「アルトリア・ペンドラゴン〔アーチャー〕」の版間の差分

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2019年7月3日 (水) 22:06時点における版

アーチャー
真名 アルトリア・ペンドラゴン
性別 女性
身長 154cm
体重 42kg
出典 アーサー王伝説
地域 イギリス
属性 秩序・善
一人称
二人称 貴方/貴様/貴殿
三人称 彼/彼女/○○(呼び捨て)
声優 川澄綾子
デザイン 武内崇
設定作成 奈須きのこ
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

弓兵」のサーヴァント。期間限定イベント『カルデアサマーメモリー』にて登場した水着姿のアルトリア・ペンドラゴン

略歴
レイシフトのトラブルで無人島に流れ着いた際、スカサハによって過ごしやすい姿に霊基を調整された姿。
水着姿にふさわしい武器として、『Fate/hollow ataraxia』において室内プール「わくわくざぶーん」で拾ったと称してどこからともなく水鉄砲を持ちだして戦う。
人物
基本的にいつものアルトリアだが、「せっかくのバケーション、今回くらいはハメを外すのも良いでしょう」というスタンスで海辺という事で少しだけ気を緩めている。委員長気質なのは変わらないが、普段より穏やか。
霊基再臨によって水着のデザインが変化するが、初期状態のデザインは『hollow ataraxia』で使用したものに準ずる。
水鉄砲によるサバイバルゲーム「ウォーターブリッツ」に出会い、生来の負けず嫌いの彼女は世界チャンピオン、アーチャークラス最強の座を目指す。
また、『Fate/Grand Order』ではあまり強調されていなかった「腹ペコネタ」がやたらと見られ、食に対して非常に執着している。
能力
わくわくざぶーんで拾った水鉄砲と聖剣エクスカリバーを使い戦う。
固有スキル「海の家の加護」を持つ。気前のいい注文、気持ちのよい食事風景、完食後の輝くような笑顔でその店が繁盛すると言われ、「フードの王様」という異名で崇められている。
また、本来ならばキャスタークラスのスキルである「陣地作成」を高いランクで保有している。「魔力放出(水)」とも。妖精の加護により士気、幸運、命中率を高め、イライラをなくし、オマケに涼しくするサバゲーにおけるチートスキル。
妖精の加護で「水の上を歩けた」事によって、生前、泳ぐ必要がなかった彼女は水泳をまったく練習していなかったため、泳げない。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アーチャー 主人公 (Grand Order) C C B+ A+ A+ A 対魔力:A
単独行動:A
陣地作成:A
サマー・スプラッシュ!:A+
海の家の加護:EX
ビーチフラワー:B

宝具

陽光煌めく勝利の剣(エクスカリバー・ヴィヴィアン)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:9~30
最大捕捉:1人
アーチャーとしての宝具。アーチャークラスを名乗りながら結局のところ宝具はエクスカリバーである。大人げない。
本人は「しかしもともとエクスカリバーは湖の妖精から託されたものであり、水属性があってもなんらおかしなところはないのではないでしょうか?」などと宣っており、これにはアッくんも苦笑い。
ビジュアル的には、海上を滑走しながら水鉄砲を乱射し、更に接近してエクスカリバーによる連続攻撃を行う。そしてトドメに水鉄砲の銃口にエクスカリバーを装填し、ゼロ距離からぶっ放すというもの。なお、射出されたエクスカリバーは空の彼方まで飛んでいき星になってしまう王よ、ご乱心ですかまあ宝具演出が終わった後は何事もなかったかのように手に持ってたりするのだが
『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&確率で敵単体のチャージを減らす&自身のNPをリチャージする[注 1]」という効果のArts宝具。

真名:アルトリア・ペンドラゴン

アルトリア・ペンドラゴン。「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士の一人であり、ブリテンの伝説的君主。選定の剣を引き抜き、不老の王となった騎士王……が水着姿になったもの。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『カルデアサマーメモリー 2016』の開催に伴い期間限定で実装。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。

人間関係

Fate/Grand Order

スカサハ
セイバーのアルトリアの霊基を弄って水着を着たアーチャークラスを生み出した張本人。
円卓の騎士達
お揃いのアロハシャツなどをお土産として買ってあげたい。

名台詞

Fate/Grand Order

「ええ、いきますよ! マスター!」
「スイミングの時間です…! 水面に光るは、勝利の剣!『陽光煌めく勝利の剣エクスカリバー・ヴィヴィアン』!!」
宝具発動。かつて湖の妖精ヴィヴィアンより授けられた星の聖剣が、陽光を照り返し輝きながら敵を薙ぎ払う。
どう見ても泳いでねーだろとか、アーチャーのクセにどう見ても剣がメインじゃねーかとか、突っ込んではいけない。
「次は……マシンガンを持ってきます……」
戦闘不能時の台詞。もう形振り構わず勝ちに行こうとする負けず嫌いな我らが王。
実は機関銃を戦闘に持ち込んでいるサーヴァントには先駆者いたりするのだが……それが彼らなのは何たる因果か。
「あれが影の国の女王……武芸百般と聞きましたが、あれほどの武器を使いこなすとは、感服しました。」
「……え? 身体の話? 槍のなら負けてはいませんが、何か?」
スカサハ〔アサシン〕がいると追加される特殊会話。一応彼女達も自分であると認知はしているらしい。
「白米。白米。いいですね。実に……イイ……。」
「ピザ。ピザ。いいですね。実に……イイ……。」
「シチュー。シチュー。いいですね。実に……イイ……。」
イベント「カルデアサマーメモリー」の「開拓計画3 炊事場を作ろう」より。『土釜戸』『ピザ窯』『巨大な鍋』、全ての提案に全力で同意する、忠義心のカケラもなく陣営をフラフラしている王様(by玉藻)。
「はい、私は貴女がたが選ばれると信じていましたよ。それでこそ、応援した甲斐があったというものです。
 勿論みんなで分けるものですが、せっかくですのでこの最初の相伴に与らせていただきましょう。
 ○○(お米・ピザ・シチュー)最高。」
「何か?」
その後、どれを選ぼうが会話の締めで現れて寸分違わぬ発言をする。凄まじいコミュ力を持つ主人公でさえ無言になるレベル。ここまでくるといっそ清々しい腹ペコ王。
「私はなんでもいいです。」
(中略)
「もう一度言いましょう。」
「私は なんでも いいです。」
上記イベントの後、どの家畜を飼育するかについての話し合いにおいて、身もふたもない開口一番と、候補が出揃ってからの結論。もはや開き直っている様子。
上がってくる候補に頷きながら聞いているようで、未来しか見据えていないような深い眼差しを見て、マシュは「禅の境地」を連想し、主人公は「膳の境地の方が正しい」だとツッコミを入れていた。
「何の話ですか、マスター。親子喧嘩などしていません。」
「私は、できたばかりの橋に傷をつけた流木的な何かに、オシオキをしようとしているだけです。」
無人島で作った橋を傷つけたモードレッドに対して。宝具の真名開放の許可を求めるアルトリアに「親子喧嘩もほどほどに」とマスターは諌めるが、"子"どころか"人"として見ていない。
「ここにいずれ城が建つのだとしても、それは貴方が思う、貴方の理想の城なのでしょう、そうであるべきです。」
「けれど――それが貴方と我々にとって誇り高いものになるであろうことだけは保証しますよ、マスター。」
「だって、マスター。貴方自身が誇り高い、まっすぐな人だからです。」
「私はただ、楽しみにしておきましょう。貴方の白亜の城が、いつか建つ日を。」
無人島で作った小さな拠点に対して。最初は大きさはともかく『キャメロット』のようだ、と口にしたがすぐに訂正した。
ここから作られるのは未来主人公の話であり、過去アルトリアの話ではない。
主人公はアルトリアとは異なる"主"としてその理想を形にしていく。それが素晴らしいものであることをアルトリアは予感し、一サーヴァントとして共に築き上げていく。
「戦わずして――何が王か!」
円卓の騎士はいない。愛犬カヴァスもいない。軍もいない。しかしひと時を過ごし開拓した島は、自分達の王国であり、背にあるのは共に暮らした王国の民である。
伝説級の魔猪からうりぼう達を救おうと声を上げたマスターに対し、呼応するようにアルトリアが王として高らかに叫ぶ。
「いえ。ただ、自分にはないものを見つめているだけです。王は相棒になど憧れません。」
「ここではない、どこか、ありえたかもしれないほかの世界では、
 私も相棒と言えるような者と肩を並べて戦うこともあったのかもしれませんが……」
アンとメアリーを見ていたところ、相棒に憧れがあるのかというマスターの問いに対して。『stay night』のアルトリアとは別の存在であり、しかし意思は同じ"王"であることがわかる。
「……!」
「そうですね。そうでした。今の私は、王ですが、ただのサーヴァントでもある」
「マスター。貴方と、心を通じ合わせた相棒になることができれば――それは素晴らしいことでしょうね。」
同上イベントにて「相棒候補はここにいますよ」というマスターの応えに対して。王としてのあり方はそのままに、共に肩を並べる相棒としての道を2人で探していく。
「――そうです。その通りです。何故、私ではないのか。」
「彼女たちは二人で一人のサーヴァント。まさか、その数だけで以て選択した?」
「魔猪よ、思い知るがいい。その選択が致命的な過ちであったと……!!」
同上イベントにて、姿や能力を変えられる魔猪が選んだコピー対象は、アルトリアではなくアンとメアリーだった。
アンとメアリーは認めているが、それはそれ。このイベント中、ずっとアンに対して射撃の腕を競い、負けず嫌いを発動していたアルトリアにとっては、これ以上ない刺激であった。
「聖剣を使わずとも、セイバークラスでなくとも、私が最優のサーヴァントであることは疑いない。」
「マスターも理解していただけたようで何よりです。」
アンとメアリーに化けた魔猪を撃破しての勝利宣言。「やっぱりアルトリアがナンバー1!」と称える相棒に最高の笑顔で応じた。

メモ

  • 『Grand Order』にて水着姿のアーチャーとして現界した際に持つ陣地作成、セリフに「タコ(海魔)は撃つもの」「忍び寄るアサシンローラーは嫌い」など、随所にインクを塗って陣地を奪い合うアクションシューティングゲーム『スプラトゥーン』(任天堂)のパロディが見られる。

話題まとめ

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脚注

注釈

  1. オーバーチャージで効果UP

出典


リンク