九紋竜エリザ

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プリテンダー
真名 九紋竜エリザ
性別 女性
身長 127cm
体重 29kg
出典 『108人のハロウィン・リベリオン!』『水滸伝』
地域 ハンガリー、中国
属性 混沌・悪
一人称 あたち
声優 大久保瑠美
デザイン ワダアルコ
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

役を羽織る者」のサーヴァント

略歴
期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』にて、チェイテ城近傍に現れた四奸六賊に敗れたエリザベート=バートリーと九紋龍史進が融合し、誕生したサーヴァント。
誕生後は「梁山泊を結成する」ことを目標に下記の第二宝具を(おそらくは無意識に)発動し、カルデアからマスターとサーヴァントを引き込んだ。
そしてチェイテ梁山泊が成長してゆく過程で呼延灼率いる官軍と対立するが、うっかり彼女を傷つけてしまったことを後悔し、決戦時には互いに泣きながら和解。
本当の黒幕であった四奸六賊を打倒し、梁山泊として彼らに裁定を下した。
エピローグではチェイテ梁山泊は消滅してしまったが、新しくシミュレータの中に「カルデア梁山泊」を結成し、約束した呼延灼を迎え入れるのであった。
人物
普段のエリザと比較するとさらに幼く、「みなごろち」と物騒な言動をすることはあるものの基本的には無邪気なよい子。ある意味では「歯止めがかからなくなる前のエリザベート」「貴族として育てられなかったエリザベート」とも言える。
イベント中でも他のサーヴァントへのツッコミ役を務めることが多く、他人を思いやれる善良性も見えている。
歴代のエリザベートと決定的に違うのは、「アイドルに興味がない」こと。歌うことは好きだが、それはアイドルの要素には含まれていない[注 1]
また、融合した「九紋龍史進」も龍をデフォルメした九節棍として存在して意思を持っており、エネルギーを使用するが非常時には喋ることもできる。
能力
九紋龍史進の力を用いて九節棍を振り回しての戦闘を行う。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
プリテンダー 主人公 (Grand Order) D D B B EX EX 陣地作成(梁山泊):EX
単独行動:B+
鬨の声・梁山泊:EX
極大宴会・梁山泊:EX
天微星の羽織:C

宝具

九大青竜姫・流星天!(ジウロンエリチャン・しゅーてぃんぐすたー!)
ランク:A-
種別:対宋宝具
レンジ:1~10
最大捕捉:30人
多重次元屈曲現象を引き起こし、9人のエリザベートを呼び出し、敵に一斉攻撃を仕掛ける宝具。
……というのは本人の認識でしかなく、実際には本人の攻撃は一回だけで、第二宝具で集めた「梁山泊」のメンバーでの一斉攻撃が残りの八回を担当しており、エリザベート達は「力の象徴」としてそのように見えているだけである。
見た目だけは流星のようなので、屋内では威力が半減してしまう。
再結成梁山泊・好漢大募集!(みんなあつまれ、あたちたちのすいこでん!)
ランク:EX
種別:対宋宝具
レンジ:1
最大捕捉:108人
イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』開催のきっかけとなった宝具。
この宝具が発動したことにより、「エリちゃんとマスターが108人のサーヴァントを集め、梁山泊を結成する」という事象が発生する。
これによってメンバー候補となるためのサーヴァントが召喚されやすくなるが、九紋竜エリザ自身がチェイテ城の近くで使用しないといけないという制約がある。
なお、上記の説明には何の根拠もなく、すべてはエリちゃんの気のせいでしかないという身も蓋もない可能性すらある。
ある意味では「自分の呼びかけに必ず応じてくれる優しいあなたがいる」という信頼の証ともいえる[注 2]


真名:九紋竜エリザ

ハロウィンではおなじみのエリザベート=バートリーと、『水滸伝』に登場する好漢の一人、九紋龍史進が融合したサーヴァント。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』の開催に伴い実装。

人間関係

Fate/Grand Order

エリザベート=バートリー
自分自身のオリジナル。
「自分のレパートリーがたくさんいる」事については首を傾げている。
燕青
かつての梁山泊の仲間。
呼延灼
かつての梁山泊の仲間。「こんなだったっけ」と自分を棚に上げて首を傾げている。
褒めてほしそうだったのでいい子いい子と頭を撫でている。
期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』では梁山泊と官軍という形で対立。梁山泊に対する思いから意見を違えたものの、彼女を傷つけてしまった際には本気で涙を流していた。
荊軻
「傍若無人」の由来となった大酒飲み。
そのためか梁山泊に勧誘しようとしていたが、「たいてい痺れ薬が入っているから酒屋で酒を飲むのはやめておけ」と史進の生前の経験に基づいて釘を刺していた。
期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』では柳生但馬守宗矩と酒を飲みまくる有様に「李逵が二人に増えた」と頭を抱えていた。
カーミラ
大人になった自分自身。
こちらを見るなり悲鳴を上げて胃薬を探す有様に本気で心配していた。
四奸六賊
梁山泊にとっての宿敵。
期間限定イベント『108人のハロウィン・リベリオン!』では黒幕だった彼らを撃退した後、「心を入れ替えるまで真面目に労働を積むこと」を強いた[注 3]

生前

宋江
梁山泊の首領の一人。
「九紋竜エリザ」にとっては「自分といっぱい遊んでくれる人」。

名台詞

メモ

  • 4人目の登場となったプリテンダー。3人目のレディ・アヴァロンも大概であったが、最早どこが「役を羽織る者」なのか疑問が湧いてくる。
    • 一応、人格はエリザベートで史進の記憶も持ち、物語中でも史進としての立ち位置で振る舞っていたため「九紋龍史進の役をエリザベートが羽織った存在」と解釈することはできる。
      • このためか、本来の名前は「九紋龍」であるところが「九紋竜」となっている。
      • ご丁寧に、九紋龍史進を象徴する入れ墨が羽織になったという形で「天微星の羽織」なるスキルを所持していたりもする。有り体に言ってしまうなら「ごっこ遊びで九紋龍史進になりきっているエリちゃん」とのこと。

話題まとめ

脚注

注釈

  1. エリザがアイドルを志向しているのは「可愛くてちやほやされていればいい仕事」という形で生前の取り返しのつかなくなった自分を肯定するもの故なので、それより幼いエリザであるならアイドルを志向しないのも当然である。
  2. 一種の極論であるが、どこかの世界でチェイテ城近くで聖杯戦争があり、九紋竜エリザが召喚されるような事態になった場合、時空の彼方のカルデアからマスターを含めたメンバーを召喚してこれる可能性すらある、
  3. Fate/EXTRA CCC』で描かれているように、エリザベートが決定的に道を踏み外したのは「誰からも悪事を咎められなかった事」が原因なので、「罪を清算させて悪を悪と認識させる」という行為を彼女が行うのは因果を感じさせる。

出典


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