ラニ=Ⅻ

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ラニ=Ⅻ
性別 女性
声優 真田アサミ
デザイン ワダアルコ
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

『Fate/Grand Order』の登場人物。

略歴
奏章Ⅰ『虚数羅針内界 ペーパームーン』における登場人物の一人。
現地におけるシステム・グレイルウォーの統括管理を行うAIであり、ペーパームーン全体を運営している最高責任者。
ペーパームーン内に紛れ込んでしまった主人公をシステム・グレイルウォーのマスターの一人と認め、ルールの説明を行った。
実はシステム・グレイルウォーは他の多くの聖杯戦争同様まともな聖杯戦争ではなく、彼女がアルターエゴを増産してカルデアの戦力強化を行うために勝手に始めたものであり、優勝者の望みも叶わず彼女に吸収されてしまうものであった。
彼女自身もマスターであり、システム・グレイルウォーを円滑に進めるための状況操作や危険因子の排除のために召喚したアーチャーを警防部(ディフェンド)の筆頭AIに偽装して運用していた。
事態が発覚した際には主人公らに詰め寄られるも、上記の真相を明かして協力を要請。断られた際には世界救済を行う存在「オシリスの塵」を名乗りアーチャーと共に戦闘に入る。
一人だけ聖杯の魔力をリソースとして運用する上に警防部のラニ=Dからラニメントの強制徴収を行うことでチートじみた強化を行うが、アーチャーの本当の目的を見落としたことが原因で出し抜かれ、ペーパームーン自体の危機的状況になってしまった。
事態はアサシンによって収められ、自分が間違えた原因について説明されながらシオンに管理権限を委譲する形で最後の戦いを傍観しつつ物語とシステム・グレイルウォーは終幕を迎えた。
人物
エジプト風の服装と白衣を身に着けたラニ=Ⅷによく似た女性。ペーパームーン内のAI「ラニシリーズ」最初の1機でありオリジナル。
元はペーパームーンを淡々と運営するためのAIだったが、ペーパームーン内に聖杯が発生したことで自我を持った。
だがその際に誰よりも早くアルターエゴと言える存在になってしまったようで、世界を救済するためなら手段を択ばず邁進する「救済のアルターエゴ」と呼ぶべき存在になってしまっている。
ラニ=Ⅷとはインチキを厭わず最強厨で負けず嫌い、さらには感情を軽視するところがよく似ている。
能力
AIとしては自己診断・成長プログラムによって適宜アップデートが可能。
システム・グレイルウォーの統括管理としての権限を行使し、参加者で唯一ラニメントに依らない魔力によるサーヴァントの駆動を可能としている。
さらには中立の立ち位置にある警防部の筆頭AIをアーチャーに指定して偽装しているため、実質的に警防部のリソースも好きなように使用可能。
物語終盤では「自身の演算した世界の滅亡に対抗する存在」として『オシリスの塵』という、本気の姿を見せた。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
奏章Ⅰでシステム・グレイルウォーの統括管理役として登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ドゥルガー
サーヴァント。
最初に召喚されたサーヴァントであり、システム・グレイルウォーを阻害する者を排除する存在として秘密裏に運用していた。
だが、彼女が隠していた内心に気づくことができず、システム・グレイルウォーを破綻させかねない事態となってしまった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 「はいてない」ネタが取り上げられることも多いラニ=Ⅵであったが、こちらの服装も「白衣の前がオープンになっていて布がクロスになっているだけの上に下着はガーターベルトのみ」という大概な代物である。
  • 「週刊ファミ通 2023年8月17・24日合併号」のインタビューでは、自身の計画が完遂した場合「戦力は増えるが、アルターエゴが増えても最終的に飽和してどんどん劣化していくので、ラスボスに届くかどうかわからない」とされている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]