ボイジャー (Grand Order)

提供: TYPE-MOON Wiki
2024年9月13日 (金) 19:21時点におけるMopheil (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
フォーリナー
真名 ボイジャー
外国語表記 Voyager
性別 男性
身長 127cm
148cm(第三再臨時)
体重 26kg
40kg(第三再臨時)
好きな物 旅(第一および第二再臨)
今の自分の身体(第三再臨)
苦手な物 蛇(第一および第二再臨)
虎の爪(第三再臨)
出典 Fate/Requiem、史実
地域 北米・アメリカ合衆国
属性 中立・善
副属性
一人称
二人称 君(第一および第二再臨)
あなた(第三再臨)
三人称 あの人/彼女[注 1]
声優 井口裕香
デザイン NOCO
設定作成 星空めてお
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Requiem
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

「降臨者」サーヴァント。『Fate/Grand Order』におけるボイジャー

略歴
期間限定イベント「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」にて登場。
突如カルデアに出現した謎のゲームセットの中から現れ、主人公らをゲームの中の特異点「星屑盤上冥路 アステロ・アキハバラ」へと導く。
その目的は宇津見エリセを探し出すことですぐにそれは達成されるも、彼女が周囲の状況を呑み込めずに一人で事態を解決しようとしたため、その様子を見かねた主人公らと共に彼女の行方を追うこととなる。
人物
『Fate/Requiem』同様、あまり多弁ではなく言動もかなり抽象的。「星の王子さま」を意識した言い回しも多い。
第三再臨からは言葉がだいぶはっきりし始め、内容も自信ありげなものに変わる。
能力
『Fate/Requiem』1巻では直接的な戦闘描写がなかったが、『Fate/Grand Order』ではファンシーな流れ星のエフェクトを飛ばして攻撃している。
第三再臨からは月面探査車やロケットのような実体物で攻撃をかけたり、ロケットチャージで肉弾戦を仕掛けたりとパワフルになっている。
また、託されたゴールデンレコードや星座への造詣からか、英雄の伝承について深い知識を持っている。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
フォーリナー  主人公 (Grand Order) A+  B A 領域外の生命:C
単独航海:A
文明接触:D
星の航海者:A
スイングバイ:A
最果ての加護(宇宙):B→B+
強化クエストクリアで「最果ての加護(宇宙)」のランクがB+に上昇

宝具[編集 | ソースを編集]

遥か青き星よ(ペイル・ブルー・ドット)
ランク:B
種別:対星宝具
レンジ:0~999
最大捕捉:―――人
1990年に探査機ボイジャー1号が地球から60億キロメートルの彼方から撮影して地球に送信した写真。
あまりの遠さに地球はほんの0.12ピクセルの青い点にしか映らなかったが、そのわずかな点の中に、彼を創造して送り出した人々と人類の全てが生きている。
『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に強力な〔天の力を持つ敵〕特攻攻撃[Lv]+味方全体のNPを増やす+味方全体の〔今を生きる人類〕(一部の疑似サーヴァントデミ・サーヴァントなど)のNPを少し増やす」という効果を持つQuick宝具。
強化クエストクリアでB+ランクに上昇し、宝具威力倍率と〔今を生きる人類〕のNP獲得数値が上昇する。
第1~第2再臨と第3再臨以降とで宝具演出が変わる。第2再臨までは『星の王子様』をイメージした演出だが、第3臨以降ではボイジャーの旅路を辿る演出となっている。
「今を生きる人類」とは、『Grand Order』の物語内の時系列である2015年以降も生きて地上に存在している(細かく言うと人理焼却、もしくは地球白紙化前に生存していた)人間のこと。
サーヴァントの中で言えば実際に生きる人間であるマシュの他、そういった人間を依り代にした疑似サーヴァントが該当するが、「今を生き」ていても人類でない存在(「単独顕現」スキルを所持しているサーヴァントなど)が対象外となるなどの例外も多い上、同じ人間を依り代にしているサーヴァント同士でも対象か否かが異なる場合すら存在する。

真名:ボイジャー[編集 | ソースを編集]

探査機ボイジャー。1977年にアメリカ合衆国フロリダ州から打ち上げられた、NASAの無人惑星探査機。
火星・金星・水星の探査機計画「マリナー計画」の後継にして、木星以遠の惑星が特定の位置関係になる百数十年に一度の好機を利用しスイングバイを多用して冥王星付近まで到達することを目的とした「ボイジャー計画」で作られた探査機。
木星、土星、天王星、海王星[注 2]と言った惑星に実際に接近して様々な新発見をし、その後は太陽系を飛び出して星間空間を飛び続けている。
しかし彼は「一人の英雄」と見なされるに足る偉業を成し遂げたとは言え、元来は生き物ですらない無機物である。それがマスターとの意思疎通を図り聖杯戦争を勝ち抜くために人の姿を求めたところ、人の姿を得るという奇跡と引き換えに、本来聖杯から与えられるはずの様々な知識が欠落した無垢な状態で現界した。
様々な言語を解するが、その会話はたどたどしく語彙も少ない。肉体は8歳前後の何の変哲もない少年で頑強とは言えない。このようなアンバランスな存在として、彼は人の姿で召喚に応じる事ができた。
なお彼の外見は、彼が自己を確立するのに大きな影響を及ぼした最初のマスターの主観が大きく関わっている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント「『Fate/Requiem』 盤上遊戯黙示録」開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

宇津見エリセ (Grand Order)
『Fate/Requiem』におけるマスターが準サーヴァントになった存在。
マスターとサーヴァントという関係ではなくなったものの彼女の事は相変わらず大切に思っている。……が、それはそれとして「手のかかる姉、いや自分が年上かもしれない」「棘だらけで水をあげるにも苦労する薔薇」と若干酷いことを思っていたことが明らかになった。
主人公 (Grand Order)
カルデアにおけるマスター。
エリセを気にかけてあげるようにお願いしている。
期間限定イベント『聖杯怪盗天草四郎』では潜入時に彼/彼女が兄/姉になったので大喜びしていた。
超人オリオン
「おらいおん」と英語読みで呼び掛けており、肩に乗せてほしいと頼んでいる。[注 3]
ケイローン
「せんとーる」と英語読みで呼び掛けており、打ち上げられたときに力を借りたような感覚を持っている。
なお、ボイジャー号の打ち上げ時に使用されたロケットは「セントール型」である。
イアソン
「じぇいそん」と英語読みで呼び掛けており、向こうからも「船なら良い船長を見つけろ」と言われる仲。
星座にはかつて、「アルゴ座」というイアソンが指揮した船を表す星座があったが、あまりにも巨大な星座だったため「りゅうこつ座」「とも座」「ほ座」に分割された。
りゅうこつ座のα星であるカノープスは、ボイジャー(に限らず多くの宇宙探査機)が地球への通信アンテナを向けるさい、太陽と合わせた三角測量で座標を割り出すための目印になっているため、ボイジャーにとってはもはや見ること叶わぬ故郷の場所を伝えてくれる大切な道標であり、全天の星たちの中でもとりわけ縁深い。
ゲオルギウス
「せんとじょーじ」と英語読みで呼び掛けている。
バレンタインの時にはトイカメラ風のデジカメを貸してもらって大喜びしていた。彼からもらえるお返しの礼装も、このカメラで撮ったカルデアメンバー達の写真である。
トーマス・エジソン
敬意を払う相手。カルデアでは見かけたら必ず敬礼し、ゲーム内秋葉原でも最初に出会った時から主人公以外で駒を触る事を拒否しない等、非常に懐いている。
エジソン個人に対してなのか、歴代大統領を含めた「アメリカの体現」に対してなのかは明言されていないが、「あのひとの負けん気・冒険心・見栄から僕は生まれたようなもの」「そしてそれらを最後まで捨てなかった人だから僕は敬意を払う」と、彼の人格の全てに対して強くリスペクトしている。
ちなみにボイジャーは原子力電池を電源とした『直流』で動作しており、エジソンにとってもまさに我が子とも言えるだろう。
イヴァン雷帝
象のサーヴァントというのは珍しかったのか「ぞうはつまなきゃ」と「星の王子様」ネタを振っていた。
ナーサリー・ライム
非人間系サーヴァントの先達。ボイジャーが人型になった理由について、最初のマスターの願いの形によるものであると教えた。
セミラミス
『Fate/Requiem』とのコラボイベントでは毒を使う彼女に目を輝かせて懐きまくっていた。
坂田金時
『Fate/Requiem』とのコラボイベントでは「ゴールデン」な彼に対してエリセが嫉妬する勢いで非常に懐いていた。
ゴールデンがもともと子どもたちのヒーローであることを前提とする英霊なので子供の姿と精神性であるボイジャーとは相性がいいのもあるが、「金髪碧眼」「金色の装備を身に着けている」などの共通点も多いため「ちょっと、おそろい?」とボイジャーも発言した。
エミヤ〔オルタ〕
『Fate/Requiem』とのコラボイベントでの同行者の一人。彼を「いいひと」と見なし、大抵の相手にはにべもない彼としても珍しく良い間柄であった。
バレンタインイベントでは一緒に写真を撮ろうとしたら逃げてしまったらしい。
ディオスクロイ
彼らの幕間の物語「導きの星をさがして」で共演。ポルクスを探すカストロを手助けして一緒に探し出した。
彼らの事も英語読みで「かすとる」「ぽるっくす」と呼んでいる。
ロムルス=クィリヌス
バレンタインイベントでは、他の子供サーヴァントと異なり彼からチョコを貰わず、「もうもらったから」と逆にチョコを渡していた。
おそらくは、彼の項目にあるように、ゴールデンレコードに彼の宝具名が刻まれていたことであろう。
ネモ
同じ「船」の関係者ということでリスペクトしている。特に船内にベーカリーがあることが最高だとか。
『ミシシッピ・ミササイザーズ』では同じ映画で共演していた。
太歳星君
同じ「星に縁がある少年サーヴァント」だからか息が合うようで、期間限定イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』では一緒に行動していた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

マイルーム[編集 | ソースを編集]

「ぼくね、たびのとちゅうなんだ。そんなにながくいられないけど、きみはかなしまないでね。ぼくも、かなしくなるからさ。」
マイルーム会話「絆Lv3」(第一、二再臨)。
いつかこの奇跡に終わりが来たとしても、笑ってお別れをしようという固い約束。
「ねえ、クジラのこえを、きいたことは、あるかい?ゾウに、ふまれそうに、なったことは?むぎばたけで、キツネと、かくれんぼは?はくちょうと、いっしょに、うみを、こえたかい?」
マイルーム会話「絆Lv4」(第一、二再臨)。
ここに登場する生き物の名前や風景の様子は、ボイジャーが搭載している『ゴールデンレコード』の中に実際に記録されている音を指す。
もしかしたらこの光景は、ボイジャーがこの音を聴きながら連想している夢の物語なのかもしれない。
「ほら、これだよ。ここんとこの、あおいほし。ぼくのいちばん、たいせつなきおくだ。きみがね、ぼくのともだちが、そこにいるんだ。そうおもうとね、ぼくは、いつだって、わらっていられるよ」
マイルーム会話「絆Lv4」(第一、二再臨)。
自身の宝具由来になった地球の写真を見せて話していると思われる。
そこに写っている地球は小さな青い点にしか見えない。だが、この中に自分を創りだした『家族』、任務成功を応援してくれている『仲間』、どこかの世界で出会った『友達』、ここにいる『自分のマスター』といった大切な人達が生きている。今もなお果てのない旅という任務を続けるボイジャーには、それがただ一つの支えで喜びなのだ。
「べつのせかいでは、ぼくは、このすがたには、ならないだろうな…なんだか、けんのんだもの…」
マイルーム会話「絆Lv2」(第三再臨)。
戦い方がよりパワフルになった自分を客観視し、成長は嬉しいがあちらでは嫌われてしまいそうだ……と少し寂しそうにする。
「オライオン。かりゅうど…オライオン。ほんとうに、おおきいんだなぁ。ねぇ。きがむいたらで、いいんだけど、こっそり、かたにのせて、もらえないかしら?」
「あのせんちょうさんに、ジェイソンさんに『あなたのふねが、このよぞらで、いちばんだよ。ぼくじゃとてもかなわない』って言ったらさ『そうだとも、坊主。』って、よろこんでたなぁ…それから『お前も船なら、良い船長を見つけろ』って、えっへへ」
マイルーム会話「超人オリオン」(第一、二再臨)
イアソン」(第三再臨のみ)
前者は冬の空のシンボルたる星座本人、後者は分割されるまで最大と言われた星座の船『アルゴー号』の持ち主。
広い宇宙で眺めていた憧れの星座の関係者たちに出逢えて、言い方は控えめながらも大感激しているのが分かる。
「うわぁ…ゾウ、だ。これ…よわったな。ゾウは、つまなきゃ……。カルデアが、いっぱいに、なっちゃう……」
マイルーム会話「イヴァン雷帝」(第一、二再臨)。
『星の王子さま』に出てくるゾウの話にちなんだ台詞だと思われる。皇帝をゾウ扱いはアレだが…
「ナーサリーが言うんだ。ぼくはね、ぼくを、さいしょにしょうかんしたマスターの、ねがいの、かたちなんだって。それなら、かんしゃしなきゃ、いけないね。そのひとに…かんがえてもごらんよ。あのからだのままじゃ、さ…ドーナッツも、たべられや、しなかったもの…」
マイルーム会話「ナーサリー・ライム」(第一、二再臨)。
無機物に大切な人の願い奇跡が宿って人の姿サーヴァントに生まれた『歌の物語』と『星の物語』の象徴。たくさんの楽しいことが出来る幸せを一緒に享受する。
「すこしだけ、かたちが、ちがうけれど。ぼくがであったエリセと、ほんとうに、おんなじだね……トゲばかりで、みずをあげるにも、くろうする。ふふふ…よかったら、ね?きみがさ、かのじょの、ともだちに、なってくれたら、いいんだけどなぁ」
「宇津見、エリセ…えへへ。さいしょに、かのじょに、しょうかんを、されたときはね…ぼくは、このにんげんらしいすがたを、もらったばっかり、だったからさ…ぼくが、いうことの、きかないおとうとで、かのじょも、てのかかる。おねぇさんみたいだった。いまだったら、もしかして、ぼくのほうが、としうえかもしれないなぁ…ふふ、ふふふ」
マイルーム会話「宇津見エリセ」。
上は第一、二再臨。下は第三再臨。
前者では『星の王子さま』に登場するバラの花に例え、ちょっとトゲがあるけどいい子だから彼女を大事にして欲しいとマスターにお願いする。
後者では彼女との初対面の時を思い出しながら、今ならどんな関係になるだろうかと思いを馳せている。
どちらも口下手で、ちょっと生意気な彼女を、大切に思っている事がよく分かる。
「バーサーカーのもみじは、ね…つよくて、こわくてさぁ。それから、やさしいだ。ときどき、じっと、さびしそうなかおを、するけれど、もしかすると、むかしさ…あの人には、こどもがいたのかしら」
マイルーム会話「鬼女紅葉」(第一、二再臨)。
彼女の出自を考えれば、ある意味的を得た発言である。
「あのひと。こんどは、はいてるね……」
マイルーム会話「カレン・C・オルテンシア」(第三再臨のみ)。
うん。言いたい事はすっごく良く分かるよ……
「あなたは、しんわのセントールだね。ありがとう。ちきゅうを、たびたつときに、ぼく、あなたのせなかに、のせてもらったね。これはきっと、ぼくのおもいこみなんだけど…でも、みまもっていてくれた、きがするんだ」
マイルーム会話「ケイローン」(第三再臨のみ)。
自身を打ち上げてくれたタイタンIIIEロケットの通称が『セントール』にちなんだ台詞。
「なぜ、いつもかれに、けいれい、するのかって?とうぜんだよ。ぼくはさ、あのひとの、まけんきとか、みえとか、むこうみずな、ぼうけんしんから、うまれたようなもんだからね。たびのきっかけって、そんなもんだよ。でも、さいごまでね。かれは、そのきもちをすてやしなかった。だから、ぼくはけいれい、するんだ…」
マイルーム会話「トーマス・エジソン」(第三再臨のみ)。
ボイジャーを含む探査機の他、ロケットやスペースシャトルが創られ人類が宇宙にまで到達出来たのは、一人の『発明王』の苦悩と挫折、そして「きっと上手くいく」という強い思いが積み重なり技術の発展に至ったから。彼はその努力を讃えて敬意を表すのだった。
「かっこいいなぁ…キャプテン・ネモ。『潜水艦ノーチラス号』とは、きってもきりはなせないサーヴァント。『潜水艦』と『宇宙船』って、よくにているでしょう?だから、なかまがいるみたいで、ぼくもこころづよいんだ。なによりさ、ふねのなかに、ベーカリーがある。これ、すごいことだよ……」
マイルーム会話「ネモ」(第三再臨のみ)。
宇宙と同じく『未知の領域』といえる深海を進む大きな船とその船長に興味津々だが、やっぱり食べ物に目がいってしまうのはなんとも彼らしい……

イベント[編集 | ソースを編集]

「あい、あすく、ゆー。」
「あー、ゆー、まい、ふれんど?」
『『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録』より。主人公達を不可思議な遊戯へと誘う星の航海者の問いかけ。その言葉に、主人公は躊躇うことなく「もちろんシュア!」と応えを返す。
「ふうん。なるほど…シロウは『ゆえつ・・・ぐみ』だね。
あんなこと、こんなこと、やたらにおもしろがってしまうひとぞくせい。」
『聖杯怪盗天草四郎』にて、天草の「面白そうだったので」という返答に対する台詞。
よりにもよってボイジャーの口から「愉悦組」の単語が出てくることも中々に衝撃的だが、別世界での事を考えると彼から天草への評価があながち間違ってないのがなんとも言い難い。あとこの子にそんな事教えた人はちょっと来なさい
「だれかさんとはおおちがいだ……。」
同上。兄or姉となった主人公に連れ回され、美味しいものを食べさせてもらって大喜び。そしてだれかさんをジト目で盛大にディスる。
Requiem2巻ではエリセが「下の食材が見えなくなるほど大量のスパイスをかけて食べる」ことについて二人が喧嘩する場面があり、正常な味覚を持つマスターと比べてしまったのかもしれない。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『Fate/Grand Order』では、最初は『Fate/Requiem』の時の衣装と同一だが、霊基再臨すると衣装が「王子さま」によく似たものに変化し、第三再臨で宇宙服姿に変化してボイスも抽象的だったものが確固としたものになる。
    • 後の情報で、『Fate/Requiem』におけるマスターの宇津見エリセが『星の王子さま』に非常に思い入れが強く、父親の形見としてサン=テグジュペリの飛行機の模型を大切にしていることが明らかになったので、第二再臨の衣装は彼女の影響と思われる。
  • フォーリナークラスで召喚されているが、初の完全な地球由来かつ男性初のフォーリナーと何から何まで初物尽くしである。
    • なお、別の場所で召喚された際にはクラスは「ボイジャー」になるとのこと。
  • 見ての通り、敏捷パラメータが一級の戦闘サーヴァント並みに高い。彼の戦闘ボイスで発言している「第一宇宙速度」「第二宇宙速度」「第三宇宙速度」は本当にそれに匹敵する速度が出ているのだろうか[注 4]
  • 第1~2再臨の宝具演出の背景は画家の井上直久氏が描く“イバラード”の世界の雰囲気や色使いをイメージしている。[出 1]

話題まとめ [編集 | ソースを編集]

もろちん
『Fate/Requiem 盤上遊戯黙示録』イベント内にて、「もちろんさ。いつだってぼくは、きみをたすけるよ、エリセ。」というセリフが存在するが、イベント開始から1週間ほどの間、「もろちんさ。いつだってぼくは」というとんでもない誤字があった。
このせいで、「ボイジャー君の服(特に初期状態の姿)の下は穿いてない」だの「ボイジャーに積まれたゴールデンレコードに収録されている人体図がただのシルエットになってしまった事を根に持っている[注 5]」など、あらぬ噂が立つことになってしまった。
この誤字は6/1時点で修正され、「もちろん」になった。
1号機か2号機か
サーヴァントとなったボイジャーが、具体的にボイジャー1号か2号のどちらなのかは不明。
宝具である「ペイル・ブルー・ドット」の写真を撮ったのは1号機である。また、『Requiem』の時代にちょうど地球との通信可能限界を超えるだろうと想定されているのも1号の方である。「セントール」の名を持つ打ち上げロケットは両号が使っているが、1号機の方にだけ「もう片方のロケットが途中で止まってしまい十分な速度を得られない可能性が発生したが、セントールの噴射で十分な加速をつける事ができたために当初の予定通りに打ち上げが完了した」というエピソードが存在する。しかし、第三再臨以降の宝具演出で見られる太陽系惑星の中には天王星・海王星と思われる惑星が映っており、この2つの惑星を訪れたのは2号機の方だけである。
このようにボイジャーはどちらの探査機の要素も含んでおり、また一般人の知名度レベルでは「ボイジャー探査機という存在」およびその偉業は知っていても、1号機と2号機の具体的な違いは知らない、というケースも少なくないと思われる。
以上のことから、ボイジャーの正体は「1号機と2号機を合わせた『ボイジャーと言う概念』そのもの」ではないか、という見方が強い。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 星座に関係あるサーヴァントは、名前を英語読みにしている。
  2. 天王星と海王星は2号機のみ。
  3. スペースシャトルの後継となるNASAで現在開発中の宇宙船が「オリオン」だからだと思われる。
  4. ちなみに、それぞれ概算でマッハ23、マッハ32、マッハ49であり、最高速だけでなら神話の神獣クラスや妖精國の最強種すらぶっちぎってしまうほど。
  5. パイオニア10・11号にも、ゴールデンレコードほど多数の情報は詰め込まれていないが、人体図を含めたいくつかのメッセージを刻んだ金属板が搭載されている。この人体図は男女の裸体図だったのだが、これが批判を受ける事になり、ボイジャー計画のレコードに収録する人体図がシルエットのみに変更されている。

出典[編集 | ソースを編集]

  1. 週刊ファミ通 2020年8月13日号 安生真氏インタビュー p123

リンク[編集 | ソースを編集]