ステンノ (Grand Order)

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アサシン
真名 ステンノ
外国語表記 Stheno
性別 女性
身長 134cm
体重 30kg?
好きな物
苦手な物 馴れ馴れしい人
出典 ギリシャ神話
地域 欧州
属性 混沌・善
副属性
一人称
二人称 あなた
三人称 彼/彼女[注 1]
声優 浅川悠
デザイン AKIRA
武内崇(原案)
設定作成 奈須きのこ
桜井光
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order』では「暗殺者」のサーヴァントとして登場。
「サーヴァントとなったことで戦闘力が増す神霊」という異例の存在。神霊をサーヴァントとして呼び出すことは原則的に不可能に近いとされるが、なぜ彼女が召喚され得たのかは不明。

略歴
Fate/Grand Order』第二特異点『永続狂気帝国 セプテム』では西暦60年のローマに召喚されており、生前住んでいた場所に似た地中海の小島「形ある島」にその身を置いている。
古き神の噂を調査しに来た主人公ネロらと遭遇し、気まぐれかつ理不尽な面を見せて一同を翻弄するも、島に侵入してきた招かれざる客を倒した彼らに連合ローマ帝国の本拠地の情報提供という形で報いた。
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、アルテラと共にⅡの座を統括する情報室フラウロスと交戦する。
人物
一人称は「私」。エウリュアレに対しては「私(エウリュアレ)」と呼ぶ。
優雅と上品を備え、綺麗なものや可愛らしいものを無条件に惜しみなく愛し、醜いものを無条件で嫌う。
しかし内面を踏み込むと極度のものぐさ。好きなコト以外には興味を示さず、どうでもいい相手には冥府の番犬も震え上がる程に冷酷。
ありえざる現界を果たしても他者を翻弄しており、マスターに対しても無理難題を押し付けている。それ故か金時からは「悪女」と評されたとか。
聖杯にかける願いはなく、強いて言うなら「再び三人で一緒に暮らす」だが、叶わない願いであると既に知っている。
能力
本来は全く戦う力を持たないが、サーヴァントとして召喚されたことである程度の戦闘能力を獲得している。神霊としては最低ランクであるため権能は保有していない。
もともと光弾を飛ばしていたが、モーション一新後は魅了した英雄をけしかけて攻撃するようになった。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) E E B EX EX B 対魔力:A
女神の神核:EX
気配遮断:A+
吸血:C
魅惑の美声:A
女神のきまぐれ:A

宝具[編集 | ソースを編集]

女神の微笑(スマイル・オブ・ザ・ステンノ)
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1人
勇者達を一撃の下に虜とした女神の魅力を宝具として昇華されたモノ。
物憂げな視線を刃に、蕩けるほどの囁きを毒に。歴戦の強者であろうと清廉な紳士であろうと、男であればたちまちのうちに殺してみせる、愛の言葉を込めた最強の囁き。
囁きの後に、開き直ったと言わんばかりに愛らしい仕草で悩殺させる。大抵の男はこれで陥落するが、希に耐えきる相手もいるようだ。
『Grand Order』では「敵単体に高確率[Lv]で即死効果[男性限定]&魅了状態を付与[男性限定](1ターン)<オーバーチャージで確率アップ>&防御力をダウン[Lv](3ターン)」という効果のBuster宝具。
強化クエスト2クリアで強化され、ランクがB+に上昇。防御力ダウンの倍率が上がり、「敵単体の強化状態を解除」という効果が追加される。

真名:ステンノ[編集 | ソースを編集]

ギリシャ神話に名高いゴルゴンの三姉妹。元々はオリュンポスの神々より古い土着の神で、大地に関係の深い神性。地母神。
三姉妹はもともと同じ存在であり、コピー、クローンと言ってよい。しかし、末妹のメドゥーサのみがコピーミスとして誕生し、本来「完成した女神」として生れ落ちるはずが、「成長」してしまう。個性を得たメドゥーサの影響で、ステンノ、エウリュアレもまたある程度の個性を獲得してしまう。
ただし、ステンノ、エウリュアレの二人の繋がりは未だ深く、以心伝心を通り越した共同体という状態。多少の差はあれ、基本的な性格・感性は一緒であり、ステンノは自分自身を「私」と呼ぶのと同様、エウリュアレのことも「私」と呼ぶ。
女神アテナの不興を買って「形なき島」に追放されたメドゥーサに付き合い、姉妹だけで島で暮らすようになる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
ゲーム開始時から実装されている。
メインシナリオでは第二特異点、終局特異点に登場。
2020年8月に劇場アニメ『Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅲ.spring song』公開に伴い、モーションが一新された。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

坂田金時
直接の対面はないが、酒呑童子を辛辣な評価する際に彼女を引き合いにしていることから、金時からは良い印象を抱いてないことが伺える。
ジークフリート
イベント『セイバーウォーズ』にて、彼が彼女のいる泉に不注意でバルムンクを投げ込んだため、正直に答えた事に対して二人分の女神を押し付けた挙げ句、バルムンクを取り上げてしまう。
アルテラ
自身の前身となる神霊化する以前の原初の神々が遭遇して、蹂躙され尽くした相手。
『冠位時間神殿 ソロモン』で並び立った時も棘のある対応をしていたが、一万四千年の時を経て心の内を吐露した彼女に「貴女はとっくに人間だったのね」と謝罪した。
メドゥーサ〔ランサー〕
反英雄ではないメドゥーサ。「小さなメドゥーサ」と呼び、ちゃんと妹として扱っている。
本来のメドゥーサ同様、体が大きい事を弄ろうとするが、体が小さいため調子が若干狂わされている。
ゴルゴーン
怪物と化したメドゥーサ。若干辛辣ではあるが、「貴女もメドゥーサ」とやっぱり妹として扱っている。
アステリオス
第三特異点でのエウリュアレの相方。
マイルームの特殊会話にて自分を肩に乗せようとする彼に「私は「私(エウリュアレ)」ではないのよ」と止めようとするが、ちゃんと2人を見分けた上で肩に乗せようとする彼に「優しい子なのね」と返すなど、仲は悪くない様子。
ヘラクレス
同じギリシャ神話で最高の英雄であるので「英雄の中の英雄」と非常に高く評価している。
オデュッセウス
同じギリシャ神話の登場人物。「もしも彼が形なき島に来ていたらどうなっていただろうか」と想像している。

生前[編集 | ソースを編集]

エウリュアレ (Grand Order)
妹。一心同体も同然。しかし、最近はアステリオスと絡む機会の多い妹に思うところがある様子。
メドゥーサ
可愛くてしかたない末妹。……愛情表現は歪んでいるが。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

「愛していたわ……エウリュアレ……メドゥーサ……」
戦闘不能2の台詞。姉妹への愛情が垣間見れる。

マイルーム[編集 | ソースを編集]

「メドゥーサ、こちらにいらっしゃい。……二度も言わせないで……メドゥーサ」
メドゥーサ所持時の台詞。普段からこんな感じなのだろう。怖い。
「小さな、小さな、メドゥーサ。怖がらないでいいのよ……誰もあなたのことを責めないわ。もっと顔をよく見せて」
メドゥーサ〔ランサー〕所持時の台詞。背の高い時比べて優しくなっている。
「私たち三人、形のない島で過ごすのが夢だったけれど……特別にあなたを混ぜてあげてもいいわ。ただし、人間ではダメよ?そうね……ちっぽけな蟻にでもなるのなら考えてあげる」
絆Lv.4での台詞。運命が変われば仲の良い姉妹になっていたのかも知れない。
「好きなもの? そうね、エウリュアレとメドゥーサだけど……離れ離れになってばかりね、私たち」
マイルーム会話「好きなこと」。姉妹への愛情が露呈するが、乖離することも儚げに呟く。

イベント[編集 | ソースを編集]

「貴方が落としたのは年上の魔女ですか?それとも年下の魔女ですか?」
イベント「セイバーウォーズ」にて、ジークフリートが洞窟で転んだ拍子にバルムンクを泉に落とした彼に、どこぞの童話さながらに尋ねた。
この発言はジークフリートからの又聞きであるものの、どちらとも落としていないと答えた彼に二人の女性を差し上げた。代わりに、バルムンクを取り上げてしまうのだが……。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • エウリュアレ同様に、二つのステータスがEXをマークしている……流石神霊。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. エウリュアレに関しては二人称も三人称も「私(エウリュアレ)」と呼ぶ。

出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]