「ジャック・ド・モレー」の版間の差分

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;略歴
 
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:『Fate/Grand Order Arcade』では第六特異点『[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]』にて敵として登場した。
 
:『Fate/Grand Order Arcade』では第六特異点『[[騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム]]』にて敵として登場した。
:作中では「何も成せなかった罪を贖う」という信念のもと、エルサレムに訪れた避難民を無差別に殺戮して魂のみ門の中に招き、収納していた。そして、終盤では彼の憤怒に呼応するかのように現れた[[魔獣赫|黒幕]]と共に襲い掛かってくるも、主人公と仲間たち、そして[[アモン|まさかの共闘者]]の前に敗れ去った。
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:作中では汚染された[[聖杯]]に侵されて狂気に取り憑かれ、「何も成せなかった罪を贖う」という信念のもと、エルサレムに訪れた避難民を無差別に殺戮して魂のみ門の中に招き、収納していた。そして、終盤では彼の憤怒に呼応するかのように現れた[[魔獣赫|黒幕]]と共に襲い掛かってくるも、主人公と仲間たち、そして[[アモン|まさかの共闘者]]の前に敗れ去った。
  
 
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:鎖帷子と剣と盾のオーソドックスな騎士姿で、その剣を用いた戦闘を行う。
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== バリエーション ==
 
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:エルサレムのソロモン神殿跡地の発祥から、パリ・セーヌ川シテ島の火刑場に至るまでの二百年に渡る騎士団の生き様を誇る。
 
:エルサレムのソロモン神殿跡地の発祥から、パリ・セーヌ川シテ島の火刑場に至るまでの二百年に渡る騎士団の生き様を誇る。
 
:焼身の業火に包まれながら剣を振るう最後の総長ジャック・ド・モレーの雄姿はあたかも灯滅せんとして光を増すがごとし。
 
:焼身の業火に包まれながら剣を振るう最後の総長ジャック・ド・モレーの雄姿はあたかも灯滅せんとして光を増すがごとし。
:『Grand Order Arcade』では「範囲内の敵全体に強力な攻撃&自身に「通常攻撃時にやけど状態を付与する状態」を付与&自身にやけど状態を付与【デメリット】」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order Arcade』では「範囲内の敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身に『通常攻撃時にやけど状態(5秒ごと3回)<オーバーチャージで効果アップ>を付与する状態』を付与(30秒)&やけど状態(5秒ごと3回)を付与【デメリット】」という効果のBuster宝具。
  
 
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:第六特異点で敵として登場し、後にプレイアブルキャラとして実装。
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:第六特異点における、同じ陣営の味方サーヴァント。
 
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:第六特異点における敵対サーヴァント。
 
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:収束特異点では第六特異点での後悔で魔獣赫に吶喊しようとしていたところを諫められ、共闘することになった。
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:無辜の怪物となった自分自身。
 
:無辜の怪物となった自分自身。
 
:期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では[[ラーヴァ/ティアマト]]の手によって彼女と肉体を共有することとなり、あまりのいい加減な有様に𠮟責していた。
 
:期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』では[[ラーヴァ/ティアマト]]の手によって彼女と肉体を共有することとなり、あまりのいい加減な有様に𠮟責していた。
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:『Arcade』では<del>どこかの誰かと違って</del>その存在を有り得ないとはしておらず、自分自身であればこそ直視できないとしており、その心に良心があるならば厳しく引き締めなければならないとしている。
  
 
=== 生前 ===
 
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:元々テンプル騎士団はソロモン神殿の管理も担当しており、テンプル騎士団崩壊時には神殿の財宝が持ち出されたという伝承が残っていて、それが[[アン・ボニー&メアリー・リード]]の幕間の物語でも触れられている「テンプル騎士団の財宝」の元ネタの一つになっている。
 
:元々テンプル騎士団はソロモン神殿の管理も担当しており、テンプル騎士団崩壊時には神殿の財宝が持ち出されたという伝承が残っていて、それが[[アン・ボニー&メアリー・リード]]の幕間の物語でも触れられている「テンプル騎士団の財宝」の元ネタの一つになっている。
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:第3回十字軍の最前で指揮を執っていたイングランド王。
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:彼が聖都エルサレムへ終ぞ足を踏み入れなかったことに、幾度も思いを馳せているらしい。
  
 
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2024年9月6日 (金) 07:19時点における最新版

セイバー
真名 ジャック・ド・モレー
外国語表記 Jacques de Molay
性別 男性
身長 180cm
体重 68kg
出典 史実
地域 欧州、キプロス、シリア地域の十字軍国家
属性 秩序・善
一人称 私(わたくし)
二人称 マスター/あなた/貴公/マドモアゼル/貴様
三人称 彼ら/彼の者たち
声優 中島ヨシキ
デザイン 黒星紅白
設定作成 星空めてお
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order Arcade
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概要[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order Arcade』に登場する「剣士」のサーヴァント

略歴
Fate/Requiem』では聖杯トーナメントの出場選手として登場したが、ンザンビの襲撃によって負傷し、トーナメントの再開に向けて金策に奔走している。
『Fate/Grand Order Arcade』では第六特異点『騎勲渇仰遠征 ロスト・エルサレム』にて敵として登場した。
作中では汚染された聖杯に侵されて狂気に取り憑かれ、「何も成せなかった罪を贖う」という信念のもと、エルサレムに訪れた避難民を無差別に殺戮して魂のみ門の中に招き、収納していた。そして、終盤では彼の憤怒に呼応するかのように現れた黒幕と共に襲い掛かってくるも、主人公と仲間たち、そしてまさかの共闘者の前に敗れ去った。
人物
まじめで人見知りする性格。第一印象はコミュ障気味でひどく脆弱な雰囲気。
ところがいざ交渉の場になるとそれは一転し、しぶとく強靱な精神力を発揮する。本人の体調が悪化するにつれて弁論の切れ味は増し、一歩も引かずに相手をやり込める。
テンプル騎士団の誓いである『清貧、貞節、服従』『降伏よりは死を選ぶ』を頑なに守ろうとする。
騎士団の金庫は神の所有物であるため、金銭の扱いに関しては非常にドライ。感情を挟まず、絶対に自分が損をしない取り引きを心がける。
すぐに胃をわずらって嘔吐してしまうので、そんな時はひたすら羊など可愛いモノのことを考えている。
フランス王家によって処刑されたが、サーヴァントとなったモレーには、結局衰亡の道を辿った彼らへの憐れみはあれど憎しみは無い。ただ、貸したお金を返して欲しいだけである。
能力
鎖帷子とロングソードと十字の盾のオーソドックスな騎士姿で、その剣を用いた戦闘を行う。
また、なぜか出てきた羊を敵に蹴り付けて攻撃することも。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

フォーリナー[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order』で登場した「外なる神」の介入により『無辜の怪物』としての力が強まったジャック・ド・モレー。こちらではクラスだけでなく性別も女性に変わっている。

詳細は「ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕」を参照。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
セイバー 主人公 (Grand Order) B C B A C B 対魔力:B
騎乗:C
騎士団の誓い:A
喜捨の勧め:A
巡礼の守護者:B

宝具[編集 | ソースを編集]

斯くも永き巡礼の旅路(ピレリナージ・ド・テンプル)
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:1~100
最大捕捉:2人
テンプル騎士団の栄光と衰亡の歴史。
輝かしい幻影をまとう剣と騎馬の突撃。
エルサレムのソロモン神殿跡地の発祥から、パリ・セーヌ川シテ島の火刑場に至るまでの二百年に渡る騎士団の生き様を誇る。
焼身の業火に包まれながら剣を振るう最後の総長ジャック・ド・モレーの雄姿はあたかも灯滅せんとして光を増すがごとし。
『Grand Order Arcade』では「範囲内の敵全体に強力な攻撃[Lv]+自身に『通常攻撃時にやけど状態(5秒ごと3回)<オーバーチャージで効果アップ>を付与する状態』を付与(30秒)&やけど状態(5秒ごと3回)を付与【デメリット】」という効果のBuster宝具。

真名:ジャック・ド・モレー[編集 | ソースを編集]

聖地エルサレムへの巡礼者を守護する騎士修道会“テンプル騎士団”の第23代目総長であり、最後のグランドマスターとして著名。
13世紀、当時は神聖ローマ帝国に属したブルゴーニュ郡モレーの小貴族の子として生まれる。
21歳でテンプル騎士団に入会し騎士となり、最後の拠点であった都市アッコンの防衛戦に加わるが十字軍の援軍を受けられないまま都市は陥落する。
騎士団本部はキプロス島へと移されたものの、モレーは聖地奪還を諦めずに十字軍の再遠征への情熱を燃やし、腐敗と慢心の及んでいた騎士団の改革を唱えて総長に就任する。
テンプル騎士団は各国諸侯からの寄進によって莫大な富を得ており、さらに銀行業の先駆けとなる金融業を広く営むことで資産を増やし、欧州各地に大小一万箇所以上もの管区を持つという一王国に匹敵する財産を所有していた。
騎士団総長となったモレーもまた現代銀行の頭取に似た立場であったといえる。
目的を見失った騎士団に堕落が蔓延しつつあるなかでモレーはあくまで敬虔な修道士であろうとした。軍事的成果をあげられなかった過去を悔やみ、ひたすらに聖地エルサレムの奪還を目指した。
騎士団の莫大な資産を欲したフランス王、端麗王フィリップ4世に黒魔術や悪魔崇拝など異端の濡れ衣を着せられ、騎士団は廃止に陥れた。
幽閉と拷問を受けたモレーは、フィリップ4世とその傀儡教皇クレメンス5世へ呪いの言葉を残しながら、パリで火刑に処された。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Requiem
聖杯トーナメントの出場選手として先に登場したが、詳細とビジュアルはなし。
Fate/Grand Order Arcade
第六特異点で敵として登場し、後に期間限定サーヴァントとして実装。
Fate/Grand Order
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にてNPCとして登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Requiem [編集 | ソースを編集]

バルバロッサ源九郎義経
聖杯トーナメントで同じ陣営で戦った仲間。

Fate/Grand Order Arcade [編集 | ソースを編集]

ゲオルギウス
第六特異点における、同じ陣営の味方サーヴァント。
彼と立ち並び、戦ったことを誉れとしている。
オジマンディアス
第六特異点における敵対サーヴァント。
収束特異点では第六特異点での後悔で魔獣赫に吶喊しようとしていたところを諫められ、共闘することになった。
葛飾北斎アビゲイル・ウィリアムズ〔夏〕謎のヒロインXX
期間限定イベント『ドリームジャーニー ~神秘と恐怖の幻夢郷~』にて、特異点で出会った少女たち。
彼女たちを見ると胸がざわつくとのこと。やはりフォーリナー案件なのだろうか。

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

ジャック・ド・モレー〔フォーリナー〕
無辜の怪物となった自分自身。
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』ではラーヴァ/ティアマトの手によって彼女と肉体を共有することとなり、あまりのいい加減な有様に𠮟責していた。
『Arcade』ではどこかの誰かと違ってその存在を有り得ないとはしておらず、自分自身であればこそ直視できないとしており、その心に良心があるならば厳しく引き締めなければならないとしている。

生前 [編集 | ソースを編集]

ソロモン
元々テンプル騎士団はソロモン神殿の管理も担当しており、テンプル騎士団崩壊時には神殿の財宝が持ち出されたという伝承が残っていて、それがアン・ボニー&メアリー・リードの幕間の物語でも触れられている「テンプル騎士団の財宝」の元ネタの一つになっている。
リチャードⅠ世
第3回十字軍の最前で指揮を執っていたイングランド王。
彼が聖都エルサレムへ終ぞ足を踏み入れなかったことに、幾度も思いを馳せているらしい。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「騎士として敗北し、修道士として破戒し、総長として廃絶した!何も成せぬまま灰燼に帰した我が無念、今此処で晴らそう!『斯くも永き巡礼の旅路ピレリナージ・ド・テンプル』!!」
宝具開放。最後の総長は身を焼き尽くす業火と共に、生前果たせなかった騎士としての本懐を成し遂げる。
どこぞのヤギ娘の神秘的ながらも悍ましい宝具と比べると、真っ当にカッコいい演出である。
「彼女たちを見ていると胸がざわつく……山羊が一匹、山羊が……いや羊です、山羊ではなく!」
期間限定イベント『ドリームジャーニー ~神秘と恐怖の幻夢郷~』にて、上記のフォーリナー三人組の対峙を見て。
羊を数えて精神の安定を図るところは相変わらずである。そして何故か山羊をカウントしている。山羊に縁がある方が混線しているのだろうか。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『Fate/Grand Order Arcade』先行収録のサーヴァント。
    • それまでは『Fate/Grand Order』で登場したサーヴァントの別バージョンが大半だった中でシータに並ぶアーケードオリジナルのサーヴァントであり、シータが『Fate/Grand Order』本編での登場が設定上難しいためこちらの登場を期待する声もあった。
      • 後に『Fate/Grand Order』にも登場したが、姿も性別も声も性格も何もかも違う、本人が見たら激しい胃痛を起こしそうな別バージョンであった。
  • フィリップ4世に異端の疑いをかけ、テンプル騎士たちが一斉逮捕された不吉な日は、俗に言う「13日の金曜日」の起源とされる。
  • 上記のように羊には非常に拘りがあるようで、装身具のあちこちにマスコットのようにデフォルメした羊のキャラクターがあしらわれている。
    • なお、エクストラアタックではこの羊を呼び出して蹴り飛ばす。その辺は性格通りドライなのかもしれない。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]