アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕

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セイバーオルタ

  • 真名:アルトリア・ペンドラゴン
  • 身長:154cm / 体重:42kg
  • 出典:アーサー王伝説
  • 地域:イギリス
  • スリーサイズ:B73/W53/H76
  • 属性:秩序・悪 / カテゴリ:人
  • 性別:女性
  • イメージカラー:黒
  • CV:川澄綾子

剣士」のサーヴァント。セイバーオルタナティブとも呼ばれる。

略歴
Fate/stay night』HFルートにて桜のサーヴァントとして士郎の前に立ち塞がる。
Fate/Grand Order』第一部序章では西暦2004年の冬木で行われた「狂った聖杯戦争」の中で真っ先に行動を再開し、キャスター以外の5騎を撃破、泥に汚染されたシャドウサーヴァントとして使役していた。大聖杯で主人公らと激突する
人物
セイバーが「この世全ての悪」に囚われたことで性質が反転した姿。一人称は「私」。
通常時と姿が大きく変わっており、身に纏った鎧も重装化して漆黒に染まり、肌の色も生気を感じさせない青白いものであり、召喚当初(第一段階)はバイザーで隠されている瞳も碧から金色となった。
内面も無駄のない言動と性格も冷徹となり、普段とは真逆の「暴君」と化しているが、根底にあるものは同じであるため、騎士王としての目的、理想そのものは変化していない。
また、士郎に対する情は残っており、士郎に対しては「自分の手で殺したくない」という意識からか、何度か見逃している。
暴虐なまでの強さを肯定する彼女は世界を救う戦いのためにより強いサーヴァントを求めるマスターの望みに応えるだけでなく、より強い敵、よりおぞましい敵とマスターを戦わせ、腕を磨かせることでマスターを鍛えようとしている。
アイデンティティともいえる食の嗜好までも変化し、丁寧、精巧、玄妙な味わいの料理をまずいと吐き捨て、大量のジャンクフードをもっきゅもっきゅと食い漁っている。
規格外な魔力炉心を有する彼女にとって、食料とは魔力を補う燃料補給のようなものであり、加えて英霊となって胃文化異文化に触れたことから手軽に食べられる物を好んでいる。
Fate/hollow ataraxia』では黒のゴスロリ風の私服が追加された。
能力
マスターである黒化した大聖杯と直結していることもあり、出力は通常時を大きく上回る、また意識せずとも膨大な魔力を身に纏っており、防御力が格段に向上している。
元から高かった回復力も更に上がっており、頭か心臓を潰されない限り消滅することはなく、士郎の渾身の一撃で深手を負っても、十分で完全に再生する。
鎧が漆黒に染まり重量が増しているため、通常時よりパワーが増しているが、俊敏さは低下している。
凶暴性を抑えるため、『直感』が低下しており、「暴君」となったことで『カリスマ』も大幅に低下している。

セイバー(クラスカード)

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』で登場。冬木の聖杯戦争におけるサーヴァントとは異なり、「クラスカード」と呼ばれるカードを媒介に、ただの「力」として使役される存在。ただし、その力は本来のものより劣化している。
詳細は「クラスカード」を参照。

サンタオルタ

  • 真名:アルトリア・ペンドラゴン
  • 身長:154cm / 体重:52kg(プレゼント含む)
  • 出典:ほぼ週間サンタオルタさん
  • 地域:フィンランド(自称)
  • 属性:秩序・善 / カテゴリ:人
  • 性別:女性
  • CV:川澄綾子

騎兵」のサーヴァント

略歴
Fate/Grand Order』では 期間限定イベント「ほぼ週間サンタオルタさん」にて、クリスマス直前に突如として降臨した自称"息凍る真冬を切り裂く悪のサンタクロース"。
逃げ出したトナカイの代役として主人公をトナカイ役としてアンサモンし、子供達(サーヴァント)からサンタ宛に届いたお便りを頼りに各地を巡り、プレゼントを配る。
プレゼントの内容は全て礼装であり、その絵のモチーフに因んだ実物や概念を送ることで各サーヴァントに喜ばれたり心の傷を抉ったりする。
人物
ミニスカートのサンタコスチュームに身を包んだセイバーオルタ。一人称は「私」。
間違いなくセイバーオルタ本人であり、性格も実質剛健でスパルタ主義なのは変わっていないが、サンタそのものになりきっているため、パーソナリティが色々変化し、行動全てが自分の中で描いたサンタ像やルールに則ったサンタの形式にこだわっている。そのため属性は秩序・悪ではなく秩序・善に、クラスはセイバーではなくライダーとなっている。ちなみにセイバー以外のクラスになるのは、これがシリーズ初である。
「サンタとは陽気なもの、笑顔を振りまくもの」という彼女の夢と理想、憧れから普段より少しだけ親切でフランクになり、顔を赤らめる場面も数多い(ジャックとアリスへの対応を見ていると少しどころではない気もするが)。
良い子にプレゼントを贈るために奔走するが、悪い子には罰を与え、良い子にした後にプレゼントを叩きつける。
世間が自分のことを誤解していると感じており、みなに感謝の贈り物をしたいらしく、主人公をトナカイにするべく強制召喚する(これもサンタ形式へのこだわりであり、実際にトナカイの被り物を頭につけさせるほど)。
主人公にとっては本編序章、大空洞での死闘以来の再会となる(?)が、かつての強敵の唐突かつ迷惑な呼び出しであるにも関わらず二つ返事で付き合い、一週間二人で様々な子供達の元に押し掛けることとなった。
だがそうまでこだわって憧れのサンタになったものの「飽きっぽく短気」であることも自覚しており、もし一人だったら一人目で投げ出していたらしい。
それゆえ最後まで付き合ってくれたトナカイには感謝を示す形で、サンタオルタ自身がプレゼントとなり、剣を用いた騎士の誓いを持って正式な契約を交わした。
なお、サンタコスはとても気に入っているらしく霊基再臨しても「決して着替えない」と言い切る。ミニスカゆえにもの凄く寒いらしいがそれも我慢しているとのこと。
サンタになった影響か別世界で自身が黒化する前にマスターだった人物のモノマネをしたり、可愛いノリで歌を歌ったりと普段の彼女からは想像出来ない一面も見せている。
能力
戦闘ではサンタ衣装で大きなプレゼント袋を片手に、そのまま袋で殴ったり卑王鉄槌で切り刻むなど、コスプレした暴君が見られる。
なお、ライダーとなっても宝具は変わらず『約束された勝利の剣』であり、クリスマスメロディを口ずさみながら贈られるそれは本家セイバーオルタと遜色のない(というか並のプレイヤーだと本家を上回る)威力を誇る。
しかも強力な回復スキルまで有している希少性もあり、総じて通常の☆4基準で見てもかなりの高性能。
ラムレイ二号という名前の空を飛ぶソリを持っている(誰かさんに「カバみたい」と評されるなど見た目は難であるらしい)が、ソリを牽引するトナカイは「宝具をジェット代わりにして飛行した」ら逃げ出してしまったらしく、以降は、主人公が回収してきた魔法のくつしたを燃料代わりに空を飛ぶ。
ちなみに主人公はトナカイの役割を割り振られているが、ソリを引くのでなくオルタと並んでソリに搭乗している。

ランサー

槍兵」のサーヴァントとして召喚されたアルトリア・オルタ。詳細はアルトリア・ペンドラゴン〔ランサーオルタ〕を参照。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 間桐桜 A A D A++ C A++ 対魔力:B
騎乗:-
直感:B
魔力放出:A
カリスマ:E
主人公 (Grand Order) A A D A++ C A++ 対魔力:B
ライダー A C D B A A++ 対魔力:A
騎乗:A
聖者の贈り物:EX
直感:A
魔力放出:A-
サンタクロースとして振舞っている状態。

宝具

約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)
ランク:A++
種別:対城宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1000人
由来:アーサー王の聖剣エクスカリバー。
生前のアーサー王が、一時的に妖精「湖の乙女」から授かった聖剣。
人ではなく星に鍛えられた神造兵装であり、人々の「こうあって欲しい」という願いが地上に蓄えられ、星の内部で結晶・精製された「最強の幻想(ラスト・ファンタズム)」。聖剣というカテゴリーの中で頂点に位置し、「空想の身でありながら最強」とも称される聖剣。
セイバーオルタが使う場合も、同じ銘の「約束された勝利の剣」。ただし、使い手の魔力を光に変換、集束・加速させるという作用の影響で、剣身や放たれる極光も黒く染まっている。自らの魔力を制御せず、思うままに聖剣を振るうため、魔力の粒子は光ではなく、光を飲み込む闇となっている。その有様はブリテン島を守るために顕現した魔竜ヴォーティガーンの息に近い。
「聖剣」と呼ばれながらも黒化の影響を受け入れるのは、この宝具そのものが守り手である湖の乙女にヴィヴィアンとモルガンが並列するのと同じく善悪両面の属性を有するため。
黒く染まった魔力はブリテン島に潜む原始の呪力であり、それをウーサー王から継いだのはアルトリアの姉である妖妃モルガン。この聖剣の名前が変質したのは、最後まで分かり合えなかったモルガンとの唯一の繋がりかもしれない。
『Fate/stay night』ではマスターからの膨大な魔力供給によって、連続して使用することが可能で、この事が彼女が攻撃力において最強クラスのサーヴァントと呼ばる所以となっている。
『Fate/stay night』では通常時と同じくルビは「エクスカリバー」だが、『Fate/unlimited codes』・『Fate/Grand Order』ではルビが「エクスカリバー・モルガン」となっている。
『Fate/Grand Order』ではゲーム的に「敵全体にとても強力な攻撃[Lv.1~]+自身のNPを少しリチャージ〈オーバーチャージで効果UP〉」という効果として設定されている。

真名:アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕

聖杯の呪いに侵され、非情さに徹しきった騎士王の暴君としての側面。アルトリアは自らの力を律し控えていたが、この状態の彼女はためらう事なく強大な魔力を振るう。
生前、一度も悪の道に落ちなかったアルトリアだが、彼女に迷いや葛藤、自身への怒り、周囲への嘆きが存在した。この姿はそれらが呪いにより表面化し、彼女の"方針"を反転させたものである。
その目的、理想そのものは変化していないものの、通常のアルトリアは理想のために清らかさを通したが、こちらのアルトリアは理想の為に圧政を良しと考える。
あるいは、アーサー王が求めた”理想の王”とはこういったものだったのかもしれない。

登場作品と役柄

Fate/stay night
HFルートで登場。「この世全ての悪」に囚われ、衛宮士郎の敵となって立ち塞がる。
Fate/hollow ataraxia
セイバーがクセ毛を掴まれたことで反転する、という形で登場。『もっきゅもっきゅ』が初登場。
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
黒化英雄の一人として登場。
Fate/unlimited codes
「闇に染まりし暴君」。セイバーとは異なるモーションと必殺技を持つ。バイザーをしているが、ダメージが一定値を超えると弾け飛ぶ。
フェイト/タイガーころしあむ / フェイト/タイガーころしあむ アッパー
黒桜をあっさりと裏切り、とある目的のために戦う。
カーニバル・ファンタズム
アーネンエルベでアルバイトしていたセイバーが、ギルガメッシュの横暴な態度にキレて自らアホ毛を引っこ抜く暴挙に。
コハエース
扱いの酷さに耐えかねたセイバーが、やはりアホ毛を引っこ抜いて変身。
ちびちゅき!
料理コンテストの際、いつまで経っても実食審査できないことからキレて変身。
カプセルさーばんと
  • コスト:200 / 戦闘力:C / 突破力:C / 移動力:C / 体力:C / 忍耐力:C / リキャスト:A
さーばんとの一匹。体力、火力ともにやや高いが、コストが少々割高で足も遅め。
Fate/Grand Order
  • 〔セイバー〕キャラクターデザイン:武内崇 / 設定作成:奈須きのこ / レア度:☆4
ストーリーガチャ限定サーヴァントであり、特異点F「炎上汚染都市 冬木」クリア後ガチャに追加される。
亜種特異点Ⅰ「悪性隔絶魔境 新宿」の開催に際してバトルキャラ、モーション並びに宝具演出が一新された。
ストーリーでは序章の最終ボスとして登場。会話などもあり立派なボスキャラとして扱われている。
『Epic of Remnant』一章では主人公サイドとして登場。最大戦力として活躍してくれる。
セイバーの基本性能はほぼ本家と一緒。レアリティの差によってステータス総量で水を開けられているが、攻撃力寄りのステータスである上に『約束された勝利の剣』の威力自体も一般的な宝具より高めの倍率がかかっているため、ことダメージ面においては本家セイバーをも上回り得る。
  • 〔ライダー〕キャラクターデザイン:武内崇 / 設定作成:奈須きのこ / レア度:☆4
『ほぼ週間 サンタオルタさん』イベント報酬。
宝具の仕様に関してはセイバーと同様。イベント配布ゆえに宝具レベルは簡単に上げることができたため、目を見張る破壊力は非常に発揮し易い。

人物関係

Fate/stay night

間桐桜
マスター。ただしあまり敬意は抱いていない。
衛宮士郎
かつてのマスター。若干思うところがあるようで、敵対していても微妙な感情が見え隠れする。
ライダー
最終決戦に対峙する因縁の相手。
セイバー
かつての自分。憎んでいるというよりは痛ましく思っている。
『Fate/Grand Order』では自分の別の側面となっている。
ギルガメッシュ
黒化しても相変わらず嫌いな相手。装飾過多で生理的に受け付けない。

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
序章の冬木にて敵対する新米魔術師。呼び名は「貴様」「マスター」。
召喚に応じ正式なマスターとして契約した際には、王としても騎士としてもふるまうことはなく、ただのサーヴァントとして力を貸す。
主従というよりは未熟なマスターを鍛え上げる厳格な指導者であり、主人公の心が折れない限り、協力を約束し信頼に応えようとする。
新宿で別人として出会った際には、人理修復の功績を讃え、自分のマスターになるよう半ば強引に仮契約を持ちかけた。
マシュ・キリエライト
彼女の中にいるギャラハッドについて「危険を楽しむ輩だった」と評している。
彼については色々と思うことがあるらしく、マシュに対して感謝の念を抱いている。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
キャラクエで主人公に対する試練として再現する。
「彼女に特別な感情は無い」と発言してはいるが、同じ悪属性でも考え方も境遇もまるで違う為か明白に棘のある対応をしている。
が、『FGO matelial』では「面白い同胞」、邪悪なのに素直ではなく、根がジャンヌのままが「最高にロック」と評価している。
アルテラ
同様に主人公に対する試練として再現。
根本的に他の英霊と異なる存在であると警戒する一方、破壊そのものを目的とする在り方を魔神同然と言い捨てる。
カヴァスⅡ世
『Epic of Remnant』一章の舞台となった新宿で出会った犬。
懐いてくるのを振り切れず、「気が向いたら餌を与えているだけ」と言いつつ実質飼っているような状態である。

Fate/Grand Order(サンタオルタ)

主人公 (Grand Order)
クリスマスイベント時は、逆に主人公を強制召還することで先導者トナカイとして契約しており、主従が逆転することになった。
期間限定イベント『二代目はオルタちゃん』ではサンタリリィに自己を確立させる為のイベントの手配を全て任せる程に強い信頼を抱いている。
ランスロット
クリスマスイベントでトナカイ代わりに使おうとするが、意思疎通ができない上にメンタルが打たれ弱すぎたため解雇したとのこと。
ファントム・オブ・ジ・オペラ
クリスマスイベントでプレゼントを届けた相手の一人。珍しくその慟哭に耳を傾け、「役者」として評価している。
シュヴァリエ・デオン
クリスマスイベントでプレゼントを届けた相手の一人。同じ男装仲間として彼女のことをいたく気に入ったようで、「気が合いそう」「後で連絡先を教えろ」などと終始ご機嫌であった。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕
彼女がサンタを始めた発端。
彼女にプレゼントを叩きつけるために始めたとも語っており、ピエールイジメで燻っている姿を見かねて、彼女が再び立ち上がるきっかけを作った。
ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ
期間限定イベント『二代目はオルタちゃん』にて共演。
当初は袋を盗みにきた彼女に問答無用にカリバーを叩き込んだが、彼女の存在基盤が非常に脆弱である事を見抜き、自己を確立してくれることを望んで2016年のサンタを譲った。

生前

アグラヴェイン
どこであろうと苦労人の彼を見てはにまりと笑っている。
また人間関係についていろいろ助言を貰っていたらしく頼りにしているが、その内容は問題は解決するが関係は悪化するようなものだったようである。
マーリン
「オトコヤモメは死に勝る苦痛」と彼女に教えたらしい。

その他

桂木千鍵
「アーネンエルベの日常」及び「ちびちゅき!」の2回、彼女の料理を食べてぶっ倒れる。
前者での反応を見る限り、彼女的には味自体はそこまで悪くはなかったらしい。

名台詞

Fate/stay night

「……アーチャーの剣。私の剣を真似ないのですか、シロウ」
「……いや、私には関係のない話だった。関わりがあるのは、貴方が武装したという点のみ。
 それが取るに足らぬ武装だろうと、剣を手にした以上、敵対行為と見なします」
セイバーに対抗する為にアーチャーの双剣を投影した士郎に対して。
仮に「約束された勝利の剣」を投影したとしても魔力不足で使いこなせないという士郎にしてみれば当然の選択なのだが、何か含みがあるような言い方である。
「シロウ。余力を残してどうするのです」
桜を救う為に投影を一回分残した上でどうセイバーを打倒するか。その算段を立てようとする士郎に対して。
桜を助ける為にはセイバーを打倒しなければならず、セイバーさえ打倒すれば凛が必ず桜を助けてくれる。それに気づいた士郎は全力で戦うことを決意する。彼女なりにどうにか事態を収拾しようとしていることが伺える台詞である。
「強くなりましたね………シロウ」
バッドエンドの一つで、士郎との戦いを終えた際のセリフ。
士郎の渾身の一撃により満身創痍の状態となり、彼を称え、自らの敗北を確信していた。だが彼は限界を超え、既に事切れていた……。

Fate/unlimited codes

「君臨こそ王の証だと? 笑わせるな金色。
 徹底した統治、自由なき自由こそ、王の生業。貴様の華やかさこそ余計なものだ」
ギルガメッシュ戦の勝利メッセージ。彼女の王としての性質が良く解るセリフである。
「我が内なる光よ。
 せめて優しい夢の中で眠れ」
ストーリーモード最終戦で、自身から分離して出現したセイバーを倒した際のセリフ。かつての自分を完全に消し去る。

フェイト/タイガーころしあむ

「全く…そのような姿になっても、まだぐずぐずと迷いを捨てきれない。貴女のようなマスターに使役されるこちらの身にもなって欲しいものだ」
自分のシナリオ冒頭で黒桜に対して。本編では桜に対して同情的で収拾をつけようとしていたのに、こちらではいきなりダメ出しして煽っている。
「そう、シロウが欲しいなら欲望のままに、そのアヴェンジャーの力を使って貴女の手の内に閉じ込めてしまえば良い」
「そうすれば、私も毎日マスタードたっぷりの手作りハンバーガーが食べられる」
上の状況に続いて、シロウの家に黒桜と突撃して。前半ではとんでもない事を吹き込んでいるが、後半でいろいろと台無しである。
「そういう貴様も白目をむいてガクンガクン震えていただろう。らめええええとか言って」
影に飲まれたときのことをギルガメッシュに煽られて。淡々と棒読み口調で読み上げられるのがシュールである。当然ギルガメッシュは「言っておらぬわ!」とブチギレた。
「ライダー、貴方がシロウと手を組むとは…。いくら士郎が愚直で愚鈍で利用しやすい男だからと言って……面白くない」
彼女を止める為に士郎と共闘するライダーに対して。士郎を貶してるようでやきもちのようにも思える台詞。
「そうだな……明日はハンバーガー風呂を試してみるか。その次はパフェ風呂だ」
自分のシナリオのエピローグ。使いを手に入れ作らせたプリン風呂を味わいながら次の食べ物を考えていた。

Fate/Grand Order

セイバー

「ああ。何を語っても見られている。故に案山子(かかし)に徹していた」
第一部序章にて。主人公達と相対するまで誰にも何も語らず、案山子を決め込んでいた。一体、誰に見られていたのか。そして、後に現れた過去と未来を見通す千里眼を持つ人理焼却の黒幕は聖杯を渡して人理を歪ませたサーヴァント達の名を挙げる中、なぜか彼女だけはいなかった。これは何を意味するのか。
第一部終章では七つの特異点、本来の流れの外のサーヴァント達が助太刀に現れたが、彼女とアーチャーキャスターは一番最初にカルデア側と関わったサーヴァントであったが、助太刀に現れなかった。また、人理焼却の黒幕が用意した起爆点たる聖杯は第一から第七までの七つのみで冬木はカウントされていない。2004年の冬木は今もなお謎だらけで詳細は不明。
「聖杯を守り通す気でいたが、己が執着に傾いたあげく敗北してしまった。」
「結局、どう運命が変わろうと、私ひとりでは同じ末路を迎えるということか」
第一部序章にて。主人公達に敗北し、吐露する言葉。どう運命が変わろうと同じ末路を迎えるという言葉は並行世界のルールである『過程を変えても結末を変えることはできない』という人理定礎に何度も挑み、何度も敗北を重ねてきたかのような口ぶりで述べている。一体、なぜ聖杯を守り通して、違う末路に至ろうとしていたのか。
「我が名はアルトリア・ペンドラゴン。
 問おう、私と共に歩むか? 歩むか、歩むんだな、よし!」
『亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿』での契約の言葉。第一部序章とは別人であり初対面だが、主人公の功績は知っているらしく、即座に契約を結ぶことになる。
『問おう――』から始まるアルトリアの名台詞であるが……オルタの場合返事を聞くつもりはないらしい。
しかし素直に「喜んで!」と即答すると、顔を赤くして照れる一面もあり、 このやり取りはサンタオルタとトナカイの仮契約の時と同様である。
「何しろこちらは、マスターがついたからな。」
「そう。マスターがついたからな!」
「フ。
 デキる女は違うということだ、突撃女」
『亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿』にてジャンヌ・オルタへの自慢。サンタ・オルタの時と同様に2回自慢する。
何にでも噛みつくカミツキガメにマスターなどつくわけがない、ロクでもないマスターだと言い返されるが、そのマスターは世界の救世主である。
ジャンヌ・オルタへは度々挑発し、自慢するだけあって、アルトリアにとってもマスターの評価は高いものであることがわかる。
「浅薄な考えではあるが。
 同時に、深く押し悩んだ末の道でもある」
自身の聖槍を『塔』として形成し、選んだ人間以外全て消し去るつもりだった獅子王について。
その行為を浅薄と酷評しながらも、聖槍に取り込まれるまでは同じ自分の側面でもあるためか、そこに辿りつくまでの苦悩を推し量っている。
「フ。
 王とは往々おうおうにして横暴おうぼうなものだ。」
「……。
 ……。」
「聞かなかったことにしろ。」
「横暴だ!」と犬以下の扱いを訴える主人公に対して。
王によるダジャレだったが……。気づかれなかったのか、もしくは反応がイマイチだったのか。恥ずかしそうに黙り込んだ後、強引に話題を切り上げた。
「ダメだ。大騎士王からは逃げられない。」
アーラシュ式の飛翔から逃げようとする主人公に対して。
大魔王からは逃げられないという台詞のパロディと思われ、大ボスからは逃げられないRPGのお約束。バイクといい現代に馴染みすぎである。
「卑王鉄槌。極光は反転する。光を呑め! 『 約束された勝利の剣 エクスカリバー・モルガン』!」
宝具発動。漆黒に染まった星の聖剣から放つのは、光を呑み込む闇の奔流。
「好きなものは、強い者だ。身体でも心でも構わない」
「嫌いなものは、弱い者だ。身体はともかく、心が弱い者は見ていて辛い」
マイルームでの会話。なお、普段のアルトリアも「聖剣覚醒」においてこれと似たやり取りを行っている。つまり性質が変わろうと根底は同じであることが分かる。
「もっきゅもっきゅもっきゅもっきゅ……はっ!? い、いつからそこにいた貴様! 何? おかわり? あと1ダース追加だと!?
 んぅ……よい、無礼を許す。そこに座るがよい。特別に其方をわが主と認めてやろうではないか」
絆LV5でのマイルーム会話。音を立てて食事に勤しむ姿をお代わりを持ってきた主人公に見られて。
「もっきゅもっきゅ」や、その後の頬を染めて恥ずかしがったり照れたりする姿にKOされるマスター多数。
「……………………そうか。貴様がそう言うのなら、私も手を抜けないな」
キャラクエスト「オルタの系譜」にて。
大聖杯の中にレイシフトしろという、オルタの無茶な言葉を鵜呑みにしたことについてマスターは「まぁ、セイバーの頼みだし」と返した。
屈託のない強い信頼を受けて、オルタにしては珍しく言葉に詰まっている貴重なシーン。表情には変化がないため心中は察することができないが……?
「それは貴様がそう信じているだけの話だ。だがサーヴァントはマスターに従うもの。貴様がそう信じているかぎりは、私も自分を決めつける愚は犯すまい」
上記の後ジャンヌ・オルタを倒した際、悪に落ちた者同士の共感を口にしたが、マスターに「今のジャンヌとキミは違う」と言われた。
オルタ自身はある種の達観した答えを持っていたとしても、マスターの信頼を否定したりはせず、できるなかで応えようとしてくれる。
「英霊アルテラ。偉大なる征服者よ。おまえは大きく矛盾している。
 民の欲を満たすために万里を征服した王がいた。己の欲を満たすために万里を支配した王がいた。
 このように、王の在り方は様々だ。それぞれが異なる思想と、正しい目的を持つ。
 だが―――おまえは違う。おまえは征服者でありながら破壊者だ。
 征服の過程で破壊を呼ぶ王もいただろう。だが征服の後に破壊を呼ぶ王はいない。
 それは人の世を統べる王ではない。人の世界を否定する魔神にすぎない」
キャラクエ「似て非なるもの」にて、アルテラと対峙して。
征服王や英雄王のように、王道は王それぞれ。だが、それはあくまで「何かを得る」もの。
破壊、終わりしかもたらさないアルテラの在り方は「王道」ではなく、「魔神」のそれだと矛盾を指摘する。
「………………」
「……………………おのれ、なんと巡りの悪い……。」
期間限定のバレンタインイベントにて。マスターと"偶然"出会い、食後の散歩中だと語った後の沈黙。
鈍感なマスターに業を煮やし、自分から余りもの チョコレートの話題を振る。たかだか十箱目で力つきた、無駄にはできないと言うが「食べ終わった後は記憶から消しておけ」とのことなので追及は厳禁である。
なおハンバーガー型のチョコレートに添えられたメッセージには「最強のサーヴァントが最強のマスターを奪いにきた」と書かれている。

ライダー

「シャンパンの準備はいいな? プレゼントの時間だ!」
「サンタからの贈り物だ。 聖夜に沈め!『 約束された勝利の剣 エクスカリバー・モルガン』! フンフッフ~フンフッフ~フンフッフンーフフ~ン♪」
クリスマスソングのBGMと鼻歌交じりに放たれる闇の極光。もちろん通常時より手加減されているなどということはなく、とんでもないプレゼントである。
「ほう……ハロウィンを祝うサーヴァントもいるのか。私よりキラキラに飾っているな。飾っているな……よし、夕食はドラゴンステーキにするとしよう」
手持ちにハロウィンエリザがいると発生するマイルーム会話。対抗意識を燃やした挙げ句、排除にかかろうと目論む。エリザちゃん逃げて~!
ちなみに、クラス相性はライダー対キャスターなのでオルタが有利。エリザちゃん本当に逃げて!
「別にオマエに敗れたコトなどないし、あまり気にしてもいない」
『ほぼ週間サンタオルタさん』にて主人公と再会して。
大空洞で敗退して以来となるが負けたのは別人であり、アーチャーがろくな食事を出さなかったせいだという。
アーチャーも主夫としてのプライドがあるのか、ジャンクフードは与えなかったらしい。
「そんなコトはない! 色々と検討した結果、一人ぐらいはいた!」
同シナリオ序章にて、主人公から「他に頼る人がいなかったんだね」と言われて。
顔を赤くして声を荒げて否定するも、結局のところ主人公以外にはまともに意思疎通のできないヤツ一人しかいなかったという悲しい事実。やはり王は孤独なご様子。
なお、断られることを想定して半ば脅迫するつもりだっただけに、あっさりトナカイになった主人公に「一つ返事だと……!?」「頼もしいな!?」とここでも顔を赤くした。
「フッ。星3たちが騒ぎよるわ」
「フッ。アーチャーどもめ、カトンボのように落ちていくわ」
同シナリオ第四夜にてエミヤロビンフッドダビデに対してのメタ発言。(ただしエミヤは星4なので正確ではない)
格の違いを見せるがごとく、三人まとめて一人で一蹴してしまう。
トドメとばかりにこれまたメタカードのランサー版野外ライブをプレゼントする等、この日ばかりはまさに"悪のサンタクロース"だった。
「た、ただいま」
上記星3たちを制圧した後、トナカイから「おかえりなさい」と言われて。
頬を染めて声を詰まらせる姿は、日頃のオルタからは想像できない姿である。
「それは出来ない。 手紙を送っていない者に、届けるプレゼントはない」
「だが! 心の底からの願いであれば口にするがいい! 淋しいから欲しい、では話にならん!
 楽しそうだから欲しい、欲しいから欲しい、とな! さあ、勇気を見せてみろ!」
同シナリオ第五夜にて、固有結界を呼び寄せたジャック・ザ・リッパーナーサリーライムの事情を知って。
一瞬悲しげな表情をしながらも、プレゼントは便りがなければあげられないという自身のサンタルールを貫くことを選んだ。
――――だが純粋な幼子たちを切り捨てるのではなく、彼女たちに力尽くでプレゼントを奪えと発破をかける方法を彼女はとった。
「ぐわ――――――!
 や――ら――れ――た――!」
同シナリオ第五夜にて、ジャック・ザ・リッパーナーサリーライムにやられるサンタオルタ……の演技。
演技と書いてあるとおり実際は主人公たちが勝ったが、それでも彼女たちのためにわざと敗けたフリをした。
「オルタちゃん、などと言うな!」
同シナリオ第五夜にて、トナカイからの一言に対して。神経が図太い主人公ならではの呼び方。なお、第七夜でも呼ぶチャンスがあるが、やはり怒られてしまう。
「もういい、黙りなさい!歩く詐欺マシーンですか貴方は!」
同シナリオ第六夜にて、各地で散々子供たち相手に詐欺行為を働いた挙げ句、自分が正当であるかのようにそれらの行為を演説するサンタを名乗るDEBUに対して。
思わず素の口調が出てしまうほど激昂しており、スピンオフでも余程のことがないと態度を崩さない彼女をここまで荒げさせたのはある意味恐るべき快挙であると言える。
「……実のところ、私はこう見えて飽きっぽく、短気なのだ。気づかなかったと思うが」
同シナリオ第七夜にて、トナカイへの感謝の言葉。一人ならば最後までプレゼントを配ることができず投げだしていたと明かす。
誰が見ても短気なのだが、主人公も「まぁ、はい」と付き合いの良い返事をしており、そういうところも好ましいと思っている様子。
「貴様は我が騎士、我が従者にして先導者。
 どうかこの先も、その明かりを絶やさぬよう努めてほしい」
同シナリオにて別れのとき。プレゼントは新しい戦力。騎士の誓いの形式で正式な契約を結んだ。
なお主従関係について聞くと「私がサンタで、貴様がトナカイという契約ではなかったか」という答えが返ってくる。
「走れソリよ~♪ 風のように~♪ 特異点を~♪ パドルパドル~♪」
イベント報酬画面での台詞(?)の一つ。凛々しい声のまま歌い上げるパターンと普段なら絶対出さないであろう可愛い声で歌い上げるパターンの2種類が(なぜか)存在する。
なお、歌詞は『ブロッサム先生』で赤王が歌っていたものに由来している。
声こそないが、本編では「走れ騎兵ー、闇を裂いてー、吹雪の中ー、迷うまようー!」と歌う別バージョンもあり、そちらはトナカイから「なんで怒鳴ってるんですか」と酷評されてしまう。
ちなみに、パドルと言うのはカヌーで使用する櫂の事。これだけだと意味が分からないが、パドルはお尻叩きにも使われ、パドリングはスパンキングの一種とされている。馬の尻を叩く様に、トナカイの尻を叩くと言うことなのだろうか……?
なんという素晴らしいソリなのか……
そしてなんという美しい馬なのか……
クリスマスが終わった翌日、晴れやかな朝焼けの中、サンタは思う。
「早く来年にならないものか……一年の内365日が無駄とは、人間とはかくも悲しい生き物だ……」
だが彼女は知らない。真の悲劇はすぐそこに迫っている事を。
―――そう。サンタが一人だけとは、誰が言った?
絆礼装「ラムレイ二号」のフレーバーテキスト。クリスマスイベントで評された通り、ラムレイ二号はカバのような外見をしている。
そしてサンタは彼女だけではなかったということを、クリスマスイベント2016で知ることとなった。

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

「私がたおれても第2、第3のセイバーが…!!」
アニメ一期の第5話エンドカードより。経験値によるおなじみのセイバーネタ。彼女の背後には青、白、ライオン、Xの面々が……。
セイバー戦で盛り上がりを見せる本編からの落差に「エンドカードが全てを持って行ってしまった」という感想を抱いた視聴者多数。

メモ

  • 「約束された勝利の剣」に回数制限が無くなった為に単純な攻撃力なら全サーヴァント中最強とされており、バーサーカーギルガメッシュと同じく公式で最強のサーヴァントの一人に挙げられている。
    • 「Fate/complete material III」では、このため「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できるのだ」と説明されている。しかし、1度攻撃を食らえば「十二の試練」によって耐性ができる事については触れられておらず、物議を醸している。
      • 後に奈須きのこ氏は十二の試練の耐性について「耐性は無効化ではなく防御力+100アップ。同じ攻撃に対して防御力が3倍に上昇して効かなくする。」と語っている。オルタの攻撃力が、耐性があろうとも問答無用でバーサーカーを圧倒する程と仮定すれば、一応矛盾はなくなる。
  • Fate/unlimited codes』では、彼女の聖杯超必殺技版「約束された勝利の剣」は「エクスカリバー・モルガン」という技名がつけられている。なお、通常の超必殺技版「約束された勝利の剣」(ややこしい)は「エクスカリバー」のまま。
    • SEGAのオンラインゲーム「ファンタシースターオンライン2」にて、Fateシリーズコラボ(2015年1月)の際に彼女の剣が武器迷彩として実装され、その名称は「*エクスカリバーモルガン」とされた。便宜を図る仕様であることは想像に難くないが、まさかの公式外公称となった。
    • そして『Fate/Grand Order』でも同名となり、さらに使用時に「モルガン」付きで発声しているため、完全な正式名称と化した模様。
  • 「セイバー総選挙」の順位は5位。水着は、腰にスカートのついた黒のホルターネックワンピース。気怠げな表情でソーダ味のアイスを口にくわえている。
  • 地味に様々な部分がセイバーとは異なっている。手甲が左右対称だったり、スカートアーマーが短くなってたり、靴がトゲトゲしてたり。武内氏いわく「作画の手間を考えて簡略化しようとしたが失敗した」とのこと。
  • 『Grand Order』でセイバークラスとサンタオルタのキャラクターデザインを担当した武内氏によると、セイバークラスの「第三段階」のデザインはVOLKSのドール用にデザインしたものを使用しており、最終再臨イラストではドレスがミニスカになる。
    • また、サンタオルタのデザインは「普段のクリスマスイベントとは違うものにしたい」という事が切欠だったが、イラストに入ると大変難産していたそうな。
  • 18禁ゲームの『hollow』では彼女の「そういうシーン」も予定されていたが、ただでさえ肌が青白いオルタを脱がせてしまうと見た目が危なく(屍姦に)見えてしまうと判断されて見送られたとか。
  • 『カーニバル・ファンタズム』では自らアホ毛を引きちぎって変身したが、士郎の毒気のない態度に赤面して元に戻った。どうやらセイバーの感情がスイッチのようである。
  • エイプリルフールの中では、士郎を自ら使いっぱしりにしながら、彼の帰りが遅いと寂しがって不満を漏らす一面もある。
  • 彼女の王としての性格は「暴君」と表現されるが、正確には秩序・悪らしい「統制する暴君」である。
    • このことから「カリスマ」スキルも「統率はできるが、士気はむしろ低下する」性質としてEランクになっている。
    • 尊大な口調もあくまで「暴君」としての演技であり、素の口調はセイバーと同じ丁寧語口調である。
  • 上述している悪食ぶりは後発の作品やアンソロジーで加速され、『フェイト/タイガーころしあむ』に至っては、バケツプリンならぬ風呂プリンを食べる悪食ぶりを見せた。
  • クリスマスイベントで配っていたプレゼントは概念礼装であったが、選び方は相手によってまちまち。打たれ弱いバーサーカーには「龍脈」(開始NPチャージ)、アサシンクラス唯一の全体攻撃宝具を持つファントムには「天使の詩」(宝具威力UP)、スター関連のスキルが充実する荊軻には「優雅たれ」(スター発生率UP)を与えるなど、ゲーム的に的確なオススメをしていた。少女2名に送った期間限定礼装なども効果はともかく絵は相応しい。一方でシーズンの過ぎたカボチャや、アーチャー3人に黒鍵セット+某アイドルランサーによるライブという嫌がらせレベルの代物も…。
  • なお、サンタオルタの属性はプロフィールでは秩序・善となっているが、内部データは元通りの秩序・悪として扱われている。
  • 上述するように『Fate/Grand Order』亜種特異点Ⅰではセイバークラスのオルタが登場しているものの、騎乗スキルが低いのにバイク「キュイラッシェ・オルタ」を乗り回していたり、主人公に対する言動が妙にフランクだったりしたため、「実はサンタオルタが変装してきているのでは?」等と一部で囁かれている。(なお、ゲーム上ではきちんとセイバークラスである)

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