ガラテア

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バーサーカー
真名 ガラテア
外国語表記 Galatea
性別 女性
身長 160cm
体重 ??kg[注 1]
好きな物 ピグマリオン王、無機物を愛する人、彫刻、芸術
苦手な物 地震(彫像の大敵であるため)、埃、物を乱暴に扱う人
出典 ギリシャ神話
地域 ギリシャ・キプロス島
属性 混沌・中庸
副属性
一人称
二人称 あなた様/あなた
三人称 ○○様/彼/彼女/あの方
声優 末柄里恵
デザイン 島田フミカネ
設定作成 水瀬葉月
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

狂戦士」のサーヴァント

略歴
期間限定イベント『アキハバラ・エクスプロージョン! ~願いの街と愛を刻まれた彫像たち~』で登場。
特異点を訪れた主人公一行と出会い、人形に息を吹き込んでくれる存在「造形王」と出会うために秋葉原会館の最上階を目指して進んでいく。
最上階にいた「造形王」はもう一人のガラテアであり、秋葉原の人々の願いを利用して自分が作った「ピグマリオン王の彫像」に命を吹き込むのが目的であった。
そしてピグマリオン王が復活した後は「その王と共に過ごす自分」が必要になるため聖杯の力で作成したのが「主人公と一緒に行動していたガラテア」であった。
最終的には願いが暴走して秋葉原全体が危機に陥る中、事態を見守っていた秋葉ねろが秋葉原全体に自分のメッセージを伝えることで事態は収束し、ガラテアも消えていった。
人物
まさに彫刻のような白い肌をした少女。
淡々とした口調で話すが、会話の内容自体は多分に感情的で、特に芸術を重視しない輩に対しては非常に物騒なことを言い始めるほど。
無機物から生まれた存在であるため世間知らずな部分もあり、クールな表情でエキセントリックな言動をとる事も。
伴侶であるピグマリオン王と彫刻に対しては深い愛情を持っていて、とても大切にしている。
王の強すぎる愛(狂気)によって生まれて彼と生涯を共に過ごしたため、同じ愛(狂気)を抱いている。バーサーカーとして召喚されたのもそれが原因。
自分を召喚したマスターに対しては「自分を召喚できた=無機物に対する理解(愛)を持っている=ピグマリオン王のフォロワー」だと考え、全力で真実の愛を見つけ出す手伝いをしてくれる。
能力
アフロディーテから授かった神鑿といった武装(アフロディーテユニットと呼称される)と、それを使った彫刻技術を武術として行使する。
また、スキル「彫像の乙女」特性として「人間であると同時に彫像でもある」という状態であり、自身の意思でどちら寄りかを調節できる。このため、「彫像」の属性寄りにすれば肌は固くなり、取れた腕もくっつければ治るようになる。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) A EX E B+ C+ A+ 狂化:EX
対魔力:B
ピグマリオンの愛:EX
彫像の乙女:A
アフロディーテの恩恵:EX

宝具[編集 | ソースを編集]

理想を刻する王の鑿(ピグマリオン・チーゼルアウト)
ランク:B
種別:対物宝具
レンジ:1~30
最大捕捉:-
希代の彫刻家、ピグマリオン王が振るった神技の鑿、その具現化。
誰が見ても生命を持っているかのような、彫った張本人ですら恋をしてしまうような、そして神がそれに命を与えてもいいと思ってしまうような、人知を超えた出来映えの彫刻を作り出す神技の鑿。
サーヴァントのガラテアはその鑿より生まれた存在として、また彼の妻であった者として、これを宝具として所持している。
この宝具にはアフロディーテの祝福が込められており、彫り出されたものはピグマリオンの伝説が再現されたかのように生命を持って動き始める。
彫られた小鳥は空を羽ばたき、蛇は舌を伸ばして這いずり、薔薇は棘の中に花開く。それらはガラテアと同じく「彫像であり生命でもあるモノ」である(色彩や質感において)。
ただし永遠に生き続けるのではなく、ガラテアの魔力が切れるとただの精巧な彫刻に戻ってしまう。
また、どれだけ精巧に彫ったとしても「人間」は生命として生み出せない。これはガラテア本人は「自分に対象物への愛が足りないからだろう」と思っており、逆に「ピグマリオン王はやっぱりすごい」と敬意を高めることになっている。
『Grand Order』では「自身の宝具威力をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に超強力な攻撃[Lv]&チャージを減らす」という効果のArts宝具。

真名:ガラテア[編集 | ソースを編集]

ギリシャ神話の一つ、ピグマリオン王の物語における登場人物。
キプロス島の王にして彫刻家であったピグマリオンは、現実の女性に幻滅し独身を貫いていたが、あるとき白い象牙に「理想の女性」を彫刻する。
彼は自ら生み出したその彫像に恋い焦がれるようになり、衣服や宝石を贈った。恋人のように話しかけ、抱擁し、接吻した。彼はその彫像が生きた女性となることを心から願ったのである。
それを見ていた、あるいは祈りを届けられた女神アフロディーテは、ピグマリオンの願いを受け止め、その彫像に生命を与えた。
人間となったその彫像はピグマリオンの妻となり、のちに子も設けたという。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
期間限定イベント『アキハバラ・エクスプロージョン! ~願いの街と愛を刻まれた彫像たち~』開催に伴い実装。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

エドワード・ティーチ
そのひたむきに人形を愛する様には珍しく好意的で、ピグマリオンとは全くタイプが違うが似たものもある、とのこと。
カルデアで最もセンスがある男とも思っているようだが、自身の存在を知った彼は余計に気持ち悪くなってしまったとか。
メディア
同じように人形には一家言あるが、愛で方の流儀が違う人物(メディアは人形が人間になって動き出すことを望まない)。
人形師としての腕は一流としているものの、「人形を愛する気持ちに心から浸れればもっといいのに」と割と地雷になりかねないことを言っている。
妖精騎士トリスタン
なぜか意気投合し、一緒に靴を作っているとのこと。
イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』でも共演し、彼女の同人誌作成に協力するために時間稼ぎ役を買って出て、巨大樹の外縁を住宅開発していた。
シェヘラザード
自身の幕間の物語『いずれ完成する物語』にて、ピグマリオンの彫像を作るためのコンセントレーションを高めるため、ピグマリオンの物語を語ってもらっていた。
アルテミス
自身の幕間の物語『いずれ完成する物語』にて、彫り上げたピグマリオンの彫像について確認を取っていた。
彼女からはアフロディーテの匂いを感じ取られているが、自覚が無いため不思議そうにしている。
ロボ系のサーヴァント(フランケンシュタイン加藤段蔵哪吒メカエリチャンメカエリチャンⅡ号機等)
彼らに仲間意識を持ち、嬉しそうにしている。
機会があればそれぞれがどのような愛を受けて誕生したのか語り合いたいとしており、それを「恋バナ」と称している。
芸術家サーヴァント(葛飾北斎ヴァン・ゴッホなど)
彼らを好きなようで、その活動を陰から応援している模様。
ガイウス・ユリウス・カエサル
彼はアフロディーテと同一人物であるヴィーナスの子孫を自称していたため、見ていると息子を見るような微笑ましい気分になるとか。
ネロ・クラウディウス
芸術に対して理解がある皇帝、と認識している。
アフロディーテがネロを寵愛していたために、元気な娘を見ているような気分になる様子。
とはいえネロ自身は芸術神ミューズの方が好みらしい。
千子村正
彼の彫刻の腕は超一流だとしつつも、作品に向けているのが愛ではないので微妙な反応。

生前[編集 | ソースを編集]

ピグマリオン
キプロス島の王であり、自身を塑像した創造主であり、最愛の夫。
「彼を彫刻から生み出す事」が自身の最終目標となっている。
アフロディーテ
自身に命を吹き込んでくれた女神であり、武器としている神鑿の元々の持ち主。
ガラテアの中には、アフロディーテの高貴で愛深き人格である「アフロディーテ・ウラーニア」の欠片が基礎として入っており、厳密には彼女の系譜に連なる者である。
しかしガラテア当人にその自覚は無いので、あくまでも「今でも加護を与えてくださっている素晴らしい神」という認識に留まる。
自身の生誕したキプロス島はアフロディーテが生まれて最初に辿り着いた地であるとされ、元々彼女と深く結びついていた信仰の地であった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 彫像の性質を持つため、比重的に人間よりもやや重い。本人も実は気にしているので体重計には乗らない。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]