「アーネンエルベ」の版間の差分
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− | + | 『[[未来福音]]』、『[[月姫PLUS-DISC]]』の「幻視同盟」ではパイが美味しいと説明されている(もっとも、「幻視同盟」は『未来福音』のオマージュなので、描写に似通ったところがあるのは当然なのだが)。厨房はジョージ店長がとりしきっているらしいが、[[日比乃ひびき]]と[[桂木千鍵]]が登場してからは、ひびきが料理担当として働いている描写が増える(千鍵は料理が下手)。『[[ALL AROUND TYPE-MOON|アーネンエルベの日常]]』では[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]に要求されてひびきが様々なものを作り、『[[氷室の天地 Fate/school life]]』では[[蒔寺楓]]が初めて[[氷室鐘]]と[[三枝由紀香]]を伴って来店した際に「頼まれれば作れる物なら何でも作るスタイル」と蒔寺が説明し、かなり無茶な注文をされたが全てに対応している。 | |
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:バイト店員。主にひびちかコンビが学校を終わって出店するまでの、昼間を担当。 | :バイト店員。主にひびちかコンビが学校を終わって出店するまでの、昼間を担当。 | ||
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:ひびきと千鍵のクラスメイト。 | :ひびきと千鍵のクラスメイト。 | ||
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:常連客の腹ペコ王。特に、新メニューが出たり何らかのフェアがあると必ず来店するらしい。 | :常連客の腹ペコ王。特に、新メニューが出たり何らかのフェアがあると必ず来店するらしい。 | ||
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:謎の携帯電話。電話が本体なのか、電話の向こうに誰かがいるのかすら分からない、正体不明。よく千鍵にちょっかいを出しては、ヒンジを折られる。 | :謎の携帯電話。電話が本体なのか、電話の向こうに誰かがいるのかすら分からない、正体不明。よく千鍵にちょっかいを出しては、ヒンジを折られる。 | ||
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+ | :また、座談会「げっちゃ」の舞台となる。この座談会で「『月姫』と『空の境界』が接点を持てるのはここでだけ」と言われ、以後他作品同士の接点となるのはアーネンエルベ、という慣例になった。 | ||
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+ | :「幻視同盟」の縁で、瀬尾晶が遠野志貴との待ち合わせに利用。 | ||
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+ | :本編中には登場せず。Fateキャラがアーネンエルベに関わるようになるのは、後出の『ALL AROUND TYPE-MOON』から。 | ||
+ | :『氷室の天地』では陸上部三人娘や[[遠坂凛]]、[[美綴綾子]]らが利用している。 | ||
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+ | :既存作品全てをほぼ網羅した様々なキャラクター達が出演するお祭り作品の舞台。 | ||
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+ | :TYPE-MOONのモバイルコンテンツ。アーネンエルベが舞台という設定。 | ||
+ | :オリジナルキャラクターとして日比乃ひびき、桂木千鍵、[[ケータイさん]]らが登場。 | ||
+ | :『スターリット・マーマレード』といったオリジナルドラマCDでの展開も行っている。 | ||
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+ | :ミニコーナーの舞台として登場。店員も客も[[ネコアルク|バケネコ]]ばかりなので、オーディオコメンタリーでは[[シエル|知得留先生]]に妖怪屋敷呼ばわりされている。また「ドキドキデート大作戦」では[[遠野志貴]]と[[衛宮士郎]]がロクでもない計画を作成する場となっている。 | ||
+ | :作品のラストでは出演したキャラクターのみならず、他のTYPE-MOON作品のキャラクターも大勢集合して盛大なパーティーを開いている。 | ||
== メモ == | == メモ == | ||
+ | *[[ドイツ第三帝国]]ではアーリア人種の人種学や歴史学の研究を行うことを目的として、親衛隊の全国指導者であったハインリヒ・ヒムラーらによって1935年に設立されたナチス・ドイツの公的研究機関として「アーネンエルベ」が存在している。先史時代や神話時代の「北欧人種」が世界を支配していたことを証明するための様々な研究活動を行っていた。喫茶店アーネンエルベとの関係は不明(おそらく、何も無い)。 | ||
+ | *上記のように「無数の並行世界に存在している」点で第二魔法との関係が想像されるが、後年明かされた桂木千鍵の「任意の場所に扉を繋げる」能力も店の特性に関連していると思われる。 | ||
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== リンク == | == リンク == | ||
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+ | [[Category:カーニバル・ファンタズム]] |
2024年8月9日 (金) 14:17時点における最新版
概要[編集 | ソースを編集]
TYPE-MOON作品にしばしば登場する喫茶店。別名「魔法使いの匣」。本来交わることがない、他の作品のキャラクター達が出会える場所。
「アーネンエルベ」とはドイツ語で「遺産」を意味する。店名はドイツ語でも、店長のジョージはイタリア料理の達人。とはいえ別にイタリア料理専門店というわけではなく、メニューはお茶と軽食の、普通の喫茶店である。
『未来福音』、『月姫PLUS-DISC』の「幻視同盟」ではパイが美味しいと説明されている(もっとも、「幻視同盟」は『未来福音』のオマージュなので、描写に似通ったところがあるのは当然なのだが)。厨房はジョージ店長がとりしきっているらしいが、日比乃ひびきと桂木千鍵が登場してからは、ひびきが料理担当として働いている描写が増える(千鍵は料理が下手)。『アーネンエルベの日常』ではセイバーオルタに要求されてひびきが様々なものを作り、『氷室の天地 Fate/school life』では蒔寺楓が初めて氷室鐘と三枝由紀香を伴って来店した際に「頼まれれば作れる物なら何でも作るスタイル」と蒔寺が説明し、かなり無茶な注文をされたが全てに対応している。
店は普通(?)だが、場所は特異。作品毎に入り口・所在地は異なる(というよりも、別々の入り口から同じ店内に転移しているような節がある)。建造にはキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグが関わっている。
主要登場人物[編集 | ソースを編集]
作品によって関わりを持つキャラクターは非常に多岐に渡る。詳細は各作品のページを参照。ここでは代表的な登場人物のみにとどめる。
スタッフ[編集 | ソースを編集]
- 日比乃ひびき
- バイト店員。千鍵とは高校も一緒の友人同士。料理が得意。
- 桂木千鍵
- バイト店員。ひびきとは高校も一緒の友人同士。ツンデレと呼ばれるのが嫌い。
- ジョージ
- 店長。イタリア料理の達人。基本的には寡黙で、出番はあまりない。『アーネンエルベの日常』によると骨董品収集の趣味がある模様。
- ランサー
- バイト店員。主にひびちかコンビが学校を終わって出店するまでの、昼間を担当。
- ネコアルク
- バイト店員(?)。『アーネンエルベの日常』や『カーニバル・ファンタズム』で働いている姿を見ることができるが……。
主な客[編集 | ソースを編集]
- 須方スナオ
- ひびきと千鍵のクラスメイト。
- セイバー
- 常連客の腹ペコ王。特に、新メニューが出たり何らかのフェアがあると必ず来店するらしい。
- シエル
- カレーがあるなら何処へでも現れる。
?[編集 | ソースを編集]
- ケータイさん
- 謎の携帯電話。電話が本体なのか、電話の向こうに誰かがいるのかすら分からない、正体不明。よく千鍵にちょっかいを出しては、ヒンジを折られる。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
- 月姫PLUS-DISC
- 外伝「幻視同盟」にて、瀬尾晶が遠野志貴(?)と未来視について相談する。
- また、座談会「げっちゃ」の舞台となる。この座談会で「『月姫』と『空の境界』が接点を持てるのはここでだけ」と言われ、以後他作品同士の接点となるのはアーネンエルベ、という慣例になった。
- 歌月十夜
- 「幻視同盟」の縁で、瀬尾晶が遠野志貴との待ち合わせに利用。
- Fateシリーズ
- 本編中には登場せず。Fateキャラがアーネンエルベに関わるようになるのは、後出の『ALL AROUND TYPE-MOON』から。
- 『氷室の天地』では陸上部三人娘や遠坂凛、美綴綾子らが利用している。
- ALL AROUND TYPE-MOON
- 既存作品全てをほぼ網羅した様々なキャラクター達が出演するお祭り作品の舞台。
- まほうつかいの箱
- TYPE-MOONのモバイルコンテンツ。アーネンエルベが舞台という設定。
- オリジナルキャラクターとして日比乃ひびき、桂木千鍵、ケータイさんらが登場。
- 『スターリット・マーマレード』といったオリジナルドラマCDでの展開も行っている。
- カーニバル・ファンタズム
- ミニコーナーの舞台として登場。店員も客もバケネコばかりなので、オーディオコメンタリーでは知得留先生に妖怪屋敷呼ばわりされている。また「ドキドキデート大作戦」では遠野志貴と衛宮士郎がロクでもない計画を作成する場となっている。
- 作品のラストでは出演したキャラクターのみならず、他のTYPE-MOON作品のキャラクターも大勢集合して盛大なパーティーを開いている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- ドイツ第三帝国ではアーリア人種の人種学や歴史学の研究を行うことを目的として、親衛隊の全国指導者であったハインリヒ・ヒムラーらによって1935年に設立されたナチス・ドイツの公的研究機関として「アーネンエルベ」が存在している。先史時代や神話時代の「北欧人種」が世界を支配していたことを証明するための様々な研究活動を行っていた。喫茶店アーネンエルベとの関係は不明(おそらく、何も無い)。
- 上記のように「無数の並行世界に存在している」点で第二魔法との関係が想像されるが、後年明かされた桂木千鍵の「任意の場所に扉を繋げる」能力も店の特性に関連していると思われる。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]