阿曇磯良

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アルターエゴ
真名 ひびき&千鍵
阿曇磯良(第二再臨)
シリウス(第三再臨)
読み - ちかぎ
あづみのいそら(第二再臨)
性別 女性(ひびき、千鍵)
不明(シリウス)
身長 154cm(ひびき、シリウス)
157cm(千鍵)
体重 44kg(ひびき、シリウス)
45kg(千鍵)
好きな物 アルパカ(ひびき、シリウス)
寝ること(千鍵)
苦手な物 怒っている千鍵(ひびき)
ピーマン(千鍵)
千鍵に叱られること(シリウス)
出典 まほうつかいの箱
『太平記』『八幡愚童訓』
地域 日本
属性 秩序・善(第一・第二再臨)
中立・中庸(第三再臨)
副属性 人(第一再臨)
地(第二再臨)
星(第三再臨)
一人称 わたし(ひびき)
私(千鍵)
ワタシ(スマホさん)
ぼく(シリウス)
二人称 ○○ちゃん、○○さん(ひびき)
お前(千鍵)
○○さん(スマホさん)
君、○○ちゃん(シリウス)
三人称 あの人(千鍵)
声優 本多陽子(ひびき、シリウス)
仙台エリ(千鍵)
デザイン Anmi
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要

アルターエゴ疑似サーヴァント

略歴
期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル!』に登場。
出島に発生した特異点におり、ワニ親方の元でアルバイトをしていた。
しかしカルデア一行が現れ、騒ぎを起こしてしまった上に彼らと共に竜宮城へ攫われてしまい、脱出後に事情を聞いて行動を共にするようになる。
途中にひびきが海幸彦に攫われ、彼女を取り戻しにカルデアと竜宮城へ赴くも、最終的に海幸彦に融合されたイワブネにシーボルトイネ共々飲み込まれてしまう。
その中で神霊・阿曇磯良の記憶を垣間見、彼が思い残しであったユタと向き合ったことで「シリウス」へと変化。イワブネを破壊して海幸彦を倒し、特異点の解決に伴って退去していった。
エピローグではイースター島の特異点に現界し、カルデアに助けを求めている。
人物
依り代となる日比乃ひびき桂木千鍵、そして神霊・阿曇磯良こと「スマホさん」のトリオとして行動。カルデアでは「スマホさん」はあまり姿を見せないが、攻撃時のモーションに登場してはいる。
霊基第一でひびきと千鍵はウェイター衣装を纏い、霊基第二では巫女のような和風の衣装を身に纏う。
霊基第三では聖典トライテンの力を引き出したひびきが主体となって「シリウス」となり、千鍵はスマホさんと共にその内部に存在するようになる。
日比乃ひびき
『まほうつかいの箱』のひびきその人。その正体はとある吸血鬼が作り上げた聖典「トライテン」。
温厚かつマイペースで、人懐っこい性格。トライテンの力を引き出す際は髪が白くなり、感情表現も希薄になるが根元は変わらない。
『スターリット・マーマレード』『まほうつかいの箱』の頃よりも時系列が後なのか、自身の出自についてもある程度把握している模様。
桂木千鍵
『まほうつかいの箱』の千鍵その人。『踊るドラゴン・キャッスル!』では「扉を開く巫女」の末裔とされている。
刺々しい言動が目立つツッコミ役だが、実際のところは面倒くさがり。一方でやるとなったら徹底的にやるという難儀な性格。
乗り物酔いしやすいようで、『踊るドラゴン・キャッスル!』では船酔いしていたり、長くシリウスの状態でいても酔ってしまう様子。
『スターリット・マーマレード』『まほうつかいの箱』の頃よりも時系列が後なのか、自身の特殊能力やひびきとの一番最初の出会いについてもある程度把握している模様。
スマホさん(阿曇磯良)
『まほうつかいの箱』のケータイさんその人…ではなく、中身は神霊・阿曇磯良。
その名の通りスマホの姿をしているが、『踊るドラゴン・キャッスル!』では潮満珠を取り戻した際に「ビデオ通話」として、伝承通りの姿をしている阿曇磯良としての姿を現していた。
なお、顔を隠しているのはイワブネをユタに封印させようとする部族たちからユタと共に逃げる際、捕まってズタズタにされたのを隠すためである。
お調子者かつ場を引っ掻き回すトラブルメーカーではあるものの、その実過去の出来事を気に病んでそれをサーヴァントになってからも引きずっていたという一面も持つ。
なおずっと海の底にいたので、邪馬台国の事など陸のことはあまり知らない模様。
シリウス
性格はトライテンの力を引き出した際のひびきと同一。だが、この状態でも中にいる千鍵が声を発することがある。
この状態では「二人に分かたれていたのを無理矢理くっつけている」らしく、くしゃみといったはずみで元の二人に分裂してしまう。しかし二人が合わさればすぐシリウスに戻れる模様。
また千鍵がコントロールを行う事もあり、その時の言からシリウスは内部のスイッチで制御されているようだが詳細は不明。
能力
阿曇磯良が潮満珠・潮干珠の二つの宝玉を持っていたことにより、その力を使用することが可能。潮満珠を千鍵、潮干珠をひびきが担当する。
またひびきは「トライテン」の力を引き出すことで身体能力・魔力量が格段に上昇し、千鍵は扉を開くことで本来繋がる場所とは別の空間へ繋ぐことができる。
しかし『踊るドラゴン・キャッスル!』では海幸彦の手に宝玉が渡っていたことにより、機能不全を起こして能力が制限されていた。
戦闘時はひびきと千鍵がコンビネーション技を駆使し、先の宝玉を使用しての攻撃も行う。スマホさんをモップでスイングしたり、タオルや千鍵がハリセンを使う事も。
『踊るドラゴン・キャッスル!』では海幸彦の呪いを緩和するという能力も見せている。
霊基第三の「シリウス」では左手にオレンジ色、右手に緑色の光の剣を出現させて攻撃する。他にもビームを放ったり、魔力によるものと思われる弾幕を打ち出すこともある。
ワームホールのようなものを生み出して瞬間移動する能力も見せており、また「トライテンとしてのひびき」が主体となっているため身体能力及び魔力量が大幅に向上した戦闘能力が反映されている。

ステータス

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
アルターエゴ 主人公 (Grand Order) EX  阿知女作法:EX
単独行動:B
神遊びの庭:A
異形の神:B
大和邇の加護:C 
磯良舞:A
綿津見の門:A
潮満珠・潮干珠:A 

宝具

海境闢く満干珠(うなさかひらくみちひきのたま)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:1~99
最大捕捉:10000人
海境とは地上と海を繋ぐ道であり、神話において山幸彦と豊玉姫が袂を分かつ際に塞がれてしまったとされる。
だが、海を割り道を拓くという宝玉は、まさしくこの海境を閉ざした門の鍵ではなかったか。
豊玉姫の住まう綿津見宮とは常世───すなわち神の世界であり、門を開け、接続する事が叶うならば、そこに溢れる強大な力を得る事となるだろう。
 
阿曇磯良、今回はその依り代であるひびきと千鍵が宝玉をかざす時、常世の門が開く。海から次々と出現する鳥居はそのひとつひとつが綿津見宮へと繋がっているのだ。
宝玉から放たれた魔力がひとつ、またひとつと鳥居をくぐり抜けるたびにその威力は増していき、最後にはあらゆる敵を飲み込む大渦と化す───かつて数万の敵兵を海に沈めたとされる伝承を、現代に再現するかのごとき宝具である。
『Grand Order』では「自身のQuickカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&Busterカード性能をアップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>+〔水辺〕のあるフィールドにおいてのみ、自身のNP獲得量をアップ(1ターン)+敵全体の防御強化状態を解除&強力な〔混沌〕特攻攻撃[Lv]」という効果のQuick宝具。
シリウス時でもExtra Attackの際に放っている。別名お礼参りビーム
常夜を照らす導きの星(スターリット・マーマレード)
ランク:A
種別:対軍宝具
レンジ:不明
最大捕捉:不明
シリウスへと霊基が変化したことにより、上記の宝具が昇華されたもの。
常世の門をくぐり抜ける事で己が身体をエネルギーの塊と変え、流星のごとき速度と威力を以て敵を討つ、シリウス最大の攻撃宝具。
全てを原初に戻すかのようなその煌めきは、まるで望遠鏡の向こう側の───マーマレードが渦巻くような星空を思わせるだろう。
『Grand Order』では「海境闢く満干珠」と同一の効果となっている。

真名:阿曇磯良

『古事記』や『日本書紀』といった史書には登場せず、九州北部の伝承を中心に名を残す海の神。
永い歳月を海底で過ごした事で全身にカキやアワビが張り付いた醜い容貌であったとされ、絵巻物や神楽においては白い布で顔を隠した姿でしばしば登場する。
『太平記』においては、神功皇后が日本中から神々を招集した際に何故か阿曇磯良だけが現れなかった。己が醜い容貌を恥じた磯良が、表に出てくる事を拒んだのだ。
困り果てた神々は一計を案じ、音楽を好む磯良のために神楽を演奏しながらこれを待つ。その音色につられた磯良はついに海中から姿を現し、神功皇后に二つの宝玉を授けるのであった。
この両顆の明珠こそ潮の流れを操る綿津見の秘宝───『潮満珠』と『潮干珠』である。
 
朝と共に死に、夜に再び生まれ出ずるもの。豊穣の女神や天狼と呼ばれた、夜空に最も輝けるもの。古代の船乗り達が神格化した空の道標───「シリウス」こそが阿曇磯良の持つ別の側面(アルターエゴ)。
星神としての磯良はあくまで「地上から見た星」が神格化された存在であり、地球外から来た神ではない。神代におけるそのメカニズムは不明なものの、人々の祈りによって「それ」は生まれ落ち───何処とも知れぬ海岸へと流れ着いていた。
そして彼はとある少女と出会い交流を深めるも、理不尽な目に遭った彼女を失ったため、ただひとり海の底に身を置いて地上に戻る事は無かった。
───それから、水底で朽ちかけていた神霊はサーヴァントとして召喚される機会を得た。気まぐれにサーヴァントとなる事を選ぶも、この引きこもりの神様は二つの星と出会った。

関連

シリウス
おおいぬ座を構成する、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星。冬の大三角を成す星の一つでもある。
名称はギリシャ語の「焼き焦がすもの」「光り輝くもの」を意味する「セイリオス」に由来している。
古代エジプトでは「豊穣の女神ソプデト」として信仰され、中国では「天狼星」と呼ばれて侵略や貪残を司る不吉な星とされており、ギリシャではおおいぬ座も含めて「オリオンの猟犬」とも称されていた。
その明るさから船乗りの道標としてよく利用されていたようで、世界の各地にシリウスを示す名が存在している。
また、輝く一つの星に見えるが実際は大小二つの恒星からなる連星である。

登場作品と役柄

Fateシリーズ

Fate/Grand Order
期間限定イベント『踊るドラゴン・キャッスル! ~深海の姫君とふたつの宝玉~』の開催に伴い、期間限定サーヴァントとして実装。
当初第三再臨以降はイベントのエピローグクリア、或いはイベント終了時まで封印されていた。

人間関係

Fate/Grand Order

主人公 (Grand Order)
『踊るドラゴン・キャッスル!』にて共闘し、カルデアでは自身らのマスターとなる人物。
年が離れていないという事もあって友達のような距離感ではあるものの、マスター呼びはアーネンエルベの店長を思い出してしまうため「店長」と呼んで区別している。
清少納言
『踊るドラゴン・キャッスル!』でカルデアから特異点にやって来ていたサーヴァント。
彼女の破天荒さに振り回されており、カルデアに来るまでその正体を知ることが無かった。
真名を知った後は教科書とイメージが違うと触れており、また『枕草子』の内容も彼女に影響されてか「春はあげぽよ」と勘違いし始めている。
諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
『踊るドラゴン・キャッスル!』でカルデアから特異点にやって来ていたサーヴァント。
やはりカルデアに来るまでその正体を知ることは無かった。一方で彼は「阿曇磯良がシリウスと同一視される理由」について語っている。
海幸彦
『踊るドラゴン・キャッスル!』で立ちはだかったサーヴァント。
彼の召喚により、本来自身らが持つはずであった潮満珠と潮干珠を奪われてしまっていた。
またひびきは彼に誘拐されるも、彼のスタンスから手出しはされずに良好な関係を築いていた。
最終的にはシリウスとなって彼と対決し、真正面から打ち倒した。
フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト
『踊るドラゴン・キャッスル!』で特異点を形成したサーヴァント。
彼が史実で妻子と離れ離れになる事を知りどうにか幸せになれないかと模索するも、カルデアの事情を聞かされた事でそれについては諦めることとしている。
最終的には特異点の黒幕であった彼と対峙し、後にイワブネに飲まれた際はシリウスとなりイワブネを壊す形で娘のイネ共々救出している。
エミヤ
アーネンエルベに訪れていた客の一人。
カルデアの食堂でアルバイトを始めた際、彼がいた事に気付いている。また厨房での彼のキャラクターには意外な印象を受けた様子。
クー・フーリン
アーネンエルベに訪れていた客の一人。
カルデアでようやく「バイトしてばっかの兄ちゃん」から認識を改めることとなったが、相も変わらず苦労人気質な所は見ているとなんだか安心するらしい。
グレイ
彼女の持つアッドを見て既視感を覚えている様子。
またその正体を「ロンドンで流行りのケータイ電話ではないか」と考察してもいる。
アーキタイプ:アース
アルクェイド・ブリュンスタッドとしては、アーネンエルベに訪れていた客の一人。
千鍵が話した際はアーネンエルベの事は覚えていないと返したようで、ひびきは「面白いのが来てるのね~」と言われほっぺたを伸ばされたらしい。
その訳の分からなさから、やはりアルクェイド本人だろうと見ている。
徴姉妹
彼女らとお茶をして、徴側にはベトナムの料理を教わる約束をしたとのこと。
一方、徴弐はその様子をすごい目つきで睨んでいたようで、千鍵はその様子を怖がっている。
オリオン
ひびきはクマのぬいぐるみである彼を可愛いと評しており、お願いして抱っこさせてもらおうかと話している。
なお千鍵はそれを超人オリオンの事と勘違いし、ツッコミを入れている。
ボイジャー
シリウスとして言及。
宇宙の広さや寂しさについて語った上で、そんな宇宙を進む彼の様子に感心している。
太歳星君
彼から「はんなま」と挨拶をされたのか、理解が及ばないながらもシリウスとして挨拶を返している。
ディオスクロイ
シリウスは彼らの様子を見て姉か兄を欲しがっているものの、対して実際にを持つ千鍵は「そんないいもんじゃない」と告げている。
ワンジナ
地上から空を見上げるシリウスと、空から星を見下ろす彼女ではまるで違う存在としつつも、彼女といると不思議と穏やかな気持ちになるらしい。
電子の妖精パッケ・シー
宝具ボイスで言及される存在。ケータイさんの自称である「携帯電話の精パケシ」と似ているが、関連性は言及されていない。
「最近嬉しいことがあった」というお便りを自身らの元に送っていたようだが、その理由と手段、詳しい内容は不明。
…というか、スマホにとっては天敵じゃないのかそいつ。[注 1]

生前?

ユタ
神霊・阿曇磯良が目覚めた際、近くにいた少女。
彼女と交流し深い仲で結ばれたが、理不尽にも帰らぬ人となってしまいその事でずっと思い悩んでいた。
『踊るドラゴン・キャッスル!』では彼女と再会し、当初は幻影だとしていたが後にちゃんと向き合って、わだかまりを解きほぐすことができた。
光るサメ
大綿津見神から遣わされ、神霊・阿曇磯良を綿津見宮へと迎えに来た存在。
その勧誘をすげなく拒否するも、固い決意を見せたことから潮満珠と潮干珠を託された。
正体は明かされていないものの、大綿津見神の娘で『古事記』では正体が「ワニ」とされている「トヨタマビメ」ではないかと考察されている。
日比乃ひびき桂木千鍵
神霊・阿曇磯良が依り代として選んだ少女たち。
生前の経緯から人間嫌いであり、現世に関わるつもりもなかったが、「深い迷宮の底から星を連れ出した少女」という姿に興味を持ち「自分も海の底から連れ出してくれるだろうか、美しくも醜くもないただ輝くものになれるだろうか」という想いから彼女たちを選んだ。
そして最終的に海の底から連れ出され、「シリウス」という星として目覚めることになった。
須方スナオ
ひびきと千鍵のクラスメイト。
撤退時のボイスではひびきが彼女の姿を幻視している。

名台詞

メモ

  • 阿曇磯良をシリウスと同一視する説は俗説に過ぎない。
    • この説は歴法家の真鍋大覚氏が唱えたもので、彼の著書では「布で顔を隠しているのは夜空で強く光っていたため」「鹿海の伊曽良舞では神が白布で顔を隠しており、まさにシリウスの象徴である」などとされている。
    • 『踊るドラゴン・キャッスル!』では「神功皇后の招集になかなか応じなかったのは、おそらくそれが秋のことだったから(シリウスは秋だと夜明け前に現れる)」とされており、「海から浮上し、海に還っていく様は海の神であり星の神」ともされている。
    • 「顔が輝くのを隠すために覆いをしていた」という特徴に加え、『踊るドラゴン・キャッスル!』ではイワブネを引きずり出すため、潮干珠によって「水深20メートルはある長崎湾を割る」という奇跡を見せるなどモーセを思わせる要素も存在している。
  • プロフィールでは、ひびきが依代となった理由は「人間サイズの宇宙とも言えるトライテンが星の神霊を受け入れる依代として最適解であった」と考察されているが、メタ的な理由では『まほうつかいの箱』の楽曲である「シトラス・シリウス」からひびきと千鍵のサーヴァント要素としてシリウスに関連する「阿曇磯良」が選ばれたのだと思われる。
    • なおシリウス時の宝具である「スターリット・マーマレード」は、ドラマCDのタイトルが由来と思われる。
    • トライテンが「宇宙そのもの」であるためか、疑似サーヴァントであるが神霊を丸ごと受け入れつつ主導権が依り代の側にあるという非常に珍しい例となっている。
  • ひびきと千鍵は依代になる際に阿曇磯良に合意を取られたようだが、『踊るドラゴン・キャッスル!』ではその事を覚えていなかった。
    • なお阿曇磯良は彼女らが覚えていない可能性を考慮していたようで、二人を依代にするにはそれが手っ取り早かったとしつつも「霊基を二つに分けるなんてろくな事にならない」と話している[出 1]
  • 初の倍速時専用の宝具ボイスを持つサーヴァント。倍速時ボイスは通常ボイスと途中の台詞が異なっている。
  • ボイスに関してもう一つ挙げると、実はサーヴァントとしての名義を貸している立場かつ本人としてもストーリー中できちんと喋り、また第三霊基では自らも融合しているにも関わらず、磯良当人のボイスがなく、CVも設定されていない。ドット絵は表示できるので流石にポケベルは超えているが、音声通信機器としての立場は丸潰れである

話題まとめ

脚注

注釈

  1. 名の由来は恐らく、モバイル機器の使い過ぎによる高額料金請求の結果自滅する様を表す「パケ死」。
    「パケ」とはデータ伝送単位「パケット」の意味で、近年で言うところの「ギガ」(換算すると、概ね1GB=839万パケット)。現在では料金プランに上限が設定されている事が殆どで、またフリーWi-Fiの普及も進んでいるので純粋な通信のみの使い過ぎによる青天井突入はほぼ発生しなくなっており、代わりに発生する通信速度の大幅低下を指して「パケ死」と表現する事もある。
    いずれにせよ、似たような名の妖精とてつもない厄災の呼び水となった前例があるだけに不穏さは拭い去れない。

出典

  1. 『踊るドラゴン・キャッスル!』第5節「扉をあけて」

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