謎のヒロインX〔オルタ〕
ナビゲーションに移動
検索に移動
バーサーカー[注 1] | |
---|---|
真名 | 謎のヒロインX〔オルタ〕 |
外国語表記 | Mysterious Heroine X〔Alter〕 |
性別 | 女性 |
身長 | 154cm |
体重 | 42kg |
好きな物 | 和菓子 |
苦手な物 | 謎のヒロインX |
出典 |
サーヴァントユニヴァース (2017年バレンタイン) |
地域 | サーヴァント界 |
属性 | 中立・悪 |
副属性 | 星 |
一人称 | 私 |
二人称 | あなた/マスターさん/Xさん[注 2] |
三人称 | 彼/彼女 |
声優 | 川澄綾子 |
デザイン | BUNBUN |
設定作成 | 星空めてお |
レア度 | ☆5 |
初登場作品 | Fate/Grand Order |
概要
- 略歴
- 『Fate/Grand Order』では「謎のヒロインX〔オルタ〕体験クエスト」にて登場。
- ダーク・
ラウンズ が壊滅に陥った際、マスター・アグラヴェインの手でどことも知れぬ世界へと飛ばされ、コスモカルデア学園に辿り着いた。 - 人物
- 世にも珍しい文系のバーサーカー。
- 真面目で控え目な態度だが、基本ズボラで面倒くさがりな少女。
- 引っ込み思案で大人しい性格故に会話を最低限の意思疎通で済ませようとしたり、戦闘が始まると「早く終わりたい」とボヤく。
- その割に他人から受けた命令・指図・忠言には「皮肉を返しつつも、それなりに素直に」だいたい何でも従うが、その実行には極端な省略を施す。
- オフの日は寒がりとズボラが高じて黒い円卓型のコタツから一歩も出ず、読書をしたり音楽を聞いたりして過ごす。
- とにかく面倒くさがりだが、こうと決断して活動した際の反動は大きく徹底している。「慢心から敵を逃がしたりする」等の行為はもってのほか、どこまでも追いかけて確実に止めを刺す。
- 本能的にヒロインXを排除しようとするが、その原因がオルタゆえの自己嫌悪と自己破壊の感情にあるとは本人も気づいていない。暴走する危険な衝動は、良きマスターを持つ事で安定を見せるかもしれない。
- 好物は甘味。羊羹にして丸三本分、お汁粉ならば十八杯分の餡子と和三盆糖を一日の必須食料とする甘味特化型の大食漢で、隙あらば高級和菓子を所望してくる。割と金のかかる腹ぺこだが、甘い物で釣ると早い。
- 誰にでも寛容に接するが、同年代のヒロインXのようにテンションが高く見ていて疲れる相手は、本来は最も苦手とする。
- 能力
- 訓練したので毒にはそれなりに耐性がある。
- 魔力転換炉オルトリアクターは体内に秘めるオルタニウムを触媒として、高級和菓子に近似した成分を最大効率で魔力に変換する[注 3]。
- 眼鏡はブーストされた視神経を休ませるために必要なアイテム。掛ける間はむしろ視力が落ちる。
- 彼女が所持している謎のアイテム「
∞ 黒餡子」は「欲求 、糖分 、売り場 、原価 、製作 、需要 」という六つの原始力によって作られたもの。 - 「持つ者に無限の力を与え、指先一つで宇宙の半分が菓子工場になったりする」らしいが、彼女はよく分かっていない。
- 念動力「オルタ・チョーク」、腕先から魔力を放出する絶技「オルト・ライトニング」など、どこかで見たような多彩な技を駆使する。
- 赤い魔力を放つ「邪聖剣ネクロカリバー」はツインブレードやチェーンソーなど自在に変形するが、よく壊れて爆発する。因みにこれは怪しい通販で「星を断つ」というカタログスペックに触れ込んで購入した。
別クラス/バリエーション
フォーリナー
- 期間限定イベント「輝け!グレイルライブ!!」で登場。アイドル姿のヒロインX〔オルタ〕。
- 詳細は謎のアイドルX〔オルタ〕を参照。
フォーリナー(水着)
- 数多の死地を乗り越え、歴戦のヴィランとして成長した姿。水着霊基も兼ねる。
- 詳細は謎のヒロインXX〔オルタ〕を参照。
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | クラス別能力 | 保有スキル | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
バーサーカー | 主人公 (Grand Order) | A | B | B | A+ | C | A++ | 狂化:C オルトリアクター:A |
∞黒餡子:EX 直感:C 王の見えざる手:C 刹那無影剣:C+ ∞栗餡子:EX |
「∞黒餡子」は『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ』の開催時、 「∞チョコレート」という名称だった。 強化クエストクリアで「直感」→「刹那無影剣」に変化。 幕間の物語クリアで「∞黒餡子」→「∞栗餡子」に変化。 |
宝具
- 黒竜双剋勝利剣 (クロス・カリバー)
- ランク:A+
種別:対人宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:1人 - 魔力転換炉オルトリアクターの自発的暴走により臨界状態を突破し、溢れ出た魔力の奔流が敵セイバーを蒸発させる。
- 謎のヒロインXの宝具「無銘勝利剣」を内蔵化したものであり、特定の剣に依存しない能力を持つ(グーパンでも宝具になる)。
- ところが宿敵のヒロインXはセイバー特攻の対象外という、哀しいすれ違い宝具。
- 『Grand Order』では「敵単体に超強力な〔セイバークラスのサーヴァント〕特攻攻撃[Lv]<オーバーチャージで特攻威力アップ>」という効果のQuick宝具。
- 強化クエスト2クリアでEXランクに変化し、宝具威力倍率の上昇に加え宝具攻撃前に「自身に〔善〕特攻状態を付与(1ターン)」という効果が追加される。
真名:謎のヒロインX〔オルタ〕
- Xオルタ。サーヴァントユニヴァースより来訪した天涯孤独のダークヒロイン。
- 謎のヒロインXの自称宿敵にして、ルームシェアの同居人。
- ヒロインXから抽出したX因子を元に禁断の魔術によって錬成された対・対セイバー用決戦兵器。既に壊滅し失われた暗黒の騎士団「ダーク・ラウンズ」に連なる最後の生き残り。付与されし称号はペンドラゴン卿。
- 暗黒の騎士達が臥薪嘗胆の思いで蒐集したオルタニウム結晶とヒロインXから抽出されたX因子を反応させ、新たなるサーヴァントとしてヒロインXにぶつけ対消滅させようとする陰謀の中心となる人造サーヴァントであった。
- しかしその陰謀もヒロインX自身の働きによって阻止され、ダーク・ラウンズもまた崩壊の末路を迎えるのだが、残された少女「Xオルタ」は姿を消した。
- その後、ひょんな事からヒロインXの同居人となり、正体は明かされぬまま2シーズンくらいのコミカルでハートフルな学園ヒーロードラマが展開する。
- そしてまさかのヒロインXの失踪。ヒロインXの打倒の成就こそ、彼女の言いようの無い魂の渇きを潤してくれるはずだった。
- 好敵手を失ったXオルタは食後のデザートが喉を通らないほどに落胆するが、激動のサーヴァント界が──そして亡霊と化したダーク・ラウンズのイケオジ共が許さない。
- オルタこそ至高。オルタこそ尊みの王道。ブルマよりスパッツこそが気高き玉座に相応しい。
- 正直、面倒くさくなった彼女の心の闇をダーク・ラウンズのイケオジ達の言葉が呪いとなって翻弄する。
- やがて──目前に現れるヴィラン同盟の使者との接触が、彼女の運命を再び大きく変える事になる。
登場作品と役柄
Fateシリーズ
- Fate/Grand Order
- 『復刻:チョコレート・レディの空騒ぎ -Valentine 2016- 拡大版』の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
Fate関連作品
- 氷室行進曲 冬木Game Over
- 英雄史大戦プレイヤーである柳洞一成の相方のカードとして登場。
人間関係
Fate/Grand Order
- 主人公 (Grand Order)
- マスター。
- 「謎のヒロインX〔オルタ〕体験クエスト」では彼の思考がK6-X4の頭脳に内蔵された微小なオルタニウム結晶に共振し、意識だけがK6-X4にワープしているような状態になっていた。
- 『セイバーウォーズⅡ』で「あの世」で出会った際には∞栗餡子の力なのか何らかの因縁があったのか、K6-X4の中に居たのが彼だった事に既に気がついていた。
- フランケンシュタイン
- フロイライン・フラン同様、互い省エネ志向と「あー」「うー」で会話が通じるのですぐ意気投合したとか。
- 玉藻の前
- カルデアで何かと同席しているコタツ部屋の主。水無月の様に爽やかで
最中 の様にふんわりと包み込んでくれるが「自分にお母さんがいたら、きっと彼女みたいなはず」だと伝えたらぶっ飛ばされたとか。 - アルトリア・ペンドラゴン〔リリィ〕
- 見ているだけで心の胃袋がきゅっと締めつけられる感覚に襲われるらしく、苦手な相手。
サーヴァント・ユニヴァース
- K6-X4
- Xオルタとは物心ついて以来の相棒であるサーヴァントAUXヴォロイド。通称“黒騎士くん”。
- Xオルタをいつも陰から見守っている(適当に隠れてサボっているとも)。隙あらば反逆しようとするらしいが、力でねじ伏せているとのこと。
- マスター・アグラヴェイン
- ダーク・ラウンズのメンバーであり、Xオルタ自身の誕生に深く関わったヴィラン師(マスター)。同胞は軒並み倒され封じられたが、残った彼によって記憶を消され、送り出された。
- 居心地が悪く感じていたダーク・ラウンズのメンバーの中でも、お菓子を貰ったりしていたため懐いており、実質的に唯一の拠り所であった。
- なお、生活的にも依存していたらしく送り出されるのを嫌がった際「ちゃんと働きなさい」と叱られた。
- 謎のヒロインX
- 倒すべき敵であり、偉大なる友。記憶喪失となってからはコスモカルデア高等学園でルームメイトとなった。
- 危険を顧みず邁進する彼女からは多くの事を学んだが、宿敵としての彼女の前では本能が「彼女を倒せ」と叫ぶため、冷静ではいられなくなるらしい。
- 彼女の方からすれば、めんどくさいライバル。
- バベジン
- マスター・アグラヴェインを倒した仇。「湯沸しブリキ缶」と述べている。
- 学園では先生。夜間に呼び出して戦い、勝利するも止めは刺せなかった。
- 縞ぱんエリザ
- 自分で作った罠に自分で嵌る同級生。コスモカルデア学園に潜入しているヴィラン同盟の諜報員。
- キャプテン☆ニコラ
- ヴィラン連合のメンバーの中では外様のほうで自由が利く立場。
- バベジンに止めを刺さなかったXオルタをエレガントと評価し、部下としてヴィラン連合に招き入れた。
- ヴィラン的には悪い上司ではないらしく、なんというか頭ガチガチの雷おこしだとか。
- アマゾネスCEO
- アマゾネス・ドットコムのCEO。配送先が100万光年先でも、社員の
命 を削って当日に届けてくれるため「加減を知らない天才の所業」と評している。 - 女提督フロイライン・フラン
- サーヴァント界のヴィラン連合における同胞。フランケンシュタインと似たような雰囲気らしい。どちらも変わらぬ雰囲気で安堵している。
氷室行進曲 冬木Game Over
- 柳洞一成
- 相方となる英雄史大戦プレイヤー。あまり忠誠心などはないようで、藤丸立香の甘言に乗ってあっさり裏切った。
名台詞
Fate/Grand Order
戦闘
- 「はあ……もう帰りたい……」
「五秒で終わらせましょう。」 - 戦闘開始時。ズボラで面倒くさがり屋な面が顔に出ている。
マイルーム
- 「ブォン、ブォンブォン、バキューンズキューン、ズシャー! ……はっ!? 見ましたね、私の秘密のイメトレを!」
- マイルーム会話「絆Lv3」。
イベント
- 「トールダークマターチョココスモキャラメルウィズダークチョコソースエクストラホイップエクストラグラビティ。」
「トールダークマターチョコプラズマアドシュバルツシルトチョコソースウィズニュートリノエクストラクエーサー。」 - バレンタインイベントより。自身が飲んでいるスペースバックスの飲み物の名称について。
- 「もう一回言ってもらえる?」と頼まれて答えたものは確認するまでもなく別物に変わっているが、本人は平然としており気づいているのかいないのかは読み取りにくい。
- 一応所々合っている部分もあり、これだけ喋って字数だけは完全に一致している。
メモ
- 愛称は「えっちゃん」。体験クエストでのヒロインX命名。
- 攻撃時の二つの刃がある光刃は『スター・ウォーズ』のダース・モールのライトセーバー、EXアタックのモーションはダース・モールがジェダイマスター・クワイ=ガン・ジンを殺害するシーン、「オルト・ライトニング」はシスの暗黒卿のフォース・ライトニング、「念動力オルタ・チョーク」はダース・ベイダーのフォース・チョークのパロディ。もっと言うとマスター・アグラヴェインとの師弟関係はダース・ベイダーと皇帝パルパティーン、もといダース・シディアスの弟子と師匠の関係オマージュと思われる。
- 「∞黒餡子」はアメコミのマーベル・コミックに登場する「
魂 」「力 」「空間 」「現実 」「時間 」「精神 」の力を宿し、持つ者に無限の力を与えるという6つの宝石「インフィニティ・ジェム」をはめる黄金の籠手「インフィニティ・ガントレット」、「邪聖剣ネクロカリバー」は旧ハドソンがPCエンジンで発売したソフトで難ゲーとして一部のプレイヤーに有名なRPG『邪聖剣ネクロマンサー』のオマージュだろう。- また、暗黒卿だけに餡子食う狂戦士(バーサーカー)というダジャレから来ていることも。
- K6-X4は絆礼装で外見やプロフィールが確認できるが、その様は『スターウォーズ』のR2-D2、およびアーサー王伝説をネタにしたギャグ映画『Monty Python and the Holy Grail』に登場する黒騎士のパロディとなっている。
- 「∞黒餡子」はアメコミのマーベル・コミックに登場する「
- スキルの「∞黒餡子」はバレンタインイベント中は「∞チョコレート」という名前になっていた。
- 一応「オルタ」を冠してはいるものの、他のオルタ勢とは違い、本家にあたるヒロインXとはあくまで別の存在である。出自的にはどちらかと言うと彼女の方が近いか。
- 2018年5月6日『FGOまったりキャストトーク in マチ★アソビvol.20』で登壇した川澄氏曰く「役を演じる前に説明書みたいなものを貰うんですが、Xオルタには『甘味好きな図書委員』って書いてました」とのこと。
話題まとめ
- HXO
- 「オルタ」の綴りは本来「Alter」なのだが、「深海電脳楽土 SE.RA.PH」において略称が「HXO」と記載されていた時期があった。そのせいで「『オルタ』とは『Alter』ではなく他の単語を意味するのでは」という説がにわかに騒がれたが、数日後密かに「HXA」と正しい略称に修正されたため、その可能性は低くなった。
脚注
注釈
出典