エクストラクラス
エクストラクラス
通常の7つのクラスのどれにも該当しないクラス。各役割を背負った通常クラスの枠から外れたもの。「英霊」と呼べるか怪しい存在が召喚されることすらある。それぞれクラス名称が異なる。
イレギュラーなものばかり召喚されるので、特殊な状況下でしか召喚されないと思われがちだが、冬木の聖杯戦争では7クラス全て基本ラインナップとは限らず、三騎士以外は代わりにエクストラクラスが召喚される可能性があるとされる。
これまで登場したのは、以下の8クラス。
メモ
- 既存作品では未登場だが、上記以外にも近現代の銃を用いる英霊が該当するエクストラクラス「ガンナー」が存在し、該当する英霊としてビリー・ザ・キッドが挙げられている。
- アルクェイドは『EXTRA』においてバーサーカーとして登場したが、本来サーヴァントとして扱う場合のクラスは「ファニーヴァンプ」であるという。その説明では「毒婦」と書いて「ヴァンプ」とも読ませている。
- 『strange Fake』に登場するウォッチャーは冬木の聖杯戦争で正しくエクストラクラスとして召喚された場合「ゲートキーパー」として召喚されていたかもしれないらしい。
- 「ゲートキーパー」は『stay night』において没ネタとなったギルガメッシュのクラス名。「ゲートキーパー」=「衛宮」?というミスリードを狙いつつ対比をするつもりだった…らしい。
- カルナもマスター命名のせいで、一時「ランチャー」と呼ばれる。由来は彼が目からビームを出すから、とのこと。
『CCC』では他にも「アイドル」だの「ゴージャス」だの「バトラー」だのと名乗る、あるいは呼ばれるサーヴァントがいるが、それぞれが好き勝手に主張したりレッテル貼りをしたりしているだけで、聖杯がシステム的に割り当てたクラスには該当しない。 - 『CCC』におけるギルガメッシュは該当するクラスを持たない。これはムーンセルによって封印された状態から、正式な召喚によってクラスが割り当てられるプロセスを経ずにイレギュラーな契約を行ったため。
- また、イスカンダルの「王の軍勢」に代表されるサーヴァントの宝具の効果によって、一時的にクラスを持たないサーヴァントが召喚されるケースもある。
- 冬木の聖杯戦争において三騎士は絶対枠とされており、エクストラクラスのサーヴァントが召喚された場合は残り4つのクラスから変更される。特殊なマスターばかり集まれば他の4枠が基本ラインナップ以外の奇妙な聖杯戦争もあり得るらしい。
- このクラスは各役割を背負った通常クラスの枠から外れたものであり、とりわけアヴェンジャーは例外の極致ともいえるクラスとなっている。
- 第一次は設定の変更がされていなければ第五次と同じく基本の七クラス。むしろ第五次が第一次と同じ基本七クラス構成に回帰したと言うべきか。
- 第二次の召喚サーヴァントは不明だが、凛が「聖杯戦争のたびに一つや二つはクラスの変更はあるみたい」と語っているためなんらかのエクストラクラスが召喚されたと思われる。
- 第三次には「復讐者」が呼ばれた分、「狂戦士」のクラスは該当者がいなかった。
- 第四次は基本ラインナップだが、当初、奈須氏の構想では第四次のライダーはドラゴンを召喚してエクスカリバーでやられるマイナーな中ボス(ジル・ド・レェがそのポジションにあてがわれた)で、イスカンダルは第7のエクストラクラスの予定だった。代わりに何のクラスが欠落するはずだったのかは不明。
- 様々なルールが冬木のものから逸脱したスノーフィールドの聖杯戦争では、三騎士のランサーの代わりにウォッチャーが召喚されている。
- 藤村大河はトラぶる花札道中記で「従者(サーヴァント)」のクラスが与えられていた。
- 両儀式が「モンスター」というエクストラクラスではないかと挙げられる時があるが、無銘によると「彼女はサーヴァントではない」との事。なので「モンスター」というのはただの便宜上の名称である可能性が高い。
- 『stay night』の没ネタの一つに「マスター不在のはぐれサーヴァント」というキャラクターがおり、それが盾のサーヴァントという設定であった。
- 『Fate/Grand Order』で登場する「シールダー」クラスのマシュ・キリエライトは、この没案のリブートによって生まれた。
- 『カプセルさーばんと』では英霊化したバゼットが拳の英霊「ボクサー」として召喚されるというシナリオがある。