「女王メイヴ」の版間の差分
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*PVで初めてビジュアルが公開された時は彼女を[[ナイチンゲール]]だと予想する者が多かった。白い衣装が看護服のように、頭の冠がナースキャップのように見えたからだろうか? | *PVで初めてビジュアルが公開された時は彼女を[[ナイチンゲール]]だと予想する者が多かった。白い衣装が看護服のように、頭の冠がナースキャップのように見えたからだろうか? | ||
**他の予想としては[[アストルフォ]]の従姉にあたる、シャルルマーニュ十二勇士の一人ブラダマンテ。こちらはピンク髪という共通点からの連想。 | **他の予想としては[[アストルフォ]]の従姉にあたる、シャルルマーニュ十二勇士の一人ブラダマンテ。こちらはピンク髪という共通点からの連想。 | ||
− | * | + | *ちなみに伝承によれば生前の彼女の死因は'''頭にチーズをぶつけられて死ぬ'''という何とも珍妙なものであり、5章実装前から一部でネタにされていた。字面を見ると間抜けだが、これはメイヴに復讐を誓う王子が殺意を持って投石器で狙い撃ったものであり、画像検索などしてもらえればわかるとおり、チーズは乾燥した状態だと非常に硬くて重いため、彼女が一撃で命を奪われたのも仕方のないことであろう。 |
== 話題まとめ == | == 話題まとめ == |
2016年9月1日 (木) 11:44時点における版
ライダー
- 真名:女王メイヴ
- 身長:154cm / 体重:41kg
- 出典:ケルト神話
- 地域:アイルランド
- 属性:混沌・悪 / カテゴリ:地
- 性別:女性
- CV:佐倉綾音 / キャラクターデザイン:高山箕犀
『Fate/Grand Order』に登場する「騎兵」のサーヴァント。
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』第五章ではソロモンから聖杯を授かり、「クー・フーリンを自分に並び立つ邪悪な王にする」ために聖杯を使用。
- そのまま二人仲良く(?)AD.1783年のアメリカを滅ぼして人理破壊しようとするが、抵抗勢力であるトーマス・エジソン率いる合衆国軍やレジスタンス、そして主人公達に阻まれ、最期に「二十八人の怪物」(クラン・カラティン)を呼び出し、クー・フーリンからの言葉に安堵しながら後を託して消滅した。
- 人物
- ただひたすらに清楚に淫蕩を好み、無垢に悪辣を成す。それらはどちらも彼女の本当の姿であり、どちらも偽りではない。しかし天真爛漫の微笑みもあってか、多くの者は「清楚で無垢」という印象で見ることが多い。
- いい男と強い男、財も大好きで、自分の欲望に一切逆らうことなく、生前には数多くの男たちを恋人とした。
- 能力
- 戦士から取り込んだ遺伝情報を体内で複製し、名も無き兵士として製造する能力を持つ。製造は人差し指の先を刃物で傷つけて血を地面に落とすことで行われる。
- 『Fate/Grand Order』第五章では聖杯の力を一部利用していたとはいえ、生み出した兵士で一大軍団を形成し、エジソン達と渡り合っていた。
- この能力を最大限に使った切り札が、魔神柱を「二十八人の怪物」(クラン・カラティン)というかつて自分が生み出した怪物の殻に押し込めることによって二十八本纏めて召喚するという、ソロモンでさえやろうとしなかった凶悪な技である。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ライダー | 主人公 (Grand Order) | E | E | B | C | EX | A+ | 対魔力:B 騎乗:A |
黄金律(体):A カリスマ:B 魅惑の美声:C |
宝具
- 愛しき私の鉄戦車(チャリオット・マイ・ラブ)
- ランク:B
種別:対軍宝具 - 詳細不明。
- 『Fate/Grand Order』では、敵単体に男性特攻の攻撃を行い、精神弱点耐性をダウンさせる。
- ビジュアルは二頭の牛が牽くチャリオットで相手を蹂躙する……のだが、その後画面上にカーテンが引かれ、ハートが乱舞する。戦車の中で一体何が行われているのであろうか。
- なお、この演出は相手が誰であっても入る。それこそ女性であろうと、骸骨であろうと、機械であろうと、巨大なドラゴンであろうと。
真名:女王メイヴ
- メイヴ。ケルト神話、アルスター伝説に登場するコノートの女王。数多くの王や勇士と結び、時には肉体関係のみを築いた、すべての男の恋人にして支配者。
アルスター伝説最大の戦争を引き起こし、メイヴも自ら戦車を駆ってコノートの軍勢を指揮した。
- 自らに逆らっただけでなく、軍勢をたった一人で撃退したアルスターの英雄クー・フーリンの命を狙ったが、彼女としては敵対されるのが嫌ではない。ただ、アルスターの男たちの中で、唯一『欲しい』と思った相手であり、しかし自分のものにならなかったのだ。
彼女はクー・フーリンに捕らわれるも、女という理由で釈放されてしまう。この一件で彼女は復讐者と化し、様々な誓約をクー・フーリンに課し、それを破らせる。
- そういった行動は彼を死に追いやることになるが、メイヴの名にかけて彼を絶対に屈服させる―――ただそれだけだった。
登場作品と役柄
- Fate/Grand Order
- ライダーのサーヴァントとして登場。レア度はSSR(☆5)。イラストレーターは高山箕犀。
人間関係
Fate/Grand Order
- クー・フーリン
- 唯一欲しいと思った相手。しかし、彼の方は捕えたメイヴを送り返す対応をしてしまった。
- クー・フーリン〔オルタ〕
- 彼女の理想を象って創造された「邪悪な王」となったクー・フーリン。
- フェルグス・マック・ロイ
- 生前の恋人の一人。だが彼からは「女としては体以外最低」と評されている。5章では聖杯の力で配下に加えている。
名台詞
- 敵対されるのが嫌なのじゃないわ。ただ、アルスターの男たちの中で、唯一、私が『欲しい』と思っても、私のものにならなかった男がいることが我慢できない。
声を掛けたのに、誘ったのに。なびかなかったどころか、何してるんだオマエ、とでも言わんばかりのあの態度!許せない。許せない許せない許せない許せない許せない!絶対、アイツに──
アルスターのクー・フーリン!すべての男の恋人にして支配者であるメイヴの名にかけて!絶対、屈服させて見せるんだから! - 正確に言えば彼女の台詞ではなく、絆レベル3でのマテリアルより。クー・フーリンへの屈折した想いが窺える。
- 「私、たくさんの王とたくさんの勇士、たくさんの男を我がものとしたわ。男はみんな、私が微笑むと恋に落ちるの。え?私はどうか?さあね。恋に…どうかしら。私は…」
- 「人は言うわ。恋多き女、女王メイヴ。でも、どうなのかしらね?恋って何?欲しいと思うこと?それでいいのなら、私は確かに恋多き女。でも、……でも、本当に、私が得ていたものは、恋、だったのかしら?」
- マイルーム会話「絆Lv.4」「絆Lv.5」。
- マイルームでは初めの方こそいつものノリで主人公を誘惑するが、絆を深めると本編でも垣間見えた彼女なりの苦悩や悲哀を知ることができる。彼女への印象が変わったユーザーも多かったのではないだろうか。
- 「さあ、私の勇者たち!進撃よ!声高らかに、私を褒め称えなさい!」
- 「そして褒め称えながら敵を殺しなさい!メイヴちゃん、サイコー!」
- 本編第5章にて。ケルト兵を率い、合衆国軍を蹂躙しながらの台詞である。彼女のカリスマのランクはBとかなり高位の部類だが、生前からこんな調子で兵達を率いていたのであろうか。
- 「…嬉しい。私、その一言が聞きたかったの」
- 「それだけ、それだけで救われたの。私の願いは、叶った」
- 「やっと、貴方は、私のものに―――なってくれた」
- 本編での末期の台詞。最終決戦にてその身を散らしながらも「二十八人の怪物」を召喚し、最後までクー・フーリン〔オルタ〕を王として尽くし続けた。
- その心意気はクー・フーリン〔オルタ〕をして「いい女」と言わしめるものであり、「よくやった」という彼からの賛辞を聞いた彼女は満足げに消滅していった。
メモ
- ゲーム中では「女王メイヴ」表記となっている。
- 原作者である奈須きのこの一押しキャラ。奈須は彼女を「これぞケルトが生んだスーパービッチ。スーパーケルトビッチ」と評している。
- また、高山箕犀氏をメイヴのキャラデザに指名したのは奈須きのこだったりする。なお氏はトラぶる花札道中記でライダーチームのイラストも担当している。
- 後にウィリアム・シェイクスピアの作品内で夢魔と習合され、「鬣を編み込むもの」「マブ・ザ・クイーン」と作品内で呼称された。
- 事実、彼女の邪悪さによらない淫蕩さ、無垢さ、残酷さといった性質は、善悪両方の側面を持つ妖精や精霊のそれに近い。
- PVで初めてビジュアルが公開された時は彼女をナイチンゲールだと予想する者が多かった。白い衣装が看護服のように、頭の冠がナースキャップのように見えたからだろうか?
- 他の予想としてはアストルフォの従姉にあたる、シャルルマーニュ十二勇士の一人ブラダマンテ。こちらはピンク髪という共通点からの連想。
- ちなみに伝承によれば生前の彼女の死因は頭にチーズをぶつけられて死ぬという何とも珍妙なものであり、5章実装前から一部でネタにされていた。字面を見ると間抜けだが、これはメイヴに復讐を誓う王子が殺意を持って投石器で狙い撃ったものであり、画像検索などしてもらえればわかるとおり、チーズは乾燥した状態だと非常に硬くて重いため、彼女が一撃で命を奪われたのも仕方のないことであろう。