「Fate/Zero」の版間の差分

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:雨生龍之介によって原作では誘拐された後殺害される、凛の友人の少女。アニメではスタッフの厚意からか、危ういところで凛、及び間桐雁夜によって救出される。<br>実はこの少女、虚淵氏のプロットの段階では[[弓塚さつき|サツキ]]という名前が付けられており、虚淵氏曰く原作者の奈須きのこから「テメェの血は何色だ!?」と鉄拳制裁を喰らって名前が変更されたらしい。「(被虐対象は)サツキでなければ萌えませぬ」とは虚淵氏の言。<br>ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
 
:雨生龍之介によって原作では誘拐された後殺害される、凛の友人の少女。アニメではスタッフの厚意からか、危ういところで凛、及び間桐雁夜によって救出される。<br>実はこの少女、虚淵氏のプロットの段階では[[弓塚さつき|サツキ]]という名前が付けられており、虚淵氏曰く原作者の奈須きのこから「テメェの血は何色だ!?」と鉄拳制裁を喰らって名前が変更されたらしい。「(被虐対象は)サツキでなければ萌えませぬ」とは虚淵氏の言。<br>ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
 
;原作『Fate/stay night』との相違点
 
;原作『Fate/stay night』との相違点
:「言峰とギルガメッシュの契約(SNではギルガメッシュが言峰を召喚者と呼んでいるシーンがある。ただしSNで言峰は四次聖杯戦争で真っ先にサーヴァントを失い教会に保護された、と語っているため両者の言動に嘘や間違いは一切無いと仮定すれば少なくとも単純に召喚してずっと主従関係が続いていた、とは考え難い。また別のシーンでは保護されに来た慎二に対して“我が教会始まって以来の使用者”とも語っている)」など、『Fate/stay night』内で語られた第四次聖杯戦争の内容との齟齬が見られる<!--ほか、メインヒロインであるセイバーの性格・設定がかなり異なる(Zeroでは騎士道を強く重んじて切嗣の卑怯な作戦を嫌うが、snでは度が過ぎない限りは勝利のための最適な戦術を許容する現実主義者。また、ギルガメッシュがセイバーに惚れている理由が異なる。など)--><!-- Zeroでも『彼女とて奇策謀術をまるきり否定する気はない。だが切嗣が巡らす冷酷な罠は、騎士王が戦場に立つ上での譲れない信念とは、どうあっても相容れないものばかりだった』と地の文であり度を超えなければ許容する気ですし、SNでも『彼女にとって、真名を語るのはあまりにもリスクが大きい。どのような責め苦を負おうと真名を語る事などできないし、明かす気もなかった。―――しかし、それはあくまで勝利する為のもの。そんなもので騎士の信念を汚す事など、彼女に出来よう筈がない』『「……待ったセイバー。可能である全ての手段、と言ったな。それは勝つ為には手段を選ばないって事か。たとえば、力を得る為に人を襲うと、か――――」「シロウ。それは可能である手段ではありません。私は私が許す行為しか出来ない。自分を裏切る事は、私には不可能です。剣を持たぬ人間に傷を負わせる事など、騎士の誓いに反します」』と騎士の信念や誓いを勝利する為のものより重んじていますし。解釈がややこしい(ついでに荒れやすい)部分なのでこういうのを書く時は情報源を明示するなど、可能な限り具体的かつ客観的に書いたほうがいいと思うのですが -->ため、旧来のファンからは反発される要素も多い。<br>一応、アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、いくつかの矛盾は『Fate/hollow ataraxia』内でフォローが図られているが、それもちょっと苦しかったりする。<br>ただ、公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバー自身がメタっているように、公式的にもこの矛盾は承知している様子。過去編扱いにはなっているが、EXTRAやApocrypha同様に外伝の一つとして「平行世界の出来事」と考えるのが良いだろう。
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:「言峰とギルガメッシュの契約(SNではギルガメッシュが言峰を召喚者と呼んでいるシーンがある。ただしSNで言峰は四次聖杯戦争で真っ先にサーヴァントを失い教会に保護された、と語っているため両者の言動に嘘や間違いは一切無いと仮定すれば少なくとも単純に召喚してずっと主従関係が続いていた、とは考え難い。また別のシーンでは保護されに来た慎二に対して“我が教会始まって以来の使用者”とも語っている)」など、『Fate/stay night』内で語られた第四次聖杯戦争の内容との齟齬が多く見られ、旧来のファンからは反発される要素も多い。<br>一応、アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、いくつかの矛盾は『Fate/hollow ataraxia』内でフォローが図られているが、それもかなり苦しかったりする。<br>ただ、公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバー自身がメタっているように、公式的にもこの矛盾は承知している様子。過去編扱いにはなっているが、EXTRAやApocrypha同様に外伝の一つとして「平行世界の出来事」と考えるのが良いだろう。
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::まあそもそも、奈須氏本人が手がけた話や正当な続編であっても、設定の後付改変は少なくない訳で……
  
 
==書誌情報==
 
==書誌情報==

2014年7月4日 (金) 04:12時点における版

Fate/Zero

士郎たちが激戦に巻き込まれることとなった第五次聖杯戦争から遡ること10年。

彼らの養父や父親たちが挑んだ戦いがあった。

第四次聖杯戦争。

10年後へとつながるあの戦いの顛末を。

著者、虚淵玄。
TYPE-MOONから同人誌として全4巻が刊行された小説。後に星海社から全6巻の文庫版が発売された。
ufotable制作のアニメが2011年10月から、1クール目終了から一度間を空ける形の変則2クールで放映され、BD‐BOXの形でのみメディア化・販売されている。
『月刊ヤングエース』誌上にてコミック版も連載中。作画担当は真じろう。

登場人物

衛宮切嗣
セイバーのマスター。「魔術師殺し」と称される傭兵じみた魔術使い。
セイバー
切嗣と契約したサーヴァント。『Fate/stay night』の当該英霊と同一。
アイリスフィール・フォン・アインツベルン
切嗣の妻であり、イリヤの母親。
久宇舞弥
切嗣の助手。
言峰綺礼
アサシンのマスター。監督役・言峰璃正の息子。
ギルガメッシュ
時臣のサーヴァント。黄金の英雄王。
遠坂時臣
御三家の一つ、遠坂の当主。裏で監督役と結び、綺礼を配下に聖杯戦争に挑む。
言峰璃正
監督役。綺礼の父。
アサシン
綺礼のサーヴァント。群れなす暗殺者。
ウェイバー・ベルベット
時計塔の学生。自分の実力を証明するために聖杯戦争に参加。
ライダー
ウェイバーのサーヴァント。奔放なる征服王。
間桐雁夜
御三家の一つ、間桐の魔術師。桜を間桐から解放することを条件に、臓硯と取引をする。
バーサーカー
雁夜のサーヴァント。漆黒の鎧に身を包んだ謎の騎士。
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
時計塔の実力者「ロード」の一人でもある講師。ウェイバーに征服王召喚の触媒は奪われたものの、すぐさまランサーを召喚する。
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ
ケイネスの婚約者。魔術の名家の令嬢。
ランサー
ケイネスのサーヴァント。正々堂々とした戦いを望むものの、マスターとの関係に苦慮する。
雨生龍之介
通りすがりの快楽殺人者。
キャスター
龍之介のサーヴァント。狂気に憑かれ、ただセイバーを追い求める。
衛宮矩賢
切嗣の父。故人。
シャーレイ
切嗣の幼馴染。故人。
ナタリア・カミンスキー
切嗣の師匠。故人。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
切嗣とアイリの娘。冬の城で両親の帰りを待つ。
ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン
通称アハト翁。御三家の一つ、アインツベルンの八代当主。
遠坂葵
時臣の妻で、雁夜とは幼馴染。
遠坂凛
時臣の娘。
間桐桜
時臣の娘だが、間桐に養子に出される。
間桐鶴野
雁夜の兄。
間桐臓硯
間桐家を牛耳る「妖怪」。
グレン・マッケンジー&マーサ・マッケンジー
陣を構える軍資金も無いウェイバーが冬木市での潜伏先として選んだ、一般人の善良な老夫婦。数十年前に仕事で訪れた冬木の土地を気に入って家族で移住したが、しかし息子であるクリスは故郷への愛着捨てがたく、妻子と共にカナダへ帰国。以来、夫婦で寂しく暮らしていたところを、ウェイバーの催眠暗示で彼を孫と思い込まされ受け入れる。
衛宮士郎
切嗣が最後に得た希望。

用語

第四次聖杯戦争
Fate/stay night』本編の10年前、切嗣たちが戦った聖杯戦争。

メモ

  • 虚淵玄氏がスピンオフの依頼を受けたときに提案したのは「切嗣と綺礼の対決」。奈須氏は第四次聖杯戦争の概要については「セイバーがギルガメッシュとイスカンダルにいじめられる」というくらいしか考えていなかったらしい。このふたつをすり合わせていくうちにサーヴァント7騎分の設定が出揃ってしまったため、全容を描くことになったという。
  • 誰がどんな登場人物となるかの選定は作者の虚淵玄氏が行っているが、決定した登場人物の命名は奈須きのこ氏が行っている。以前から存在が明らかだった切嗣や時臣だけではなく、雁夜や龍之介といった面々も虚淵氏ではなく奈須氏が命名した。これは虚淵氏の意向であり、原作の世界観との刷り合わせを大事にしたいというもの。

お願い!アインツベルン相談室

『Fate/Zero Blue-ray BOX』映像特典。シナリオは奈須きのこ書き下ろし。BOXⅠに1~3回、BOXⅡに4~6回が収録されており、合計時間は90分近く、新規制作の映像特典としてはかなりのボリュームがある。
時代がかった校舎に構えられた弁護士事務所・アインツベルン相談室で、アイリ師匠と弟子ゼロ号(通称ゼっちゃん)のコンビが、聖杯戦争の歴史や謎を解説したり、デッドエンドを迎えた英霊たちを時に優しく、時に厳しく諭す、言わばZero版タイガー道場。
『Zero』ではじめてFateの世界に触れた購入者向けのQ&Aコーナー…と思いきや、実際には『Fate/stay night』ユーザーへのアピールに主眼に置かれた、zeroからstaynightに繋がっていく構成になっている。回を重ねるごとにドラマ部分が長くなって行き、最終的には購入者に謎の感動を与えた。…かも知れない。

  • 相談室を訪ねる英霊は、退場した順にアサシン・キャスター・ランサー・バーサーカー(アイリ師匠曰く「あの人ほんとに悩みとか全然無い」ためライダーは来訪しない)。アインツベルン相談室の立地(時空)的に、受肉を果たしたアーチャーと帰還先が英霊の座ではないセイバーはシステム上来訪しようがない。
  • 当初は紙芝居的な演出で低予算を念頭に置いた作りだったのだが、徐々にクオリティが暴走し、最終回の頃にはほぼ「アニメ」になっていた。
  • あくまでもギャグ時空の作品ではあるが、アイリ師匠の事情を踏まえた上で見直すと、ただの「最愛の夫」に関するお惚気ですら切ないものに見えてくる。
  • 本編では説明がないが竹箒日記にてアインツベルン相談室の時空が第三次聖杯戦争直後ということが明かされた。つまり第四次より数十年前の第二次世界大戦前後に起きたことであり、アイリ師匠が女性の袴姿だったり、校舎が時代かかっていたりしているのはそのため。奈須きのこ曰く大聖杯の中において時間軸はすべて等価(つーかドッロドロ)だと思いねえとのこと。

Fate/Zero黒(BLACK)

第四次聖杯戦争の裏に存在した闇――

――とかそういうんじゃなく
忘れたい、語りたくない、喋ると損する
隠蔽っつーか、ただ「不要」
寝る前思い出すと変な声が出る、いわゆる「黒歴史」――

著者、雌鳥。
第四次聖杯戦争の裏側に「あったかもしれない」、闇や暗部というにはしょーもない、しかし当事者にとっては無かったことにしたいレベルの忌まわしい過去すなわち「黒歴史」を赤裸々に、わりと残念かつキャラ崩壊気味に描き出すスピンオフ漫画。
『アルティマエース』Vol.1、Vol.3~Vol.7と『アルティマエース』廃刊に際し移籍した『月刊ASUKA』2013年1月号~4月号に掲載され、角川コミックスAより単行本全1巻が刊行された。

  • 過去の汚点を振り返る、というコンセプトのためか第五次聖杯戦争にも召喚されるセイバーと、第五次聖杯戦争以降も存命が確定しているウェイバー(ロード・エルメロイII世)がメインの視点として狂言回し役を担うことが多い。

Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~

制作、ufotable。
ユーフォーテーブル有限会社が経営する『ufotable Cafe』はアニメ制作会社ufotableが手掛けた作品を中心に様々なアニメとタイアップし、期間中はその作品やキャラクターをイメージしたメニュー及び、コースターやランチョンマットなどのグッズを提供している。アニメ版『Fate/Zero』とのタイアップが行われた際にはufotableスタッフの手がけた2~2.5頭身のデフォルメキャラが好評を博し、2012年の『月刊ニュータイプ』9月号からは店長のセイバーをはじめとしたそれらZeroキャラの集うカフェでほのぼのと騒動が巻き起こる様子を描いた4コマ漫画の連載が始まった。
『月刊ニュータイプ』での連載は毎号フルカラー見開き2ページに4コマ3本、欄外にその号で登場するキャラの紹介という体裁。それ以外にも『TYPE-MOONエース』にカラー原稿をグレースケール化した出張版が掲載されたり、コミックマーケットなどイベントへの企業出展の際に会場限定で販売されるスペシャル版冊子が出たりしているほか、『劇場版 空の境界「俯瞰風景」3D』の併映として10分ほどのショートアニメが上映された。
ゼロカフェ公式サイトでも、Web限定4コマや落書きなどが不定期に更新されている。

  • ゼロカフェの店舗は、東京都中野区にあるufotable Cafeの内装がほぼ忠実に再現されている。
  • カフェスタッフは店長のセイバー、シェフのランサー、店員のウェイバーと龍之介、その他諸々の雑務をこなしているアサシンたちで、それ以外のサーヴァントやマスター、その家族など関係者はおもに客として来店する。
  • サーヴァント(英霊)やマスターという設定は依然として健在なものの、なぜか聖杯戦争は一切行われていない。キャスター陣営の犯罪行為や切嗣の魔術師殺し、間桐家の蟲蔵などの陰惨な要素もなんとなくボカしたりソフトな表現に変換されたりしている全く平和な世界である。
  • しかしセイバーが切嗣に無視され続ける、ランサーがソラウの愛とケイネスの嫉妬に怯えている、綺礼が激辛麻婆を執拗に推してくるなど一部のトラブル要素はギャグのネタとして頻繁に活用される。
  • カフェ店内にはウェイバーの使い魔のネズミや生贄のニワトリ(+ヒヨコ)、キャスターの海魔などの生物がマスコット的存在と化してしばしば出没する。
  • 基本的な時系列は第四次聖杯戦争の頃に置かれているが、時折アリマゴ島時代のケリィ少年とシャーレイが客として登場したり、士郎少年が日頃「ふらっと姿を消す『じいさん』」を探し回っていたりと多少の錯綜が見られる。
  • 『劇場版 空の境界「俯瞰風景」3D』の公開に合わせ、特別ゲストの黒桐が来店した。

話題まとめ

虚淵玄
スピンオフの依頼を受けた当時、虚淵玄氏はライターとしての自分に大いに悩んでおり(具体的には「ハッピーエンドを書く事が出来ない」事に対して)、筆を折る事を考えていたという。そんな折に引き受けた本作で、改めてライターとしての楽しみを見出したという。
つまり、『Fate/Zero』が存在しなかったら、『魔法少女まどか☆マギカ』を初めとする後の虚淵玄氏の作品は存在しなかったかもしれない。
当の『Fate/Zero』は決してハッピーエンドとは言えないのだが、(ハッピーエンドである)『Fate/stay night』へと繋がる物語として納得しているとの事。
ちなみに虚淵氏は『Fate/Zero』の執筆が相当に楽しかったらしく、奈須きのこがドン引きする勢いで1巻(1話ではない)を書き上げたり、「深夜一時頃にピンポーンと虚淵氏が軽やかにやってきて、「こういうの考えたんだけどやってもいいですかね?」と気軽にトンデモネー展開を言い放つ」ことが頻繁にあったという裏話がある。
コトネ
雨生龍之介によって原作では誘拐された後殺害される、凛の友人の少女。アニメではスタッフの厚意からか、危ういところで凛、及び間桐雁夜によって救出される。
実はこの少女、虚淵氏のプロットの段階ではサツキという名前が付けられており、虚淵氏曰く原作者の奈須きのこから「テメェの血は何色だ!?」と鉄拳制裁を喰らって名前が変更されたらしい。「(被虐対象は)サツキでなければ萌えませぬ」とは虚淵氏の言。
ちなみにキャスター陣営の凶行に一切の手加減がない漫画版では、凛の救援も届かず、コトネはより無残な殺され方をしてしまっている。
原作『Fate/stay night』との相違点
「言峰とギルガメッシュの契約(SNではギルガメッシュが言峰を召喚者と呼んでいるシーンがある。ただしSNで言峰は四次聖杯戦争で真っ先にサーヴァントを失い教会に保護された、と語っているため両者の言動に嘘や間違いは一切無いと仮定すれば少なくとも単純に召喚してずっと主従関係が続いていた、とは考え難い。また別のシーンでは保護されに来た慎二に対して“我が教会始まって以来の使用者”とも語っている)」など、『Fate/stay night』内で語られた第四次聖杯戦争の内容との齟齬が多く見られ、旧来のファンからは反発される要素も多い。
一応、アイリスフィールが冬木市で死んだことやセイバーがイリヤと面識がない点など、いくつかの矛盾は『Fate/hollow ataraxia』内でフォローが図られているが、それもかなり苦しかったりする。
ただ、公式ファンブックにおいて「私、なんか性格違うような……」とセイバー自身がメタっているように、公式的にもこの矛盾は承知している様子。過去編扱いにはなっているが、EXTRAやApocrypha同様に外伝の一つとして「平行世界の出来事」と考えるのが良いだろう。
まあそもそも、奈須氏本人が手がけた話や正当な続編であっても、設定の後付改変は少なくない訳で……

書誌情報

単行本(ソフトウェア流通)

星海社文庫

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