「Fate/Requiem」の版間の差分

提供: TYPE-MOON Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
73行目: 73行目:
  
 
;《船長》
 
;《船長》
:アハシェロスのサーヴァント。寡黙な人物で船を操る。
+
:アハシェロスのサーヴァント。寡黙で質実剛健な人物。巨大な船を操る。
 
:正体は世界で最も有名な幽霊船である「フライング・ダッチマン」を宝具に持つ、「さまよえるオランダ人」
 
:正体は世界で最も有名な幽霊船である「フライング・ダッチマン」を宝具に持つ、「さまよえるオランダ人」
  

2019年1月31日 (木) 00:29時点における版

Fate/Requiem
著者 星空めてお
イラスト キャラデザ&挿絵:NOCO
背景口絵:友野るい
単行本 既刊一巻
テンプレートを表示

概要

星の開拓者「ニール・アームストロング」が初めて月に降り立ってから五十六年後。
聖杯戦争の《その後》を描く。
2018年12月17日に発表されたFateシリーズ最新作。
「私は死神――サーヴァントを殺す仕事をしている」

―――昔、大きな戦争があった。

戦争は終わり、世界は平和になった。

今では誰もが“聖杯”を持ち、運命の示すサーヴァントを召喚する。

ただ一人の少女、宇津見エリセだけがそれを持たない。

少女は、世界で最後に召喚されたサーヴァントの少年と出会う。

だが彼女はまだ、自分の運命を知らない。

楽園から切り離された少女が出会ったのは、世界で最後に召喚されたサーヴァント。

登場人物

エリセ陣営

宇津見エリセ
臨海都市《秋葉原》に暮らす14歳の少女。ただ一人”聖杯”を持たず、悪霊に取り憑かれている。サーヴァント達から「死神」、ンザンヒから「魔術使い」と呼ばれている。
カレン・フジムラ先生からの依頼で秋葉原で暴れている魔術師・魔術使いや暴走するはぐれサーヴァントを刈る仕事をしていたが、少年との出会いや聖杯トーナメントでの謎の勢力の襲撃を契機に運命と出会う。
少年
エリセの前に現れた神秘的な少年。世界で最後に召喚された星巡る少年。真名もクラスも不明で「プラン」と呼ばれるのだが…。

臨海都市「秋葉原」の人々とサーヴァント

カリン
エリセの親しい友人。14歳の少女。生まれつき聖杯を持っている「新人類」。両親が聖杯とサーヴァントを拒絶している複雑な家庭環境を持つ。
鬼女紅葉
クラス:バーサーカー。カリンのサーヴァント。カリンからは「モミ」と呼ばれる。バーサーカーらしからぬ繊細な仕草と治療魔術を使いこなす有能さなどから、エリセに信頼されている。
コハル・F・ライデンフロース
「聖杯トーナメント」のスター選手。ギャラハッド〔オルタ〕のマスター。普段は肉体年齢10代前半のホムンクルス少女だが、セイバー・ギャラハッドとの英霊憑依(ポゼッション)を行う事で10代後半の少女騎士として戦う。
ギャラハッド〔オルタ〕
クラス:セイバー。コハルのサーヴァント。「最も聖なる騎士」の称号を捨てたギャラハッド
皮肉屋な性格でありマスターであるコハルにも歯牙にもかけない態度をとるが、エリセと少年に「コハルを見殺しにしなかった礼」として義理を返す騎士らしい部分も遺している。
真鶴チトセ
エリセの「祖母」。外見年齢は若々しい。「本物の魔術師」であり、聖痕(スティグマータ)と呼ばれる使い手で秋葉原で数少ない「旧来の令呪」を持った女性。
聖釘(サクリ・キオディ)と呼ばれる両手と両足、四か所の令呪から生じる『拘束』の概念武装を用いた徒手空拳のパイルバンカーで、相棒のルキウスと共に聖杯トーナメントでのサーヴァント達の暴走を止める強力な術者。
ルキウス・ロンギヌス
クラス:ランサー。チトセのサーヴァント。聖槍を持つ武人。エリセが赤ん坊の頃から面倒を見てきた人物でチトセと長い間、相棒関係にある。かつての聖杯戦争を勝ち抜き、チトセに聖杯をもたらした栄光の百人隊長。エルサレムの丘で自らの運命を悟った誉れ高き槍の聖遺物を持つ聖人。
カレン・フジムラ
都市管理AI人型端末。「秋葉原」担当。エリセの「先生」であり恩師。黒い犬を引き連れた謎の少女によって殺害される。
外見は「カレン・オルテンシア」に類似している。
カレンシリーズ
別の都市を管理している「カレン」たち。町に応じて個性が変わっているらしい。
クンドリー
聖杯のルールを破ったはぐれサーヴァント。聖槍の投影品を宝具としている。
北欧の主神オーディンの娘、ワルキューレですらあったと云うが、転生を重ねるたびに強気男に従属し、道具として利用され続ける運命を持つ事から狂ってしまった。
アハシェロス
クンドリーに追われて秋葉原から旅立ったマスター。軽薄で皮肉屋だが年長者としてのアドバイスも送る人物。
サーヴァントに該当しない人間であるが、サーヴァントに匹敵する伝説の存在。「神の子」を嘲笑して最後の審判の日まで生きて放浪する罰を受ける事になった「さまよえるユダヤ人」
《船長》
アハシェロスのサーヴァント。寡黙で質実剛健な人物。巨大な船を操る。
正体は世界で最も有名な幽霊船である「フライング・ダッチマン」を宝具に持つ、「さまよえるオランダ人」
ハンニバル
聖杯トーナメントでコハルと同じ陣営で戦うはずだった英霊。突如、ゾンビのようになり暴走してしまう。
ボルジア兄妹(チェーザレ・ボルジア、ルクレツィア・ボルジア)
幼い姿に老獪な精神を住まわせる二人組のサーヴァント。秋葉原で裏社会に精通しており、エリセとも取引している。
源九郎義経
ナチュラルボーン平家キラー。マスターはごく普通の市民の少女。鎧武者でありクラスや性別は不明だが、真名からすると牛若丸の成長した姿であると思われる。聖杯トーナメントの襲撃でも最後まで生き延びているトップサーヴァント。
キルケー
聖杯トーナメントの実況者。生死は不明だが、事件後ピグレットらしき豚が活動しているため、生きているものと思われる。
エドワード・ティーチ
聖杯トーナメントの解説者の一人。性格は「Fate/Grand Order」の頃と変わらないようで、ものすごいブーイングを受けつつも気にしていない。生死は不明。
エウクレイデス
アレクサンドリア出身のサーヴァントとして聖杯トーナメントの解説を依頼されるが、ドタキャンする。
キルケー曰く「フォーリナーってのは気まぐれで困るねえ」とのこと。

ンザンビ
聖杯トーナメントに現れ、サーヴァントと人々をゾンビのように変貌させ「死」をまき散らした謎のサーヴァント。クラス不明。ゾンビ伝承の原典となったコンゴのヴィリ族の至高神。すべての生き物の母にして大皇女。
エリセとプラン少年、ギャラハッドと英霊憑依したコハルと交戦し、彼女たちを追い詰める。
謎の少女
民族的なドレスに身を包むあどけない雰囲気の少女。「黒い犬」を引き連れ、カレン・フジムラを殺害。
黒い犬
謎の少女が引き連れているエジプト風の黒い犬。プラン少年が恐れている。エリセに「お前は我々の側に立つものだ」という言葉を残して立ち去る。

用語

臨海都市《秋葉原》
海面上昇と聖杯戦争後の世界の再構成を受けて、現在のような景観となった。モザイク市きってのリゾート都市。

メモ

  • 星空めてお氏のTwitterでカリンと鬼女紅葉のキャラデザが公開されている[出 1]

書誌情報

脚注

注釈


出典

リンク