「マリスビリー・アニムスフィア」の版間の差分
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:その能力を高く買っており、自身の目的を打ち明けた。 | :その能力を高く買っており、自身の目的を打ち明けた。 | ||
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*誤解されがちだが、上記のようにマリスビリーの綴りは「Marisbury」であり、悪意を意味する「マリス」(malice)とは関係はない。 | *誤解されがちだが、上記のようにマリスビリーの綴りは「Marisbury」であり、悪意を意味する「マリス」(malice)とは関係はない。 | ||
+ | *上記のように人類愛そのものはあるようだが彼の想定している「人理保障」は相当な厄ネタのようで、デイビッドは彼のそれを評して'''「それが為されたら地球人類はこの138億光年の中で最も恥ずべき存在になる」'''有り体に言えば'''「宇宙の恥」'''と断言した。 | ||
+ | **なお、すでに登場している中には「[[ビーストⅢ/R|地球そのものの性感帯となって人類全てを自分の欲望のために昇華する]]」をやらかそうとした輩もいるが、それでも'''「地球の恥」'''止まりであり、「それ以上になるとか一体どんな悍ましい事をやろうとしているのか」と一部のプレイヤーは戦々恐々としているとか。 | ||
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2024年11月14日 (木) 21:55時点における最新版
マリスビリー・アニムスフィア | |
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外国語表記 | Marisbury Animusphere |
性別 | 男性 |
声優 | 野島健児 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要[編集 | ソースを編集]
魔術師の名門アニムスフィア家の前当主であり、人理継続保障機関フィニス・カルデアの初代所長。時計塔の十二の学科の一つ天体科の前ロードでもある。
- 略歴
- 2004年に日本の冬木で起きた聖杯戦争に身を投じ、キャスターのサーヴァントとしてソロモンを召喚した。
- 彼の参加目的は疑似地球環境モデル・カルデアスを動かすための燃料を得ること、つまり「一つの国を賄うほどの発電所の半年間ほどの独占」を行うための国家予算規模の資金を得ることであった。
- 理由は不明だがその時点で彼に残された活動時間は十年しかなかったらしく、その期間の間にライバルである他のロード達に悟られないようにカルデアスを起動出来るほどの莫大な資金を手にするため、ソロモンの指輪を用いて聖杯戦争に挑んだ。
- そしてソロモンとともに他のマスターである六人の魔術師を殺して万能の願望機である聖杯を手にした彼は聖杯にカルデアス起動のための『巨万の富』を願ってカルデアスの起動に必要な資金を確保、その後彼は魔術師として大成し、ただの天文台でしかなかったカルデアを研究施設さながらの設備を有するものへと発展させた。
- 2011年、所長室へ呼び出した何者かに「カルデアスを止めろ」と拳銃で脅されたが、自分の命よりも人理の保証を優先して拳銃自殺。その実情や背景は未だに不明。ただ、ロマニ・アーキマンの口ぶりによるとその死の一年前にあったデミ・サーヴァント融合実験の頓挫が何らかの関連を持っていると考えることもできる。
- 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』世界でも同じく冬木の聖杯戦争への参加を検討したようだが、「冬木の大聖杯は使い物にならない」として断念している。
- 人物
- ホームズによると、資料から読み取れる彼の性質は“良識”であり、人並みの欲があり、人並みの妬みを持ち、人並みの幸福を愛する人間。オルガマリーによると、自分を愛してなかったわけではないが、それ以上に研究中心の人であったという。
- 魔術師特有の危うさを持っており、道徳が欠けているのは他の魔術師とは変わらず、未来を見守るという大義を掲げて非人道的な行いも少なからず試みていたのも事実である。しかし、その胸に秘めている熱意や人類愛は揺るぎないものであり、何を犠牲にしても人理を維持するための必要なカルデアスを起動させるという決意を持っていた模様。
- 天体科のロードとして独自の方法で根源に至ることを目的としており、他の魔術師の理論に乗るなどと有り得ないとして、アインツベルンの大聖杯による根源への到達は拒否し、カルデアを設立した。
- 能力
- キャスターとしては間違いなく最強クラスであるソロモンと契約、更に他の六組を皆殺しにするという「正攻法」で聖杯戦争を制していることに加え、カルデアスを初めとした様々な機器の開発・実装など、戦闘力を含め魔術師としては卓越した物があったと思われる。また上述の通り「stay night」世界においては冬木の聖杯の異常も見抜いており、洞察力も非常に高い。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]
- Fate/Grand Order
- 既に故人として登場。
- ロード・エルメロイⅡ世の事件簿
- こちらの世界線ではまだ存命。娘のオルガマリーに関連して、天体科の現学部長として言及される。
人間関係[編集 | ソースを編集]
Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]
- ソロモン
- 冬木の聖杯戦争で召喚したサーヴァント。
- ロマニ・アーキマン
- 冬木の聖杯戦争で助手として連れていたと記録されていた人物。
- その正体は、ソロモンが聖杯への願いによって人間として受肉して生まれ変わった存在。
- オルガマリー・アニムスフィア
- 娘。マリスビリーが行っていた非人道的なデミ・サーヴァント実験を知ったことは彼女の心に大きな影を落としてしまった。
- 家族としてはあまり関心はなかったようで、カルデア設立が頓挫した世界では彼女について殆ど構わなくなってしまっていた。
- キリシュタリア・ヴォーダイム
- 一番弟子。「オルガマリーよりもロードらしい」と言われる程の傑物で、彼自身もマリスビリーの理想に共感している。
- 芥ヒナコ
- 彼女の正体を知ってレイシフト計画の保険として目をつけ、カルデアスタッフとしてスカウトした。
- 「芥ヒナコ」の偽名と経歴も彼が与えたものであり、カルデアでの定期検診も直接行っていた(そしてデータを改竄していた)模様。
- スカンジナビア・ペペロンチーノ
- フリーの魔術師だった彼のことを、高いサバイバル能力を買ってスカウトした。
- ベリル・ガット
- 裏社会における殺し専門の魔術師であった彼を戦闘要員、脱走者の始末屋としてスカウトした。
- ベリルはマリスビリーにスカウトされた初対面時に「人生稀に見る寒気を覚えた」、キリシュタリアにブリテン異聞帯の担当を脅迫混じりに指名された際に「マリスビリーですらここまで一方的じゃなかった」と発言するなど、ベリルはマリスビリーから得体の知れなさを感じ取っていた模様。
- デイビット・ゼム・ヴォイド
- その能力を高く買っており、自身の目的を打ち明けた。
- 結果的に彼に反目されて銃を突きつけられるが、自身の目的を優先してそのまま自分で命を絶った。
- マシュ・キリエライト
- カルデアが遺伝子操作によって生み出したデザインベビーであり、デミ・サーヴァント実験の被検体。
- 彼女と融合した英霊については把握していたが、それを彼女に教えることで増長、及び離反することを恐れて真名は秘していた。
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿[編集 | ソースを編集]
- ドクター・ハートレス
- 冬木の聖杯戦争の調査を依頼した魔術師。彼から得た情報によってマリスビリーは自身の目的には冬木の聖杯は役に立たないと判断した。
- オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア
- 上記のオルガマリーの別の歴史での姿。
- こちらではまともな聖杯を手に入れる目がなくなってカルデアを作れなくなったためか、ほとんどネグレクト状態であり、別の意味で影を落としている。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- 「飲めるのなら、別に水だって構わないさ。」
- アニメの「Episode 0 Initium Iter」で紅茶を飲んでいたマリスビリーに対し、ロマニが彼に紅茶の好みを聞いた時の返答。乾きを癒すためなら、紅茶ではなく水でも良い。目的のためなら、そこに至るまでの手段がどのようなものであろうと関係ないという彼の人格が現れている。
メモ[編集 | ソースを編集]
- 『冠位時間神殿 ソロモン』においてソロモンの回想に登場したが、その際の立ち絵として表示されるのは汎用のもののシルエットとなっている。
- 詳細は未だ明らかになっていないが魔神柱の1人であるレフはアニムスフィア家に対して「2000年ほど遅すぎたよ」と語っており、アニムスフィア家に含むところがあった模様。
- 召喚したのがソロモンという最強クラスのサーヴァントの一角だったとはいえ、本来では勝ち目が薄いとされているキャスターのマスターとして聖杯戦争を勝ち抜くという困難を成し遂げたすごい人。
- さらに、開始前の触れ込み通りに「願望器を手にして望みを叶える」事に成功した貴重なマスターでもある。
- 「活動時間」という表現から、マシュ・キリエライト同様のデザインベビーではないかと言われている。
- 「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア- Episode 0」にてビジュアルが初公開される。オルガマリーの父親というより兄と言った方が相応しいほど若々しい姿が視聴者を驚かせた。
- が、個人名がはっきりしているキャラクターにも関わらず劇中誰も名前も愛称も呼ばない、エンドクレジットにおける役名が何故か「マリスビリー・アニムスフィア」ではなく「カルデア前所長」、冬木の聖杯戦争終結時の回想シーンにおいて何故か台詞が口パクと字幕のみで表現され無音声である(最後の一言のみ音声付きだが、今度は逆に画面が暗転している)等、「冬木の聖杯戦争当時のマリスビリーとカルデアで殺害されたと思しい前所長は別の人間である」とも取れる意味深な描写がいくつか散見される。
- ただし、同episode 11においての6章のホームズ回想時に肖像画らしきものとともにマリスビリーの名前が出てきたため、少なくとも今の所は同一人物と思っても差し支えはないようだ。
- が、個人名がはっきりしているキャラクターにも関わらず劇中誰も名前も愛称も呼ばない、エンドクレジットにおける役名が何故か「マリスビリー・アニムスフィア」ではなく「カルデア前所長」、冬木の聖杯戦争終結時の回想シーンにおいて何故か台詞が口パクと字幕のみで表現され無音声である(最後の一言のみ音声付きだが、今度は逆に画面が暗転している)等、「冬木の聖杯戦争当時のマリスビリーとカルデアで殺害されたと思しい前所長は別の人間である」とも取れる意味深な描写がいくつか散見される。
- 誤解されがちだが、上記のようにマリスビリーの綴りは「Marisbury」であり、悪意を意味する「マリス」(malice)とは関係はない。
- 上記のように人類愛そのものはあるようだが彼の想定している「人理保障」は相当な厄ネタのようで、デイビッドは彼のそれを評して「それが為されたら地球人類はこの138億光年の中で最も恥ずべき存在になる」有り体に言えば「宇宙の恥」と断言した。
- なお、すでに登場している中には「地球そのものの性感帯となって人類全てを自分の欲望のために昇華する」をやらかそうとした輩もいるが、それでも「地球の恥」止まりであり、「それ以上になるとか一体どんな悍ましい事をやろうとしているのか」と一部のプレイヤーは戦々恐々としているとか。
脚注[編集 | ソースを編集]
注釈[編集 | ソースを編集]
出典[編集 | ソースを編集]