エイリーク・ブラッドアクス
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バーサーカー | |
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真名 | エイリーク・ブラッドアクス |
外国語表記 | Eric Bloodaxe |
本名 |
エイリーク1世 エイリーク・ハラルドソン |
性別 | 男性 |
身長 | 195cm |
体重 | 115kg |
好きな物 | 血 |
苦手な物 | 負けること |
出典 | 『ファグルスキンナ』 |
地域 | ノルウェー~イングランド |
属性 | 混沌・中庸 |
副属性 | 人 |
一人称 | おれ/私 |
二人称 | おまえ |
三人称 | あいつ/やつ |
声優 | 安井邦彦 |
デザイン | 蒼月タカオ |
設定作成 | 東出祐一郎 |
レア度 | ☆2 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
「狂戦士」のサーヴァント。
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』の第三特異点『封鎖終局四海 オケアノス』では西暦1573年の大海原に召喚され、黒髭配下の一人として行動している。
- 主人公らが黒髭の存在を知る前に遭遇して撃破されるが消滅はしておらず、黒髭との交戦時に再び刃を交えることとなる。
- 終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅢの座を統括する観測所フォルネウスと交戦する。
- 人物
- 禍々しい斧を担いだ筋骨隆々の男性。
- 狂化により意思の疎通は不可能で、普段は狂った叫び声を上げるのみ。
- 一応、敵味方の区別はつけ、多少の知性は存在するものの、敵に対して短絡的に突貫し、ただただ屠る猛獣のようなものである。
- しかし、その振る舞いは意図して行っているもの。グンヒルドの力を借りることで稀に正常な言動を取り戻す、という様子も見せるが実はそうではなく、こちらも意図して正常な振る舞いをしている状態。その際に見せる本来の人格は落ち着いたもので、なおかつ気さくな印象であることが伺える。
- 自身は黒髭同様「口を開いたら駄目な類」と称しているが、黒髭のように残念な言動が飛び交うのではなく、他の女性と口を利くとグンヒルドが拗ねてしまい、たまにその相手を呪ってしまうためである。
- 能力
- 宝具である「血啜の獣斧」を振るって戦う。
- また、グンヒルドがどこからか呪術によるサポートを行ってくれる。
- グンヒルドはどこからともなく言葉を届ける事もあるようで、エイリークのマスターであり続けるためにはその言葉にしかと耳を傾けることが重要。
ステータス[編集 | ソースを編集]
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
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バーサーカー | 主人公 (Grand Order) | B+ | B+ | D | D | C | C | 狂化:B | 支援呪術:C→C+ 戦闘続行:B 血啜の獣斧:A+ |
強化クエストクリアで「支援呪術」のランクがC+に上昇 |
宝具[編集 | ソースを編集]
- 血啜の獣斧(ハーフデッド・ブラッドアクス)
- ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~2
最大捕捉:1人 - 彼が常時身につけている赤黒い斧。かつて打ち倒した魔獣を加工し、斧に仕立て上げたもの。魔獣はまだ「生きている」らしく、栄養分としての血液を啜ることで生き延びている。
- 倒した魔獣の血を吸うことで魔力が増大し、本来の力を発揮できるが、一定時間血を与えないと、飢えて死んでしまう。そうなると武器としての威力は見る影もなくなるため、定期的な血液補給が必要。
- 血塗れの戴冠式(ブラッドバス・クラウン)
- ランク:B
種別:対人宝具(自身)
レンジ:0
最大捕捉:1人 - 自身の近しい親族を悉く討ち果たし、ノルウェー王に名乗りを上げたという逸話が具現化した宝具。
- 黒魔術師グンヒルドによる、狂化ドーピング。自身のダメージなど気にもせず、敵に突っ込んでミンチにする。当然ながら自身もそれなりのダメージを負う。
- 対軍宝具ではないものの複数を相手にするのに適した宝具。ただし、帰還した際のダメージもその分深刻であるため、回復手段を持たないままこの宝具を使用するのは控えた方が良いらしい。
- 『Grand Order』では「自身の攻撃力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身のHPを1000減らす【デメリット】」という効果のBuster宝具。
真名:エイリーク・ブラッドアクス[編集 | ソースを編集]
- エイリーク・ブラッドアクス。九世紀ごろのノルウェーを支配した、血の斧を持つバイキングの王。
- といってもノルウェーの王として君臨したのは三年程度で、王を追われてからはイングランドに逃れ一地方の領主となっただけの存在に過ぎない。
- にもかかわらず彼の異名「血斧王」が轟いたのは、その三年の王位のために兄弟姉妹を全員殺害した残虐性と、それを後押ししたと言われる妻の魔女グンヒルドの存在故である。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 初期実装サーヴァントの一人。
- メインストーリーでは第三章で登場したが、過去の章に比べても全体的にバランス良く見せ場が配置されている中で彼だけはいまいちパッとしない扱いで、消滅後に黒髭からも「我等の中で一番の小物」呼ばわりされていた。
Fate関連作品[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order 英霊食聞録
- 第7話に登場。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- グンヒルド
- 妻。筋金入りの女魔術師であるが、夫である自身を深く愛し、妖術を使って夫の敵を呪い殺した、死後もなお夫のために戦い続けたなどと語られている。
- 召喚された夫を通じて音声通話を行い、遠隔で呪術や召喚魔術を行使するなど優れた魔術を有している。
- 彼女は夫が「通常の聖杯戦争」で召喚される事に否定的であり、聖杯を求めるために夫を召喚したマスターにクレームと呪術を送り込み、死を以て脱落させる。
- だが主人公に対しては世界滅亡に等しい「人理焼却」に立ち向かう為に召喚した事を把握しているため、特別にエイリークを貸している。
エイリークにチョコをあげた時は脅迫文を送ったが。 - 他の女と口を利くと拗ね、たまに相手を呪ったりするのでエイリークもやや困っており、FGOマテリアルの因縁キャラ欄はグンヒルドが怖いのでいません(意訳)とバッサリ省略されている。
- なお、(おそらく)英霊の座から召喚されたエイリークの動向をリアルタイムに監視し遠隔で呪いを行使するというしれっととんでもないことをやらかしている。
- 方法は明言されていないため英霊の座以外から干渉している可能性もなくはないのだが、グンヒルドが英霊の座にいないならいないで今度は人理焼却や人理漂白に耐性を持っていることになる。
- エドワード・ティーチ
- 第三特異点でのマスター。
- 本編ではあまり関係性は無く、漫画版でもドレイクへの刺客として使われる程度であり、死んだ際も彼からはあまり惜しまれなかった。
- アステリオス
- 第三特異点で敵対した陣営の一員。
- ゲーム本編では特に接点はなかったが、漫画版ではマッチアップし、一時は有利に戦うもののマスターを得た彼に逆転負けしてしまった。
- タマモキャット
- 期間限定イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』で共演。上記の有様な彼の数少ないコミュニケーション相手。
- 彼の言いたい事をフィーリングで理解してくれる上、グンヒルドの事まで気遣ってくれるため、「呪術の得意な女性は素晴らしい」と絶賛している。グンヒルドのほうも特に文句を言ってきたり拗ねたりする気配はない。
- 坂田金時
- 期間限定イベント『ミスティックアイズ・シンフォニー』にて、清少納言に思い付きで斧をデコられて妻の手前暴走したふりをしたが止め時がわからなくなり、とりあえず近くにいた彼に斬りかかった。
- さらには場を収めるために「とりあえず斬られてくれないか」と無茶振りしていた。
- シグルド、ブリュンヒルデ
- エイリークを讃えさせる為、グンヒルドが詩人に創らせた物語の中で二人の先祖と表記されている。また同時にその娘夫婦にあたるラグナル・ロズブロークとアスラウグも先祖となる。
名台詞[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
戦闘[編集 | ソースを編集]
- 「血ダァ……血ダァ……血ダァァアアアア!!」
- 宝具選択時の台詞。狂化により凶暴化し、血を求めている。
マイルーム[編集 | ソースを編集]
- 「パーフェクト」
- 最終再臨時。それまで叫び声しか発さなかった彼の労い。意外にお茶目なエイリークであった。
- 「……私は今、妻の手を借りてこの言葉を操作している。
世界の破滅を食い止めよ。そのためならば――が、ぐ。ノイズ、が、」
「……よし、もう一度チャンスがあった。
つまり、何が言いたいのかというとだ。私を召喚し、使ってくれて感謝している。
通信終了。すまんな、グンヒルド」 - マイルーム会話「絆Lv3」「絆Lv5」。
- 通常はバーサーカーらしく片言でしか喋れないが、この台詞のみは落ち着いた理性的な口調で話す。彼がどこから語りかけているのかは不明。
本編[編集 | ソースを編集]
- 「グンヒルドがな……。他の女と口を利くと…………拗ねる…………。
拗ねるだけならいいのだが……。たまに相手を呪ったりする……。」 - 同上。普段とは余りにも真逆な理知的な姿に、アンから「どうして普段は奇声を発しているだけなのか」と問われて。
- どっかのストーカーを彷彿とさせる理由だが、本人的には受け入れているらしい。
幕間の物語[編集 | ソースを編集]
- 「お、お前、たちが、我が、夫を、使役する、
不埒者、か」
「我が名はグンヒルド。普段ならば、聖杯如きに我が夫を
召喚した無礼をその命で償わせるところだが――」
「そちらの事情は把握している。
今回は特別に我が夫を使わせてやろう」 - 幕間の物語から。正確にはエイリーク自身ではなく、彼を通じて話しかけてきたグンヒルドの言葉。
- 夫と比べ召喚に対してかなり否定的である上、マスターの殺害やその経験についてもほのめかしている。彼女がどこから語りかけているのかは不明。
- なお、当人は生前の逸話からかサーヴァントして召喚されるのはバーサーカーであると相場が決まっているため意に介してないが、そのグンヒルドは夫をバーサーカーとして召喚したこと自体が侮辱であると見なしているので、結局マスターは呪術の餌食にされてしまう。
その他[編集 | ソースを編集]
- いつもコキ使ってくださってありがとう呪うございます。
あまつさえわたくしの夫にチョコなど無礼者ありがとうございます。
お礼に今度呪うお祝いの品をお届けしたいと思いま呪う。 - エイリーク・ブラッドアクスからのバレンタインのお返しである「妻からの礼状」に書かれている文。
呪う気満々じゃないですか!やだー!!なお、お返しを渡したエイリークも「ファイトだ、マスター」とエールを贈るしかなかった。- 余談だが、この礼状は年賀状を流用して使っている他、かなりの達筆であることが伺える。
- グンヒルドは夫のクリティカルに夢中だ!
- グンヒルドは夫の活躍に感極まっている!
- グンヒルドは夫の宝具から目を離せない!
- イベント、ギル祭2019における超高難易度クエスト『奥様が魔女(呪)』にて。
- このクエストではエイリークに毎ターン、グンヒルドが強力な支援術式で援護をするのだが、「エイリークがクリティカルを出す」「エイリークが相手(=こちらのパーティーメンバー)を倒す」「エイリークが宝具を使う」などの行動があると歓喜のあまり上記のメッセージとともに支援を忘れてしまうというのろけを見せてくれる。
- かわいらしい所もあるものである。
- グンヒルドは夫を誑かす不埒者に激怒した!
- 同上、超高難易度クエスト『奥様が魔女(呪)』にて。
- 他の弱体効果ならまだしも、エイリークに「魅了状態」を付与してしまうと、パーティー全体に呪厄(呪いダメージアップ)を10個重ね掛けしてきた上で「グンヒルドの怒り」でランダムで一人に呪いもかけてくる。
- やはり恐ろしい。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 近年増加傾向にある、意思疎通可能なバーサーカーの一人。ただし、あくまで狂化していない相手と通信により会話できるだけで、「バーサーカーのサーヴァント」としての彼は対話不可能に等しい。
- 『蒼銀のフラグメンツ』では、ブリュンヒルデの台詞の中で登場。彼女によると、エイリークは気高き魂の持ち主であるとのこと。
ちなみに北欧神話の中では、ブリュンヒルデはエイリークの七代前に当たる人物である。 - 『ぐだぐだ茶器集め 地獄変 ~等活地獄~』のボスとして登場し、その際の名義は「地獄ロボ ブラッドV」。いや、確かに遠隔操作のロボみたいなものかもしれないが……。
- 『Fate/Grand Order 藤丸立香はわからない』では、「血啜の獣斧」が空腹時にコーヒーを飲むと苦しむ体質になっていた。
- また、ヨーグルト飲料や青汁などを混ぜ合わせた液体を飲んだ際は盛大に吹き出している。
- 『Grand Order』への実装がサービス当初からなだけあってか、キャラクター詳細欄も簡潔な文章となっているが、内容を見るとほとんど同じ事しか書かれていない[注 1]。
話題まとめ[編集 | ソースを編集]
- 「アヴァロン・ル・フェ」登場説
- 2021年8月4日に追加された2部6章の「エピローグ」で「戴冠式」というワードが出たことや、エイリーク自身がイギリス由来の英霊であること、エイリークが明確にメインストーリーに絡む案件がまだなかったこと、そして何よりエイリークの宝具名「血塗れの戴冠式」があまりにもお似合いなストーリーの展開であったことから、「2部6章では突如としてエイリークが乱入して大暴れする」という噂が冗談交じりに囁かれることがあった。
- あくまで最初はユーザー間でよくあるネタ混じりの雑談の域を出ず日を追う毎に沈静化していったのだが、配信直前になってから2021年に発売されたFGOの公式カレンダーの2021/8/4にエイリークが描かれていたことが発覚。これにより、ネタ混じりだったこの話題の信憑性が復活し様々な考察も一層深められ、一部のプレイヤーを大いに賑わせながら配信当日を迎える運びとなった。
まあ、結局のところ出番は全くなかったが。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
- ↑ 具体的には「血の斧を持つバイキングの王」「エイリーク・ブラッドアクス」「血斧王」という部分で意味が全て一緒。確かに武器や肩書きは特徴的ではあるのだが……。
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