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:少なくとも今後はやるとしても別の開発元になるわけだが、果たしてどうなるのか。
 
:少なくとも今後はやるとしても別の開発元になるわけだが、果たしてどうなるのか。
 
:そして2016年3月、新作『[[Fate/EXTELLA]]』が発表された。ジャンルはアクションゲームで販売元のマーベラスが開発も引き受けている。
 
:そして2016年3月、新作『[[Fate/EXTELLA]]』が発表された。ジャンルはアクションゲームで販売元のマーベラスが開発も引き受けている。
 
==商品情報==
 
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コミック<br>
 
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CD<br>
 
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関連書籍<br>
 
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年8月9日 (金) 13:07時点における最新版

Fate/EXTRA CCC
発売日 2013年3月28日
機種 PlayStation Portable
開発元 イメージエポック
発売元 マーベラスAQL
Fate/stay night [Realta Nua](PS Vita)
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ(3DS)
テンプレートを表示
Fate/EXTRA CCC(漫画版)
原作 TYPE-MOON・マーベラス
作画 ろび~な
掲載誌 コンプティーク
単行本 全8巻
発売元 KADOKAWA
テンプレートを表示

概要[編集 | ソースを編集]

PSP専用ゲーム。ジャンルはRPG。 2011年9月8日公式サイトティザーオープン。

――溺れる夜が、始まる。

戦いの舞台は「月の表側=Fate/EXTRA」から「月の裏側=Fate/EXTRA CCC」へ。

舞台は『Fate/EXTRA』と同様。
しかし、『EXTRA』の世界を生み出している霊子コンピュータに致命的なエラーが発生し、世界そのものの在り方が変異。
カギを握るのは、Fateシリーズの登場人物として知られる間桐桜

テーマは「少女の情念」、そして「エロス」。
これは月を焦がす愛の詩。
破綻した聖杯戦争を舞台に、もう一つの『EXTRA』が語られる。

『CCC』はそのまま「シーシーシー」と読む。意味は「例外処理」。

月刊コンプエースで、制作途中で没になったキャラクターやシナリオを採用したコミカライズ作品『Fate/EXTRA CCC FoxTail』が連載中(男主人公・キャスターの組み合わせ)。 のち、コンプティークでも本編を忠実になぞっているコミカライズ『Fate/EXTRA CCC』も連載開始(男主人公・セイバーの組み合わせ)。

登場人物[編集 | ソースを編集]

生徒会・旧校舎サイド[編集 | ソースを編集]

主人公 (EXTRA)
プレイヤーの分身たる役目を担う主人公。男性と女性が選択可能。
新衣装は、男主人公が学ラン、女主人公がセーラー服で、どちらも黒を基調としている。
セイバー
前作に引き続き、主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
新衣装は、拘束服のような純白の花嫁衣裳で、大剣も赤から白へ変化している。
通称「セイバー・ブライド」。難易度はスタンダード。
アーチャー
前作に引き続き、主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
新衣装は、素肌の上から羽織った赤い皮のジャケットに、黒い皮のズボン、太い首輪とドッグタグ。
難易度はテクニカル。
キャスター
前作に引き続き、主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
新衣装は、露出度の高い小悪魔風のゴスロリめいた洋装。
難易度はマニアック。
ギルガメッシュ
新しく追加された主人公のサーヴァント。四人の候補の内の一人。
自称、クラスのないサーヴァント。黄金の甲冑を纏う英雄王。
最強クラスのサーヴァントに恥じぬ圧倒的な性能を誇る。難易度はチート。
間桐桜
前作にも登場した保健委員のNPC。今作のキーパーソン。
レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ
聖杯戦争に参加するマスターの一人。
セイバー
レオに仕えるサーヴァント。
遠坂凛
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
ラニ=Ⅷ
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
間桐シンジ
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
臥藤門司
聖杯戦争に参加したマスターの一人。
ジナコ=カリギリ
本作で登場するマスターの一人。眼鏡をかけたネット中毒の女性。
主人公たちと同じく異変に巻き込まれるが、あまり気にする様子はない。
カルナ
ジナコのサーヴァント。金色の鎧を身に纏う、白髪の青年。
該当するクラスは不明。その圧倒的な存在感から最上級の英霊とされる。
Fate/Apocrypha』にも登場している。
殺生院キアラ
穏やかな眼差しと楚々とした立ち姿が印象的な尼僧服の美女。マスターの一人。
キャスター
キアラのサーヴァント。一見すると小柄な美少年だが、非常に口が悪い。
声音や話し方も外見に似つかわしくないもので、その瞳には絶望の影がある。

BBサイド[編集 | ソースを編集]

BB
桜そっくりの、黒衣の少女。サクラ迷宮を作り上げた張本人とされる。淫靡な雰囲気を醸し出す。
パッションリップ
BBの眷属。巨大なカギ爪と化した腕を持つ。主人公へ好意を抱いている。
メルトリリス
BBの眷属。鋭い針の形をした脚を持つ。好戦的で嗜虐的思考を持っている。
ランサー
BBに協力する謎のサーヴァント。
ツノとシッポが生えた悪魔を彷彿とさせる外見の少女。長物らしき物を携えている。
アーチャー
BBの手駒として蘇生された緑衣の弓兵。
ありす
サーヴァントと共に蘇った、マスターの一人。
アリス
主と共に蘇った黒色のドレスの少女。

NPC[編集 | ソースを編集]

藤村大河
タイガー。彼女なりに月の裏側からの脱出を目指しており、今作も主人公にタイガークエストをお願いしてくる。
言峰綺礼
かつての監督役。今作では購買の店員であり、『最強の店員』を目指している。
空間の乱れの中では、ランサーのマスターとして登場。
清掃委員長
主人公らと共に月の裏側に飛ばされた上級AI。表側では間桐桜よりも強い権限を持っていたらしい。
聖杯戦争のマスターこそがトラブルの元凶と断じ、主人公ら生徒会と彼らに協力する間桐桜に不信感を抱いている。
ギャル子
主人公らと共に月の裏側に飛ばされたNPC。
聖杯戦争本選の途中で消去される予定だったが、飛ばされたことで消えずに済んだので安心している。
ゴー・トゥ
主人公らと共に月の裏側に飛ばされたNPC。正式名称NPC5-10。
表側ではモノマネ部の部長という役柄の一般NPCだった。

ゲスト[編集 | ソースを編集]

トワイス・H・ピースマン
表の聖杯戦争で主人公を待つ者。
また時空の乱れの中で、かつての時間軸の彼とキャスターが登場。
アーチャー
時空の乱れの中で、別世界の凛と共に登場。厳密には同一人物ではないのだが、彼らは冬木の世界線に非常に近い世界に存在する人間であるらしく、「自分との戦いは初めてではない」「ギルガメッシュと戦ったことがある」など冬木の彼らを思わせる発言をする。
ランサー
凛と離ればなれになって、フェードアウトした……かと思いきや。
時空の乱れの中で、言峰のサーヴァントとして再登場。相変わらず胡散臭いマスターを充てられて苦労しているが、こちらの世界の言峰はちょっと改心しているため、仲は以前よりは大分まし。

各ステージ名[編集 | ソースを編集]

サクラ迷宮は少女たちの心を現したものなので、そのステージ名も彼女たちの心を現したものにしたとのこと。

第一層・隷属庭園 Backyard of Eden

-01F Escape From New Moon.
-02F Gold Trash.
-03F Slave On Syndrome.

第二層・計算監獄 Girl's Side Laboratory

-04F Honey tight Dresscode.
-05F Needless ?
-06F Bandit Zero Over.

第三層 愛憎唇紅 Alter Ego/M

-07F Rapunzel Go Home.
-08F Sleeping Beauty.
-09F Red Skin Monster.

第四層 麻酔城塞 Sick,Home Sink

-10F Connection.
-11F Memory.
-12F Life.

第五層 血々純潔 Iron Maiden Princess

-13F dragon Sweet Coaster!
-14F Crimson Full-Course.
-15F No Past.

第六層 快楽臨界 Alter Ego/S

-16F Silence Swan Lake.
-17F Alice In Graveyard.
-18F Crime Ballet.

第七層 乙女ノ深層 I love You.

Observer on Angelica Cage,black bottom moon light.

第七層 聖女ノ深層 Anima Ataraxia.

Deliverer on Angelica Cage,holy only lime tree.

用語[編集 | ソースを編集]

サクラ迷宮
前作の「SE.RA.PH」に代わる新しい舞台。
表の聖杯戦争のアリーナを模して造られたもので、定型を保つことが困難な虚数空間の中でも実数を保ち続けられる領域である。サクラ迷宮という名称は巨大な桜の樹に寄り添うように下へ下へと続いている事に由来する。桜の樹とヨーロッパ風の建物が立ち並ぶ場所や廃墟のような場所、マスターをとらえて魔術回路を剥ぎ取る拷問部屋のような場所などさまざまなフロアがある。
旧校舎
悪性情報の漂う月の裏側における唯一の安全地帯であり、主人公達のホーム。
元は遥か以前の聖杯戦争で使われていたもので、老朽化して廃棄されていたが復旧・利用された。老朽化したとはいえ数十人のサーヴァントを維持するだけの霊子リソースが残されており、桜はこのパワーソースを使って校舎を守るバリアとして使用することで校舎内の実数空間のルールを保っている。
サクラメント
月の裏側限定マネー。『EXTRA』における「PP」の名前を変えてしまったモノ。
電脳空間において、何かを作る、変える、動かすのに必要な魔力(メモリ)。
月の裏側
今作の舞台。表は地球側、裏はその反対側である。
この領域はムーンセルが不要と判断した情報、主に知的生命体にとって害にしかならないもの、を保管しておく廃棄場として使用されている。
ヴィーナス・スタチュー
各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。
本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部はBBですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、主人公たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないとBBは想定していた。
しかし心の専門家であるキアラの秘術によって「内部に飛び降りる」などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった。
壁に埋め込まれた肥大化アバターはBBからのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。
スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、BBの支配から解放されれば元の大きさに戻れる仕組み。
サーヴァントたちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"である。
ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった。
404光年
ムーンセルが使用している術式。第七階層と中枢の境界線。
全長3.82205348×10^15Kmの空間と思わせて、実際は何百年かけても突破できない無限距離が作られており、中枢への無断侵入者を防いでいる。
聖杯戦争の勝者が現れた時は勝者を招くアリーナを、ムーンセルが中枢への架け橋として用意し、突破可能となる。
マテリアル曰く名称の由来は、光である疑似霊子の速さで突破しても404年かかりますよ、という警告と、そのアドレスは存在しません、という忠告が混ざったもの。
イタリア風悪魔さん
2030年に地上で開発・発売されたRPGで、通称「でぃあぼろさん」。
ハックとスラッシュの金字塔とも言えるシリーズの最新作で、発表から発売まで十年もの時間を費やしている。
高難易度でありながら普遍的なゲーム内容、単純操作でありながら奥の深いコレクション性、キャラを育て始めたら何故か止められない程の魔力に満ちた、まさに悪魔のようなゲーム。
地上の全てを観測するムーンセルにも当然コピー・収集されており、舞台裏でカルナはジナコにこれを探すクエストを命じられていた。

スタッフ[編集 | ソースを編集]

  • メインシナリオ - 奈須きのこ
  • サブシナリオ - 奈須きのこ、石川夏子、熊衣べる、赤羽良保
  • キャラクター原案 - 武内崇
  • キャラクターデザイン - ワダアルコ
  • 音楽制作 - TYPE-MOON
  • プロデューサー - 水谷英之
  • OPムービー製作 - シャフト

主題歌[編集 | ソースを編集]

オープニングテーマ
「サクラメイキュウ」
作詞・作曲・歌:分島花音 / 編曲:千葉“naotyu-”直樹
エンディングテーマ
「Blossom.」
作詞:ヤスカワショウゴ / 作曲・編曲:石濱翔 / 歌:丹下桜

関連企画[編集 | ソースを編集]

英雄王とお話しできるかな?
公式サイトにてプレイできたゲーム。
一日一回、ギルガメッシュと会話を試みることができる。
…というのも、あくまで「お話できるかな?」なのでギルガメッシュの機嫌を損ねると理不尽にも死ぬ(何度でも生き返ることはできるが)。また選択肢も多く、クリアすると最初からやり直しなので全てのボイスを聞くのは一苦労。
死亡後には「断末魔の叫び」としてTwitterに感想を投稿できるボタンが出てくるが、そこを押すと既に変なメッセージが入力されている(一応強制ではないので書き替えることも可能)。
例えば「これはヒドイ」や「またむちゃくちゃ言ってくれちゃって…」といったものや「I'll be back!!!」とか「我が生涯に…一片の悔い無しッ!!」などネタに振り切ったものも。終いには「晴れて英雄王の臣下になりました!」とまで言い出す。
そして最終日である20日目までに6回以上殺されていると、壁紙を入手できるパスワードとパスワードを入力できるURLを英雄王自らが教えてくれる。誰が言ったか「お話死できるかな?」
壁紙はCCCのロゴの横にギルガメッシュの立ち絵があるというシンプルなもの。
現在ではプレイ不可。
セイバーとおいしゃさんごっこ
公式サイトにてプレイできたゲーム。
熱を出してしまったセイバーを看病するという内容で、「体温計で熱を測る」「おかゆを食べさせる」「汗を拭く」の3段階構成。
「体温計」パートでは制限時間内に画面下部のバーを満タンにして熱を測らなければならないのだが、同時に画面右側に表示されるセイバーのご機嫌を示すバーにも気を配らなければいけない。
熱を測ることができるのは顔と脇、胸と太ももと尻の五か所。しかし後者3つは徒にセイバーの機嫌を損ねるだけなので注意。
「おかゆ」パートではタイミングよくクリックを繰り返して、画面下部のバーが満タンになるまでセイバーにおかゆを食べさせる。
しかし画面右側のおかゆのプルプル加減を示すバーが高すぎると、セイバーの顔におかゆを溢してしまう。なお、おかゆを溢した差分は完備されている。
「汗」パートではセイバーの体をクリックして、画面下部のバーが満タンになるまで汗を拭く。この時画面右側の汗を拭くちからを示すバーが高すぎると、セイバーの機嫌を損ねてしまう。
また進行度によってセイバーが衣服をはだけさせていき、胸元が開いて次にズボンが下ろされる。クリア後は全裸となって胸と陰部の上に服がかかっているだけという凄まじい格好に。
現在ではプレイ不可。イラスト自体はほとんど全てが『EXTRA material WADARCO Illustrations』に収録されている。
またセイバーの公式Twitterアカウントでは熱を出した当時の様子をセイバーが呟いたりもしており、ゲーム公開前は期間限定で熱を出したセイバーに励ましのリプライを送ったユーザーから抽選で、丹下桜氏の直筆サイン色紙をプレゼントするという企画が行われていた。
小ネタとして、タイトル画面で放置し続けているとセイバーが急かしてくる。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 奈須氏からは1周目にセイバーかアーチャー、2周目以降にギルガメッシュを選択する事がオススメされている。
    何故ならプレイヤーと同じ目線で謎を解いていくセイバーやアーチャーに対し、ギルガメッシュは反則と言える程の圧倒的な強さを誇る上にかなり序盤で物語の全ての謎とカラクリに気づいてしてしまうという。
    そのため、1周目からギルガメッシュを選択した場合、全ての謎を解いた上での発言が最初からバンバン飛び出すので初見のプレイヤーは「何言ってんの?コイツ」という状態になりかねないとからだとか。
    • 蓋を開けてみると、確かにギルガメッシュは一歩先の展開を読んで発言するため、ストーリーに入っていく妨げになるので、一週目は避けるべきであった。
      ただ「圧倒的な強さ」というのは序盤においては微妙な所で、正直なところ力押し一辺倒で扱いにくい。
      その上鈍りきって大幅に弱体化しているため、遥か格下である筈の赤ランサーに選択肢を間違えれれば一撃で倒されてしまうなど、期待が大きかっただけに肩透かしを喰らってしまった感は否めない。宝具が解禁される頃にはチートに相応しい強さになるのだが。
  • 某ゲーム雑誌の評価で「ロード時間が長い」という評価があったためファンの間で一時不安の声が上がったが、ちゃんとデータインストールに対応していたため、快適なプレイが楽しめ、杞憂に終わった。
    • しかし、インストールデータの容量が約900MBなため使用メモリーカードが1Gの場合使用できないので注意が必要。
  • 前作からではあるが、女主人公を選ぶと若干シナリオが不自然になる傾向がある。
    多くのイベントにおいて男女共通のテキストが使用されているため、「王子様」だの「男同士」だのと、男性扱いされる事が多いのである。
    また、女性なのに女性キャラから強い好意を持たれると言う問題もある……が、そちらに関しては割と些末な問題である(いうより各店舗購入特典のセイバーとBBのイラストからしてアレである)。むしろ女同士と言う事をほとんど意識されないと言う物足りなさを感じる事の方が多いかもしれない。
    • 女主人公×男サーヴァントの組み合わせの場合も、好感度こそ上がるものの恋愛関係にまでは至らない。
    • まあ、前作は一人称を差し替えただけだったのでそれよりはマシ。
  • 今回は、主人公やサーヴァントの着せ替えが可能になった。サーヴァント用の衣装は前作の衣装、今作の新衣装(拘束服)、現代風衣装、水着、特殊な衣装の5種類。主人公は前作の制服、本作の旧校舎制服、スクール水着、体操服(前作のデータが存在する場合)の4種類(男女でデザインが異なる)に、手袋(男主人公)か靴下(女主人公)が5種類ずつ。手袋と靴下は色変更も可。
  • 前作では誰を選んでもエンディングは同じだったが、今作では選んだサーヴァントに個別エンディングが存在する。CCCルートのエンディングは全サーヴァントほぼ共通。
    • 凛・ラニのエンディングは、誰ともフラグを立てなかった場合の通常エンディング(前作エンディングとほぼ同じ)のみ。
  • 奈須氏曰く「普通のRPGでは出来ない事を盛り込んでいった結果、Fateシリーズの集大成的な作品になった」とのこと。
    またゲームの種類は「女の子に襲われたり襲ったりする思春期恋愛RPG」とのこと。どんなゲームだ………。
  • 前作『Fate/EXTRA』と比べると、最初から奈須氏が制作したためかストーリーは粗が少なく、質が高くなっている。代わりにドロッドロに濃い。
    ギャグパートは登場人物たちが暴走気味で、お笑い要素が満載。一方のシリアスパートは極めてハードな内容で、後味の悪さを感じさせる描写も多い。
    さらに各キャラは奈須きのこらしさ満載であり、主人公も(特に中盤で)個性を爆発させる。
    一部ではファンディスクのノリとも言われており、『Fate/EXTRA版hollow』といえば大体伝わる。ただしギャグとシリアスの落差はその『hollow』以上に大きい。ちなみに『hollow』に登場したカレン・オルテンシアも、名前だけであるがストーリー中にその存在が示唆されている。
    • 基本的に評価は高いが、あまりに強いきのこ節や、ギャグとシリアスの過剰な落差などの、いわゆる「いつものTYPE-MOON」的なノリについていけなくなったプレイヤーもいる。この辺り、同じく桜をヒロインとする『stay night』桜ルートと境遇が似ているかもしれない(さすがにあそこまで賛否両論ではないが)。
  • 基本的に一日の間に何度でもサクラ迷宮に入れるため、前作と違いアイテムが足りなくなったりしても戻ってやり直すことが可能。
    また前作ではエネミーは時間経過による復活しか出来できず、効率的にレベルアップが望めないという欠点があったが、セーブポイントでの迷宮の出入り、もしくはフロアの登り降りですぐに復活させられるようになった。
    これによって前作より遥かに高いレベルが要求されても、レベルアップは以前ほど苦ではない。
  • 前作の問題点であった攻撃モーションが連続するスキルを使用すると、ダメージを受けたキャラクターが何度も同じ反応をしてしまう所は改善されていない。
    例として挙げると、セイバーでは「程度があろう、程度があろう、程度が、て、て、て、程度があろう」となり、どうにも戦闘中、気が抜けてしまう。
    • 上手いタイミングでギルガメッシュが喰らうと「おのれおのれおのれおのれ」と、どこかで聞いたような感じになる。「おのおのおおおのれ」みたいな事になる事も少なくないが。
  • 前作ではプレイする度サーヴァントのレベルは初期化されていたが、今作ではクリア済みのサーヴァントで周回プレイを行うと、データが引き継がれるようになっているためサクサク進めることができる。
  • 「魂の改竄」が無くなり、レベルアップの際、自動でステータスが上がるようになった。
    そのため前作のように極端なパラメータ構成が組めなくなった。
  • エネミーとの戦闘で、開示されているコマンドに自動で対応するオート機能が追加されたことによって、レベル上げに手間がかかり過ぎるという前作の問題点が緩和された。
    加えてアリーナ内での途中セーブも可能になったため、遊びやすくなっている。
    また前作ではレベル差が出てくると、得られる経験値がそれに比例して少なくなるというシステムをとっていたため、余計にレベル上げが苦痛であったが、今作ではレベル差による獲得経験値のマイナス補正は撤廃されており、ここも改善されている。
  • 地味に前作ではできなかった「戦闘からの逃走」が可能になったが、コマンドが開示されればエネミーなど経験値の肥やしでしかないため利用するプレイヤーはほとんどいない。強いて使うとすれば、二週目以降からエネミーにぶつかってしまい、「戦闘するのがめんどくさい」という場合だが、コマンドが開示されていれば一瞬で済んでしまうためやはり使われることが少ない。
  • 7つのクラスのうち、アサシンライダーのサーヴァントのみ登場しない。ただしパッションリップメルトリリスはそれぞれ「気配遮断」と「騎乗」のスキルを所持している。
  • 没キャラクターとしてカズラドロップヴァイオレットキングプロテアなるキャラ達が制作初期段階では登場する予定だったことが公表されている。詳細はリンク先で。
  • 公式では『CCC』は「例外処理」の意味と説明されているが、プログラミング分野において「例外処理」の意味で『CCC』という言葉が使われる事は皆無と言ってよく、それどころかそもそも『CCC』というプログラミング用語は存在しない(『Code C with Classes』の略だという説明がネット上にちらほら見受けられるが、それはプログラミング言語の名前であり、「例外処理」という意味は全くない)。結局のところ、公式がなぜそのような説明をしたのか、何を情報源にしたのかは不明。
  • 本作はTYPE-MOONのゲームにしては珍しい程ネットスラングが多用されているりこれはせっかく電脳世界が舞台のゲームだし、CCCのテーマは『違法改造チート』でもあるし、という事で俗物的なノリを目指したため。スラングを多用すればモノローグは愉しいものになるが、同時に物語の普遍性は翳ってしまうの諸刃の刃なので、扱いには気をつけよう、とマテリアルでコメントしている。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

次回作の予感
「フェイト」シリーズの集大成とされたが、これで終わりではないらしく、次回作の伏線らしきものがいくつもある。
桜が語った、「次の聖杯戦争を司る新たな上級AI・カレン」の存在。
ギルガメッシュが言及した、「主人公を残して姿を隠した謎のバーサーカー」。
結局キューブに入ったまま消滅せずに残留し「刑期を終えて戻ってくると宣言した赤ランサー」。
CCCルートで「再会を約束したキャス狐」
……と、期待させてくれる物がかなり多い。また『EXTRA』の世界観には謎が多く、なぜ神秘が崩壊したのかも言及されていないため続編の発表は大いにありうる。
勿論次回作への期待はファンの間だけのものであったが、「竹箒日記」で奈須氏は
「とまあ。
元祖Fate/stay nightはufoさんの手で新生している真っ最中だけど、
EXTRAもこれから。これからでござる。まだまだなんか続くでござる。
せっかくの電脳もの、せっかくのインフレSFものなんだし。
困った事に、やりたいネタはまだ半分も使い切れていないんだ。」
との事[出 1]。これからも『EXTRA』の世界観はまだまだ広がっていくようである。
…が、肝心の『EXTRA』と『CCC』の開発元であるイメージエポックは2015年5月に破産手続き、倒産となってしまった
少なくとも今後はやるとしても別の開発元になるわけだが、果たしてどうなるのか。
そして2016年3月、新作『Fate/EXTELLA』が発表された。ジャンルはアクションゲームで販売元のマーベラスが開発も引き受けている。

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]

リンク[編集 | ソースを編集]