メドゥーサ
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ライダー
- 真名:メドゥーサ
- 身長:172cm/体重:57kg
- スリーサイズ:B88/W56/H84
- 属性:混沌・善
- イメージカラー:黒
- 特技:機械運動、乗馬、軽業、ストーカー
- 好きなもの:お酒、読書、蛇/苦手なもの:鏡、身長測定
- 天敵:セイバー、小次郎、葛木宗一郎
- CV:浅川悠
「騎兵」のクラスのサーヴァント。
バイザーで視界を封じた妖艶な女性。
- 略歴
- 真名はメドゥーサ。ギリシャ神話に名高いゴルゴン三姉妹の末妹で、その名は「支配する女」を意味する。メドゥーサは女神により「形なき島」に追放され、姉のステンノ、エウリュアレとともに暮らしていた。
その島で姉を守るために人を殺し、血を吸い続けたことで崩壊し、魔物「ゴルゴン」と成り果て最後はペルセウスによって討伐される。
その経歴からも分かるように正純な英霊ではなく反英雄、さらに言えば英霊に敵対する魔物に近い存在であるが、“かつて美しかったもの”として英霊としての側面も持つため、冬木の歪んだ聖杯に「英霊メドゥーサ」として招かれた。
第五次聖杯戦争に際して桜が召喚。触媒はエルトリアの古い神殿で発掘された鏡だが、縁としては弱めで、彼女が呼ばれたのは召喚主である桜との「いずれ怪物に成り果てる運命」という縁から。
桜は戦闘を拒否したため、慎二を代理マスターとして聖杯戦争に参加することになる。
- 人物
- 冷酷かつ非情な女性で、慎二から魂喰いを命令されても平然と実行に移す。だが、本来のマスターである桜の身を第一に案じており、彼女に危害を加えようものならばそれが誰であろうとも容赦はしない。戦いから離れていたり、同じく桜を案じる相手に対しては好意的で、特に衛宮士郎に対しては、heaven's feelルート及び『hollow ataraxia』では優しいお姉さんのような態度で接している。
桜が「この世すべての悪」に汚染され世界を脅かしかねない存在になっても、彼女の命のみを優先しており、サーヴァントととして非情なスタンスを徹底している。
長身でスタイル抜群の美女であるが、彼女にとって美しさの基準とは「小さくかわいらしいこと」であるため、自分の長身で大人びたスタイルはコンプレックスとなっている。現世ではセイバーやイリヤといった小柄な少女にそのコンプレックスを刺激されている。
長い美髪の持ち主だが、シャンプーはボディーシャンプーだったりする。
本質的には好感の持てる人物なのだが、これらが判明するのはほぼheaven's feelルートと『hollow』以後。他ルートでは代理マスターの采配で悪女的に立ち回ったあげく、惨殺されるような結末ばかり。
恋愛対象は同性であり、桜に恋愛感情を持っているのは勿論、美綴綾子にも性的な意味で好意を持つ。
好みのタイプはスタイルの良い処女とのこと。特に綾子にはストーカー行為まで行っており、もし二人きりになったら押し倒してしまうらしい。無論、綾子はその気配に気付いていて逃げ廻っている。
- 能力
- 主武装は鎖付きの短剣。機動力を活かしたトリッキーな戦い方が主で、ビル街での戦いではアクロバティックな軽業による空中戦でセイバーを翻弄したが白兵戦能力は余り高くなく、セイバーと平地で戦った際は一瞬で切り伏せられている。
しかしこれは慎二がマスターの時の話であり、桜がマスターに戻ることで真アサシンが乱射したダークを室内で全て躱す、さらには真アサシンを怪力で振り回し圧倒する、魔眼の重圧で抑えることでセイバーオルタと渡り合うなど戦闘力は飛躍的に増す。
“宝石”に位置する高位の石化の魔眼「キュベレイ」を持つ。魔力C以下は無条件で石化。魔力Bでもセーブ判定次第で石化。魔力A以上ならば全ての能力を一ランク低下させる「重圧」をかける強力な魔眼。通常、魔眼は一工程の魔術行使に相当するがこの判定は対魔力による「一工程の魔術は無効」などは適用されない。
彼女自身でも制御できない魔眼で、見たものを片っ端から石にしてしまうため、使用しない時は「暗黒神殿」を利用した眼帯、あるいは魔眼殺しの眼鏡を使って封印している。
能力成立の条件は「目を合わせる」ではなく、「視る」こと。これは心眼、つまりライダーの存在を正確に認識できているならば眼を瞑っていても石化するということ。少なくとも半径4m程度の近距離に居ると、魔力Bでも判定次第で全身が石化してしまう。とはいえ、それなりに距離を保った相手を即座に石化させることは不可能で、明らかに魔力がCも無い士郎でも直接魔眼を見ない限りは思うように身動きが取れない程度で済んだ。
死徒でも真祖でもないが吸血種であり、「鮮血神殿」は、それを大規模に無駄なく行使するためのものである。当然、個人単位での吸血も可能で、美綴綾子などがその犠牲となった。
自らの血液で魔法陣を形成し、ペガサスを召喚することが可能。空中を自在に飛び回りさらに高い機動力を得られるばかりか、「騎英の手綱」によって強化して強力な突貫攻撃を繰り出すことができる。
宝具
- 他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)
- ランク:B
種別:対軍宝具
レンジ:10〜40。
最大捕捉:500人 - 由来:ギリシャ神話の王女アンドロメダ。
- 形なき島を覆った血の結界。
内部に入った人間を融解し、血液の形で魔力へと還元して、使用者が吸収する。形はドーム状をしており、巨大な眼球に取り込まれたように見える。ただし、結界外からは敵に察知されないために、そのようには見えないようになっている。土地の霊脈を傷つけるため、同一の場所に連続して施すのは不向き。
死徒や真祖といった吸血鬼とは異なるが、吸血種である彼女が効率よく血を摂取するためのもの、とされる。一般人には非常に有効だが抗魔力を持つ魔術師にはほとんど通用しない。しかしマスターが桜に戻ったあとは威力が段違いになっており、凛や士郎でも長くは持たない。
- 自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)
- ランク:C-
種別:対人宝具
レンジ:0
最大捕捉:1人 - 由来:ギリシャ神話の女性型の魔物ゴルゴン。
- 対象に絶望と歓喜の混ざった悪夢を見せ、その力が外界へ出て行くことを封じる結界。普段の彼女はバイザーとして使用し、自身のキュベレイや魔性を封じている。使用中、視覚は完全に絶たれるため、彼女は視覚以外の聴覚、嗅覚、魔力探査などを用いて外界を認識している。
また当然自身以外にも使用可能で、この宝具の見せる夢を媒介に対象から吸精をすることも出来る。
- 騎英の手綱(ベルレフォーン)
- ランク:A+
種別:対軍宝具
レンジ:2〜50
最大捕捉:300人、 - 由来:ギリシャ神話の英雄ベレロポン。
- あらゆる乗り物を御する黄金の鞭と手綱。
単体では全く役に立たないが、高い騎乗スキルと強力な乗り物があることで真価を発揮する。制御できる対象は普通の乗り物だけでなく、幻想種であっても、この宝具でいうことを聞かせられるようになる。また、乗ったものの能力を一ランク向上させる効果も持つ。
彼女は専ら召喚したペガサスに使用。真名解放すれば、限界を取っ払って時速400〜500kmという猛スピードで、流星のごとき光を放って突貫する。その威力は城壁が衝突するに等しい。
ゴルゴンの怪物
彼女が怪物に成り果てた姿にして、サーヴァント・ライダーの大本(オリジナル)。
彼女が姉二人と暮らしていた「形なき島」へやって来る者たちを、姉を守るために殺し続け、その血を吸い続けることで変貌した姿。髪の毛は無数の大蛇のように変貌し、その中心に巨大な赤い一つ目となった「キュべレイ」の魔眼が輝いている。
メドゥーサとしての体も、心も、在り方さえも崩れ、ステンノ、エウリュアレも巣の中の邪魔者としか認識出来ず取り込んでしまうことになる正真正銘の怪物。
桜に対してやや過保護に接していたのも“いずれ怪物になる運命を持つもの。被害者のまま加害者になる、おぞましい化け物”という自分が持つこの経験ゆえのことであり、同じ運命を持つ桜を守ろうとした。
島を丸ごと覆う「鮮血神殿」の結界を巣に犠牲者を増やし怪物を通り越した悪神に成長しつつあったが、当時まだ英雄ですらなく神々に乗せられた若造にすぎなかったペルセウスにより討伐される。
戦力差は本人曰く、ペルセウスを「蚊程度」に感じるほどで彼女が圧倒的に優位であったが、鏡の盾の探知機を注視することで石化の魔眼を避け、羽のサンダルで必死にゴルゴンの攻撃を避け続けた彼に対して使った暗黒神殿がキビシスにより反射され、「かつてメデューサであった頃の記憶」を悪夢として魅せられて動きが止まったところを不死殺しのハルペーで首を断たれ敗れた。
登場作品と役柄
- Fate/stay night
- 桜のサーヴァントとして召喚され、慎二の指揮下で戦う。
- Fate/hollow ataraxia
- 衛宮家の居候。骨董品店でアルバイトしながら生活中。読書が趣味。ママチャリでは満足できないので、士郎のスポーツタイプ自転車を狙う。姉二人や生前のエピソードも。
- Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
- クラスカードの一枚であり、黒化英雄として登場。
- フェイト/タイガーころしあむ/フェイト/タイガーころしあむ アッパー
- ある魔術師にもらった眼鏡が何者かに盗まれた。犯人を捜すべく、眼鏡の鬼となって町へと出る。……要するに、別視点バージョンの凛ルート。
アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。 - Fate/unlimited codes
- 「妖艶なる黒き蛇」。鎖付き短剣を駆使する。
自身のルートでは令呪を使い切りマスター権を放棄した桜を間桐の呪縛から救うべく独自に行動。サーヴァントの魂を自己封印&他者封印の宝具二つによって自らの体内に留め、諸共自壊することで桜を聖杯として完成させないという力技で彼女を救う。 - Fate/Ace Royal
- 英霊カードの一枚として登場。最高の物理攻撃力を持つ英霊。低コストで使用できる「騎英の手綱」を軸として、相手を速攻で潰していくスタイルとなる。「ライダー」で召喚すると「騎英の手綱」の威力が上がる。アーチャー・キャスター・バーサーカーの適性も持つが、そもそも「ライダー」のクラス自体が優秀なので、選べるのなら「ライダー」一択。
「他者封印・鮮血神殿」での回復がカギを握るトリッキーなキャラだが、アルトリアやメディアのような相性の悪い相手を素早く片付けると途端に楽になる。何事にも「速さ」が肝要である。
- 氷室の天地 Fate/school life
- 本編ではメドゥーサのイメージ映像やカードキャラとして間接的に登場するほか、単行本カバー下のおまけ漫画「空腹・眼鏡・人妻の おなじみ英霊様」で女性英霊の両名と共に出演。
- アーネンエルベの一日
- 凛と桜の付き添いで来店。ウェイバー・ベルベットに絡む。危険を感じて途中退店。
- コハエース
- 作者の趣味で、まだ『stay night』が世に出ていないはずの第1話から毎回のように登場する。
嫌々出ている節があり、事ある毎に帰りたがる。
ただしサクラが絡むと冷静な態度が一変、擁護する為熱くなりがち。途中からメガネからコンタクトに移行。
人間関係
- 間桐慎二
- 桜の兄。偽臣の書で仮のマスターとして聖杯戦争に参加する。
- 衛宮士郎
- 『stay night』ではルート次第で敵対・共闘。『hollow』では家主。アルバイトに勤しみながら彼のスポーツ自転車を狙う。士郎の記憶は消しつつ、時々「つまみ食い」をしている。
- 美綴綾子
- 気に入った相手。ただし、当の本人は非常に怯えている。
- セイバー
- 基本的には互いにソリの会わない相手。
衛宮邸で一緒に暮らすようになってからは、双方とも一応相手を尊重する態度で接しつつ、あまり深く関わらないようにしているものの、小さな喧嘩は絶えない。
というか、もし彼女がセイバーの四次時代のバイクに関するエピソードを知ってしまったら、仁義無き乗り物バトル勃発の危険性があるのだが。
- 両儀式
- 好みのタイプ。
- ウェイバー・ベルベット
- 『アーネンエルベの一日』ではタダ飯をたかりつつ翡翠の殺人料理から庇ってやったりと不思議な絡み方をしていたが、『コハエース』ではだいぶ接し方が優しい。でもサーヴァントの方には顔パンチ入れる。
- ペルセウス
- 生前に自分を殺した相手。
当然快く思っている筈もなく、彼女が慎二を嫌っている理由の一つは、「慎二が彼に似ているから」である。
名台詞
Fate/stay night
- 「腹立たしい事ですが、兵は上官を選べない。
ここは不満を口にするより長所を探す方が前向きでしょう。
...まぁ、そんなものがあれば、の話ですが。」
- 「何気無い仕草ですら、癇に障ります。」
- 初っ端からこの調子で、もはや慎二をマスターとして見なしていません。
- 「ふふっ。凛、腰が入っていませんよ、腰が。」
- 慎二に顔パンをおみまいした凛へ心の中でアドバイス。遠くから眺め微笑む姿はどこか妖艶である。
- 「マズイッ、トドメは私が。」
- アニメ版DVD特典『ライダーの慎二観察日記』より。
追い詰められる慎二をみて零れた一言。ライダーさん、心の声がだだ漏れですよ。
Fate/hollow ataraxia
- 「サクラは、すごいですよ」
- 桜と二人でプールに行く士郎への忠告にて。
Fate屈指の巨乳キャラであるライダーをしてここまで言わしめる桜のバスト。士郎曰く宝具だとか。
- 「ところでアヤコ、最近はバランスのいい食生活を送っていますか?貴女はあまり肉を摂らないようですが、それでは血液に脂が乗らない。口あたりはいいのですが、あまりコクがないのもどうかと思います」
- 衛宮邸を訪れた美綴に。士郎と桜がいたためライダーは去るが、去り際に「急いては事を仕損じる」など、物騒な言葉を残していく。
フェイト/タイガーころしあむ
- 「ですが!しかし!それよりももっと許せない悪があるとするならば!
それは貴方のような自己中心的男性優位思想ですッッ!!
『眼鏡を外した方が可愛いから僕の前では外しておけ』…?横に美人がいた方が僕の見栄えが良くなるんだよ!…という考えですよね!?
あくまで女性は男性の道具。物を見たり考えたりする事はどうでもいいから添え物として美しければ良い!…という傲慢な考えですよね。
いいですかシンジ!誰にも、人間を、モノ呼ばわりする権利はないのです!!
その腐った認識、すべて貴方に返します!!」 - 自身のルートにて、眼鏡萌えを否定した慎二に対して。
シナリオライターの魂の叫びが暴走している台詞(ちなみに、文面はある漫画のパロディである)。
- 「はい……ワカメ狩りの時間ですね」
- 慎二ルートにて。調子に乗りすぎた慎二を、桜と共にお仕置きする。
- 「大抵の無礼は許します……いえ、許しませんよ。」
- ギルガメッシュルートにて、慎二を下郎と言ったギルガメッシュに対して。
この台詞の他にも慎二を「ワカメです。それも安物の。」、戦いに敗れた慎二に対し「顔が悪いですね。」など、出番こそ少ないが名言は多い。
コハエース
- 「帰ってもいいですか?」
- 『コハエース』での口癖。思いっきり嫌がっているのが伺える。
- 「もうこなくていいんですね、やったー!!」
- 「もうこなくていいっていったじゃないですか、ヤダー!!」
- 赤セイバーから「お役御免」を告げられ、本編でも見せた事が無い最高の笑顔で喜ぶが………直後、琥珀にどん底に落とされてしまい、これまた本編では見せた事が無い泣き顔を披露する羽目に。
コンプはじめて物語
- 「ゴブリンとは世を忍ぶ仮の姿。
私は実は、どのTRPGでも引っ張りだこ、でも大体中ボス的な位置づけで、経験値の足しになるだけの、メドゥーサなんですよ!!
って余計なお世話ですよね……」 - TRPGで僧侶ではなく、ライダーゴブリンとして登場。可哀想……
- 「ないわー! 騎士王大人げないわー!
アリアハンのスライムにギガデイン食らわすレベルで大人げないわー!!」 - 8000匹のゴブリンに押され、ビームブッぱで片づけた青ニートに対して。
コハエースのライダーさんは不遇。出番があっても不遇。
- 「はぁ……ヒロイン同士がガチで殺り合うのはウチの社風でして……」
- 月姫キャラとFateキャラの醜い争いを見たパーンから「同じ会社のキャラ同士なのに仲悪いのかい?」と聞かれて。ライダーさんの返答を聞いたディードリットは「TYPE-MOON ……恐ろしい子」と戦慄を隠せなかった。
その他の作品
- 「目を覚ましてくださいサクラ。憎悪に身を任せては、私と同じ怪物になってしまう」
- 『unlimited codes』での対桜戦勝利時台詞。
自身の経験からくる、彼女なりに桜を案じていることが窺える言葉である。
メモ
- 見た目に反して可愛らしい性格も手伝ってか、専用ルートもないのに大人気。人気投票ではマスターの桜を抑え、第1回、第2回ともに4位入賞の大健闘を果たした。
- サーヴァントとして彼女の纏う服装は黒を基調とするボディコンなのだが、『hollow』にて、実は「姉からのお下がり」で「ただサイズが合ってないだけ」という衝撃の事実が発覚する。
- 戦闘時に魔眼殺しの眼鏡を使わず宝具を使ってまでキュベレイを封じているのは、「暗黒神殿」には魔眼以外にも自身の魔性を封じるという意味があり、暴走を食い止めている。
- Fateシリーズでのメドゥーサには半神半人の属性がつけられている。英雄譚で滅ぼされる「怪物」でありながら、「英霊」としてサーヴァント召喚されたのはこのため。
英霊の座にいる彼女は怪物の方に振り切った後のゴルゴンの方で、存在からすればアラヤの守護者よりもガイア側の抑止力となる。
サーヴァントとして召喚されると、英霊の全盛期・人格となって召喚されるため、怪物でなく美女の状態での召喚となっている。 - 本質的には変化しないはずの英霊だが、彼女の場合は「英雄」「怪物」両方の属性を持つが故にどちらかに振り切って反転してしまう可能性を持つ。ライダーに限らず、他にも両方の属性を持つ英霊は同様の可能性を持つらしい。
- 神話で彼女を討伐したペルセウスに対し、人物像を例えて「成功したシンジ」という所見を述べている。ペルセウスは『Fate/Prototype』の方に出演し、設定レベルで異なる作品ではあるが、この設定が影響したのか彼の外見は慎二に似ている。
- ライダーのクラスとして現界したのは、天馬ペガサスが彼女の血から誕生したという伝承に基づくもの。この他、サソリや毒蛇もメドゥーサの血から誕生したとされている。
- アニメ版『Fate/stay night』DVD4巻の特典映像では、「ライダーの慎二観察日記」と称してライダーの慎二に対する内心を語ってくれる。本編では慎二に黙って従ってはいたが、心の中では散々にこき下ろしており、かなりの不満を溜め込んでいたことが窺える。
各マスターごとのステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 | 備考 |
慎二 | C | E | B | B | D | A+ | 桜版に比べ、基本的に弱い。魔力供給は本来のマスターが行うため、魔力・宝具は同一評価。 |
桜 | B | D | A | B | E | A+ | 全体的に強化。弱体化した幸運はやはりマスター補正だろうか。 |
保有スキル:対魔力:B、騎乗:A+、魔眼:A+、単独行動:C、怪力:B、神性:E-
話題まとめ
- ゴルゴンの姉妹
- 怪物の代名詞となっているゴルゴンだが、元はエウリュアレ、ステンノー、メドゥーサの三姉妹でゴルゴンと呼ばれていた。三姉妹は美しい娘だったが、その美貌を妬んだ女神アテナによって怪物にされたとも、海神ポセイドンに陵辱されたショックで怪物になったとも言われている。
- 石化の魔眼
- メドゥーサが最も有名だが、伝承ではエウリュアレとステンノーも石化の魔眼を持っているとされている。
- VSアーチャー
- アーチャーと戦った場合、近距離戦においては技量差があるためアーチャー有利、遠距離戦においては機動力の差でライダー有利となる。ただ全体的に能力の相性が悪く、アーチャーが『熾天覆う七つの円環』で『騎英の手綱』を防ぎきれるかどうかが勝敗の分かれ目となる。
- VSランサー
- ランサーと戦った場合、ルーン魔術で万全の魔眼対策をしてくる上に、生前の彼は何匹も怪物を仕留めた「魔物殺しの英雄」であるため、魔物としての属性を持つライダーはかなりの苦戦を強いられる。ランサーが持っているゲイ・ボルクも幸運が低いライダーには最悪の宝具。
- VSバーサーカー
- バーサーカーと戦った場合、スキル「怪力」を全開にしても力勝負では敵わない。彼女の怪力スキルはロードローラーを軽々と持ち上げる程のものだが、効果が長続きせず、使えば使うほどに「ゴルゴンの怪物」に近づいてく危険性がある。『騎英の手綱』を使えばバーサーカーを殺すことができるが、殺している間に『十二の試練』で復活したバーサーカーの反撃を受けてしまう。しかも突進の最中なので回避できない。相性的には最悪の敵。
ライダーは出身が同じギリシャであるためバーサーカーの真名がヘラクレスであることを看破しており、バーサーカーとの戦闘を避けて彼のマスターであるイリヤを狙う戦い方に切り替えた。
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