茨木童子

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2017年12月31日 (日) 01:42時点における202.171.80.150 (トーク)による版
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バーサーカー
真名 茨木童子
性別 女性
身長 147cm
体重 50kg
出典 御伽草紙など
地域 日本
属性 混沌・悪
声優 東山奈央
デザイン
設定作成 桜井光・奈須きのこ
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

狂戦士」のサーヴァント

略歴
イベント「鬼哭酔夢魔京 羅生門」では願いを歪めて叶える酒を飲んだことで「酒呑童子と一緒に大暴れしたい」という願いが「酒呑童子の力と一緒に大暴れ」という形に歪められ暴走、酒呑童子を捕縛し、日本の平安時代に現界して特異点を形成、京の都の人間に酒を振舞って人間たちを自滅させようとした。カルデア一行と金時との幾度もの戦いの末に敗北、負けを認めるが、角までは折れず、「自分を侮辱したことを後悔させる」と言い残して姿を消した。
その後、酒呑童子と共に期間限定イベント『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて再登場。茶屋で酒を鬼や人間達相手に振舞っていた。茶屋にてカルデア一行と金時に出会い、共にいた酒呑が同盟を組もうと持ちかけるが決裂。カルデア一行と戦うことになる。
第七特異点『絶対魔獣前線 バビロニア』ではカルデア側の介入時点では戦線を離脱している。バックストーリーではギルガメッシュによって紀元前2655年のウルクで英霊召喚されるも彼の下を出奔したと語られ、出奔後にエピフ山を根城とする「オオエヤマ盗賊団」を組織し、頭領として活動していた[1]
坂田金時の幕間の物語「大江の山、金時の鬼退治」では第七特異点での顛末が語られる。人理焼却に伴う混乱の中にあって怯えた人や獣の一時的な拠り所となっていたが、最終的に人間たちはウルクを気にして彼女の下を去り、獣たちも日に日に衰弱して死んでいったという。人理修復されたウルクにとって「カルデアに関わらなかった」彼女は人理に残った染みのようなものであり、その存在が後世に影響を及ぼすこと、そして彼女自身が孤独に震えていたことを察知しやって来た金時らによって討ち果たされることとなった[2]
終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅩの座を統括する廃棄孔アンドロマリウスと交戦する。
人物
大江山のの首魁。狂化スキルが鬼としての種族特性と合わさっているからか、普通に話が出来るタイプのバーサーカー。
高圧的で傲慢な言動が目立ち、鬼としての強大な力をこれ見よがしに振るっているが、これは母親の「鬼が傲慢に振る舞わなくして、誰が傲慢に振る舞うのか」という教えを真面目に守るために背伸びしながらでもそんな風に振る舞おうと意識してるからであり、素の彼女は慎重でしたたかで素直な性格の小心者。
褒めたりお菓子を上げると簡単に機嫌が良くなったり、威厳たっぷりに振る舞ってるつもりが所々ボロが出ていたりと子供っぽい所も結構あり、特に酒呑童子達が見ていない所だとかなり目立つ。ただし、それでも鬼の頭領の名に恥じぬ力や知略、矜持はしっかりと持っており、締める所はしっかりと締めるし怒らせるような事をしたら容赦なく襲い掛かって来る。
基本的に人間嫌いであり、人間に対しては負けず嫌い。だが、人間は使い途のある生き物である、また人間を殺すのはあくまでも生存のため、それも食物連鎖のルールに則った上でやるべきである、という考え方をしているため、むやみやたらに人を殺して人の世を滅ぼす事まではする気はない。むしろ人間がいなければ自分達鬼も呼ばれないことを理解しているため、人間との共存をよく考えている。しかし「鬼哭酔夢魔京 羅生門」では願いを歪めて叶える酒の魔力の影響を受けて自我を制御しきれなくなっており、理由なく多くの人間を事件に巻き込んで殺めていた。
能力
鬼としての異能を持つ。高ランクの鬼種の魔スキルにより、魔力放出による灼熱の業火や持ち前の怪力によって、豪快な戦いを繰り広げる。霊基再臨二段階目では、地獄の炎もかくやの業火で鬼の骨を鍛えた、無名の大骨刀を装備している。
また「鬼哭酔夢魔京 羅生門」時は酒呑童子の力さえも取り込んでいた事で生前よりも遥かに強くなり、鬼神の域へと到達していた。
高ランクの仕切り直しスキルを持っているため、逃走に関しては一級品であり、逃走の際には一瞬で大跳躍を行う。羅生門を飛び越える跳躍は主人公や坂田金時はとても追いつけずに追撃を諦めた。しかし、丑御前の意識が表面化した源頼光には追いつかれて首を落とされた。
高ランクの変化スキルも持っている他、鍵開けと音消しが得意なようで、本人曰く「鬼の中でも右に出るものはいない」とのこと。サーヴァントですら苦しんでいた溶岩洞の熱気にも平然としているが、冷気には耐性がない。
ヘラクレスと同等のBランクの狂化持ちだが、言語能力や理性を失った彼とは違い、狂化スキルが鬼としての種族特性と合わさっているからか、バーサーカーでありながら問題なく意思の疎通が出来、思考能力も失っていない。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) B A+ C C B C 狂化:B 鬼種の魔:A
仕切り直し:A
変化:A

宝具

羅生門大怨起(らしょうもんだいえんぎ)
ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:1~100人
渡辺綱の名刀「髭切り」によって腕を切られた逸話を具現化した宝具。
切られた右腕は、英霊と化した現在にあっては平時ではきちんとくっついているが、いつでも自在に切り離して操り、空中を舞わせることが可能であり、攻撃用の武器として扱える。
鬼種の恐るべき炎熱をまとった火炎の拳は大鬼が如き巨腕と化して、まさしく鬼火の如く敵陣を舞い、砕く。別名、叢原火(そうげんび)。
平安ロケットパンチ。
ゲーム中では単体攻撃だが、対軍と分類されているとおり、一軍すら焼き砕ける威力を有している。
『Grand Order』ゲーム中では、単体にダメージ+強化解除と防御力ダウンを与える効果。
味方としても使いやすい効果だが、「羅生門」ボス時には、強烈な攻撃を凌ぐために掛けた防御効果をそれきりにされてしまい、ガッツに至っては完全に無視されるので、15ターン生存の障害の一つとして厄介な宝具となっていた。単体攻撃なので、開き直れば一人を犠牲にして凌ぐことはできるのが救い。
大江山大炎起(おおえやまだいえんぎ)
ランク:B+
種別:対人宝具
レンジ:1~50
最大捕捉:1~3人
『天魔御伽草子 鬼ヶ島』のシナリオにて使用。
牛若丸武蔵坊弁慶に向けて放たれた宝具。
叢原火を対人戦闘用に特化させたもの。攻撃対象一~三名を完膚なきまでに砕き灼き尽くす、灼熱の十連撃。
相手は燃え尽き、黒炭のようになった骨だけが残される。茨木本人は『まさに破山抜骨(はざんばっこつ)の技よ』と息巻くが、抜骨の下りは酒天の影響である。

真名:茨木童子

いばらきどうじ。平安時代、京に現れて悪逆を尽くした鬼の一体。
大江山に棲まう酒呑童子の部下であるとされ、源頼光と四天王による「大江山の鬼退治」の際には四天王・渡辺綱と刃を交えたという。
酒呑童子をはじめとする大江山の鬼が討たれる中で唯一生き残り、京の羅生門(もしくは一条戻橋)にて渡辺綱へ襲い掛かるも腕を切り落され、戦利品として一時奪われてしまう。
しかし、命からがら逃げおおせた茨木は、後に自身の腕を取り戻し、いずこかへと姿を消した。
実際のところ酒呑童子の部下ではなく、むしろ茨木童子こそが大江山に荘厳の御殿を建て、酒呑童子を義兄弟として愛おしみ、一騎当千の鬼の集団を統率して平安京で暴虐を振るい、人々を恐怖に陥れていた「荒ぶる鬼」、「大江山の鬼の首魁」であったと思われる。(享楽的に過ぎる酒呑童子は強大な存在なれども鬼の群れを自らが統率する気は一切なかった)

関連

羅生門
平城京や平安京といった条坊都市の中央を南北に貫いた朱雀大路の南端に構えられた大門。
しかし、その門は暴風雨で二度も倒壊、引き取り手がいない死者を打ち捨てる場となり、荒廃した不気味な場所となった。
なお、羅生門の逸話では「美しき女」の姿で現れている。
仕切り直し
頼光四天王の鬼退治から唯一逃げ延びた逸話、渡辺綱に腕を切り落とされても逃げ延びた逸話が昇華されたモノ。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
『天魔御伽草子 鬼ヶ島』の開催に伴い実装された。
なお、実装に先駆けてイベント『鬼哭酔夢魔京 羅生門』にレイドボスとして登場しており、正式実装以後とは異なる専用のグラフィックやスキルが用意されていた。
ストーリーにおいては時代を守る戦力としてウルクに呼び出されたにも関わらず姿を消し、[3]、最終決戦が繰り広げられている最中もずっと見ていただけで生きているのに最後まで姿を現さないというあんまりな扱いになっている。

その他

ちびちゅき!
小学部所属。

人間関係

Fate/Grand Order

マシュ・キリエライト
敵対していても礼儀正しい彼女に対して、「人間のクセにいい匂い」「名前に魔と酒が入っている」と好意的。
エリザベート・バートリー
期間限定イベント『ハロウィン・カムバック』にて共演。
ハロウィンのお菓子目当てで彼女に協力するが、同時にヴラド三世 (EXTRA)に自分の過ちや過去の罪を厳しく咎められてから様々な事に悩み始める彼女に対し、集団の上に立つ者として、また反英霊として召喚された者として一つの答えを示す。
巴御前
ギルガメッシュによってともに召喚された英霊。どうやら彼女のことが恐ろしかった模様。
幕間の物語「渡る世間はオニばかり」では第七特異点『絶対魔獣前線 バビロニア』で死んだ際の残滓が何らかのものと混ざり合ったことで暴走していたものを倒した。

生前

酒呑童子
伊吹山の鬼。自身の義兄弟のようなもの。鬼としての格は同じなのだが、彼女の「鬼としての気質」に惚れ込み、食客として招いて崇拝した。
実際、尊敬と畏怖の念を向けていると同時に頭が上がらず、主人公に酒呑を喰っていないことを指摘された際は恐れ慄く反応を見せていた。一方で、マイルームで主人公に好きなものを聞かれれば酒呑だと即答するほど。
ただ、身内を弄ぶのが大好きな彼女からはパワハラめいた無茶ぶりをさせられる事も。
源頼光
直接名前は出さないが、嫌いなものの話の中で「毒入りの酒を鬼退治に使う卑劣な武者」と露骨に嫌悪している。一度でいいから殺したいレベルで嫌い。
その一方で、神秘殺しと謳われた実力と狂的なまでの親子愛を併せ持つ彼女を恐れている節があり、どんなに攻撃しても愛の力がある限り平気で突撃を繰り返すその様子を「当たり判定がない」と言って恐怖を抱く程。
坂田金時
二度殺しても飽き足りないレベルで嫌い。
安倍清明
三度殺しても飽き足りないレベルで嫌い。
渡辺綱
頼光四天王の一人。京都の羅生門で襲いかかるも右腕を切り落とされた。
綱に対しては狂いそうなほどの殺意を抱いているが、同時に一度刃を交えず言葉を交わしたいという純然たる興味も感じており内心戸惑っている。
酒呑童子に言わせるとようやく鬼らしくなってきたとのことだが、それがどういう意味なのか茨木自身はまだ理解していない。
母親
生前における母。鬼としての在り方も母親から教わり、普段纏っている着物も母親が見立てた。
茨木自身は慕っているが、第三者から見ると母の躾に愛は無く、迫害に近い扱いを受けていたようだ。
熊童子、虎熊童子、星熊、金熊
茨木童子が生前の大江山で従えていた鬼たち。幕間の物語「渡る世間はオニばかり」で名前だけ登場した。

名台詞

「毒入りの酒は好かぬ。それを鬼退治に用いる、卑劣な武者もな」
マイルーム会話。「嫌いなもの」。これは酒呑童子が退治される一因となった「神便鬼毒」と、それを用いた源頼光の事を指しているだろう。
「――おい。今、吾を小柄と嗤ったな?」
戦闘開始時。どうやら小柄であることを気にしていたようだ。
「ガ―――!?き、きさま人間……ッ!」
「怖ろしいまでに残酷な事を口に……!酒呑を食べる、とはあくまで例え話にすぎぬ!」
「それを、事も容易げに……吾が、酒呑を食べられるものか――!」
「尊敬する酒呑には傷一つ付けておらぬわ、たわけ!そもそも後が怖い!殺されるに決まっておる!」
期間クエスト『鬼哭酔夢魔京 羅生門』にて。金時に「只の童、根性が足りなかった」と言われた後、主人公にその理由を「だって酒呑、食べてないじゃん」と言われて。
金時には「こういうヤツ」主人公には「チキン」呼ばわりされるなど、この台詞を引き金に、徐々に彼女の素の性格が現れ始める。
同時に茨木童子と酒呑童子の関係性も表している。
「ようし、覚えた。覚えたぞ人間!末代まで祟ってやるわ!存分に怖がるがいい!」
同上クエストにて主人公に「チキン」呼ばわりされ、怒り心頭に主人公の名を聞いて。
「恐れよ」でもなく「恐怖せよ」でもなく「怖がるがいい」という所がなんとも子供っぽい。
「し、仕方なかろう!これが鬼のしきたりというヤツなのだ!」
「鬼が威張らずして誰が威張るというのかっ!吾は母上にそう教わったぞっ!」
金時に口調の古くささを指摘されて。
母の教えを律儀に守る、彼女の生真面目さが表れている。
「う、く……だ、だが、我らは敵同士なのだし……壺などと言われても、陶芸とか分からぬし……」
『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて。自身らが今回の事件と特に関係ないことを酒呑があっさりバラしたことに不満を示したところ、「遊びのツボが分かってへん」と言われて。
ツボどころか意味が分かっていない有様。残念系な印象が順調に加速してゆく。
「フハハ、聞いたかこの酒呑の遠大な作戦を!怖れよ!ひれ伏せ!泣き叫べ!」
『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて。この作戦というのは、酒呑発案の「良い酒が手に入ったので宴をしよう」というもの。
正直言って、作戦と言えるようなものではなく(茶屋経営をしていただけ)、この台詞も酒呑を茨木が勝手に持ち上げているだけである。
何はともあれ、小物感を大いに感じる台詞である。
「――にゃんとォ!」
『天魔御伽草子 鬼ヶ島』にて。頼光の後ろからの首狙いの不意打ちを、酒呑の声に応じて紙一重で避けたという切迫した場面なのだが、字面がなんともかわいらしい。
この台詞のシーンでは上述通りかがんで避けているという演出の為か茨木の立ち絵が上半身程度まで下がるのだが、背景の茶店の「わらび餅」の幟が丁度茨木の頭上の位置になるため、絵面の緊張感のなさ。
ちなみに後の『ハロウィン・カムバック!』でもお楽しみのチョコレートケーキをトリスタンの弓の斬撃で台無しにされた際同じ台詞を叫んでいる。
「褒めても何も出んぞ。いや褒めるのを止めろという話ではないぞ。」
酒呑に褒められて。鬼であろうとも好きな相手に褒められるのは嬉しいらしい。
この台詞のあと、見事な大跳躍を行う。主人公達に「追いつけない」と言わしめた。
「もっと吾に攻撃せぬか! ほれ、ほれ!」
「羅生門の時のように! 羅生門の時のように!」
期間限定イベント『ハロウィン・カムバック!』にて。
トータルHPの桁が兆の単位というFGO初のレイドボスであり、それだけ多くのマスターに殴られ続けた茨木ならではの台詞。
なお攻撃しろと言っているのは、ロビンが行った豆撒きならぬチョコ撒きのことで、要はお菓子の要求であり、羅生門イベントが原因で変な性癖がついたわけではない。
「やはりピラミッドか。いつ出立する?」
『ハロウィン・カムバック!』にて。チョコを貰ってひと暴れした後で「もはや見所はない」と去ろうとしたが、ロビンの発言を聞きつけて一瞬で戻ってきながら(立ち絵演出アリ)。
主人公の返し「イバラギン」も含めて、『ジョジョの奇妙な冒険』第三部の花京院典明のセリフ「やはりエジプトか……いつ出発する?」のパロディ。
「愛、怖いなあ!」
『ハロウィン・カムバック!』にて。清姫源頼光静謐のハサンの妄執的な愛を利用し、ニトクリスに作らせた主人公の人形を溶岩に落とすことで自滅を誘った茨木であったが……。
燃え滓になるどころか主人公を助けようとひたすら泳ぎ続ける姿に悲鳴を上げ、溶岩の熱を上回る愛の前に、ただただ恐れるしかなかった。
「にゃふぅ!?……え、酒呑? 違う? 酒呑いない?……紛らわしい真似をぅぅぅぅ!」/「ひいいいい酒呑!? しゅて……なれぇぇぇぇっ!?」
主人公の「茨木のせいや、悲しいわぁ」/「そりゃ茨木が悪いわぁ」という物真似を聞いて。2パターンありそれぞれ異なる反応を見せてくれる。
マシュ曰く「似ていない」とのことだが、独特の喋り方ゆえにそこを真似るだけで勘違いするほど(男主人公の場合。女主人公の場合は逆に恐ろしいほど似ていたらしい)、トラウマな特別な存在であることが窺える。
前述の「にゃんとぉ!?」といい、驚いたときは「にゃ」と可愛らしい言葉が出てしまうようだ。

メモ

  • 宝具発動時に口走る「叢原火」とは本来別の妖怪の名称。窃盗を働いていた僧侶が仏罰により地獄に落ち、苦しんでいる彼の顔が映った鬼火が夜な夜な彷徨うという怪異のことである。
  • 霊基再臨二段階目で刀を装備するが、絆レベル10で貰える絆礼装のフレーバーテキストによると、この刀は鬼のみが持つ大骨刀である。
    また、地上で最も堅牢強固な鬼の骨を地獄の炎もかくやの業火で幾百日も鍛え上げられた為、妖気漂う大業物―――鉄刀とは比べ物にならない「怨と呪のカタマリ」となっている。
    • 日本の混血には、自分の腕の骨から刀を作り出す一族もいるが、それとも関係があるのかもしれない。
  • 「茨木」の由来は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂が野茨の木々などを切り倒して開拓した茨切の里(現在の茨木市)にちなむ。何の因果か、渡辺綱が彼女の腕を切り落とした鬼切の太刀も『太平記』では最初の所有者は田村麻呂である。
  • 鬼界唯一の真面目委員長キャラ。真面目であるため鬼の中では異端として浮いているらしい。

脚注

  1. 第七特異点では名前のみ登場であり、クリア後に挑めるいくつかのクエストにて発覚。
  2. 茨木童子自身の幕間の物語「渡る世間はオニばかり」でも行き先は古代バビロニアであり、巴御前の残留思念の後始末やウルクの宝物庫に忍び込んでギルガメッシュと対面するなど第七特異点の補完が行われている。
  3. オオエヤマ盗賊団はメインシナリオ中に雑魚エネミーとして登場する

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