ヨハンナ

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ルーラー
真名 女教皇ヨハンナ
性別 女性
身長 163m
体重 51kg
好きな物 祈り、読書、トンビのお世話(第一、二再臨)
生きること(第三再臨)
苦手な物 ない
自分を拒絶した汎人類史(トラオムでの召喚時)
出典 伝承
地域 ヨーロッパ全域
属性 秩序・善
副属性
一人称
我(宝具使用時)
二人称 あなた
汝(宝具使用時)
声優 日岡なつみ
デザイン 武梨えり
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

裁定者」のサーヴァント

略歴
死想顕現界域 トラオム』にて、復権界域の教皇として登場。
復権界域の盟主の片割れを務めており、「汎人類史から指定された彼女を復権させる」という復権界域の旗印となっている。
実は彼女は「汎人類史への叛逆」を植え付けられていない純粋な汎人類史のサーヴァントとして召喚されており、叛逆の納得いく理由を欲していたコンスタンティノス11世と出会ったことがきっかけで復権界域が結成された経緯を持つ。
このため王道界域との決戦後にコンスタンティノス11世が源為朝の狙撃で致命傷を負った後に汎人類史側であった王道界域に合流し、ケジメをつけた後は彼らと共に行動し、復讐界域を打ち破った。
人物
ゆったりとした法衣を纏った穏やかな雰囲気の女性。
出自(の設定)故かあまり偉ぶったところはなく、他人の幸福を心から祈れる善良な精神の持ち主。
その一方で死想顕現界域 トラオムでは出自と「汎人類史に存在を否定された」という背景からか若干やさぐれており、マルタのように直接的な暴力には訴えないものの言動が時折物騒になる。
能力
汎人類史に存在を否定されたとはいえ教皇としての祈りは強力な効果をもたらし、キリスト教関係者であれば戦意そのものをへし折られ、まともに攻撃ができなくなる。
それ以外の存在に対しても祈りを捧げている間は矢の一発も当たらず、閉じていた城門が一切の理由もなく勝手に開いてしまうような「奇跡」を起こすことができる。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ルーラー 主人公 (Grand Order) D C C A EX EX 対魔力:EX
陣地作成:A 
幻想の聖人:A
忌避されし祭礼行列:C
教皇論議:EX 

宝具

祈り捧ぐは輝きし栄光の玉座(レジェンダム・パーパ・トロヌス)
ランク:A
種別:対人宝具(自身)
レンジ:0
最大捕捉:1人
教皇に就任した幻の時間を作り上げ、降臨する。
その強化は凄まじく、ただの聖言ですら物理的に強固な干渉力を持つようになる。
西洋、特に彼女の信奉する宗教に関連するサーヴァントは、その場にいるだけで圧倒的な重圧を感じるようになる。
『Grand Order』では「自身に〔悪〕特攻状態を付与(1ターン)+敵全体に強力な〔人の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>&強化無効状態を付与(1回・3ターン)」という効果のArts宝具。

真名:ヨハンナ

女教皇ヨハンナ。伝説では西暦855年~858年まで在位したとされている唯一の女教皇。
学術に長けていたとされ、男装したまま教会に仕えて出世を重ね、ついには教皇に至ったとされている。
だがその一方で愛人との間に子供を作り、外出中に出産してしまい、すべての真相が明らかになってその場で殺された。……という一連の伝説を作られた、架空の人物。
実際には彼女が生まれた原因は「このような邪悪な教皇が居た」という教会組織への非難のプロパガンダであり、教会としてもその事実を否定するために詳細な調査を行い、多くの資料から明確に存在を否定された。
それでも「女教皇」という要素は大衆の記憶に残り、タロットカードの「女教皇」は彼女がモチーフとされて現代まで伝えられている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『死想顕現界域 トラオム』で復権界域の教皇として登場。
登場当初はNPCであったが、2023年度のバレンタインイベント『ヨハンナさんと未確認の愛 ぶっ壊せ☆らぶらぶはぁと大石像』にて期間限定サーヴァントとして実装された。

人間関係

Fate/Grand Order

コンスタンティノス11世
『死想顕現界域 トラオム』における復権界域の皇帝にして同盟者。
ブラダマンテ
『死想顕現界域 トラオム』における復権界域のサーヴァント。
もっぱら護衛を務めてもらっており、自分の行動で振り回すことも。
ジャンヌ・ダルク
キリスト教における聖人の一人。
その駆け抜けるような人生を少しだけ羨ましがっている。
ゲオルギウス
キリスト教における聖人の一人。
聖人として敬っているが、カメラに拘っている点には若干首を傾げている。
マルタ
キリスト教における聖人の一人。
ゲオルギウス同様に尊敬している相手。
グレゴリー・ラスプーチン
どうしても生理的にダメな相手。
その人生とキャラのあまりの濃さにドン引きしている。
呼延灼
共に承認欲求が強めな者同士であり、それ故かバレンタインにはチョコとマスターからの評価についてアドバイスしていた。

名台詞

Fate/Grand Order

本編

「ちっ、猛省しまーす……。」
『死想顕現界域 トラオム』にて、王道界域への合流時、ローランと復権界域残党が小競り合いを始め、見かねたヴラド三世が「チンピラじみた喧嘩もそれを面白がるのもやめろ」と注意した際の返事。
敬虔な信徒であるヴラド三世の叱責に反応したのがドン・キホーテはともかくよりにもよって教皇であるヨハンナだったという事実にヴラド三世は頭を抱えてしまった。
元ネタは記者会見で非常に挑発的な態度を取ったスノーボード選手の國母和弘氏であろうか。
「にゃんだとぅ……。」
同上。上記のやり取りの後に見かねたブラダマンテから「猫を被ってください」と懇願された返し。
何というか、いろいろな意味で手遅れである。

メモ

  • 第2部6.5章で登場した際にはクラスは不明であったが、後に2023年2月のバレンタインイベントでルーラーとして実装された。
    • ……のはいいのだが、タイミングが悪い事に直前に『奏章プロローグ』が公開されており、そこで「カルデアはエクストラクラスを濫用しすぎたために汎人類史との接触に支障が出ている」と明かされていた。このため「エクストラクラスの使い過ぎを警告された直後に、汎人類史で架空とされた英霊を、ルーラーとして召喚する」という全力で汎人類史に喧嘩を売るような行為をしているとプレイヤーからは見なされてしまった。しかも、この後もエクストラクラスの新規実装が続いた挙げ句、遂にはビーストクラスまで実装されてしまい、汎人類史もとい人理が悲鳴を挙げていると言われてしまっている。
    • さらにはバレンタインイベントでは自分の無意識の願望から「自分を模した巨大な石像が特異点にあり、住民の誰もがそれを崇めて観光の目玉にしている」という状況になり、かつそれが「らぶらぶはぁとヨハンナ様」と呼ばれているという羞恥心でのたうち回りたくなる状況になってしまっていた。
      • なお、このらぶらぶはぁとヨハンナ様像はショップにおいて店番も務めている。何故か喋る上にイベント終了後にも出てくるのだが、それも教皇像たる奇跡によるものなのだろうか。
      • おまけに同イベントで先行登場したビーマが奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』で改めて登場した際に「かつて出会った記憶」として同イベントの回想シーンが一瞬入る。このため「らぶらぶはぁとヨハンナ様は正史の時間軸で体験済み」ということになってしまった。
  • 第三再臨時のセイントグラフには、自身がモデルとなったタロットカード「女教皇」の図案がそのまま使われている。
    • 他にもタロットカードの由来となったサーヴァントには、「吊るされた男」のオーディン、「太陽」のディオスクロイ、「戦車」のオジマンディアスがいる。最も後者二名は絵柄の違いによる解釈が原因によるもので、今でも一部では議論がある。

脚注

注釈


出典


リンク