エリザベート=バートリー〔ブレイブ〕

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セイバー
真名 エリザベート・バートリー〔ブレイブ〕
外国語表記 Elisabeth Báthory (Brave)
性別 女性
身長 154cm
体重 48kg(鎧の重さ含む)
好きな物 諸国漫遊のアドベンチャー
苦手な物 剣からビームを出す武器、ランサーのくせに馬に乗ってる奴、キャスターのくせに殴りかかってくる奴
出典 ハロウィン・カムバック!
地域 監獄城チェイテ
属性 混沌・善
副属性
一人称 私(アタシ)
二人称 貴方/子ブタ・子リス[注 1]/子イヌ・子ジカ[注 2]/○○(呼び捨て)
三人称 貴方達/○○(呼び捨て)
声優 大久保瑠美
デザイン ワダアルコ
設定作成 奈須きのこ
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

剣士」のサーヴァント。勇者となったエリザベート=バートリー

略歴
『ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村~そして冒険へ……~』にて登場。
チェイテ城を女王クレオパトラに奪われたランサーキャスター二人のエリザベートは城奪還に臨むが、彼女が従えるランスロットとトリスタンによってあえなく撃退される。
次の策を練ろうとするうちに喧嘩になった二人は突如謎の光に包まれ、まさかの合体。セイバーとなって新生したエリザベートは道半ばにして挫折した二人の意思を継いで打倒女王を誓い、まずは仲間集めに励むのであった。
人物
勇者に選ばれた事により普段の躁鬱と邪悪さが弱まり、ワガママではあるものの弱きを助け強きを出し抜くブレイブリーな性格になったエリザベート。
というかエリザベート自身に「セイバー=正義の味方」という認識があるようで、自らを勇者ポジションであると誤解し、そのようにあろうとエリザベートなりに頑張っているためこうなったらしい。しかし慣れない正義側のキャラ付けなのでいつもよりドジが多い。
なお、このキャラ付けが影響したのか属性が「混沌・悪」から「混沌・善」に変化している(似たような前例とは違いゲームの内部データでも善属性扱い)。
マスターとは固い友情で結ばれており、もはや文明破壊剣だろうと劇場だろうと狐の呪いだろうと断ち切れない、と確信している。そのためサーヴァントとしての自覚は薄い。
「アタシ、ホントは勇者じゃなくてただのセクスィーな女戦士で、ホントの勇者は子イヌ/子ジカの方なんじゃ……」とたまに考えたりするが、それはそれで美味しいわね!とポジティブシンキングで我が道を行く。まさに勇者。
80年代を思わせるビキニアーマーを着用しているが、これはドラゴンクエスト3の女戦士のパロディと思われる……なぜ女勇者ではないのか。なお、鎧のサイズが合っていないのか、よく見ると振り上げた右腕に肩鎧が引っ張られているのか胸の部分が浮いている。
能力
セイバーになったら付いてきた名剣エイティーンと名盾レトロニアで戦う。とはいえ剣技など練習したこともないので力任せに(往年のレトロゲームを彷彿とさせる感じで)ぶん回したりぶん投げるだけである。
肉体的なステータスはランサー時より一回り向上しているが、魔力は逆にCランクまで低下している。
ランサーとキャスターが合体したことでクラススキルに「ダブルクラス」を持つが、これは設定的にもゲーム的にも特に意味はない模様。
類似性を持つどこぞの女帝狂拳士とは、二つのクラスを合わせた結果それらを足し合わせたモノにならずに全く別の単一のクラスとして成立してしまったという点で大きく異なる(「ダブルクラス」が効果を持たないスキルと化しているのもおそらくこれが原因)。

装備品[編集 | ソースを編集]

勇者の剣
勇者が持つにふさわしい煌びやかな剣。銘は『エイティーン』。
言うまでもなく銘の元ネタは「80年代」のことである。
勇者の槍
勇者が持つにふさわしい艶やかな槍。銘は『バブルエイジ』。
こちらも言うまでもないが元ネタは1980年代終盤の20年間に起こった「バブル時代」。
勇者の弓
勇者が持つにふさわしい華やかな弓。銘は『ワンメガショック』。
1990年代に発売されたゲーム機『ネオジオ』において、100Mbit以上のゲームで使用されていたキャッチコピーが元ネタだが、他の武器よりも元ネタの把握に苦しむマスターが多数発生していた模様。
勇者のマント
勇者が身に纏うにふさわしい勇壮美麗なマント。銘は『スタジャーン』。
言うまでもないが元ネタは「スタジャン」……どうみてもただの赤いマントだとか突っ込んではいけない。
勇者の盾
勇者の身を護るにふさわしい豪華絢爛な盾。銘は『レトロニア』。
唯一元ネタがはっきりしていない装備品。1998年頃広告業界で使われていた「ニアレトロ」のもじりだとするものや、「レトロマニア」を縮めたものだとするものなど諸説ある。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) B C C C B C 対魔力:A
陣地作成:C
ダブルクラス:E
勇者大原則:EX
魔力放出(勇気):D
真紅の勇者伝説:EX
真紅の勇者伝説・劇場版:EX
強化クエストクリアで「真紅の勇者伝説」→「真紅の勇者伝説・劇場版」に変化。

宝具[編集 | ソースを編集]

鮮血竜巻魔嬢(バートリ・ブレイブ・エルジェーベト)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:10~30
最大捕捉:1人
相手をその嵐の如き勇者力で封印し、その隙に全力の高速回転突きで激突し、相手を爆発させる禁断の剣技。
もちろん勇者力とはエリザベートのソニックブレス・超音波によるもの。
エリザベートの超音波によって心身共にスタンした相手に放たれる超雷鳴スクリュー斬りは出禁看板や奴隷獣すら粉砕する。
『Grand Order』では「敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv]&やけど状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。
強化クエストクリアで前代未聞のVランクに変化し、宝具威力倍率の上昇に加え「敵単体に延焼状態を付与(5ターン)」という効果が追加される。

真名:エリザベート=バートリー〔ブレイブ〕[編集 | ソースを編集]

ランサーのエリザベートキャスターのエリザベートが合体して生まれた勇者のエリザベート。
勇者に選ばれた事により、普段の躁鬱と邪悪さが弱まり、ワガママではあるものの弱きを助け強きを出し抜くブレイブリーな性格になったエリザベート。
セイバー=正義の味方、という認識があるのか、自らを勇者ポジションであると誤解し、そのようにあろうとエリザベートなりに頑張っているため、らしい。
しかし慣れない正義側のキャラ付けなのでいつもよりドジが多い。
竜の力と音楽の力、そして二度目のハロウィンとくればもはや何人も彼女を止める事はできない様な気がしないまでもない。
純白のマントに深紅の鎧、今時なんの飾りもない実直な大剣を手に、勇者エリザベートは今日も征く。


細かい事はあまり考えてはいけない。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
『ハロウィン・カムバック! 超極☆大かぼちゃ村 ~そして冒険へ……~』の開催に伴い、イベント報酬サーヴァントとして実装。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

主人公 (Grand Order)
契約したマスター。
『ハロウィン・カムバック!』では彼に拾われる形で同行する事に。
ヴラド三世 (EXTRA)
直接対峙したわけではないが、EXTRAからの同じマスターを通じた因縁の相手。『ハロウィン・カムバック』で初対峙。
王としてのヴラド三世同様に「おじさま」と呼ぶが、EXTRAの世界線で彼のマスターであったランルーくんを彼女が裏切って殺害した事をはっきりと覚えている彼はそんな自分を拒絶し、怒りと殺意に満ちた眼差しを向ける。
クレオパトラ
期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて、チェイテ城を奪い取った張本人。
性格的にもアイドル志向の彼女とは合わない面が多く、「パリコレもどき」とあまり好きではない。
ニトクリス
期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
前々から同類だと見なされていたが、実際互いの気は合わないものの趣味嗜好はかなり一致している。
トリスタン
期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
彼がクレオパトラに仕えていたために敵対関係になるが、マイルームでは「妖精の騎士」「あれこそ本当の円卓の騎士」とルックスを褒め称えていた。……とはいえ、竪琴を弓として使う上に空を飛ぶという点については「それじゃあ変態じゃない」と本気にしていない。
ロビンフッド
期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
当初は反逆者と見なしていたが、何かと助けてもらったことから騎士の素養を見出したので、今度誘ってみるつもりだとか。
ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
クリスマスはライバルなので、あまり良い感情は持っていない。
玉藻の前〔ランサー〕
彼女をして自由さに頭を抱える存在。「いつか魔王役で出てくるんじゃないか」と若干不吉な予感を抱いている。
ガウェイン
その甘いルックスから「理想の王子様」と褒め称え、「Arts3枚の華麗な騎士」と勝手に想像している。しかしBuster3枚という真実を知った後は「ゴリティーン」呼ばわり。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

「おお、エリザよ。死んでしまうとは……ばたっ」
戦闘不能時。元ネタは言わずもがな有名なRPG「ドラゴンクエストシリーズ」の全滅時の台詞だが、言い切る前に消滅してしまう。

マイルーム[編集 | ソースを編集]

「……よし、そろそろ誘うわ。勇者らしく、勇気を出して誘うわ! 聞いてマスター! なんでも近くの洞窟に竜が住み着いたんですって!
  今から、2人で倒しに行って、その帰りに……その……や、宿屋とかに泊まっちゃうのはどうかしら!?」
マイルーム会話「絆Lv5」。途中から顔を真っ赤にして誘っているが、内容的にどうも邪推してしまう。
なにせ他ならぬ初代「ドラゴンクエスト」で、とある条件を満たして宿屋に泊まると宿の主人に「ゆうべはおたのしみでしたね」とか言われるので……。主人公が姫ポジということなのだろうか。ちなみに「洞窟の竜を倒した帰り道」なので町娘ポジではないのが確定である

マテリアル[編集 | ソースを編集]

「アタシ、ホントは勇者じゃなくてただのセクスィーな女戦士で、ホントの勇者は子イヌ/子ジカの方なんじゃ……」
プロフィール6にて。
たまに勇者は主人公の方なんじゃないかと考えたりするが、それはそれで美味しいわね!とポジティブシンキングで我が道を行く。まさに勇者。

イベント[編集 | ソースを編集]

「待ってよ!! ねえ、待ってってば――――!」
「待っでええええええええええええ!」
「転んじゃったじゃないの痛いじゃないの! 置いていかないでよおおおおおお!」
『ハロウィン・カムバック!』第二節『勇者エリちゃん、仲間を集める』より。
酒場で『ひろってください』という情けない看板を首に下げ仲間を募っていた勇者エリザベートの前に、ようやく待ち人が現れるが……。
その待ち人である主人公に気づかないフリをされた上に「体が勝手に」全速力で逃げられてしまい、必死で追いかける羽目に。最後は転んで子供のように泣いてしまい、結果見かねた主人公とマシュは戻ってきて味方になってくれた。
なお求人条件は『強くてキラキラしてて私を飾り立てて私を崇めてくれる人』。孤立する上に酒場の女主人であるマタ・ハリから件の看板を渡されたのも当たり前の事であった。
「我が名はチェイテ城の主、エリザベート・バートリー!!
 遅くなってごめんなさ――――い!!
 今、此処に!! ハロウィンの開催を――――宣言するわ!!!」
「マスター! 頑張るわよ、私!
 今度こそ、ちゃんとハロウィンしてみせるわ!」
『ハロウィン・カムバック!』第八節『二週目』より。
執政を忘れてライブの準備に没頭していたことに気付いたエリザベートの高らかな宣言さけび
目の覚めたエリザベートは、もう一度やりなおすと、ハロウィンの準備をしながら再びチェイテ城を目指すことになる。
「えーっとね……あのね、クレオパトラ。アンタ、
 バカ
 じゃないの?」
「私が言ったでしょ! アイドルと執政、どちらも取るって!
 アンタだって、ふぁ、ふぁらお? の立場と、個人的な願望、両方持ってていいじゃない!
 バンバン聖杯戦争に召喚されて、願いを叶えるために努力すればいいじゃない!
 私がやれることを、どうしてアンタがやれないの?
 やれるでしょ? アンタなら、華麗に踊りながらでもこなせるでしょ?」
『ハロウィン・カムバック!』第十五節『トリック・オア・トリート!』より。
最初はクレオパトラに城を乗っ取られて怒りと敵意しか向けていなかったエリザベートも、ヴラド三世や仲間のおかげで、代わりに行われていたクレオパトラの執政の素晴らしさと、自分の至らなさに気づくことができた。
そのおかえしとばかりにエリザベートはクレオパトラに夢を語り、クレオパトラもまた一人の女としてカエサルに再び出会うという夢を求めることとなる。その夢は悪夢としてすぐに叶うことになるが…
「失礼ね、ちゃんとチョコだから! とっておきの女神級ゴッディーバ』!よ!
 だいたい、指輪を食べるサーヴァントなんている訳ないじゃない。いたら数学者もマジギレよ?」
自身のバレンタインシナリオでチョコを渡し、主人公から「ちゃんと食べられる? 指輪じゃない?」と言われた際に。
この一連のやりとり、『Fate/EXTELLA』で他ならぬエリザベートが指輪であるレガリアを食べてアルキメデスをマジギレさせたシーンが元だったりする。
なお、普段のテロいものではなくオーブチョコをプレゼントしたのは、タマモから『タコと赤いのは止めておけ』と注意されたため。
「───ハロウィン、忘れていたわ!
 色々あったけど、何とかなったわ! だから歌うわ!
 ボゲ~♪
『ハロウィン・ストライク!』第一節「トリロジーの憂鬱」より。
『ハロウィン・カムバック!』でエリザが歌いだした悪夢回想なぜ思い出した。 2年続けてこんな目に逢えば、そりゃ逃げ出したくなる。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • ストレートに『幻夢戦記レダ』の陽子と『ドラゴンクエスト3』の女戦士がモチーフ。稀にみるスレンダーボディに王道のビキニアーマーが映える。
    • 「竜巻状の放出技[注 3]で相手を固定して錐揉み状になりながら突っ込む」という宝具演出は『超電磁ロボ コン・バトラーV』の超電磁スピンのパロディである。宝具強化後のランクがVランクになるのもタイトルネタと思われる。
  • ビキニアーマー着用のせいで、『デッドヒート・サマーレース!』で登場した際には、一部の水着サーヴァントたちから同類と間違われている。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 主人公 (EXTRA)のみ。
  2. 主人公 (Grand Order)のみ。
  3. 本家は「超電磁タツマキ」、エリザはソニックブレス。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]