魔法

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概要

魔術とは違う神秘。その時代では実現不可能な出来事を可能にするもの。かつては魔術師の大部分が魔法使いといえたが、文明の発展に連れてその数を減らした。[出 1]

魔術や科学技術で実現可能な事象[出 2]、資金、時間をかければ得られる「結果」[出 3]は魔法ではない。
魔法の詳細は魔術協会の中でも一部の人間のみに知らされている。[出 4]協会は5つの大儀礼を魔法と認定しており、中でも第三魔法は協会でも秘密にされていた禁忌中の禁忌。
魔法を発動できる管理地は限られており、日本では全国有数の「歪芯霊脈」[出 5]を持つ三咲町のみ。冬木市の霊脈は三咲町に次ぐ歪みを持ち、「堕ちた霊脈」とも呼ばれているが、根源に繋がるには足りず、世界の外へ孔を穿つ必要がある。[出 6]但し蒼崎青子は神秘ごと受け継いでおり、この制限はない。[出 7]

魔術師達の最終目的は魔法に到達することであり[出 1]、成し遂げた者は羨望と畏怖を込めて「魔法使い」と呼ばれる。[出 6]
現代に生きる魔法使いは4人、若しくは人間としては既に存在しないが、その痕跡が生きている例を含めて5人。[出 3]この事情で、第五魔法の使い手が第四の魔法使いと称されることもある。

魔法は根源の渦に直接つながるものである。故に、根源の渦に到達すれば魔法を得られるし、逆に魔法を開発できれば根源の渦に到達することができる。そのため、「根源の渦への到達」と「魔法」はしばしば混同・同一視されている。とはいえ、魔術師たちの本来の目的は「根源の渦への到達」であり、厳密には魔法はそのための手段として得たもの(第二、第三、第四魔法)と、到達を達成したことで結果的に得たもの(第一、第五魔法)とに二分できる。
また、魔法を得られるのは根源に最初に到達した者に限られ、同じ理論・方法で根源に到達しても2番手以降の者は魔法を得ることはできない。結果的に、研究が進めば進むほど、魔法を得られる手段は減っていってしまう。というか5番目の魔法で打ち止めと看做されており、以降の魔術師たちは魔法抜きで根源にいたる方法を研究しているそうである。

魔法は人類と世界にとって異物であり、魔法と魔法使いは2つの抑止力によって排斥される。このことも魔術師が根源に到達するための難易度を引き上げている。

魔法の種類と魔法使い

第一魔法

使い手
ユミナ。AD(西暦)前夜に誕生し[出 8]、既に死去[出 3]。直系の人物が辛うじて存命と伝えられている。[出 2]
青子曰くユミナは「影も形もないほど死んだが、その死を以てほぼ殺せない状態になった」とのことで、そのため『今生きている魔法使いは四人だが、今も残っているのは五人』とカウントしている。
内容
詳細不明。最も古い魔法の1つ。その内容は一部特権階級の魔術師にとっては常識である。[出 2]
関連
  • 魔女が第一魔法の成立に関わっているが、その詳細は不明。文明の発展と共に、魔女は様々なカタチで姿と在り方を変えていった、一部は第一に加わった。
  • エーテル塊は第一魔法との関連を匂わされている。これはエーテルが四大元素のどれにもならず物質化したもので、使い道が全くなく、ある意味で無を作る様なもの。[出 9]
  • 久遠寺有珠の用いるプロイの魔術は「第一」に関連するとされる。また、その魔術系統である「ユミナ」(時計塔植物科の別名でもある)は魔法使いのひとりの名前として挙げられる。[出 10]なお魔法使いの直系は有珠の母と同じく、マインスターと呼ばれている模様。
    • また、これに関連して、『Fate/Grand Order』ではモルガンが使用する童話魔術が有珠のプロイの魔術と酷似しており、その概要は「物語を童話としてまとめ、それを基にして現実に魔術を行使する」というもの。
      • これらの要素から、第一魔法とは「虚構と現実を変換する」というものではないかと一部では囁かれている。
  • 第一魔法の具現者は、バルトメロイの当主が自分達と対等と見做す唯一の魔術師である。[出 11]使い手ではなく、「具現者」を指しているため、その発言の対象がユミナ本人か、魔女というシステム全体かは不明。
  • 第一魔法は、その使い手が第三魔法より後に誕生したのにもかかわらず「第一」と分類されるのは、その特性も関与している。[出 10]
  • 『魔法使いの夜』では「はじめの一つは全てを変えた。」とされる。

第二魔法『万華鏡(カレイドスコープ)』[出 12]

使い手
キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
内容
並行世界の運営。並行世界の観察、自身の同一性を維持しての移動を可能にする。[出 2]トラぶる花札道中記』を見るに、第二魔法の使い手でない者が並行世界に移動した場合、その世界での自分と競合し消滅する危険がある様だ。
時間に関係する効果を持つらしく、ゼルレッチの異名に「時の翁」がある他[出 13]、彼が作った宝箱は内側での1時間が外側での1日相当と時間の流れを歪めており[出 14]、カレイドステッキは『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』にて時間遡行を実現している。下記の「話題まとめ」も参照。
関連
  • 第二魔法に関する物は多く、これまでに宝石剣ゼルレッチ、ゼルレッチの宝箱、カレイドステッキが登場している。ゼルレッチの門下生の家系である遠坂家には宝石剣の設計図と他2つの実物が伝わっている。詳細は「魔術礼装」も参照のこと。
  • 第二魔法の領域に、ある事柄を複数の平行世界からひとつの世界に取り出す「多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)」がある。佐々木小次郎は純粋な剣技として「全く同時に太刀を振るう」ことを目指した結果、これに届いた他[出 15]、魔力を融通する宝石剣も同様に呼ばれている[出 16]
  • 『魔法使いの夜』では第一に対して「つぎのニつは多くを認めた。」とされている。

第三魔法『天の杯(ヘブンズ・フィール)』

使い手
不明(アインツベルンの工房を作った魔術師たちの師)、ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン
最後の使い手はAD(西暦)前夜にこの世から去ったが、アインツベルンはその術式を人間以上の知性と知識で継承し続けている。[出 10]
ユスティーツァは第三魔法を再現する試みの中、偶然生まれたホムンクルスで、1人当たり数年を要するが、第三魔法を行使できた。[出 17]彼女が大聖杯の礎となった事で、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは第三魔法を指して「アインツベルンから失われた」と語っている。[出 6]
内容
現存する5つの魔法のうち、3番目に位置する黄金の杯。魂の物質化。
魂は物質界より上にある星幽界に属し[出 18]、物質界へは肉体を介して干渉している。魂だけならいつまでも滅びないが、肉体を得るといつかは死ぬ事が定められる。
そこで第三魔法は魂だけで物質界に干渉できるようにし、不老不死を実現する。精神体のまま魂単体で自然界に干渉できるという、高次元の存在を作る業。魂そのものを生き物にして、次の段階に向かう生命体として確立する。
また魂を永久機関にし、魔力切れを起こさせない。[出 19]
Fate/Grand Order』でアイテムとしての聖杯の説明に「形而上の存在を汲み上げ、物質に転換する第三魔法の産物」とあり、魂以外にも応用が利く可能性が示されている。
関連
  • 第三魔法そのものは西暦以前からあったものの、神代の終わりと共に消失、実現不可となったところ、ユスティーツァが再現可能にした。[出 10]
    • 『Fate/stay night』のエンドによっては、イリヤスフィールが不完全ながら再現する。肉体に引きずられて瀕死にあった魂を修復し、自身の体の一部を新しい肉体として与えた[出 20]
  • アインツベルンに伝わる限定礼装「天のドレス」は、魂を数秒だけ物質化させる魔術を帯びている。[出 21]この礼装の別名の1つに「三番目のドレス(ヘブンズ・フィール)」がある。[出 22]
    • バッドエンドによると、「転送(アポート)」の成功率を上げる効果もあるらしい。意識の転移と違い、新しい器に移った後は戻れない様だが、第三魔法とも違って、元の肉体も魂を保持する為に残すとのこと。[出 23]
  • アインツベルンは第三魔法へのサンプルとして、魂の出力装置であるホムンクルスを鋳造し、データを取り続けている。[出 24]
    • ただし、ホムンクルスは本当の魂がなく、魂の物質化はできない。[出 10]
  • 大聖杯には第三魔法の一部を使っているとされるが詳細不明。サーヴァントは今生きている訳ではなく、依り代無しには現界できないので、物質化した魂ではない。逆にいえば英霊は魔法が無くとも依り代さえあれば形になる。[出 6]
  • ムーンセルの聖杯戦争でのサーヴァントは「第三法と呼ばれる魔術によって実体化した霊子生命である」と説明されている。[出 25]
  • 魂の物質化は人間でなければ今でも実現できることのようである。アンリマユは元々自力で魂の物質化ができる存在であり、大聖杯の第三魔法とは関係が無い。[出 6]また千年クラスの歴史を持つ幻想種――例えば人狼であるルゥ=ベオウルフは通常の物質的肉体を有してはおらず、存在自体が「魂の物質化をしているようなもの」と表現されている。
  • ウィザード達が行う霊子ダイブは「電脳世界における魂の物質化」と称される。[出 26]
  • Fate/Apocrypha』ではシロウ・コトミネが自身の願いである「人類の救済」を叶えるために、大聖杯を第三魔法を行使し続ける物に改造し、全人類に第三魔法を適用させようとした。
  • Fate/strange Fake』における聖杯戦争は第三魔法を魔法ではなくし、魔術の段階にまで引きずり下ろすことを最終目的として開催されている。
  • 『Fate/Grand Order』で閲覧できる殺生院キアラの説明において、ヘブンズホールは第三魔法の亜種とされている。人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの(この世全ての欲)を吸収してくれる、社会においてなくてはならない機構。
  • MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』においてはズェピア・エルトナム・オべローンが人類滅亡を阻止するために挑み、敗れたモノとされる。
  • ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』では現代でもアトラス院院長として存在し続けているズェピアが希求する魔法としてこれを挙げている。
  • 『Fate/Grand Order』のイベント「SABER WARS II」にて、並行世界サーヴァントユニヴァースは元々サーヴァントしかいない世界という訳ではなく、「『宇宙の更新』により人間は肉体を捨て魂の器『霊基』に自らのあり方を変えた=サーヴァント化した」「限られた寿命、限られた能力からの解放」「サーヴァントとは魂を物質化したもの」と語られており、宇宙規模で第三魔法が発動したことが示唆されている。
  • 『魔法使いの夜』ではそれまでの魔法の流れから「受けて三つは未来を示した。」とされている。

第四魔法

使い手
不明
内容
定義不明
関連
  • 内容も使い手も伝わっていないが、現存する魔法使いたちは異口同音に「確かにそれはある」と実在を認めている。[出 2]
  • 『魔法使いの夜』では「繋ぐ四つは姿を隠した。」とされている。

第五魔法『魔法・青』

使い手
蒼崎青子
内容
蒼崎青子の祖父が汲み上げた魔法。[出 27]MELTY BLOOD Actress Again』の時点で30年程の歴史しかない。
『魔法使いの夜』での描写によれば、時間旅行を可能とする魔法のようである。しかし全貌は未だ明らかにされておらず、時間旅行はこの魔法の本質ではなく、あくまで副産物に過ぎないようでもある。
この魔法で時間旅行を行う場合、あくまで「何かを過去や未来に飛ばす」だけで、あるものをなかったことにすることはできない。たとえば「ある生物が死んだ時間」を過去・未来に飛ばすことでその生物を生き返らせる(正確に言えば、死を回避する)ことも可能だが、それは問題を解決しているとは言えず、あくまで負債をどこかに押し付けているに過ぎない。むしろ時間旅行そのものにかかるコストを考えれば、トータルでは人類・世界の負債を増やしているとさえ言える。
関連
  • オシリスの砂は第五魔法を「星の命に何の利益も齎さない力」と評している。
  • 第五魔法には橙子の業界屈指の魔術回路より青子の単純な魔術回路が適していた。これが蒼崎家の後継争いにも影響している。[出 28]
  • 第五魔法の正体は「進む文明」という『魔法使いの夜』におけるテーマにも関わってくる。またこの魔法の中に消費文明の代表である青子が何故 「最新の」魔法使いなのかの答えがあるとか。[出 28]
  • 『Fate/Grand Order』にてゲーティアが行おうとした「ゼロに戻ってから良い前提を作り直す」という行為は「逆行運河/創世光年」と呼ばれている。これは『MELTY BLOOD』にて青子が使用するラストアークと同名であり、青子の痕跡や第五魔法の一端が知れる、ある意味で魔法に近しいものであるらしい。[出 29]
  • 『魔法使いの夜』では「そして終わりの五つ目は、とっくに意義(せき)を失っていた。」と書かれる。

第六魔法

使い手
存在していない。
内容
不明。Program No.6、第六法などとも呼ばれる。
かつてアトラスの錬金術師、ズェピア・エルトナム・オべローンが人類滅亡を阻止するために挑み、敗れたモノ。
これの使い手が現れるとき、世界に根本的な改変がもたらされるとか。
関連
  • 『MELTY BLOOD』シリーズにおいてはズェピアが挑んで敗れたモノとされるが、『Fate/Grand Order』とクロスオーバーしている漫画『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』においてはズェピアは第三魔法に挑んで敗れたと自称している。
  • 「まだ実現できていない魔法を黒桐幹也はさらっと言い当てていたりする」という話が出ている。[出 4]このことで注目されている台詞が「ふぅん。そうなると最後の魔法っていうのは、みんなを幸せにする事ぐらいになっちゃうな」である。

魔法級

勘違いされやすいが、「その時代の文明の力では、いかに資金や時間を注ぎ込もうとも絶対に実現不可能なもの」が魔法であるわけだが、「実現不可能なもの」が現代では5つ(もしくは第六法も含めて6つ)しかない、わけではない。
「現代の文明の力では実現不可能なもの」は5つと言わず、それこそ幾つもある。
だが、その無数の「実現不可能なもの」中にあって、さらにそれを「可能にした奇跡」が魔法であり、今現在5つしかない、のである。
5つの魔法には該当しないが、その奇跡を指して「魔法の域」と言わしめる現象は他にも存在する。

『Fate/complete material Ⅲ』に記されている「魔法級の効果」は以下。

以上はあくまで『Fate/complete material Ⅲ』で記されたものというだけで、この他にも「魔法の域」や「魔法一歩手前」などの表現で言い表されるものは存在する。
例えば、第二魔法の一部再現である「燕返し」と「ゼルレッチの宝箱」が該当するのであれば、同じく第二魔法を限定的に行使する魔術礼装カレイドステッキ」と「宝石剣」、そして第三魔法を一時的に再現する「天のドレス」をここに挙げてもよいだろう。
また『Fate/complete material Ⅲ』の出版より後に登場した、『魔法使いの夜』の人狼ルゥ=ベオウルフもまた、千年クラスの幻獣である。
対象を限定した上での時間操作も魔法の領域。

メモ

  • メタな話になるが、奈須氏と交友のある作家の中には第四魔法の正体を教えてもらっているらしいことを発言している者が数名おり、設定自体はしっかりとされているらしい。
    • 『TYPE-MOONエース』Vol.9収録の座談会にて、『Fate/strange Fake』を手がけている成田良悟氏が「(奈須氏が)第一魔法と第四魔法も、空白になっているけどももう全部考えてあるって言っていましたね。」と述べている。
  • 鋼の大地時代には六人姉妹と呼ばれる亜麗百種が魔法使いだとされている。それぞれが童話に登場する黒い帽子と箒に乗った魔女のような姿をしていた。
  • スタンローブ・カルハインの異名に「第一の亡霊(スタンティア)」があり、第一魔法と関係しているのではないかとの考察がある。
  • Fate/EXTRA』のサーヴァントに関して「第三法と呼ばれる魔術によって実体化した霊子生命体である」と公式サイトで説明されている。ゲーム内のNPCは「ムーンセルがやっているのは、本来の手法の完全コピー」と語っており、冬木のもの同様、第三魔法の一部を利用している可能性はある。
  • 魔法使いである青子を指して、暴走アルクいわく「忌まわしい秩序の飼い犬」。ワラキアいわく「君たちのように秩序と対峙する域」。
    • 暴走アルクは魔法使いについて「第六法を待つまでもないわ、おまえたちは私の手で一人残らず消し去ってやる……!」と続けている。
    • また、ネロいわく「この世の果て」=「秩序が第六に敗れるその日」。
  • バゼット・フラガ・マクレミッツによれば死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡むという。
    • また古来完全な死者の蘇生は魔法ですら叶えていないという。『Fate/Grand Order』の終章でゲーティアの宝具を受け一度は消滅したマシュ・キリエライトフォウが蘇生させているが、これは数百年間に渡り溜め込んだ膨大な魔力の他、「通常の時間軸に存在しない時間神殿での死は世界によってカウントされない」という事情があってこその特例である。
  • 現在確認されている魔法使い同士では破滅的事態への対処について一種の役割分担が行われているらしく、例えば蒼崎青子は「人類滅亡」に関わる案件に出張ってくるが、「地球そのものの危機」という事態には別の魔法使いが対応するとのこと。
    • しかし、『Fate/strange Fake』では、蜘蛛の覚醒を予想したゼルレッチは、その対応を他の魔法使いではなく、魔術師に振り当てるつもりだった。ORT案件がゼルレッチ本人の傘下で、自分で対応できないため魔術師を自分の代行として任命する可能性もあるが、真相は不明。

話題まとめ

残りの魔法
Fate/hollow ataraxia』において、魔術師バゼットの口より、「死者の蘇生には時間旅行、平行世界の運営、無の否定、いずれかの魔法が絡む」という言葉が述べられた。
『hollow』発売当時、ここにあげられたうちの『平行世界の運営』は、第二魔法であると既に公開されており、第三魔法が『魂の物質化』であることも明らかになっていた。『時間旅行』と『無の否定』が、まだ明らかではなかった残る第一、第四、第五のいずれに該当するのかが話題となる。
  • 確定ではないが、第一魔法は、用語辞典で見られる「エーテル塊」の項目で記述されている「無を生み出す」という一文と、バゼットの言から『無の否定』だという説が有力視されている。
  • 『時間旅行』に関しては、『MELTY BLOOD』、『Fate/EXTRA』等に青子が時間に関するいくつかの台詞を残しているところから、第五魔法に該当することが有力視されていた。
    その後、『魔法使いの夜』にて、青子が魔法を使うシーンが公開される。しかし、この作品で『魔法・青』の全貌は明らかにはならず、いくつかの疑問が残ったままの結果となっている。
    『魔法・青』が「時間」に関わる魔法であることは確かだが、特に蒼崎橙子からは「『時間旅行』は『平行世界の運営』に含まれる」との言葉がある。バゼットの台詞では『時間旅行』と『平行世界の運営』は別物と受け取れた為、この事実はファンの意表を突いた形となった。

脚注

注釈


出典

  1. 1.0 1.1 「月姫用語辞典-魔法」『月姫資料集』
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 「不可能を可能にする“魔法”」『Fate/complete material III World material.』p.48
  3. 3.0 3.1 3.2 「月姫用語辞典-魔法」『月姫読本PlusPeriod』p.189
  4. 4.0 4.1 「空の境界設定用語集-魔法」限定愛蔵版『空の境界』付属冊子
  5. 『Character material』p.09
  6. 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 『Fate/stay night』Heaven's Feelルート十五日目『真相〜反英雄アンリマユ』
  7. 「奈須きのこ一問一答-本編枠外の質問」『Fate/complete material III World material.』p.136
  8. 「『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』シークレットファイル-File02 時計塔の年表」『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 material』p.21
  9. 「空の境界設定用語集-エーテル塊」限定愛蔵版『空の境界』付属冊子
  10. 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 きのことたかしの一問一答 劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song編
  11. 「バルトメロイ・ローレライ」『Character material』p.16
  12. 「ゼルレッチ・キシュア・シュバインオーグ」『型月稿本』p.33
  13. 「聖杯戦争の成り立ち」『Fate/complete material III World material.』p.6
  14. 「魔法級の効果」『Fate/complete material III World material.』p.49
  15. 『Fate/stay night』Fateルート六日目『魔剣~VSアサシン2』
  16. 『Fate/stay night』Heaven's Feelルート十五日目『宝石剣作成~大聖杯の記憶。』
  17. 「#15 神話の対決」『Fate/stay night[UBW] Animation Elements』p.19
  18. 『Fate/stay night』Heaven's Feelルート七日目『跳梁』
  19. 『Fate/stay night』Heaven's Feelルート十六日目『宝石剣ゼルレッチ』
  20. 「奈須きのこ一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material III World material.』p.131
  21. 「Fate用語辞典-天のドレス」『Fate/side material』p.67
  22. 『Fate/stay night』Heaven's Feelルート六日目『冬の城〜イリヤ(II)』
  23. 『Fate/stay night』Fateルート十一日目『天のドレス』
  24. 「リーゼリット-TYPE-MOONコメント」『Fate/complete material Ⅴ Hollow material.』p.99
  25. フェイト/エクストラ 公式サイト:キーワード/サーヴァント
  26. 「Fate/EXTRA用語辞典-魔術師」『Fate/EXTRA material』p.169
  27. 「蒼崎青子」『Character material』p.8
  28. 28.0 28.1 4Gamer.net-TYPE-MOONの原点を辿る「魔法使いの夜」インタビュー。奈須きのこ&こやまひろかず&つくりものじ氏の3名に聞く,ノベルゲームの未来と可能性-「魔法使いの夜」,そしてこれから
  29. 4Gamer.net-「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは-人類史の記録を辿る旅――Grand Orderの意義

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