「固有結界」の版間の差分

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:エミヤ、無銘の物は、燃えさかる炎と一面の荒野が広がり、空に巨大な歯車が回っている。

2016年3月6日 (日) 20:46時点における版

固有結界

リアリティ・マーブル。

空想具現化の亜種。
術者の心象風景で現実世界を塗りつぶし、内部の世界そのものを変えてしまう結界のこと。
空想具現化と異なるのは、結界の形を思うままに決定できないこと。結界の内部の世界の法則は術者の心象世界を体現するが、術者のただ一つの内面を形にするだけであり、それを術者の意志によって手を加えて自由にはできない。ゆえに、空想具現化のように思うままに世界を変えることは出来ず、必ずワンパターンになる。

ただし、空想具現化が変化させることのできるのは自身(精霊)と自然物のみという制限があり、自然から離れてしまった、例えば人工物を変化させることはできないが、固有結界にはその制限はない。

本来は悪魔が持つ異界常識であるが、長い時間を掛けて「固有結界」を形成する魔術が確立され、人間も一部のトップカテゴリーが使用可能となっている。
魔法に最も近い魔術とされ、魔術協会では禁呪のカテゴリーに入り、魔術師たちにとっては最大級の奥義であり、魔術の到達点のひとつとも言われる。

また、精霊種が作ったものでもない限り、顕現した心象風景という「異世界」には世界からの修正が働く。現在の世界を(一部だが)壊しているため、抑止力による排斥対象となるわけである。
このため、維持には莫大な魔力を要し、大魔術師でも数分、二十七祖クラスの死徒でも数時間しか維持することはできない。
一方で、「持って生まれた肉体と外界との遮断」は概念的に最も無理がないことを利用し、結界の範囲を自らの体内に限定するという手法をとることで、長時間の展開も可能である。この方法は固有結界以外にも転用が効く

固有結界リスト

各固有結界の能力の詳細は、術者であるそれぞれのキャラクターのページにて。

月姫・MELTY BLOOD

獣王の巣
術者:ネロ・カオス
オーバーロード
術者:ミハイル・ロア・バルダムヨォン
枯渇庭園
術者:弓塚さつき
タタリ
術者:ワラキアの夜
千年城ブリュンスタッド
術者:アルクェイド・ブリュンスタッド

Fate

サーヴァントの持つ能力であるため、ほぼ全てが宝具という扱いになっている。

無限の剣製(Unlimited Blade Works/アンリミテッドブレイドワークス)
術者:エミヤ無銘衛宮士郎
エミヤ、無銘の物と士郎の物では、同様の固有結界ではあるが心象風景に差異がある。
エミヤ、無銘の物は、燃えさかる炎と一面の荒野が広がり、空に巨大な歯車が回っている。
士郎の物は、赤い空と赤土の荒野。
王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)
術者:イスカンダル
誰かの為の物語(ナーサリー・ライム)
術者:ナーサリーライム
名無しの森
術者:ナーサリーライム
王冠:叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)
術者:アヴィケブロン
光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)
術者:オジマンディアス
第六天魔王波旬(だいろくてんまおうはじゅん)
術者:織田信長
絢爛なりし灰燼世界(ディメンジョン・オブ・スチーム)
術者:チャールズ・バベッジ

未登場キャラクター

ネバーモア
術者:グランスルグ・ブラックモア
パレード
術者:フィナ=ヴラド・スヴェルテン
名称不明
術者:初代アインナッシュ

類似・関連能力

各能力の詳細は、術者であるそれぞれのキャラクターのページにて。五十音順。

小川マンション・奉納殿六十四層
術者:荒耶宗蓮
荒耶が人工的に彼の心象世界を具現化させた建物。荒耶は一流の結界使いであったが、固有結界には至れなかった。
偽固有結界・ぐるぐる翡翠ワールド
術者:翡翠
MELTY BLOOD』でのラストアーク。
使用すると画面が大量の誤字で埋まる。相手はダメージを受けないが、キー入力の上下左右が一定時間反転する。
固有時制御
術者:衛宮切嗣
固有結界ではないが、術式の簡略のために「固有結界の体内展開を応用している」とされる。
水晶渓谷
術者:ORT
詳細不明。「侵食固有結界」と表現される。
SE.RA.PH(セラフ)
術者:ムーンセル・オートマトンもしくはトワイス・H・ピースマン
霊子虚構世界。ムーンセル内に作られた、聖杯戦争の舞台となる仮想現実世界。ムーンセル・オートマトンが有する規格外の計算処理能力を利用して作られた世界であり、レオの説明によれば、「予選の学校と同様に、本戦の学園、アリーナ、そして、マスター同士が雌雄を決する決戦場。これらも全て、聖杯がその桁外れな魔力を元に作り出した、個別の固有結界なのです」とのこと。
レオは「聖杯が作り出した」と言っているが、魔術師の性能を競い合うトライアルでしかなかった生存競争を、最後まで生き残った一人だけを想像もできぬ領域にまで成長させる熾烈な聖杯戦争へと作り変えたのはトワイスであるため、あるいはトワイスのものと言えるかもしれない。
腑海林
術者:アインナッシュ
「生きた森」と呼ばれる正体不明の謎の固有結界。実態は吸血の性質を得た幻想種であり、固有結界ではない。
真夏の雪原
術者:白レン
夢結界。固有結界であるとは明言されていないが、心象世界であるとされており、白レン自身が「固有結界タタリ」の残滓であることもあり、固有結界ではないかという説もある。
招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)
術者:ネロ・クラウディウス
「固有結界と似て非なる大魔術」と言われる。
宙駆ける星の穂先(ディアトレコーン・アステール・ロンケーイ)
術者:アキレウス
魔術原理的にはほぼ「招き蕩う黄金劇場」と同一の固有結界と似て非なる大魔術。
紅蓮の聖女(ラ・ピュセル)
術者:ジャンヌ・ダルク
心象風景を剣として結晶化した固有結界の亜種。

メモ

  • 衛宮矩賢が固有結界を用いて根源へ到達しようとし、時間が足りないことから死徒化を模索して、自身は無理でも切嗣に望みを託そうとしたことから、固有結界の術式は魔術として継承が可能なようである。
    • だが、「術者の心象風景を具現化する」「結界の形は思うままに決定できない」「術者のただ一つの内面を形にするだけであり、それを術者の意志によって手を加えて自由にはできない」という点に関してどういう対策をとるつもりだったのかには触れられていない。
      矩賢が目指したのは「固有結界の中で時間流を無限に加速させ、宇宙の終焉を観測すること」であって、「時間流を加速させる固有結界を生成すること」ではないので、固有結界さえ成せれば内容はどうでもよかったのかも知れない。
  • Fate/Zero』にて、未遠川に出現した巨大海魔を、ライダーが固有結界「王の軍勢」に取り込むというシーンがある。その際、「王の軍勢」の内部での戦いは描写されず、残った登場人物達で巨大海魔の対策を練る、という描かれ方をした。
    この時、「王の軍勢」の中に入ったライダーと巨大海魔は、その場から消失している。障壁のようなものが出現して固有結界の範囲を区切っているということはなく、まるで世界から消失したかのような描写がされている。
    展開した「王の軍勢」内部からは外界を認識できなくなる。また同様に、外界から結界の内部を認識・干渉できなくなる模様。ただしマスターとサーヴァント間のパスは繋がったままであり、完全に断絶したわけでもないらしい(位相のずれた固有結界内部での戦闘による魔力変動がなんとなく感じ取れる模様)。
    これが「王の軍勢」に固有の現象なのか、固有結界全般に当てはまるのかは不明。
  • 現在までに、固有結界の使い手同士が固有結界の展開合戦を行ったストーリーは語られておらず、固有結界が展開された後に他の固有結界が展開できるかは不明。
    • Fate/EXTRA CCC』では、アーチャールートのとある箇所で、二人のアーチャーが戦う場面があり、全く同じ『無限の剣製』をぶつけ合う事ができる。結果は、先に発動した方は無効になり、後に発動した方が一方的に効力を発揮する(上書き)。ただゲームシステム上こうなってはいるが、文章などで説明されたわけではないので、公式設定かというと微妙なところ。
  • アルクェイドに固有結界を使用した場合の効果は「何をエネルギーとして結界を張っているのか」によって変わり、例えば宇宙人が固有結界を張ればアルクェイドは完全にエネルギー供給を絶たれるかもかもしれないらしい。但し、白レン程度の夢結界では、アルクェイドが本気になってバックアップを請求すれば空間ごと吹き飛ばされるという。
  • 詳細は不明だが、朱い月のブリュンスタッドが滅んだ後、真祖を生み出す固有結界が残っている、とされている。

話題まとめ

  • サークル「7th Expansion」のゲーム『ひぐらしのなく頃に』において、「固有結界」はパロディとして度々用いられている。圧倒的文章量による超絶で高速な口頭技術により自らの世界を展開し、相手の思考・場の空気を飲み込むといったもの。要するにマシンガントーク。そのためヒヤリングはかなり苦労するが、頑張って内容を聞いても大抵ロクな内容ではなかったりする。この術法を駆るものの一人は「口先の魔術師」と呼ばれるとか何とか。
    なお、このパロディはTYPE-MOONの許可を得ている。(他にもシエルをオマージュしたキャラである知恵留美子など、ネタは複数ある)
  • 奈須氏曰く、「Zeroの登場人物が悲惨な目に逢い続けたのは、虚淵氏の固有結界によって登場人物の幸運が一律ランクダウンしているから」とのこと。ただし、『stay night』で生存が約束されている者はこの結界の地形効果から逃れることが出来た(虚淵氏の作品としては「良心的」らしい)。

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