「アメリカ合衆国」の版間の差分
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2023年3月12日 (日) 21:47時点における版
概要
北アメリカ大陸中央とアラスカに領土を持つ国家。
元はイギリスの植民地だったのが1776年に独立を宣言し、以降は独立国家として世界情勢に影響を与え続けている。
「合衆国」の名前の通りに複数の州の連邦国家であり、独立時には13州であったが、2023年現在では50州にまで増えている。
魔術的側面
上記のように国家としても歴史が浅く、ヨーロッパからも大西洋で隔てられているため、魔術協会の三大部門や聖堂教会と比較すると魔術の歴史の面では大きく劣っている。
アメリカ先住民のシャーマニズム的な魔術が存在しているが大集団を形成するほどではなく、合衆国政府としてもヨーロッパから渡ってきた個人の魔術師まで完全にコントロールできているわけではない。
その一方でスクラディオ・ファミリーの存在や、カリフォルニアで行われている先進的なコンベンションなど、既存のそれとは大きく異なる組織形態の魔術組織はいくらか存在している。
「偽りの聖杯戦争」計画
『Fate/strange Fake』で言及された、合衆国が動かしている一大魔術プロジェクト。
冬木市で行われていた第三次聖杯戦争にアサシンのマスターとして参加していたファルデウスの先祖から持ち込まれた情報と、アドバイザーとなっていたフランチェスカ・プレラーティが第四次聖杯戦争で持ち込んだ「聖杯の欠片」を利用することでアメリカで独自に聖杯戦争を開催し、ヨーロッパとの魔術における差を埋めることを目的としている。
これのためにアメリカ先住民の集落に過ぎなかったスノーフィールドを先住民から奪い取り、数十年をかけて一大都市に仕立て上げるなど、数十年単位の計画として立案されている。
失敗に終わった場合の事も計算済みで、スノーフィールドを土地ごと抹消する準備もされており、その場合でも「今回はダメだったから次の計画を考えよう」と動くつもりの模様。
関連人物
- ファルデウス・ディオランド
- 『Fate/strange Fake』における「偽りの聖杯戦争」計画の現場の実行責任者。
- フランチェスカ・プレラーティ
- 『Fate/strange Fake』において、魔術面で合衆国に協力している相手。
- ポール・バニヤン
- 『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント。
- アメリカ開拓時代のトール・テイル（ホラ話）に端を発する存在であり、アメリカそのものの象徴として扱われることもある。
- トーマス・エジソン
- 『Fate/Grand Order』に登場するサーヴァント。
- アメリカの発明王として有名な存在であり、企業家としても知られている。
- また、彼の霊基にはアメリカ合衆国の歴代大統領が全員含まれている。
地名
- 北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム
- 『Fate/Grand Order』で登場した特異点の一つ。
- 1783年の独立戦争直後のアメリカ全土を舞台としている。
- 禁忌降臨庭園 セイレム
- 『Fate/Grand Order』で登場した特異点の一つ。
- 陰惨な魔女狩り伝説で知られるマサチューセッツ州の集落「セイレム」を舞台としている。
- 死想顕現界域 トラオム
- 『Fate/Grand Order』で登場した特異点の一つ。
- アメリカを舞台としているようだが現地住民は一人も存在せず、年代も「XX17年」とよくわかっていない。
- 永久常夏祭壇 ルルハワ
- 『Fate/Grand Order』で登場した特異点の一つ。
- 2017年のハワイ諸島を舞台としている。
- スノーフィールド
- 『Fate/strange Fake』の舞台となっているネバダ州の都市。
- 上記のように「偽りの聖杯戦争」の舞台のために数十年をかけて設計されている。
- エリア51
- ネバダ州に存在している合衆国政府軍の施設がある場所。
- 「宇宙人の情報が隠されている」など眉唾なオカルト情報がまことしやかに囁かれている。
- 『Fate/Grand Order』ではデイヴィット・ブルーブックの目的地になっていた他、いくつもの謎が隠されている。
関連組織
- 時計塔
- ロンドンに本部を置く魔術組織。
- 国としての歴史が浅いため、互いに強い影響力を行使できない関係。
- 聖堂教会
- 「普遍的な宗教」を母体とする神秘の世界の組織。
- 州ごとに影響力はまちまちであり、例えばスノーフィールドが存在しているネバダ州に対してはあまり影響力を持てていない。
- スクラディオ・ファミリー
- アメリカ全土で活動している巨大なマフィア組織。
- 従来の魔術組織とは一線を画する方法論で魔術師を囲い込んでおり、合衆国としても完全にコントロールできない頭の痛い相手。
言及作品
メモ
脚注
注釈
出典