鄭成功

提供: TYPE-MOON Wiki
2024年7月19日 (金) 20:15時点におけるMopheil (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
鄭成功
読み ていせいこう
外国語表記 Zheng Chenggong
本名明儼めいげん
田川福松(日本名)
性別 男性
身長 180cm
体重 83kg
魔術回路・質 B
魔術回路・量 B
魔術回路・編成 正常
声優 前野智昭
デザイン 渡れい
初登場作品 Fate/Samurai Remnant
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

Fate/Samurai Remnant』の登場人物。

略歴
『Samurai Remnant』で行われる聖杯戦争「盈月の儀」に参戦した七人のマスターのうちの一人。
明の商人である「鄭芝龍」 と日本人の母「田川マツ」との間に生まれ、先代の明の皇帝であった隆武帝に重用された、「国姓爺」の異名を持つ傑物。
「盈月の儀」に際しては、紀伊和歌山藩の藩主である徳川頼宣の伝手で赤坂に屋敷を構えている。
人物
中華風の衣装を身にまとった青年。
無関係の民が騒乱に巻き込まれるを良しとしない、英雄然とした快活な性格。
また、明の同志である自身の部下が殺されたことを知ると静かに憤る、といった一面も持ち合わせている。
しかし、「どんな手段を用いてでも明を復興させる」という思いが根底にあり、「一条の光」ルートでは他者や無関係の人物を犠牲にしてでも勝利を掴み取ろうとする人物となってしまう。
盈月への願いは『明の復興』。
能力
主に棍術を用いて戦い、時には魔術によって自身をパワーアップさせることもある。
得手ではないが呪符の作成もできるようで、伊織と同盟を組んだ際は自作の護符を彼に渡している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Samurai Remnant
アーチャーのマスター。「一条の光」ルートではキャスターのマスターとなる。
一部ではNPCとして助太刀をしてくれるが、全編を通して操作は不可能。

人間関係[編集 | ソースを編集]

アーチャー
召喚したサーヴァント。共に中華圏の人物であり、良好な関係を築く。
キャスター
「一条の光」ルートで契約することになるサーヴァント。
アーチャーを失い、故郷に帰ろうとした所に彼に組まないかと誘われ、自身の根底にある思いからどんな手段を使ってでも盈月を欲するようになる。
蔡玉蓮
自身に仕える道士の一人。
国を追われ、職を失ったところを道士として迎え入れた。
他にも彼女と経歴を同じくする多くの道士や私兵を召し抱えているが、ゲーム内で名前が登場するのは彼女のみ。
宮本伊織
「盈月の儀」に参戦したマスターの一人。
途中から同盟を組むこととなる相手。
お互いに無辜の民を巻き込むことを良しとしないため、表面上の相性は良く、盈月の儀やサーヴァントについての知識を多く授けた。
また結果としては断られてしまうものの、明を復興するための戦いに誘うこともあった。
「一条の光」ルートでは敵対することとなる。
セイバー
同盟相手である宮本伊織のサーヴァント。
その食いっぷりには感心しており、気に入っている。
ドロテア・コイエット
「盈月の儀」に参戦したマスターの一人。
史実では後に彼女の父親である東インド会社のフレデリック・コイエットと台湾を巡って対立して争い、彼を失脚に追い込んだと言われている。
「一条の光」ルートでは伊織に敗北後、彼女に声をかけられることとなる。
土御門泰広
「盈月の儀」の見届け役。
彼の暗躍によってアーチャーを操られ、最終的には自害させてしまうこととなる。
『断章・白龍紅鬼演義』では初めて顔を合わせ、その言動から「皮肉を言わないと気が済まないのだな」と直球の言葉を投げかけている。
逸れのランサー
逸れのサーヴァントの内の一騎。
彼が伊織と出会う前に接触していたようで、一緒に酒を飲んでいた様子。
『断章・慶安神前試合』では自分たちの応援に駆け付けていた。
若旦那
傲慢無礼な態度から、三国志の英雄「曹操」と間違える。
徳川頼宣
「南龍公」の異名を持つ御三家の一人である紀伊藩の当主。
幕府の中の彼の派閥の助力を受けているようで、本来外国人である鄭成功が日本で「盈月の儀」に参加できるのは彼の口添えによるところが大きいとか。

名台詞[編集 | ソースを編集]

惻隠そくいんの心無きは、人に非ざるなり───罪なき人々が死ぬのは、嫌いだ。」
偵察に出していた兵が死んでいた際、アーチャーに悲しんでいないのかと尋ねられた際の台詞。
無辜の民が死んでいく様を何度も見ており、それを嫌う性格の持ち主である。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 史実でも明の将軍として大活躍し、清帝国に対しても抵抗を続け、台湾の争いにも関わった、台湾では現在の基礎を作ったとされ「救国の英雄」とされる。それこそサーヴァントとして召喚されてもおかしくない英雄。
    • 「中国人と日本人のハーフ」という出自から物語の登場人物としての適性も高く、後の近松門左衛門も『国姓爺合戦』で主人公に抜擢していることから、日本でも人気の高い人物である。
  • 「国姓爺」の愛称は清に対し抵抗するなど様々な功績があったことから、隆武帝より皇帝姓の『』を贈られたためである。諱の文化がある当時としてはかなり異例のことで、鄭成功も断った。
  • 本編では日本語が喋れるが、鄭成功の7歳まで日本に暮らし、武士教育を受けていたため日本語が喋れても特段おかしくはない。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

日本人らしい性格
本編では大らかで、温厚な気質のある人物として描かれるが、史実では、捕虜を虐殺したり、部下を処刑したりなど恐怖政治を行うことがあった。
これに関しては幼い頃の武士教育に影響を受けたとされ、「短気で暴力的」、「規律が厳しい」、「潔癖」など日本人に似た性格の持ち主だった。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]