天魔武蔵

概要

「狂戦士」のサーヴァント。宮本武蔵から分離した仏性^{[注 1]}が顕現したもの。

略歴: 期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』にて登場。; 北米西部のグランドキャニオンを彷徨っていた時、聖杯で持っていたお米を炊き、うどんを茹でて食べた結果、聖杯と宮本武蔵が長年培ってきた仏性とは相性が悪く、その影響で霊基が分離し剣士としての強さを持っていった状態で「天魔武蔵」が顕現した。
人物: あまり人格の描写は無いが、元の「宮本武蔵」と比較すると機械的で、闊達に美しさを表現する水着剣豪にある「遊び」の要素がまったくない性格である。
能力: 二天一流の使い手で、大剣を使用する。; 宮本武蔵の剣士としての強さを持っている。; また、宮本武蔵から分離した存在の為か、「セイバー」でなければ打倒できない厄介な性質を持ち合わせており、バーサーカーになってしまった武蔵が単独での撃破や他の水着剣豪との協力を考えなかった理由になっている。

クラス	マスター	筋力	耐久	敏捷	魔力	幸運	宝具	クラス別能力	保有スキル	備考
バーサーカー	主人公 (Grand Order)	A+	B	B	C	D	D	狂化：EX 対魔力：C 騎乗：D 神性：D	アクセルターン：B 第五盛：B 天魔轟眼：EX

剪定事象によって世界から弾き出され、並行世界を彷徨い生きながらにして英霊同然の存在となった宮本武蔵……の仏性が分離し水着になったもの。

宮本武蔵〔バーサーカー〕: 自分と分離した片割れ。; 事件の後は、彼女と完全に同化しなかったのかバレンタインイベントでは残滓から復旧された絢爛ラスベガスで彼女と主人公のやりとりを見守っていた。

「―――親に会うては親を斬り。―――友に会うては友を斬る。」 「―――我が心、既に人に非ず。―――虚無に非ずば虚空は斬れぬ。」 「―――剣の道、是、零の過なり。―――視界にあるもの、余さずに殺すべし。」: 登場して最初の発言。決定的に何かを行き過ぎて、至ってしまった果ての有様。; そして、オリュンポスにおいて斬り忘れたものとしての「虚空」がこの時点で示されていた。