太公望

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ライダー
真名 太公望
読み たいこうぼう
外国語表記 Taigong Wang
本名 呂尚(りょ しょう)
姜子牙(きょう しが)[注 1]
性別 男性
身長 179cm
体重 63kg
特技 釣り
好きな物 (釣りを除けば)マスター
苦手な物 関羽
天敵 妲己?
出典 史実、『史記』『封神演義』など
地域 中国
属性 中立・善
副属性
一人称
二人称 貴方/君  
三人称 ○○殿/○○くん/○○(呼び捨て)
声優 前野智昭
デザイン およ
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

騎兵」のサーヴァント

略歴
期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』では汎人類史側の英霊として行動しているが、実は召喚されたわけではなく元始天尊からの命令で仙界から直接来ていた。
ビーストⅣとして覚醒しかかっているコヤンスカヤを討滅する使命を帯びており、同時にかつて因縁があった妲己と再び相まみえる事を願って行動していた。
そしてコヤンスカヤと対峙して妲己のためにチューニングした仙術を展開するも、コヤンスカヤは妲己でなかったために無効に終わってしまう。
辛くも主人公らと逃走した後には体勢を立て直し、再びコヤンスカヤと対峙して撃破。
負けてなおも自爆を目論むコヤンスカヤを一行が説得したことで、グラ友から教えてもらった概念によって特異点全体を一つの「卵」としてまとめ、宇宙へと送り出した。
人物
爽やかな印象を与える糸目の男性。
常に丁寧な物腰で喋るが、それゆえに風貌と合わさって若干胡散臭い印象を与える。
能力
非常に強力な仙術を操ることができ、本人の言では「キャスタークラスだったらグランドキャスターの資格がある」とのこと。
物語中では特に地脈を操作する「土遁」をよく使い、移動や逃走に役立てている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ライダー 主人公 (Grand Order) D C A EX A+ A+ 騎乗:A+ 原始兵法:A+
封神執行:B
思想鍵紋:EX

宝具

擬竜神獣・四不相(ぎりゅうしんじゅう・しふそう)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1〜50
最大捕捉:600人
『封神演義』では太公望の乗騎として知られた神獣。
常時発動型の騎乗宝具だが、真名解放を行うと一時的に竜の如き巨大な魔力を纏って空を舞い、炎で敵軍を焼き尽くす。
基本的には騎乗宝具として使用し、真名解放では変身は行うものの殲滅攻撃としては使用しない。
なお、仙人の間では竜種であると言われているが実際のところは不明であり「竜種なら自分が乗れるはずがない」と太公望自身は否定している。
打神鞭(だしんべん)
ランク:EX
種別:対神宝具
レンジ:0〜90
最大捕捉:800人
かつて「封神」を執行するために元始天尊から授けられた宝具。
真名解放時には巨大化した打神鞭が天空から降下して大地ごと敵を打ち据える。なお、本当にそのような物理現象を起こしているのか、一時的に思想鍵紋によって特権領域接続で神仙級の魔術攻撃をしているのかは不明である。
あるいは「神仙と化した自分自身の力を借り受けている」という疑惑もあるが、上記の仮説と合わせて本人は何も語っていない。
生前は特定の相手に対してのみの使用制限があったが、サーヴァントとなった後はその制限はなくなっている。
『Grand Order』では「敵全体に強力な〔神性〕特攻攻撃[Lv]&Quick攻撃耐性をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のQuick宝具。
大妖昇華・封神演義(たいようしょうか・ほうしんえんぎ)
ランク:?
種別:対獣宝具?
レンジ:?
最大捕捉:?
『ツングースカ・サンクチュアリ』において妲己を封神ために用意してきた対獣宝具。
思想鍵紋へのアクセスや崑崙十二仙の力まで借りた非常に強力な代物だったが、あまりにも対妲己に特化させすぎたため「妲己ではない」コヤンスカヤにはまったく効果がなかった。
玉虚体現・封神執行(ぎょくきょたいげん・ほうしんしっこう)
ランク:?
種別:対獣宝具?
レンジ:?
最大捕捉:?
『ツングースカ・サンクチュアリ』において妲己を封神するために用意してきた対獣宝具。
上記の宝具が不発に終わったため味方に施すこちらを使用することになったが、こちらも効き目こそあったものの本来の効果の一割程度になってしまった。

真名:太公望

古代中国の周の国に仕えた武将であり軍師。殷周戦争で周を勝利に導いたとされている。
実は仙人であり、元始天尊の弟子として「封神」を目的として戦争の影で行動していた。
戦争の終了後は仙人として仙界に帰ったとも、地上で斉の国を治めたとも伝えられている。

関連用語

覆水盆に返らず
「一度損なわれてしまったものは二度と元には戻らない」という諺。
太公望が若かりし頃結婚していた女性に離縁された後、太公望が周の国に仕えて殷の国を滅ぼして斉の国を与えられたが、そうなった後にかの女性が現れて復縁を申し出る。
それに対して太公望は盆に入った水を零して「一度損なわれた関係とはこのようなもので、零してしまった水を元に戻すことができないのと同様にもうどうしようもない」と言い放ったことに由来している。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『非霊長生存圏ツングースカ・サンクチュアリ』開催に伴い実装。

人間関係

Fate/Grand Order

ドブルイニャ・ニキチッチ
『ツングースカ・サンクチュアリ』で共演。
コヤンスカヤに対抗するためにコンビを組み、主人公らと共闘した。
カルデアでは『ツングースカ・サンクチュアリ』で既に出会っていたために「久しぶり」と言ったがニキチッチには記憶が無かったため、初めましてと言い直した。
自身の幕間の物語では特異点に行く直前に彼と象棋シャンチーをしていたようで、そのため早く帰るようにと圧をかけられていた。
タマモヴィッチ・コヤンスカヤ
『ツングースカ・サンクチュアリ』で対峙したサーヴァント。
彼女を打倒すべく行動してたが「彼女を妲己と間違えて切り札を不発させる」という大ポカをやらかしてしまった。
最後には彼女の同意の下で、彼女自身と特異点をまとめて宇宙卵にし、「空想樹による天幕が無くなり、人理修復が為されたタイミングで宇宙に射出する」というプログラムを仕込んだ。
……はずだったが封神の折に二つの欠片をこぼれ落としてしまい、それぞれが光のコヤンスカヤ闇のコヤンスカヤになった。
ノア
『ツングースカ・サンクチュアリ』で存在を示唆した「グラ友」。
「世界を構成する生命を一纏めにした船」という概念は彼から教わったとのこと。
玉藻の前
やはりどうしても妲己を意識してしまうらしく、反応がぎこちなくなる。
タマモキャット
玉藻から分離したアルターエゴである彼女には、至って自然に挨拶をしている。
オデュッセウス
西洋の軍略家と知り、バックギャモンで知恵比べを挑んでいた。
鬼一法眼
自分が『三略六韜』にこっそり仕込んでいた暗号を解読したのに本気で感心していた。
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
彼が方術を使うことを面と向かって指摘したため、時計塔の人間である彼に苦言を呈されてしまう。
なお一貫して「孔明殿」と呼んでいるため、依り代の人格がベースとなっていることには気づいていない様子。
司馬懿〔ライネス〕陳宮張角
彼らに方術を使っているのかと尋ねている。
マーリン (Grand Order)
グラ友仲間疑惑がある相手。
幻術には感心していたが「実は結構な悪人ではないか」と疑念を向けていた。
妖精騎士杯や風雲からくりイリヤ城では実況解説コンビを組んで裏方に回っていた。
エミヤ
彼が使用している干将莫邪の双剣を見て、かつての友人が使用していた「莫邪の宝剣」ではないかと問うていた。
徐福武則天〔キャスター〕
地上の仙術の使い手と知り、仙境へと勧誘していた。
葛飾北斎〔セイバー〕
彼女も仙女を目指していると知って異様にテンションが上がり、元の方が焦って止めに来るレベルでいろいろと世話を焼いていた。
フェルグス・マック・ロイ巴御前
自身の幕間の物語にて微小特異点に同行したメンバー。
彼らに軍師として協力し、特異点の主であった「昏くうねるもの」の討伐に成功する。
また、その途中で披露した土遁の術はその爽快さから彼らに大好評であった。

生前

妲己
殷の王妃であり、仙人として打倒しなければならなかった宿敵。
その美しさには大いに思うところがあったようで、複雑な思いを抱えながらも邪悪として討滅した。
サーヴァントとなった後も複雑な思いは相変わらず継続している。
黄飛虎
殷の将軍であり「鎮国武成王」の偉名で知られた人物。
殷周戦争の過程で周の側につき「開国武成王」となった彼と共に戦った。
カルデアで再会した際は難しいことは後にして、一杯やろうと飲みに誘っている。
四不相
仙人として常に一緒に行動していた霊獣。
元始天尊
仙界における師匠。
彼の命を受けてかつて妲己を討ち滅ぼした。
哪吒
殷周戦争での仙界仲間。
かつては暴れん坊だが可愛がっていたようである。

名台詞

Fate/Grand Order

幕間の物語

「───以下略!」
自身の幕間の物語にて、特異点の主であった「昏くうねるもの」を弱体化させる際の詠唱の一端。
緊急時とあって詠唱を省略したようだが、他に大盤振る舞いをしたこともあって相当に無理をし、マスターに叱られることとなってしまった。

イベント

「おや、何やら警戒されている?
 もしや近い過去にイケメンに騙されたとか?」
『ツングースカ・サンクチュアリ』にて、主人公らと接触した際の台詞。
実際一つ前のメインストーリーである『妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ』にてカルデアはオベロンに騙されていたため、その読みは的中している。
「なんでかなァ!」
同上イベントにて、対妲己用に用意していた宝具がコヤンスカヤに全く効かなかった際の台詞。
尤もこの前には太公望を持ち上げるような話が散々出てきていたため、分かりやすいフラグとなっていた。

メモ

脚注

注釈

  1. 『封神演義』における名前表記。

出典


リンク