フランス事変
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概要[編集 | ソースを編集]
『月姫 -A piece of blue glass moon-』の世界で過去に起きた事件。
本編の13年前のクリスマスイブの夜、フランスのとある町で発生した大虐殺。
住民はノエルたった一人を除いて全員が殺し尽くされた。
真相[編集 | ソースを編集]
この事件を起こしたのは、この街の住人であったエレイシアという当時12歳の少女。
彼女はミハイル・ロア・バルダムヨォンの転生体であり、転生によってロアの意識が目覚めた事で死徒となって住民を殺しつくしたというのが真相。
そして最後にはロアを追ってきたアルクェイド・ブリュンスタッドによって殺された。
だがエレイシアは完全には死んでおらず、蘇生して後にシエルとなった。
さらなる真相[編集 | ソースを編集]
リメイクされる前の『月姫』ではおおむね上記の通りの展開で幕を閉じるが、リメイク後の『-A piece of blue glass moon-』ではさらなる真相が語られている。
この事件は単なる覚醒したロアによる虐殺ではなく、何らかの目的を持った儀式であり、そのためにロア以外にも6体の死徒二十七祖が集められていた。
ロアを倒しに訪れたアルクェイドもさすがに二十七祖6人相手には分が悪くロアの勝利で終わるかと思われたが、呼んでもいないのにやってきた「7人目」によって形勢は逆転。
息を吹き返したアルクェイドによってロアが討伐され、儀式も失敗に終わった。
関連人物[編集 | ソースを編集]
- エレイシア
- 町に住んでいた当時12歳の少女。
- ミハイル・ロア・バルダムヨォンの転生体であり、ロアに乗っ取られて事件を起こした直接の実行犯。
- 最終的にはアルクェイドによって討伐されたが、6年後に「シエル」として蘇生することになった。
- ノエル
- 町に住んでいた当時14歳の少女。
- 突然の虐殺に訳が分からず逃げまどい、最終的に一人だけ生き残ることになった。
- だが、死徒の事件に巻き込まれたために聖堂教会に強制的に入れられ、長らく不遇を囲う事となった。
- アルクェイド・ブリュンスタッド
- 覚醒したロアを討伐しに訪れた真祖の姫君。
- だが待ち構えていた6人の祖相手に敗北しかけ、7人目が乱入したことで辛くもロアを討伐した。
- ミハイル・ロア・バルダムヨォン
- この事件の真犯人。
- 集結した6体の二十七祖は、彼が何らかの方法で呼び寄せた事が示唆されている。
- 長槍を持った人物
- 集められた6人の死徒二十七祖の一人。
- 広場に散乱した死体が燃え上がっていた描写があったことから、ヴローヴ・アルハンゲリと思われる。
- 「凍りついた街並」という描写も彼を連想させている。
- 巨大な人型の物体
- 集められた6人の死徒二十七祖の一人。
- 明言されていないが、クロムクレイ・ペタストラクチャではないかと言われている。
- 「巨大な壁で街を囲い、壁と壁で人々を挟んで圧し潰す」という描写も彼?を連想させている。
- 両手を掲げたドレスの貴婦人
- 集められた6人の死徒二十七祖の一人。
- 明言されていないが、リタ・ロズィーアンではないかと言われている。
- 「人間を苗床にして咲く吸血花。血液で咲く深紅の薔薇」という描写も彼女を連想させている。
- フードを被った人物
- 集められた6人の死徒二十七祖の一人。
- 「逃げることを諦めた人のみを襲う白い鳩の群れ」が描写されており、明言されていないが「白翼公」トラフィム・オーテンロッゼではないかと言われている。
- 複数の女性を引き連れた紳士
- 集められた6人の死徒二十七祖の一人。
- 「地面に空いたいくつもの穴」という描写と関連づけられた演出がされている。
- 明言されていないが、他作品で明かされたビジュアルと魔城の形態からヴァン=フェムではないかと言われている。
- 巨大な蜘蛛のような影
- 集められた6人の死徒二十七祖の一人。
- 「巨大な虫に変えられた人々を前に愛を説く怪物」がこれと思われる。蜘蛛ということで連想されるORTとはかけ離れており、まだ詳細が明かされていない二十七祖の一人ではないかと噂されている。
- 7人目
- 儀式に乱入し、天秤をひっくり返した人物。
- 詳細は明かされておらず、二十七祖の誰なのかも不明。
- フランス事変の時点でアルクェイドは長髪であり、本編時点では短髪になっているので、リメイク前の月姫の設定が踏襲されていると仮定するとアルクェイドから髪を奪ったアルトルージュ・ブリュンスタッドではないか?と一部では推測されている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 上記のようにリメイク前では「ロアが覚醒してアルクに討伐され、討伐されたエレイシアがシエルとして蘇生した」というシンプルな話であったが、リメイク後には大幅に肉付けされて固有名詞も与えられた。
- 「二十七祖が一か所に6名集まって儀式を行う」という点では、リメイク前で設定のみ明かされていた「アルズベリの儀式」を連想させるものがある。
- 当初、ロアが招集した二十七祖は5人だったとされていたが、後のアップデートで「6人」と修正された。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]