ロクスタ

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アサシン
真名 ロクスタ
性別 女性
身長 148cm
体重 40kg
好きな物 ネロ
苦手な物 たけのこ?
出典 史実
地域 ローマ
属性 混沌・中庸
副属性
一人称 アタシ
二人称 アナタ
お前さん
貴女(ネロに対してのみ)
三人称 あの子
声優 紡木吏佐
デザイン BLACK
レア度 ☆4
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

暗殺者」のサーヴァント

略歴
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて登場。
窮地に陥った主人公とソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕の前にトワイライトラダーの中から現れ、迎え入れて同行。
何か隠す様子を見せながらも先に進んでいくか、第二模倣特異点にて「今度こそネロに安らかな死を与えたかった」という願いと共に第二模倣特異点のフロアマスターである事実を明かす。
そして自分の第二宝具『さよなら、愛しき皇帝陛下』を使用してドラコーに死を与えるものの、それを狙っていた魔獣赫がドラコーを乗っ取って暴走。
そのまま主人公と再度合流した後には「ネロには生きていてほしかった」という本当の願いを明かし、復活したドラコーの姿を喜びながら消滅した。
人物
原色の派手な衣装を身に纏った澱んだ眼付きの女性。
内面も外見相応に毒々しく、異常なハイテンションのままに電波発言やパロディ発言やメタ発言を垂れ流す。
特にキノコには並々ならぬ拘りがあり、二言目にはキノコに関する言及がある。
その一方で他人に対する若干湿っぽい感情も見受けられる。
能力
下記のようにステータスはアサシンである事を考慮しても非常に低く、もっぱらキノコによる毒攻撃を行う。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アサシン 主人公 (Grand Order) E E+ E D EX A 気配遮断:B
精神汚染(毒):D
毒薬調合:A+
頑健(毒):A
調理(茸):B

宝具

茸、聖なる御饌なれば(フィニス・フングス)
ランク:C+
種別:対人/対軍宝具
レンジ:1~5
最大捕捉:1人/7人
コトコト煮込んだキノコのシチューを相手に振る舞う宝具。具体的には頭から無理やりぶっかける。
当然ながら毒入りだが、ネロの許可がない場合は即死させるほどの問答無用の毒は使用できない。
『Grand Order』では「自身のArtsカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+敵単体に毒状態を付与(5ターン)&超強力な〔毒〕特攻攻撃[Lv]<対象の〔毒〕状態が多いほど対象に対して特攻威力アップ(最大10個)>&蝕毒状態(毒の効果量がアップする状態)を付与(5ターン)」という効果のArts宝具。
さよなら、愛しき皇帝陛下(フィニス・ウェネーヌム・ネロ)
ランク:EX
種別:自決宝具
レンジ:-
最大捕捉:1人(※ネロにのみ有効)
黄金の小箱に納められた、生涯に一度だけ全霊を込めて作成される最高精度の毒薬。
この世でたった一人、皇帝ネロに対してのみしか効果がなく、彼女に「安らかな死を与える」だけの最弱の宝具。
生前にもネロにこの毒を託していたが、結局彼女はこの毒で自害することがなかった。このことが彼女の精神性に影響を与え、螺旋証明世界での行動につながった。


真名:ロクスタ

古代のローマに生きた女の毒使い。
クラウディウス帝の妻であるアグリッピナと、その子供であるネロに仕え、幾人もの政敵を暗殺したと伝えられている。
欧州における「毒殺者」の象徴であり、作家アレクサンドル・デュマ・ペールは著作『モンテ・クリスト伯』にて毒に関係する作中人物の比喩として彼女の名前を出している。

関連

神々の御饌(みけ)
「神々への御供え物の料理」の意味。ロクスタやネロはキノコの事をこのように称している。
理由としては味の美味しさもさることながら、これを愛好していたクラウディウスが「これを食べて神になった[注 1]」というブラックジョークが由来となっている。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。

人間関係

Fate/Grand Order

ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕
全身毒ということで興味津々で、お友達になりたがっている。
アーラシュ
「毒が効かない体質」ということで非常にそっけない対応。
主人公 (Grand Order)
同じく「毒が効かない体質」を持つに至っているが、主君の終幕に向き合ってくれたことから好意的に対応しており、信頼を寄せている。
セミラミス
「伝説の毒使い」ということで非常に強くリスペクトしている。
源頼光
彼女の事を「毒を盛る側」だと見抜き、毒の差し入れを行っている。
マリー・アントワネット
彼女のギロチンで処刑された話について余りのグロさにドン引きし、純粋に彼女のために毒薬をプレゼントしようとしていた。
シャルル=アンリ・サンソン
上記のマリーの経緯もあり、ギロチンを扱っていた彼のことをガチトーンで「ひとでなし」と非難していた。
彼からすれば人権を尊重した結果生まれたのがギロチンなのだが……。
清少納言〔バーサーカー〕
『FGO matarial XIV』では「きのこよりたけのこじゃね?」と言われたことから一触即発の状態だとか。
セタンタ
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で共演。
もともとドラコーを追撃してきた身の上だったため、何かというと挑発や皮肉が飛び交う凸凹コンビのような間柄。
ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で共演。
彼女の召喚に応えて現れたサーヴァントであり、この「ネロ」に今度こそ安らかな死を与えることが願いとなっていた。
アルトリア・ペンドラゴン〔アーチャー〕
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で共演。
第七模倣特異点で遭遇し、ケルトヤローセタンタを倒した彼女にキノコで攻撃するが平然と食べて回復する有様にドン引きしていた。
ジャンヌ・ダルク〔アーチャー〕
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で共演。
第七模倣特異点で遭遇し、そのツッコミどころ満載の有様にセタンタ共々完全に引いていた。
ナイチンゲール
期間限定イベント『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』で共演。
第五模倣特異点で遭遇し、「ドラコーの頭痛の理由を知っている」と述べた事からこれまでとは明らかに異なる怒りを向けた。
クロエ・フォン・アインツベルン〔アヴェンジャー〕
期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』にて、獣神化した彼女の巫女として振舞う一方で彼女の肉体から「巨大化するキノコ」を作り出そうと利用していた。

生前

アグリッピナ
毒使いとして仕えた相手。
どちらかというと恐怖心から服従しており、ネロに対する行動についても「彼女の泥のような瞳には逆らえなかった」と語っている。
ネロ・クラウディウス
上記のアグリッピナの娘であり、彼女に続いて毒使いとして仕えた相手。
彼女に深く心酔しており、キノコと同じくらい二言目には彼女の名前が出てくる。
実はアグリッピナの指示で彼女に少しずつ毒を盛っており、ネロの頭痛はそれに由来している。
その後悔から上記の第二宝具を作成したものの、彼女が最期までそれを使用しなかった事が悔恨となってしまった。
カリギュラ
アグリッピナの兄であり、ネロの伯父にあたる人物。
当然ながら面識もあるが、悪い人ではないと知りつつも若干苦手な相手の模様。

名台詞

Fate/Grand Order

「キノコを盛る女、ロクスタ! ちゃ~らら~♪」
戦闘開始時のセリフの一つ。
元ネタは東映版『スパイダーマン』の名乗り口上とオープニングであろうか。基本的に彼女のセリフはこんな感じのパロディがてんこ盛りである。
「嫌いなもの~?え、たけのこ?」
嫌いなもの。それ以上いけない。
「マスター様、毒効かねぇですか!? 何それ、最高すぎるっ! これ、これ! このキノコぉ、えぇ、えぇ、食べてみてください!」
マイルーム会話3(絆5)。マスターに毒が効かないと分かった瞬間テンションが上がり、恐らく毒であろう茸を勧めてくる。
同じく毒が効かない人物なのに「無いわー、引きますわ」などと言及されているアーラシュへの反応とはえらい違いである。

メモ

  • 上記のように『Fate/Grand Order Arcade』とのコラボイベントで登場したキャラクターであるがコラボ先にはまったく登場していないキャラクターであり、多くのプレイヤーが困惑した。
  • そのサイケデリックな色合いと吐き散らされる電波言動の数々から、コラボイベントのライターである鋼屋ジン氏が手掛けた過去作品の『デモンベイン』シリーズに登場するマッドサイエンティスト「ドクターウエスト」を連想したプレイヤーも多かったとか。
    • なお、言動や史実などから悪属性と思われがちだが、属性は混沌・中庸とアサシンクラスでは珍しい属性で、2023年現在、ロクスタ以外ではマタ・ハリ鬼一法眼のみである。
  • 嫌いなものとして挙げる「たけのこ」だが、彼女はきのこを何よりも愛しているため、きのことたけのこで派閥の分かれるお菓子「たけのこの里」のことを指していると思われる。
    • 上記のきのこたけのこの派閥についてだが、彼女の主人であるネロ・クラウディウスは「ポリンキー派」だと2014年の赤生@ちゃんねるにて言及している。約9年ぶりの伏線回収?

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 当然であるが「死んだ」という意味である。

出典


リンク