚えください。
清掃道具は私ども使用人の日常武装。そう簡単には折れません」 - MBAA汎用勝利セリフ。もはや、何かの概念武装である。
- 「……貴方を外に連れ出したのはわたしです。
けれど、あの頃の志貴さまは、既に今の志貴さまでした。……貴方は初めからいなかった人なんです。七夜」 - MBAA対七夜勝利セリフ。向こうの執着に対して、こちらは淡々としたものである。
- 「お部屋をお連れします」
「明日がおでかけです」
「夢で会えましょう」
「夕食は時間です」
「愚鈍です 愚鈍です 愚鈍です」
「今朝はもう夜ですが」
「お休みはなられたほうが」
「フォークがお使いです」
「好きで間違えているわけではありません」 - 洗脳探偵発動時に歴代の誤植をすべてボイス付きで言わされる。最後の台詞を見る限り不本意にも言わされているような感があるが…
多分奈須きのこの自虐なメタ発言
その他
- 「あとアタイに惚れんなよベイビー!」
- 旧TYPE-MOON公式サイトにおける「EXTRA」コーナー解説における最後の一言。何故かここだけ急にキャラが変わる。
- 印象的だったのか、MBでは勝利メッセージに採用。…ただし、キャラが変わっていないので困惑しながら言ってる。あと、別のメイドも言った事がある。
メモ
- 姉とは瞳の色が違う。二卵性なのかもしれないが、琥珀が変装した翡翠は志貴にバレない程度なので、顔のパーツはかなり似ているようだ。
- 琥珀が変装した翡翠と本物の翡翠を見分けるポイントは、会話中での琥珀の呼び方。翡翠は「姉さん」で琥珀は「姉」と呼ぶ。
- 意外かもしれないが、表情差分は翡翠が最多(琥珀が変装した翡翠の悪い笑顔も含む)。立ち絵の数は衣装替えの多い秋葉が上回る(含「紅赤朱」)。
- 月姫どころか、TYPE-MOON全編を通して命の危険に晒されることのない唯一のヒロイン。また、月姫内で唯一志貴を殺そうとしないヒロインでもある。
- 梅サンドはあのアルクェイドをして「毒手」のような概念武装と言わしめたものすごい代物。
さらに、設置技としてMELTY BLOODに登場。爆発までしやがる。……料、理……?- ちなみに、これを作ったきっかけは好物を問われた志貴の「梅干し入りのお粥とか」という一言。
だからといって、パンが赤くなるまで梅干しをどんどこ挟んで毒手の概念武装なんぞこさえるとは誰も想定できなかったと思われる。
- ちなみに、これを作ったきっかけは好物を問われた志貴の「梅干し入りのお粥とか」という一言。
- MELTY BLOODでのキャラ性能的には、最初期は一番弱いと言われていた。
- 元々最弱キャラであったり、そもそも戦法が怪しかったり、元が戦闘向きではなかったりと琥珀並みにネタキャラ化する素質がある。
ただし、MBACまでは比較的ストーリーもシリアスで、ネタ分はメカヒスイが担当していた。
が、MBAAでは翡翠ルートがネタ枠でメカヒスイルートが比較的シリアスと逆転することに。どうなる翡翠。
- 元々最弱キャラであったり、そもそも戦法が怪しかったり、元が戦闘向きではなかったりと琥珀並みにネタキャラ化する素質がある。
- 幼少時、諸事情で塞いでいた志貴が立ち直ったのは(当時の)彼女のおかげ。当時の志貴が七夜と呼ばれていたことあって、七夜からも特別視されている。
- 一方で「穏やかな少年・七夜志貴」(=遠野志貴)とメルブラの「タタリによって(殺人鬼の側面を)具現化された七夜志貴」は翡翠からすれば大きな別物であるようで、七夜に対して「あくまでも別人」とばっさり切り捨てた。
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