「ベディヴィエール」の版間の差分
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: 宝具発動。魂を燃やし尽くし、力として放つ聖剣の一閃。 | : 宝具発動。魂を燃やし尽くし、力として放つ聖剣の一閃。 | ||
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: 第六章プロローグにおける独白。肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神も尽き果てる寸前という有様になるほど長い長い旅を歩んできた。 | : 第六章プロローグにおける独白。肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神も尽き果てる寸前という有様になるほど長い長い旅を歩んできた。 | ||
: ようやく訪れた旅の果て、ただ一つの目的だけを見据えてベディヴィエールは砂の大地を歩き出す。 | : ようやく訪れた旅の果て、ただ一つの目的だけを見据えてベディヴィエールは砂の大地を歩き出す。 | ||
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: 六章のTVCM第二弾でも流れたセリフであり、一体どのような展開になるのかとワクワクしたユーザーも多かったとか。 | : 六章のTVCM第二弾でも流れたセリフであり、一体どのような展開になるのかとワクワクしたユーザーも多かったとか。 | ||
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: 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。 | : 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。 | ||
: まあ、難民からはそれなりに好評だったことも付け加えておく。 | : まあ、難民からはそれなりに好評だったことも付け加えておく。 | ||
− | ;「……いえ、アグラヴェイン卿は以前の円卓でも、騎士たちに嫌悪と恐怖を抱かせていました」 | + | ;「……いえ、アグラヴェイン卿は以前の円卓でも、騎士たちに嫌悪と恐怖を抱かせていました」<br />「今回もそうなのだな、と。<br />そう確認しただけです」<br />「まさか。補佐官殿が悪党であったのなら、キャメロットは立ち行かなかったでしょう」<br />「……アグラヴェイン卿はなぜか、人に好かれようとしないのです。その結果、周囲から冷血な人間と見られたのです」<br />「卿とは血縁にあったガウェイン卿、ガヘレス卿、ガレスちゃんですら、補佐官殿を誤解していた程に」 |
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: アグラヴェインへの見解。…なのだが、'''ガレスの呼び方にとんでもない一言を口にしていた'''。 | : アグラヴェインへの見解。…なのだが、'''ガレスの呼び方にとんでもない一言を口にしていた'''。 | ||
: 後に、竹箒日記にてガレスは女性であることが判明していた。 | : 後に、竹箒日記にてガレスは女性であることが判明していた。 |
2016年8月28日 (日) 02:06時点における版
ベディヴィエール
アーサー王に最後まで付き従った騎士。
- 略歴
- 円卓の中に名を連ねた、最古参の騎士の一人。アーサー王への忠義は本物で、王の輝きに魅せられ、「この王に剣を預け、力になろう」と邁進し、若輩の身でありながら王の近衛にまで登り詰めた。
- ベディヴィエールは他の騎士たちと違い最後までアーサー王を信じていた。宮廷では孤立し、騎士たちからは疎まれ、民からは恐れられてもなお、私情を見せずに常に理想であり続けた王の事を誇りにさえ思っていた。近衛にまで上り詰めたのも、常に公平無私であろうとして誰にも本当の顔を見せない王の人間としての笑顔が見たかったためでもあった。だが他のどの騎士より身近に控えアーサー王の顔を見続けても、彼の王が笑う事などただの一度も無かった。祖国の統一を成し遂げ、栄光の中にいるはずの王が一度も安らかな顔を見せかった事に怒りを覚え、いつか王の顔に光が与えられることを願い続けていた。
- カムランの丘の戦いでモードレッドと相討ちとなり、命尽きかけていた王を救うため、自分の傷も顧みずに救おうと試みる。自分たちの王は聖剣の導きある限り決して滅びない不死の王であり、呪われた戦場を抜けて清らかな場所に辿り着ければアーサー王の傷は癒えると信じ、彼女を白馬に乗せて駆け抜けた。
- 「此処で終わらせることはできない、それではこの偉大な王が報われないではないか」とアーサー王を救うため、王の体を森の大樹に預けて兵を呼びに向かおうとしたその時、目を覚ました王に自分に代わってエクスカリバーを湖の妖精に返還せよ、と命じられる。ベディヴィエールは王の命を破るという騎士にとっての大罪である事を知りながら、王を惜しむ余りに二度に渡って剣の返還を躊躇い、繰り返し「剣を捨てた」と嘘をつく。だが、その度にアーサー王から命令の実行を命じられ、もはや王の意志を変えることは出来ぬと悟り、王の終わりを受け入れて、三度目にして遂に剣を湖に投げ入れた。
- 剣の返還を為した事を聞き、最後の役目を果たしたアーサー王の最期を看取り、待ち望み続けた王が安らぎを得て眠る姿を見守り、騎士としての職務を全うした。
- 人物
- 端正な容姿から、女性と見間違えてしまいそうな美青年。
- 円卓一の人格者であり、常識人。他の円卓の騎士たちもアルトリアを最大の敬意と憧憬の念をもって慕っているのは確かだが、現在判明している3人は全員かなり極端な結論に達し、その忠義・信念・愛は結果的にアルトリアの破滅を招いている。
- そんな性格なので、昔からいろいろ苦労したらしく、他の円卓の騎士と共に登場する度に苦労人的な立ち位置に立たされる。
セイバー (Grand Order)
- 真名:ベディヴィエール
- 身長:187cm / 体重:88kg
- 出典:アーサー王伝説
- 地域:イギリス
- 属性:秩序・善
- 性別:男性
- CV:宮野真守 / キャラクターデザイン:天空すふぃあ
『Fate/Grand Order』では「剣士」 のサーヴァントとして登場。
- 略歴
- 『Grand Order』で登場した彼は、英霊ではなく過去の人間であり、その正体は「湖に聖剣を返還できなかったイフの彼」である。アーサー王を惜しむあまりに三度目の返還でさえ躊躇いアーサー王のいる森に戻ると、アーサー王の姿が消えていた。彼は自分が聖剣を返還しなかったばかりに「王はアヴァロンへ行けず、彷徨える亡霊にしてしまった」ことに気付く。この世のどこかに居るであろう騎士王を探して1500年ものの長い年月、世界を旅し、遂にはアヴァロンの末端に到達。
- 肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神は土壇場でつなぎ止めている状態だが、第六章では今回の人理焼却と獅子王による聖都エルサレムの支配にあって、戦いの結果がどう転ぼうとも、残された魂は使い果たされ、存在そのものが消滅すると知ってなお、自分のせいで「変質してしまったかの王」のために彼は再び立ち上がり、その覚悟を汲んだマーリンはただの騎士である彼に円卓の騎士たちと戦える力「返せなかった聖剣」を与え、特異点へと送り出した。
- 第六特異点にて主人公たちと共闘し、最終盤にて「聖槍を武装したアーサー王」である獅子王に聖剣を返還を成し、彼女から労いの言葉をかけられた彼は、穏やかな笑顔を浮かべながら死を迎えたのであった。特異点の消失によりその記憶や記録は消滅するが、その功績により英霊の座に召され、カルデアへと召喚される。
- なお、『Grand Order』は聖剣が返還されなかった世界線だというわけではなく、1500年の月日の間にifの世界から迷い込んできた模様。
- 人物
- 円卓の中で人格者で常識人。円卓の騎士でも実力不足なのを自覚しており、そのことについては自虐的。上記の理由から旅に関しては自信があるようで、食材の目利きがある様だが、ブリテンの事情もあってか、好きな食べ物に「蒸した野菜」を挙げたり、ゲテモノ肉でも栄養は変わらないと言うとおり、ワイバーンや大目玉の怪物であるゲイザーを狩って食料にしているなどやや悪食ぶりを見せている。また、まじめ一辺倒というわけではなく、うっかり口を滑らせかけたり、前述の食事に関する発言など、意外にお茶目な面も多々見せている。
- なお、回想によるとこの彼は生前アーサー王の笑顔を見たことがある。
- 能力
- 隻腕でありながら他の騎士の三倍の強さを誇ったと言われるが、それはあくまでも通常の騎士の話であり、超人揃いの円卓の騎士の中では凡人どまり。
- 円卓の騎士の実力の差と隻腕を補うためにケルトの戦神が用いた「銀の腕」のレプリカをマーリンから授かった。
ステータス
クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考 セイバー 主人公 (Grand Order) A B A+ C B A 対魔力:B
騎乗:A軍略:C
冷静沈着:B
守護の誓約:B
宝具
- 剣を摂れ、銀色の腕(スイッチオン・アガートラム)
- ランク:C
種別:対人宝具 - 10kg以上の重さを持つ「銀の腕」。常時発動型の宝具。ケルトの戦神ヌァザが用いたという神造兵装と同名の模造品。現象生命に近いスフィンクスを倒しきることができ、また"聖杯を断つ"能力で聖杯(ホーリーグレイル)の加護を破ることができる。その神秘は神霊クラスともギフトを授かったサーヴァントと対等とも言われる。
- その正体は彼の罪の証でもある、返せなかった『星の聖剣』エクスカリバー。
- エクスカリバーの力として持ち主を不老にする加護を持ち、これによって1500年間も生き続けていた。
- ガウェインの宝具『転輪すべき勝利の剣』を押し退けるだけの威力を見せるが、ただの人間であるベディヴィエールでは耐え切れず、使う度に「魂を全焼させる」と例えられる程の苦痛が襲い、肉体の内側から焼け焦げ、やがて土塊のように崩れ落ちていく。
- 一閃せよ、銀色の腕(デッドエンド・アガートラム)
- 真名解放版。対軍殲滅攻撃を行う。その一閃は鮮烈な斬撃として叩き込まれるだけでなく、その奇跡が黄金の輝きと共に空間を裂く。
- なお、宝具発動の際、アルトリアのエクスカリバー同様に一瞬だけ虹色の輝きを放つ。
登場作品と役柄
- Fate/stay night
- Fateルートで答えを得て安らかな眠りにつくセイバーを見届けて、このルートの幕を引く役回り。
- ちびちゅき!
- 剣道部所属。他の円卓の騎士たちと一緒で、剣道着を着てオロオロしている。
- コハエース
- ガウェイン、ランスロットと共に円卓勢として登場。
- Fate/Grand Order
- セイバーのサーヴァントとして、第六章より参戦。レア度はR(☆3)。イラストは天空すふぃあ。
- スキルは軍略Cや守護の誓約Bといった味方をサポートするものに、冷静沈着Bによる自身NPブーストといった構成。
- 軍略使用後の彼の宝具は、宝具自体のバスターバフも相まって、☆3にしては中々の火力を誇る。
人間関係
生前
- アーサー王
- 王。最後の瞬間までアーサー王が女性だと気づいていなかったが、安らぎを得た姿に王が少女であったことを確信する。
- ガウェイン
- 同じ円卓の騎士。共に最後まで王に仕えた騎士だが、二人がアルトリアに望んでいる物は相反するものだった。
- ランスロット
- 同じ円卓の騎士。愚直なまでに王に仕えた同志。しかしランスロットの忠義は運命の悪戯によって歪んだ方向に傾いていく。
- トリスタン
- 同じ円卓の騎士。親友と言える程仲が良い。それゆえに、Grand Orderでは彼の変り様に憤りと動揺を隠せなかった。
- モードレッド
- 同じ円卓の騎士。結果的に袂を分かつことになってしまったが、「王に人間としての顔を見せて欲しい」と願った者同士。
- ベディヴィエールから見た彼女は、「口が悪く、態度が悪く、性根が悪いだけで、密かにいいところもある騎士」とのこと。
- アグラヴェイン
- 同じ円卓の騎士。当初は彼を嫌悪していたが、後に彼が裏でどれほど奔走していたのかを悟って考えを改めている。
- 衛宮士郎
- 王に笑顔をもたらしてくれた人物。ベディヴィエールにとって遥か未来の人間であり、当然お互いに知る由もないが、それでも感謝している。
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- 第六章での同行者。砂漠でニトクリスと一悶着あった際に一度手を貸した後すぐに獅子王に会うという目的を果たすために別れるも、聖都の門前にて再会。聖罰の混乱に乗じて如何にして獅子王に対面するかを考えていた折に、虐殺されゆく難民達を救うために立ち上がった彼らの姿を目撃し、忘れていた騎士の誇りを取り戻して助太刀。本格的に同行者として仲間に加わり互いに信頼を深めていくと共に、主人公と出会えたからこそ最後の機会をやり直せる結果に繋がったと深く感謝している。
- マシュ・キリエライト
- 第六章での同行者。彼女と一体化している英霊の正体に気付き、彼女の在り方を尊く思うとともに宝具を使う上での心構えを説いている。 マシュの方も自身の旅の結末が無意味なものになるのではないかという恐怖に涙を流すベディヴィエールを励ますなど、主人公とは違う形での先輩後輩の関係として互いに影響を与え合った。
- 彼の真実を知った後は涙を流しながらも最後まで共に戦い、主人公と共に聖剣返還の達成と最期を見届けた。
- ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕
- 第六章での同行者。ベディヴィエールは獅子王の配下ではないとはいえ、ハサンの同胞たちである山の民を蹂躙し手にかけた円卓の騎士達はかつての友であり仲間であり自身もそこに連なるものだった。にもかかわらず戦友として受け入れ、気に掛けてくれた彼に対して深い感謝の念を抱いている。
- 獅子王
- 第六章におけるラスボスであり、かつての主君。その正体は「ベディヴィエールが聖剣エクスカリバーの返却を行わなかったイフ」におけるアーサー王。聖剣を返却出来なかったのは彼女を死なせたくない一心からだったが、それが結果的に死ねない存在にしてしまったことを深く悔やんでいる。
- 六章の物語はベディヴィエールが彼女の最後の命である「エクスカリバーの返還」を今度こそ果たすための物語でもあり、彼女に聖剣を返還するために永い時をかけて旅をしてきた。
名台詞
Fate/stay night
- 「――見ているのですか、アーサー王。
夢の、続きを――」 - 『Fate/stay night』Fateルートでのラスト。
- 永きに渡る戦いと重責から解放された王。王が果てのない青空の下で安らかなに眠りについた事を見届け、アーサー王に従った最後の騎士は、誇らしい気持ちのまま夢見る王を暖かく見守り続けた。
Fate/Grand Order
- 「セイバー、ベディヴィエール。
此よりは貴方のサーヴァントとなりましょう。
それが、我が王の御為になるものと信じて」 - 召喚時。彼は人類最後のマスターのサーヴァントとなった。それこそ、1500年生きて聖剣返還を成し、人理修復に貢献した騎士への報酬なのだろう。
- 「我が魂喰らいて奔れ、銀の流星!
一閃せよ、銀色の腕 !!」 - 宝具発動。魂を燃やし尽くし、力として放つ聖剣の一閃。
- 「何を犠牲にしようと、私は今度こそ―――」
「今度こそ。」
「この手で、我が王を殺すのだ」 - 第六章プロローグにおける独白。肉体は朽ち果て、魂は燃え尽き、精神も尽き果てる寸前という有様になるほど長い長い旅を歩んできた。
- ようやく訪れた旅の果て、ただ一つの目的だけを見据えてベディヴィエールは砂の大地を歩き出す。
- かつての友との戦うことになろうとも。かつての罪と対面することになろうとも。全てが終わった後に魂は輪廻の枠から外れ、自らの存在が虚無へと落ちることが決まっていても。「王を殺す」全てはただそれだけのために―――
- 六章のTVCM第二弾でも流れたセリフであり、一体どのような展開になるのかとワクワクしたユーザーも多かったとか。
- 「円卓、アーサー王語録、その八!」
「‘‘栄養は ゲテモノ肉でも 変わりません!’’」
「マシュさん!復唱をお願いします!」 - 撃破したワイバーンやゲイザーを調理しようとする前にのたまった一言。
- まあ、難民からはそれなりに好評だったことも付け加えておく。
- 「……いえ、アグラヴェイン卿は以前の円卓でも、騎士たちに嫌悪と恐怖を抱かせていました」
「今回もそうなのだな、と。
そう確認しただけです」
「まさか。補佐官殿が悪党であったのなら、キャメロットは立ち行かなかったでしょう」
「……アグラヴェイン卿はなぜか、人に好かれようとしないのです。その結果、周囲から冷血な人間と見られたのです」
「卿とは血縁にあったガウェイン卿、ガヘレス卿、ガレスちゃんですら、補佐官殿を誤解していた程に」 - アグラヴェインへの見解。…なのだが、ガレスの呼び方にとんでもない一言を口にしていた。
- 後に、竹箒日記にてガレスは女性であることが判明していた。
- 「ギャラハッドは円卓一のてんね、いえ、人格者。人を見る目にかけては随一です」
- ギャラハッドの気質が窺えるが、思わず口を滑らせかけた。
その他
- 「王は来てくれるでしょうか……」
- 『ちびちゅき!』にて。
- 他の円卓の騎士たちと共に剣道部に入部し、竹刀を構え剣道着まで着て万全の態勢で王を出迎えようと待ち構える。セイバーは身内ばかりで入るのが物凄く億劫であったため、結局剣道部をスルーした。だが生前最後まで付き合ってくれたベディヴィエールとは顔を見せてあげても良かった気が……。
- 「またしてもアニメ化、おめでとうございます我が王!!」
- 『コハエース』にて。
- 黒化しセイバーオルタになった王の手下として登場。直後、桜セイバーの神速三段突きでガウェイン・ランスロット共々纏めて葬られてしまうが、死に際でも王への忠義を忘れない。
- 因みにこの時のガウェインの死に際の発言は「え?もう午後!?」、ランスロットは「オルタたん ハァハァ」と色んな意味で酷い。こんな所でも差がついている。
- 「もしかしてあれ我が王なのでは?」
- 『コハエースXP』にて。聖処女の格好をしたセイバーを見て。
- ランスロットは「ねーよ(笑)」、ガウェインは「我が王がフランス英霊とか(敵国感)」と失笑を買ってしまう。
メモ
- どうも公式でも設定がちゃんと固まっていないらしく、登場する度に担当する声優が異なる。初めて声がついたテレビアニメ版では女性声優の能登麻美子氏が演じており、それ以降のゲーム版ではアサシン役の三木眞一郎氏(PS2版)、柳洞一成役の真殿光昭氏(PS Vita版)が兼役で演じている。
- テレビアニメ版とゲーム版で声優が異なるだけならともかく、PS2版とその移植作品であるPS Vita版ですら声優が異なる。PS Vita版ではそれ以外に新録されたボイスは存在しないので、PS2版収録の時点で既にボイスを録っておいたのだろうか……。
- 『Garden of Avalon』のドラマCDでは再び声優が変更され、ペルセウス役などを演じている宮野真守氏が担当することとなった。
- ウェールズの伝承ではベディヴィエールは隻腕の騎士だったとされ、槍を片手で振るい、彼の槍一突きは他の者の九突きに匹敵し、「隻腕にもかかわらず、同じ戦場でほかの三人の騎士より早く敵に血を流させた」と伝えられている。
TYPE-MOONの設定としては、登場した作品の中では両腕が健在な状態で描かれているが、何れも騎士鎧を身につけていたり、手がハッキリと見えない状態であるため義手の可能性も十分ある。
『コハエース』の経験値氏はこの可能性からベディヴィエールに関して「もしかしたら片手がサイボーグなの!? とか、うわそれカッコいい!!」とコメントしている。 - ベディヴィエールの一般の知名度は余り高くないが、アーサー王伝説を扱った作品では彼の登場回数は多く、ローズマリ・サトクリフが書いたアーサー王シリーズでは、ギネヴィアの愛人というランスロットが担当していた役回りを与えている。
ランスロットはかなり後の時代になってから付け加えられたキャラクターであり、歴史的にアーサー王伝説を描こうとした場合、ランスロットを登場させるのは不適切と考えられたためで、他にも幾人もの作家がこの設定を使っている。
最後までアルトリアに従ってくれた騎士には可哀想な設定だが……。 - 公式にて「アーサー王」以外で明確に、エクスカリバーを使用した数少ない英霊。その能力こそ当初は伏せられていたが、宝具発動の際に僅かながら伏線が張られていたりした。
- Grand Orderでは第6章終了後にカルデアに参入し、ガチャにも追加されるキャラクター。第6章においては事実上の主人公と言っても過言ではないほどフィーチャーされており、6章中ではゲストキャラとして多数のエピソードで使用することが出来る。が、星3であること、ストーリーとして終盤故に強敵が多いことから、やや使い難さが目立つ。しかし、最終決戦では思いもよらぬレベル・スキルレベル・宝具レベル最大というこれまでにない演出の下、登場。丁度相手も有利に戦えるランサークラスであることもあり、これ以上なく活躍することが出来るなど、破格の扱いを受けている。
- 人の身で英霊と戦う、騎士王の笑顔を望んだ、隻腕を義手で補う、宝具解放のセリフにおける「スイッチオン」、騎士王を探し妖精郷に辿りつくなど、衛宮士郎を連想させるポイントが多い。
- 精神的な強さが肉体的な面よりも押し出されている点も特徴。