アーキタイプ:アース

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ムーンキャンサー
真名 アーキタイプ:アース
外国語表記 Archtype:Earth
本名 アルクェイド・ブリュンスタッド
異名 原初の一アルテミット・ワン
真祖の姫君など
性別 女性
誕生日 12月25日(自称)
身長 167cm
体重 52kg
好きな物 不明(第一再臨)
秘密[注 1](第二再臨)
月光浴(第三再臨)
苦手な物 血、日差し(第一再臨)
、血、血を吸う自分、時間通りに来てくれない誰か[注 1]、その誰かを苦しめるもの全般(第二再臨)
夢を見ない今の自分(第三再臨)
出典 月姫 -A piece of blue glass moon-
地域 地球全域[注 2]
属性 混沌・善(第一、第三再臨)
中立・善(第二再臨)
副属性
一人称[注 3]
二人称 お前(第一再臨)
あなた(第二、第三再臨)
三人称 独自の呼称(第一、第三再臨)
○○さん(第二再臨)
声優 長谷川育美
デザイン 武内崇
レア度 ☆5
初登場作品 Fate/Grand Order
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概要[編集 | ソースを編集]

ムーンキャンサー」のサーヴァント。『Fate/Grand Order』におけるアルクェイド・ブリュンスタッド

略歴
『Grand Order』7周年に満を持してやってきた、スペシャルゲスト。
南米異聞帯にも同一存在が登場しているが全くの別人
人物
青と白のドレスを着た金髪赤眼の少女。
『月姫』に登場するアルクェイドその人ではあるが、同時に最高純度の真祖としての側面が強く出た姿も併せ持つ。
その為か霊基再臨毎に異なる人格を有しており、第一は「朱い月の後継者」としての彼女、第二は言わずと知れた月姫本編における「アルクェイド」としての彼女、第三は元々の「真祖アルクェイド」としての彼女がベースになっている。
『アーキタイプ:アース』という本来なら通り名に当たる名前が真名に選ばれたのも、これら三つの存在を合わせた統合名という扱いだからなのだろう。
能力
サーヴァントとしては安定した数値を持ちながらもその身に宿した神秘によって放つ力は桁違いであり、最早魔術の域を軽く通り越している。

バリエーション[編集 | ソースを編集]

イシュキック[編集 | ソースを編集]

南米異聞帯におけるアーキタイプ:アース。
その性質から該当異聞帯の現地人「ディノス」に合わせて容姿が恐竜になっている。

詳細は『イシュキック』を参照。

ステータス[編集 | ソースを編集]

クラス マスター 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 クラス別能力 保有スキル 備考
ムーンキャンサー 主人公 (Grand Order) B B B A B EX 対魔力:A+
陣地作成:EX
道具作成:A
単独行動:A
原初の一:D
虹の魔眼:A
星の息吹き:C
ファニー・ヴァンプ:EX
「原初の一」は本来EXランクだが、筐体が世界卵から霊基となったことでランクダウンした。

宝具[編集 | ソースを編集]

空想具現化(マーブルファンタズム)
ランク:EX
種別:対軍宝具
レンジ:30〜40
最大捕捉:100人
一時的に自分の筐体をマナ凝縮体に変化させ、星からのエネルギー提供を万全にしてから放つ、超強大な一撃。
全てが魔術による自然干渉ではなく、純粋な自然現象。
肉弾戦を好む霊基第二では自身をエネルギー源にしたバンカー・ミサイル攻撃になり、反対に自然の嬰児・真祖の王族としての霊基第一、第三では西暦1200年の千年城にいる“彼女”からの時空跳躍攻撃となる。
また、フィールドを一定時間『千年城』に変化(具現化)させる事も可能。
『Fate/Grand Order』では「フィールドを〔千年城〕状態にする(3ターン)+敵全体に強力な〔混沌〕特攻攻撃[Lv]<宝具レベルで特攻威力アップ>+自身を除く味方全体の〔今を生きる人類〕(一部の疑似サーヴァント、デミ・サーヴァントなど)のNPを増やす<オーバーチャージで効果アップ>」という効果のBuster宝具。

真名:アーキタイプ:アース[編集 | ソースを編集]

アルクェイド・ブリュンスタッド。真祖と呼ばれる吸血種に属する精霊の王族。
その桁違いの能力故に姫君として敬われてはいたが、かつては戦闘しか経験した事がなく “無駄” という事柄を知らなかったキラーマシーンだった。ところが排除対象の吸血鬼を追って顕現した日本の都市でひとりの人間に殺され蘇生。その時に生じたあまりのショックで怒りや戸惑い、同時に執着や憧れを知り、色々あって以前の彼女とは違う『天真爛漫な吸血姫』になった。
サーヴァントとしての特性の為か全く異なる三者三様の人格を備えてしまった彼女だが、楽しい事に興味津々で好奇心が強いファニーガールな性格は皆共通している。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

Fateシリーズ[編集 | ソースを編集]

Fate/Grand Order
2022年7周年記念キャンペーン開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装。
Lostbelt No.7「黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン」では本人こそ登場しないものの、特性上は同一存在にあたる現地人が登場。

人間関係[編集 | ソースを編集]

Grand Order[編集 | ソースを編集]

第一再臨

アルトリア・キャスター
星の内海から生まれた楽園の妖精で、ある意味親戚といえる存在。巡礼の旅を経て自らが聖剣の基盤エスクカリバーとなった姿を立派になったと褒め称え、良い出逢いに巡り会えたことを喜んでいる。
ただ、それとは別にお転婆が過ぎて花園を荒らされるのは頂けない……
両儀式〔セイバー〕
根源接続者かつ『空の器に意思が宿った』という意味合いでは似た者同士。
その在り方を原始的だが美しいと賞賛しつつも刀で花園を散らされるのは頂けない……
“山の翁”
存在そのものが生死の狭間に居るという部分が「彼」と似ている為か非常に驚いている。
ククルカン
同じ「アーキタイプ」同士で、姉妹というか姉妹都市のような存在。
「自分はこんなに能天気になんかならない」と、とあるイフを考えると皮肉にしか聞こえないような事をのたまっている。
バレンタインでは第三再臨の自分に頼まれて彼女にアドバイスをした結果、とんでもない質量質と量のチョコレートができてしまった。
他の自分達
どちらの自分も自分のイフであるためか「彼女たちの物は自分の物」と若干横暴に振る舞っている。

第二再臨

アルトリア・ペンドラゴン
星の聖剣を持つ騎士王。別次元での出来事を記憶しているのか再び再戦を仕掛けに行こうとしている。
両儀式〔アサシン〕
「彼」と同じく直死の魔眼を持つ人物。ただし此方はライバルの方が楽しそうだと好戦的な態度をとっている。
グレゴリー・ラスプーチン
「こんな胡散臭い神父見たことがない」とドン引きしている。
確かに月姫世界の聖職者には過激な人物もいるが、一応真面目で善良なタイプも多い気はする。
他の自分達
どちらの自分もお淑やかなため若干苦手。
第一再臨の自分は他人に合わせるつもりがなく、第三再臨の自分はひたむきだが経験が少なく、結果的に唯一の常識人として苦労を背負うことも。

第三再臨

主人公 (Grand Order)
カルデアのマスター。
第一再臨は人間そのものに興味がなく、第二再臨は既に思い人がいるためか、バレンタインイベントでは主に彼女からプレゼントをもらうことになった。
レオナルド・ダ・ヴィンチ〔ライダー〕
お馴染み少女姿のダ・ヴィンチちゃん。此方の真名である「グラン・カヴァッロ」と呼び、未来を見据えてる姿とその旅路を賞賛している。
BB
万能AI。新たな人類と称するその姿に、そらの旅も余裕だろうと称している。
シャーロック・ホームズ
『未知なる謎を解き明かす』という概念を、人間の在り方の凝縮にして末路だと称している。
一方でその果てに迎えた第2部6.5章での彼の結末を知った為なのか「些か優しすぎた」と憐れむような声も……。
ネモ
「水が苦手」という吸血鬼の性質改善の為か、泳ぎを教えて欲しいとお願いしている。
光のコヤンスカヤ闇のコヤンスカヤ
人類悪の器を持ちつつも最後は自身の誇りに掛けての姿を捨て去った様を羨んでいる。
他の自分達
第一再臨の自分については第二再臨同様に諦め気味。
第二再臨の自分については「何があったら自分がこうなるんだろう」と天然ぶりに困惑している。

過去[編集 | ソースを編集]

遠野志貴
第二再臨における自身の有り様を決定づけた人物であり、一番大切な人。
名前こそ一回しか出てこないが、台詞の中では彼を彷彿とさせる描写が複数箇所に断片的に聞き取れる。
第三再臨の自分は彼に出会う事は無いらしい。
ミハイル・ロア・バルダムヨォン
自身を死徒にした元凶。
ただし第三再臨では死徒にならなかったイフの姿であるため、そちらでは彼の目論見は失敗したようである。

名台詞[編集 | ソースを編集]

イベント[編集 | ソースを編集]

アルクェイド「なにって、それはもちろん、見ず知らずの人間に―――キャッ☆」
バレンタインで一臨の自分に「何があればそのようになるのか想像力の限界を超えている」と言われて。

メモ[編集 | ソースを編集]

  • 『Fateシリーズ』のアルトリアと『空の境界』の両儀式に続く実装により、TYPE-MOON三大代表作のヒロインが一同に集結する運びとなった。
  • 彼女の召喚時には専用の特殊演出が設けられており、ムーンキャンサーのクラスカードがブラックホールに呑まれると、絵柄がアルクェイドのシルエットに変わった後セイントグラフが出現する。また、最初の第一再臨の召喚台詞の後半では普段の彼女にあたる第二再臨姿に変わる。
  • 彼女のサーヴァント実装を決めたのは言わずもがな奈須きのこ氏本人であり、App storeに掲載されたインタビューではその誕生秘話と経緯が語られている。
  • 第二再臨にあたるアルクェイドは『月姫 -A piece of blue glass moon-』の「とあるルート」から3年後の姿らしいが、どのルートなのかは明言されていない。
  • アーキタイプ:アースという名称自体は、過去に『MELTY BLOOD Actress Again』で真祖アルクェイドの別名として登場していた。


話題まとめ[編集 | ソースを編集]

発表時の影響
周年記念サーヴァントとしてFGOフェスティバル2022最終日の生放送大トリとして発表。
召喚時の演出から台詞にバトルモーション、さらには第一と第二再臨の宝具演出差分まで一通り披露しており、運営陣の気合いの入れようが分かるお披露目会となった。
同フェスティバル初日の生放送では、2022年夏イベントでFate/Grand Order Arcadeマーリン〔プロトタイプ〕水着サーヴァントとして登場する事が発表されたため、彼女を超える周年記念サーヴァントは誰かと考えれば納得の人選といえるだろう。
宝具重ね合戦
もともとが人気キャラクターであったこと、宝具レベルが与ダメージに大きく影響する性能であったこと[注 4]、7周年記念として大量の聖晶石が配布されていたことが相まって、プレイヤー間ではいつも以上に召喚が加熱。生放送に出演していた声優の島崎信長氏が実装発表されて程なく宝具LvをLv5(MAX)にした報告をした他、Twitterでは「アルク宝具2」がトレンド入りを果たしている。
フィールド「千年城」
宝具の効果にある「フィールドを千年城にする」の効果だが、他のサーヴァントのフィールド変化系のスキルや宝具がいずれも「自身にフィールドを〇〇にする状態を付与」という効果[注 5]であるのに対し、アーキタイプ:アースの千年城はフィールドそのものに状態を付与する[注 6]という前例のない効果となっている。
この違いと、同じく宝具に付随する「背景とBGMを専用のものに変更する」という演出がwaveを跨ぐと消えてしまう仕様から、実装直後は「フィールド変化の効果はwaveを跨ぐと消えてしまう」という誤情報が一部の攻略サイトなどでも見られた。実際は、背景とBGMの変化の演出が消えてもフィールド変化の効果は消えず、waveを跨いで持続する。
なお、千年城状態がフィールドに付与されている間は画面右上に千年城状態のマークが表示され、そこから残りの持続ターン数を確認することができる。
関係性について
アルクェイドの実装発表後は、主人公の専用魔術礼装として総耶高校の学生服が登場した事も話題になり、実質的な月姫コラボと言う声も上がった。一方その裏では南米異聞帯にORTがいる疑惑も重なり、場合によっては本編参戦もありうるのでは……と戦々恐々するプレイヤーもちらほらいたとか……
そして迎えた『黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン』では、上述するイシュキックに加えてある人物が彼処の彼とほぼ同じ立ち位置にいることが判明し、両者の外見と特徴に合わせて「ジュラシック月姫」という通称がプレイヤー間で広まった。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

注釈[編集 | ソースを編集]

  1. 1.0 1.1 ぼかしているがの事で間違いないだろう。
  2. 出身そのものは欧州。
  3. 再臨毎に微妙だがニュアンスが異なっている。
  4. 他のサーヴァントでは「宝具そのものの威力は宝具レベルで、特攻の倍率はオーバーチャージで上昇」というようなパターンが殆どであったのに対し、アーキタイプ:アースは宝具威力と特攻倍率の両方が宝具レベルで上昇する。さらに言えば、ムーンキャンサーというクラス自体が攻撃不利となるクラスが少ない上に混沌特攻の汎用性が高く、主力の宝具を高難易度での周回で実用化するためにも宝具威力の確保は急務だったといえる。
  5. 自身への付与であるため、自身への強化解除で無効化され、自身が退場すると効果が終了する。
  6. 自身への付与でないので、アーキタイプ:アース自身への強化解除や退場では消えない。

出典[編集 | ソースを編集]


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