「アタランテ〔オルタ〕」の版間の差分

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:喰らった相手は粘着質の「闇」に取り込まれ、強制的に同化させられる。
 
:喰らった相手は粘着質の「闇」に取り込まれ、強制的に同化させられる。
 
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:あるいはこの時主人公は、そちらで果てたアタランテのことも、一緒に救っていたのかもしれない。
 
:あるいはこの時主人公は、そちらで果てたアタランテのことも、一緒に救っていたのかもしれない。
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2024年3月30日 (土) 08:33時点における最新版

バーサーカー
真名 アタランテ〔オルタ〕
外国語表記 Atalante〔Alter〕
性別 女性
身長 166cm
体重 57kg
好きな物 子供
苦手な物 綺麗事から目を背ける聖女
天敵 ジャンヌ・ダルク
出典 ギリシャ神話
地域 ギリシャ
属性 混沌・悪
副属性
一人称
二人称
三人称 あれ/それ
声優 早見沙織
デザイン 近衛乙嗣
設定作成 東出祐一郎
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

狂戦士」のサーヴァント

略歴
永久凍土帝国 アナスタシア』で異聞帯のロシアに召喚され、ヤガの叛逆軍を取りまとめていた。
最終的に異聞帯の真実を知ったため主人公 (Grand Order)に立ちはだかるも退けられ、消滅した。
人物
アタランテが自身の宝具であるカリュドーンの毛皮で変身した姿。
相手を倒すための最適な手段を実行可能であり、状況によっては撤退も視野に入れるが、一度敵とみなした相手に説得されることは基本的にない。狂化と同様のスキルを持ちながら会話は通じるが、基本的に論理面での説得はほぼ不可能。
彼女はマスターが人間の味方であるかどうかに興味はないが、どれほど獣化されても心に刻んでいるルールを逸脱しない限り、彼女は忠実なサーヴァントである。
無論、マスターがそのルールに抵触すればマスターとサーヴァントの関係を捨ててしまい、恐らくマスターの識別すら不可能になると推測される。
能力
カリュドーンの毛皮による魔獣化のため、Aランクの狂化に匹敵するステータス向上がありながら、冷静な思考を保つ稀有な存在。
怒りに任せての変身ではなく、既に獣化した状態での召喚のために宝具として使用した時よりランクが落ちている。
一方で、この宝具を常時発動しているアタランテの精神性は、もはや「生前には全く存在しなかったはずの一面」と形容していいものになっており、召喚されてから時が経つにつれ、違和感と暴走癖への嫌気が増すようになっていくという。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
バーサーカー 主人公 (Grand Order) C++ C++ A+ B E B+ 獣化:B
単独行動:A
自己進化:EX
アルカディア越え:A
野獣の論理:B
魔性馴化:EX
幕間の物語クリアで「自己進化」→「魔性馴化」に変化。

宝具[編集 | ソースを編集]

闇天蝕射(タウロポロス・スキア・セルモクラスィア / タウロポロス・エクリプスィ)
ランク:A
種別:対人宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1人
アーチャークラスで使用するタウロポロスを自身に取り込み、全魔力を注いだ一撃を放つ。
矢、というよりは弾道ミサイル。
喰らった相手は粘着質の「闇」に取り込まれ、強制的に同化させられる。
これに抵抗するためには、極めて強力な対魔力スキルが必要。
『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&宝具封印状態を付与(1ターン)&呪い状態を付与(5ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
『Fate Grand Order Material Ⅶ』では、ルビがゲーム内と異なり『タウロポロス・エクリプスィ』となっているが詳細は不明。

真名:アタランテ〔オルタ〕[編集 | ソースを編集]

アタランテが自身の宝具であるカリュドーンの毛皮で変身した姿。
アタランテ・メタモローゼとも。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
Lostbelt No.1『永久凍土帝国 アナスタシア』解禁に伴い実装。

Fate関連[編集 | ソースを編集]

マンガで分かる!Fate/Grand Order
『ますます』第48話でマシュに召喚されるが「ガチャ自慢」に不満を抱いていたため自己防衛反応が働き、マシュを殴りつけた。
第69話では第三再臨したが、宝具レベルが未だに1だったことが災いして(間接的に)アルテラが暴走する原因を作ってしまった。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

主人公 (Grand Order)
匂いは好ましく、力になってあげたいが、距離感が掴めず危険にさらしてしまいそうになるので苦手という矛盾した感情を持つ相手。
ベオウルフビリー・ザ・キッド
『永久凍土帝国 アナスタシア』で自身とは別の叛逆軍を率いており、後に主人公の手引きで同盟関係を結んで共闘するものの、とある出来事を切っ掛けに対立することになってしまう。
ジャンヌ・ダルク
『Fate/Apocrypha』からの因縁で「綺麗事から目を背けている」と辛辣だが「自分に対して正面から向き合ってくれている」とも評価している。
ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)
やはり『Fate/Apocrypha』のことを引きずっており、助けられなかった事を深く後悔している。
ちなみに幕間の物語によると、アタランテにはカリュドーンの毛皮を使った記憶が一切ないという。聖杯大戦でジャックの死に関わったことは覚えているが、その時の自分の状況は覚えていない、ということだろうか。
ジャガーマン
期間限定イベント『ホーリー・サンバ・ナイト』で森の王国タッグ「森の四次元殺法コンビ」を組んで出場した。
ちなみにチーム名の元ネタは漫画『キン肉マン』の「四次元殺法コンビ」から。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕 (バーサーカー)
ジャンヌに別側面などというものが存在することが、そもそも信じられなかったようだが、期間限定イベント『水着剣豪七色勝負』では、カジノで一文無しになった者同士意気投合していた。
彼女自身、『邪竜百年戦争 オルレアン』では、アタランテに悪事の片棒を担がせた女なのだが、話すと意外にも気が合うらしい。
シバの女王
自身の幕間の物語で共演。
阿漕な相手という認識だったようだが、マスターとの距離感について彼女からアドバイスをもらった。

生前[編集 | ソースを編集]

メディア
アルゴー号で乗り合わせた間柄。いろいろと語り合ったとか。
行き着いた果ては、互いに語り合った内容とは真逆のろくでもないものだったが。
ヘラクレス
アルゴー号からの縁であるが、「生前から少しは学んだようだ」と何かしらの変化を感じ取っている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order[編集 | ソースを編集]

戦闘[編集 | ソースを編集]

「燃ゆる影……裏月の矢……我が憎悪を受け入れよ!『闇天蝕射タウロポロス・スキア・セルモクラスィア』!!」
「間違いじゃない……! 間違いのはずが無いんだ! ううっ、うあああああーーッ!!『闇天の弓タウロポロス』! 行けぇーッ!」
宝具使用。全魔力を注いだ一撃を、彼女の憎悪を、全てを喰らう闇を放つ。

マイルーム[編集 | ソースを編集]

「これが私の最果てだ。どうした? 笑え。目を逸らすな! こうなったのは汝の責任なのだからな!」
第三再臨時。再臨を繰り返し力を得るごとに、本来の姿から遠ざかり禍々しく成り果てていく。
「眩しい陽だまりのようだな、汝は……だから近寄るな。私には少し、その輝きは強すぎる。」
マイルーム会話「絆レベル4」。
生前多くの死に関わった毛皮を纏っていることや、幕間時点ではロシア異聞帯での顛末を知ったこともあり、カルデアでの彼女は非常に自虐的な言動を繰り返している。
それこそ魔性の姿に成り果てていくことも、当然の報いであるかのように受け入れているのだが、最終再臨を果たした時には……
「私の愛するものはこう成り果てても変わらん。子供達だけだ。」
マイルーム会話「好きなもの」。獣化されてもなお「ソレ」は心に刻んでいる。
「偽の聖女……私が心から憎いのは彼女だけだ。……でも、彼女だけが私と真正面から向き合ってくれる存在なのだ。だからこそ、憎いのかもな……」
マイルーム会話「ジャンヌ・ダルク」。
聖杯大戦での対立を引きずっており、彼女を嫌っているものの、同時に自分と向き合い戦ったことを認めてもいる。
この感想は通常のアーチャークラスのときにも見られる。
「ジャック・ザ・リッパー……彼女たちがいるのか。そうか……いや、すまない。あの時止められなかった私に何も言う資格はない。ないんだ。」
マイルーム会話「ジャック・ザ・リッパー」。
アーチャー時のときと違い、聖杯大戦で彼女たちを救えなかったことを未だ悔やんでいる。
「ヘラクレス、か。……ふっ、噂から察するに、神話から少しは学んだようだな。大英雄は死してなお神話を紡ぐ、か。」
マイルーム会話「ヘラクレス」。
「メディア……あなたがあの時聞いてくれた私の想いは間違いではないはずだ。……なのに、行き着いた果てはお互いにろくでもないものだな。」
マイルーム会話「メディア」。
同じアルゴー号に乗船していたときに彼女と語り合うも、互いの結末に自嘲の声を漏らす。
「あの時、ああしてくれたのには感謝すべきなのだろうな。……小僧っ子如きが生意気な。次は噛みついてやるか。」
マイルーム会話「アキレウス」。
聖杯大戦で悪霊を憑依させ、カリュドーンの毛皮で暴走していたところを彼に討ち取られる形で止められた。
自分の夢を理解し、美しいと呼んでくれた彼に感謝をしているも、自分からすれば小僧である彼に借りを作ってしまったことに気恥ずかしさもある模様。

幕間の物語[編集 | ソースを編集]

「汝は甘いな。あれはやはり、私なのだ。」
「……カルデアに召喚されていたら、汝の側についただろうが。」
「本来の私は、あの選択をしてしまうのだろう。」
「私は……そういう存在だ。」
「獣の論理を抱えているのに、見捨てられない者がいて、守りたい者がある。」
「人なのに獣で、獣なのに人で。」
「そのくせ、神様めいたことをしようと右往左往うおうさおうだ。」
幕間の物語『疼く獣心と封じる倫理』にて。
身に覚えのない獣性に振り回されるアタランテは、シバの女王の助言を受け、その悩みを主人公に打ち明ける。
人とは違う感性を持ってしまった自分は、いずれ主人公とは意志を違えることになるかもしれないと懸念したアタランテだったが、主人公はそれを「個性」として受け止めると誓ったのだった。
この時引き合いに出されていたのは、ロシア異聞帯での最終局面の話だったが、語られている自己分析は、聖杯大戦での顛末とも一致している。
あるいはこの時主人公は、そちらで果てたアタランテのことも、一緒に救っていたのかもしれない。
「気にするな。イアソンは、生きているだけで偉いぞ。」
イアソンの幕間にて。「船長として敬っているかどうか」のアンケート結果を元にイアソンに嫌味を言う。

イベント[編集 | ソースを編集]

「最近、町を歩いていると子供たちが私に駆け寄ってくるのだ。」
「サインに握手、さらに消しゴムフィギュアは出ないのかなどと……」
「メキシコの子供たちにとって、強いレスラーは尊敬の対象であるらしく……」
「フフ、私に向けられる笑顔……フフフ……!」
クリスマスイベント『ホーリー・サンバ・ナイト』にて。
ジャガーマンの強引な誘いを受け、サンタタッグトーナメントに出場した彼女。当初は乗り気ではなかったのだが、しかし何らかの方法で試合を視聴していた子供たちから、声援を受けたことにより、何だか良い気分になってしまっていた。
……これだけ見るとただのギャグだが、普段は罪悪感から幸せを遠ざけようとしている彼女にしては、非常に珍しく素直な喜びを表したシーンにもなっており、どこかほろ苦い味わいを醸し出している。
ちなみに消しゴム(フィギュア)というのは、同イベントにおいてパロネタが多用された漫画『キン肉マン』のグッズとしてかつて一大ブームを巻き起こしたガチャガチャ『キン肉マン消しゴム』こと『キンケシ』が元ネタ。
「ここは子供たちとアニマルが触れ合う、全アタランテの夢が集まる希望の理想郷。」
「パークの平和は私が守る!」
イベント『オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019』にて、武田信玄の役割を演じた武田アタランテ・オルタの発した台詞。
テレビアニメ『けものフレンズ』を大胆にパロディした、甲斐けものパークを立ち上げたアタランテ・オルタは、主人公達の侵略に敢然と立ち向かうことになる。
……ひょっとしたら、かつて彼女が聖杯に願ったのは、こういう世界だったのかもしれない。しかしテンションが完全におかしくなっていたため、同情されることもなく真っ向から粉砕されてしまった。
「具体的に言うと、噛みつきたい!」
バレンタインイベントでの主人公への感情。日頃の感謝と愛情と友情とその他諸々……。アーチャーからバーサーカーになったことで、加減と抑制が効かなくなっているらしく、情炎に振り回されている。
自分でも何を言っているのかよくわからないらしい。
「う、うむ。すなおにどうどうされる。」
同上、主人公に「どうどう」と宥められて。人間相手に使うのは失礼にあたる言葉だが、バレンタインのせいで獣の本能が"多少"刺激されていると自覚しており、素直に受け入れている。多少……?
「……うん、やっと理解わかった。」
「汝のこれは善良の匂い。日向ひなたかたわらにいようとする者の匂いだ。」
「この匂いである限り、誰かが汝のサーヴァントとして、汝のかたわらにいる。」
「汝を守り、いつくしんでくれるはずだ。」
「私を信じられずとも、この言葉だけは……信じてくれ。」
同上、主人公の"良い匂い"に気づき体を寄せて。
主人公に制されるも、ベッドに潜り込むサーヴァント達を引き合いに出し、「私程度の我が侭など可愛いもの」「サーヴァントとして当然の権利」と言って離れようとしなかった。
5分程堪能した後、獣性が強化されたアタランテ・オルタならではの視点で、沢山のサーヴァントが集まり、慕い、助けてくれる理由を語ってくれる。
しかし、どこか「自分はそう(善良)ではない」という心理を匂わせたかのような言葉は、口にした甘口のチョコレートを、「ほろ苦い」と感じさせるものだった。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『Apocrypha』終盤においてアタランテが『神罰の野猪』を纏った姿と同一であるが、あちらでは「オルタネイティブ」という呼称は使われることがなかった。
    • つまるところ、『Apocrypha』では『神罰の野猪』の真名開放によって「アタランテ・メタモローゼ」となったのに対し、『Grand Order』では最初の特異点で黒のランサーがバーサーカー召喚された時と似たケースとして、最初のロストベルトにて既に獣化した状態で召喚された事になっている。
  • 『Fate/Grand Order』ではアーチャー時でも聖杯大戦での記憶を保有していることが幕間の物語で分かるが、これは『神罰の野猪』の使用条件を未然に満たした状態が保たれている事を意味すると思われる(厳密には使用そのものではなく使い方を知る条件であるため)。
    実際、『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』ではジークからのアドバイスをきっかけに『神罰の野猪』が使えることを知り、空中庭園に向かうために空を飛ぶ方法としてカリュドーンの毛皮を用いている。
    • 露出が多いことを気にしており、大聖杯での決戦でモードレッドから露出強呼ばわりされた際には否定しながらもアーチャーの姿に戻っている。

話題まとめ[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]


出典[編集 | ソースを編集]


リンク[編集 | ソースを編集]